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教育/女性/児童ニュース

  • ソウル市の公共ナプキン支援政策が国連公共サービス賞を受賞

  • ソウル市総合ニュース SMG 1,814

    女性の健康権増進のため、ソウル市が2016年から施行してきた「公共ナプキン支援政策」が国連公共サービス賞(UN Public Service Awards、UNPSA)を受賞する快挙を成し遂げた。2019年5月22日、国連公共サービス賞を主管する国連経済社会局(UN Department of Economic and Social Affairs、UNDESA)は、ソウル市の「公共ナプキン支援」政策が2019年国連公共サービス賞を受賞することになったと発表した。 ソウル市は、2010年「女性幸せプロジェクト」、2011年「家出危機の10代女性自立支援プログラム」、2013年「女性一人暮らし世帯の総合支援政策」、2015年「女性安心特別市」で国連公共サービス賞を受賞しており、今回の5回目の受賞を通じて、国際社会においてソウル市の女性政策の優秀性を再確認し、女性にやさしい都市としてのブランドを継続できるようになった。 国連公共サービス賞の5分野の中から、「持続可能な開発目標達成に向けた両性平等的な公共サービスの推進」で受賞した「公共ナプキン支援政策」は、2016年から現在までソウル市が積極的に推進している女性の健康権増進事業だ。 ソウル市は、非常に重要な成長期にいるにも関わらず、自らの健康を守ることが難しい低所得層の10代女性の性・健康権を「基本権」レベルで、より細かく保障するために2016年から生理用ナプキンを支援し始めた。 2018年10月からは、社会的弱者だけでなく、突然生理が始まったりナプキンを用意できないため困る女性の健康権を増進するため、「公共機関の非常用ナプキン配置事業」を初めて導入し、施行している。 2019年6月からは、非常用ナプキンの配置施設を11か所から160か所に大幅に拡大する。今回配置される施設は、▴青少年修練館、青少年性文化センター、青少年文化の家などの青少年施設:54か所、▴図書館:18か所、▴福祉館:42か所、▴博物館:9か所、▴健康家庭・多文化家族支援センターなどの女性施設:37か所だ。非常用ナプキンの配置施設は、「スマートソウルアプリ(http://map.seoul.go.kr)」でも簡単に確認できる。 2019国連公共サービスフォーラムおよび授賞式は、2019年6月24日~6月26日にアゼルバイジャンのバクーで開催される。ソウル市は、国連公共サービス賞の授賞式およびフォーラムに参加し、優秀受賞例を共有するとともに、国連によって検証されたソウル市の政策をマニュアルとして製作して低開発都市に提供するなど、ソウル型の政策モデルを伝播することで世界都市への発展に貢献する予定だ。