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福祉/健康/安全ニュース

  • ソウル市、新型コロナウイルス感染症の警戒レベル「深刻」引上げを受け、7大先制的対応策を実施

  • ソウル市総合ニュース SMG 2,201

    ソウル市は、2月23日に新型コロナウイルス感染症に対する危機警報レベルが「深刻」へと引き上げられたことに応じて、災難安全対策本部の大幅な強化、ソウル市公務員に対する全面的な時差出勤制の施行、ウンピョン(恩平)聖母病院の集中的防疫など7大先制的対応策を2020年2月24日から即座に実施する。 また、毎日15時のYouTube配信に加え、毎日11時に「新型コロナウイルス感染症の定例ブリーフィング」を行い、ソウル市の状況を市民に透明に公開してコミュニケーションを強化することを決定した。 新型コロナウイルス感染症の拡大が新たな局面を迎えている中、市中感染の可能性を完全に封じ込め、「深刻」に引き上げられた危機警報レベルに対応すべく、自治体が主体となり、全力を挙げて先制的対応措置に取り組む。 ソウル市は、専門家との議論などを通じて把握した新型コロナウイルスの高い感染力やその他の特徴を考慮し、これまで韓国内外の拡散過程において感染のリスクが高いと明らかになっている分野につき、先制的な措置を直ちに実施する。 ソウル市は、危機警報レベルが「警戒」であった時から、将来的に「深刻」に引き上げられる場合に先制的対応を行えるよう基調を整えてきており、韓国政府と協力して市中感染の予防など感染拡大の食い止めに万全を尽くすとともに、事態悪化の可能性に対しても十分な準備を行ってきた。 今回の危機警報レベル「深刻」引き上げによるソウル市の先制的対応は、▲災害対策体制の大幅な強化、▲医療及び防疫対応システムの両立、▲高リスクが疑われる施設の重点的防疫及び接触が疑われる者の管理強化対策(①ウンピョン(恩平)聖母病院、②新天地イエス教会の施設)、▲密接な接触を最小限に抑えるための緊急処置(時差出勤制の導入、都心でのデモの制限)、▲自発的な移動を制限するための公共利用施設の臨時休館・休業措置(①社会福祉施設、②乳幼児保育施設、③文化施設)、▲災害特別配信体制に向けたTBSの改編、 ▲「深刻」レベルに合わせた「市民行動要領」の改編など、大きく分けて7つの総合対策に集約される。 一方、ソウル市は21日に緊急ブリーフィングを行い、クァンファムン(光化門)広場、ソウル広場、チョンゲ(清渓)広場でのデモの開催を禁止するとともに、ソウルに所在する新天地イエス教会については閉鎖することを明らかにした。ソウル市ホームページ内にある「クリーンゾーン」ページ(http://www.seoul.go.kr/coronaV/cleanzone.do)からは公共利用移設及び確診者の動線の防疫状況などを確認できる。
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