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プレスリリース

  • ソウル市、政府と協力して日本・台湾・マカオからビザなし渡航認める 8月限定

  • プレスリリース SMG 192
    • 訪韓観光客2・3位の日本、台湾、マカオからビザなし観光が可能 8月限定
    • 「ソウルフェスタ2022」開催など、外国人観光客の誘致に注力…ソウル観光需要の回復を期待
    • ソウル市、8~9月新型コロナの再拡大を防ぐため、徹底した感染防止対策を講じて市民の懸念を解消

    ソウル市は、8月3日(水)、文化体育観光部、法務部、外交部、疾病庁などが参加した「第100次海外流入状況評価関係部署会議」で議論した結果、8月の一か月間、日本・台湾・マカオなど3か国から、ビザなし観光を認めることを明らかにした。訪韓外国人の多い主要国を対象に行われたビザ免除措置により、ソウルを訪れる観光需要回復が期待できる。

    韓国政府は、ビザ免除国112か国のうち104国を対象にビザ免除措置を再開したものの、訪韓観光客数2位、3位(‘19年基準、訪韓観光客数:日本327万人(2位)、台湾126万人(3位)、マカオ5万人(23位))の日本、台湾に対しては、国家間相互主義を理由にビザ免除措置を停止してきた。

    市は、新型コロナにより冷え込んでいる観光業界の回復のシグナルとなる「ソウルフェスタ2022」を開催(8月10~14日)に当たり、グローバルフェスティバルに規模を拡大する計画をまとめ、外国からの観光客誘致に向け、ビザなし観光を進めてきた。

    市は、6月から文化体育観光部、法務部、外交部、疾病庁などと日本、台湾、マカオの3か国へのビザ免除措置を再開するために協議してきた。観光業界も訪韓観光需要を回復させるために、政府にビザ免除国の拡大を求めてきた。

    最近、訪韓観光の需要が急増し、日本など、在外公館でビザ発給に3~4週がかかるなど、観光客誘致に支障が生じてきたものの、今回のビザ免除措置の再開により、この3か国からの渡航がよりスムーズになることが見込まれる。

    ただし、韓国が’21年9月からビザなし入国が可能な国を対象に電子旅行許可制度(K-ETA)を行っているため、ビザなし渡航が認められても出発する72時間前にK-ETAホームページ、またはモバイルアプリケーションにてK-ETAを申し込んで許可を得る必要がある。

    *個人および団体申し込み可能、団体観光客は代表者が1回に30人まで申請可能。(ホームページ www.k-eta.go.kr / モバイルアプリケーション : K-ETA)

    一方、新型コロナの再拡大を懸念する市民の不安を解消するために、市は、大規模イベントにおける感染防止対策基準を設け、徹底して取り組む計画だ。

    「ソウルフェスタ2022」の場合、開会式およびフォーミュラEが開かれる「蚕室オリンピック主競技場」は、最大収容人数(6万9千人)の50%に当たる3万5千席規模に縮小する。また、会場の消毒、体温測定、観覧客の感染防止対策遵守、および安全・安心なイベントのための保安要員配置など、満を持する予定だ。

    ソウル市のチェ・キョンジュ観光体育局長は、「主要3か国へのビザ免除措置の再開といううれしいニュースが、苦しんできた観光業界が観光客誘致にさらに力を注ぐきっかけになった」としながら、「たとえ、8月限定ではあるものの、ソウルを訪れた外国人観光客が、グルメ・夜景・ビューティーなど、ソウルならではの魅力を満喫できるよう、ソウル市は観光業界の回復、またソウル観光活性化に向けて最善を尽くして行きたい」とコメントした。