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特別号

  • 2020 March (Vol.46)

  • 特別号 SMG 1,212
    I · SEOUL · U 2020, March No.46こんにちは。
ソウル特別市長のパク・ウォンスン(朴元淳)です。

先日、世界保健機関(WHO)は、新型コロナウイルス感染症について「パンデミック
(世界的な大流行)」を宣言しました。これを受け、韓国は地域での感染拡大を防止
するとともに、海外からの流入を抑制するべく努めております。今回の状況に対し、
海外メディアや専門家は次のような韓国の新型コロナウイルス感染症への対応を
高く評価しています。• 入国管理による感染症の流入阻止韓国は入国者を対象に、入国審査場でサーモグラフィカメラによる発熱者の
スクリーニングを行っており、発熱などの症状がある入国者には健康状態質
問書を提出するよう求めています。• 迅速かつ感染の危険を最小限に抑えられるドライブスルー選別診療所2020年3月16日現在、韓国国内では保健所と医療機関が635か所の選別診
療所を設置・運営しており、このうち94.8%にあたる602か所では検体採取も
行っています。車から降りる必要なく、受付、問診、体温測定、検体採取など
すべての手続きを10分以内に終えることができます。• 世界最高水準と評価されている1日あたり1万5千件の検体検査診断検査を行う医療機関と検査受託機関は118か所に上ります。これまで
検査機関と診断試薬の生産企業を増やしてきた結果、1日あたりの検査可能
件数を3千件から最大1万5千件(3月基準)にまで増加させることができました。• GPS追跡などを利用した感染者の移動経路公開韓国はビッグデータを利用して、感染者の移動経路をきめ細かく把握しています。
韓国ではインターネットを通じて直ちに国民と詳細情報を共有し、感染拡大の
防止に役立てています。特に海外メディアが注目しているのは開放的な民主主義と共同体精神を尊重する
韓国人の成熟した市民意識です。外出の自粛や会合の延期などを呼びかけ、2週間
社会的距離を保つ「一時停止」という政府のキャンペーンに国民が自発的に参加し、
個人衛生を徹底したことにより、防疫活動が効果をあげていると評価しました。 

ソウル市は「感染症の特効薬は透明性と迅速性である」という原則の下で、新型コロ
ナウイルス感染症が発生した初期段階から24時間体制で災難安全対策本部を稼働
してきました。さらに先制的な対応策を講じ、ホームページと緊急災害SMSサービスを
通じて新型コロナウイルス感染者の発生状況、感染者の移動経路、選別診療所の
情報などすべての対応状況を透明かつ迅速に公開してまいりました。このような努力は
全世界から感染症対応のモデルケースとして認められています。

また、異なる言語と文化を持つソウル居住の外国人が情報から疎外されないよう、
外国語による電話相談をはじめ、日常生活の中で守るべき感染症予防の心得や注意
事項、地域別の選別診療所に関する案内を外国語で作成し、オン・オフラインを通
じて配布するなど多角的に取り組んでおります。 

特に新型コロナウイルス感染症の発生国から来た留学生の安全に配慮して、入国
時に空港から学校までシャトルバスを利用できるよう手配しました。また、各大学が
スクールバスやコールバンなどを運営しており、自主的に手配することが困難な
学校についてはソウル市が支援しています。感染が疑われる患者の中で陰性判定を
受けた留学生や、感染者と接触したことが判明したため自主隔離を求められたものの
行き場のない留学生のために一時隔離場所も提供しています。寮以外の場所に住んで
いる留学生については、大学のモニタリングスタッフが学生一人ひとりに1日あた
り2回電話をかけて発症の有無を確認するなど、新型コロナウイルス感染拡大防止に
向けて全面的にサポートしています。

新型コロナウイルス感染症の早期終息こそ、経済や国民生活など現在かかえている
すべての問題を解決するカギとなります。ソウル市は都市機能を維持しながら、
市民の自発的な努力と行政の先制的対策を通じてこの難局を乗り切れるよう、
最善の努力を尽くしてまいります。 

そしてソウル市と大韓民国の透明で効率的な防疫体制と治療過程で得た多くの
経験について国際社会と積極的に共有し、新型コロナウイルス感染症大流行の
早期克服に向けて世界中の人々と共に取り組んでいきたいと考えております。         COPYRIGHT 1996~2017 SEOUL METROPOLITAN GOVERNMENT ALL RIGHTS RESERVED.홈페이지이전뉴스레터아메바홈페이지페이스북아메바웹마스터찾아오는길

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