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環境/エネルギーニュース

  • 2019大気質改善ソウル国際フォーラム開催

  • ソウル市総合ニュース SMG 1,035

    アジア地域の主要都市及び韓国内外の大気質に関する専門家、さらに環境分野の国際機関関係者などが参加し、アジア地域のPM2.5問題の解決策やノウハウを共有し、協力方案を模索する「2019大気質改善ソウル国際フォーラム」がソウル市庁で開かれた。 2019年で9回目を迎える今回のフォーラムには、中国・日本・モンゴル・ベトナム・シンガポールなど6か国35都市(海外5か国21都市)が参加、史上最大級の規模で開かれた。特に、PM2.5を低減するためには中国との協力が必要であるという認識が高まりつつある中、中国から史上最多の16都市が参加した。 ソウル市は、近年、PM2.5に関する韓中間の協力関係の重要性が強調されるとともに、多国間の協力が重要視される中、中国から史上最多の都市が参加したことから、これまで北京市とのみ築いてきた協力関係を今回参加した他都市にも広げる計画だ。
    ※ 「2019大気質改善ソウル国際フォーラム」参加都市 (中国) 北京、香港、吉林省、貴州省、黒竜江城、四川省、山東省、雲南省、湖南省、天津市、済南市、長春市、深セン市、重慶市、瀋陽市、成都市 (日本) 福岡、北九州 (モンゴル) ウランバートル、(ベトナム) ハノイ (シンガポール)
    フォーラムの初日、UN環境アジア太平洋地域事務所のイザベル・ルイス(Isabelle Louis)副所長が開幕式で基調演説を行った。 最初のセッションである交通部門の大気質改善方法においてソウル市は、2019年7月1日から実施する予定の「グリーン交通地域での運行制限」とこれまで推進してきた車の低公害化事業、そしてマウルバスに電気バスを導入するなど、最近韓国内で発表した「生活圏ネットワーク対策」について発表し、その内容を参加都市と共有した。 最後のセッションである「都会の森と大気質改善方法」は、2018年のフォーラムの最後に行われた質疑応答で、ある市民が「都会の森がPM2.5の低減に大きな役割を果たすだけに、大気質改善フォーラムが開催される時、都会の森セッションが必要である」と提案した内容を採択し、2019年に初めて企画された。 二日目の5月23日には、大気質関連国際機関、市民団体関係者、韓・中・日の主要都市関係者などが参加する討論会が開かれる。ここでは都市間の協力方案と市民参加方法についてより具体的に論議した。 そらに今回のフォーラムは、プラスチックや使い捨て用品の使用を最小化することを目的とした「環境にやさしい」フォーラムでもある。例えば紙で作られたプログラムブックやリーフレットの代わりに会場内にあるQRコードを使ってオンラインで講演者に関する情報やプログラムの内容、発表資料などを確認する。また、参加者には再使用できる紐や再生用紙で作られた名札を提供し、飲み物は再使用可能なコップを使用した。 プログラムの詳細及び講演者に関する情報については「2019大気質改善ソウル国際フォーラム」ホームページ(http://www.airforumseoul.com)にて確認できる。その他に関する質問などは運営事務局(airforumseoul@kimexgroup.co.kr、☎82-2-6952-0653)で受け付けている。
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