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都市建築ニュース

  • ソウルのソゴン(小公)地下商店街、IoT技術でスマート化…5種類の技術を披露

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    ソウル市庁とミョンドン(明洞)の間にあるソウル市チュン(中)区のソゴン(小公)地下商店街が、韓国のスタートアップ企業の手によりさまざまなIoT(モノのインターネット)技術を取り入れ、スマートにパワーアップする。 ソウル施設公団は、市民の安全および利便性のため、ソゴン(小公)地下商店街に第4次産業革命技術を取り入れたIoT(モノのインターネット)を基盤とする「スマート地下商店街」を2018年末に造成した。現在5種類の技術が実際に利用されている。運営して得られた結果を反映して、2019年には他の地下商店街にも拡大する計画だ。 1つ目として、「緊急避難誘導システム」が構築された。地下商店街内で火災が発生した場合、煙を感知して防災室に火災が発生したことを知らせ、防災室は市民に避難案内放送を行うシステムである。また、ソゴン(小公)地下商店街の出入り口や連結通路など20か所に、周囲が暗かったとしても出口の方向が一目で分かる矢印型の方向表示灯も設置した。 2つ目として、女性用トイレのうち3か所に「犯罪予防システム」が設けられた。トイレの内部には非常事態が発生した際にワンタッチで防災室の職員と電話がつながる「非常通話装置」が、トイレの各個室には「非常ベル」が設置された。 3つ目として、地下のよどんだ空気を吸い込み、浄化した清浄な空気を発散させる温室型植物栽培機「スマートファーム」も商店街内の計5か所に造成された。アプリを通じて温度、湿度、水やりなどについて最適な環境になるよう設定し、成長過程をモニタリングすることができる。 4つ目として、地下道の出入り口付近の天井に訪問者数、移動動線、滞在時間、密集度など流動人口を測定・分析する「流動人口測定システム」が設置された。収集されたビッグデータは今後、地下商店街の活性化や市民の安全対策などに活用される見込みだ。 5つ目として、市民がソゴン(小公)地下商店街にある約150店の店舗、取扱品目、出入り口、主な利便施設、ミョンドン(明洞)の周辺スポットなどを簡単に検索できる「総合情報案内システム」を3か所設けた。外国人観光客向けに、韓国語以外にも英語・中国語・日本語の4か国語で利用できる。


    ※ IoT空気浄化スマートファームを設置


    ※ 女性用トイレに非常通話装置を設置

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