ニューヨークのエッジ展望台、シンガポールのマリーナベイサンズのスカイパークなど、世界有名都市の展望台のように都市の品格を高めてくれる展望施設が、ソウルにも建設される。
ソウル市は、ナムサン(南山)サンセット展望台など今年建設される7か所をはじめ、来年までにソウルの山々に市街を一望できる魅力的な展望スポットを12か所設置すると発表した。ソウルは外四山と呼ばれる4つの山に囲まれており、各エリアでアクセスの良い位置に展望施設を設置すれば、ソウルならではのシティビューが楽しめると期待される。
今年はまず、7か所に展望スポットがオープンする。ソウルの中心部に位置する代表的な山であるナムサン(南山)の4か所(9月)、北東エリアにあるヨンマサン(龍馬山)の1か所(8月)、南西エリアにあるホアムサン(虎岩山)の1か所(12月)、最後にワールドカップ公園内にあるハヌル公園の1か所(12月)を合わせた7か所だ。
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<ナムサン(南山)サンセット展望台> | <ナムサン(南山)渓谷展望橋> | <ナムサン(南山)パラム展望台> |
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<ナムサン(南山)イテウォン(梨泰院)展望台> | <ヨンマサン(龍馬山)山林休養施設> | <ホアムサン(虎岩山)山林休養施設> |
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<ワールドカップ公園ハヌル公園展望台> |
2026年にはソウルトゥルレギルに山林休養施設展望台を2か所(ウミョンサン(牛眠山)、ポンサン(烽山))、地域拠点型テーマ展望台を2か所(ペンニョンサン(白蓮山)、ヨンワンサン(龍王山))、展望カフェを1か所(イヌァンサン(仁王山))に建設する。また、2028年までに木造建築をコンセプトにした庭園文化・ヒーリングプログラム体験ができるプッカンサン(北漢山)展望テーマ施設を建設し、合計6か所に魅力的な展望施設を引き続き拡大していく計画だ。
あわせてソウル市は、展望施設の設置による生態系の破壊を最小限に抑えるため、デッキの設置にあたっては樹木を迂回したりデッキに樹木保護用の穴を開けたりして樹木保全対策を講じ、脇道を閉鎖することで追加の林道破壊を防ぐとともにメイン登山道を利用させることで山林の復元を同時に図る方針だ。
展望施設別鳥瞰図 ※鳥瞰図画像は今後変更可能性あり
□ 観光のランドマーク的な展望施設
ナムサン(南山)空中林道の整備_ナムサン(南山)サンセット展望台
(→ソウル市街と夕焼けが一幅の絵のように広がり、特別なひとときが味わえる)
空中林道の整備_渓谷展望橋
(→メタセコイア林越しのシティービュー、下の橋にいる人たちをユニークなアングルで撮影)
ナムサン(南山)北側林道の整備_パラム展望台
(→床がメッシュ構造のため床下の植生が見え、ソウル市街とプッカンサン(北漢山)の雄大な景色が一望できる)
ナムサン(南山)韓国森庭園の造成_ナムサン(南山)マル展望台
(→透視可能な素材の床を設置することで、森の生態系を感じながらイテウォン(梨泰院)の美しいシティビューが望める)
ワールドカップ公園Z階段の設置_ハヌル階段展望台
(→ハヌル階段を上りきると、ハンガン(漢江)の美しい流れとソウル市街が調和したパノラマ風景が目の前に広がる)
展望テーマ庭園文化ヒーリングセンター_プッカンサン(北漢山)展望テーマ施設展望台
(→韓屋村の静かな雰囲気の中、雄大に広がるプッカンサン(北漢山)の絶景を一望できる_ソウルトゥルレギルのコース中に位置)
□ ソウルトゥルレギル及び地域拠点の展望施設
> ソウルトゥルレギルの展望施設
ソウルトゥルレギル_ヨンマサン(龍馬山)展望台
ソウルトゥルレギル_ホアムサン(虎岩山)展望台
ソウルトゥルレギル_ポンサン(烽山)展望台
ソウルトゥルレギル_ウミョンサン(牛眠山)展望台
> 地域拠点の展望施設
ケウンサン(開運山)ハヌル展望台
ヨンワンサン(龍王山)ヨンワンジョン(龍王亭)展望台
イヌァンサン(仁王山)文化サロン_チョンウン(清雲)展望カフェ
ペンニョンサン(白蓮山)ウンピョンジョン(恩平亭)