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プレスリリース

  • ソウル市、全国初夜間保育対象を全未就学児に拡大

  • プレスリリース SMG 400
    • 拠点型夜間保育園250ヵ所で午後4時~夜10時まで夜間保育サービスを提供
    • 利用可能対象を自宅保育児童まで拡大、未就学児のいる家庭なら誰でも自由に利用可能
    • オ・セフン市長の「ソウル市保育中長期マスタープラン」の一環として推進
    • 今年50ヵ所追加した300ヵ所に拡大して運営する計画

    ソウル市は4日、全国で初めて拠点型夜間保育園を利用する全ての未就学児を対象に「夜間保育」を実施すると発表した。

    ソウル市は、今年5月から拠点型夜間保育園の利用対象を保育園・幼稚園に通っている園児から自宅保育児童まで拡大する考えで、未就学児の保護者は保育料の負担なく、拠点型夜間保育園に子供を預けることができる。

    拠点型夜間保育園は、地域内に夜間保育が必要な児童を対象に、夜間保育サービス(平日午後4時から夜10時まで)と夕食を提供する保育園のこと。4月現在、拠点型夜間保育園は250ヵ所ある。

    実際、夜遅くまで保育園に預けられる子供の数はそう多くないが、保護者がやむを得ない事情で子供を預けたいと思っても、子供が一人で寂しく親の迎えを待つことをかわいそうに思いなかなか一般保育園の夜間保育サービスのを頼めないでいる人が多い。それを踏まえ、安心して夜間保育サービスを利用してもらえるよう「拠点型夜間保育園」をソウル市の特化事業として導入した経緯がある。

    子供が日中利用した保育園・幼稚園から一回拠点型夜間保育園まで移動しなければならないという不便さはあるものの、口コミなどを通じて地域内で少しずつ広がり、毎年の利用者および利用時間は増えている。

    <拠点型夜間保育園利用実績>

    拠点型夜間保育園利用実績
    区分 指定ヵ所 利用人数 利用時間
    2020年 167ヵ所 173人 17,205時間
    2021年 250ヵ所 407人 43,352時間
    拠点型夜間保育園の利用を希望する保護者は「ソウル保育ポータルサービスホームページ(http://iseoul.seoul.go.kr)」で近くの拠点型夜間保育園を検索・予約できる。

    拠点型夜間保育園事業は、2021年12月14日オ・セフン市長が発表した「ソウル市保育中長期マスタープラン」の一つで、今年末まで300ヵ所に拡大・運営し、もっと利用しやすくしていく考えだ。

    ソウル市は2022年現在、自治区別平均10ヵ所ある拠点型夜間保育園を、2025年までに各洞に1ヵ所は設ける計画だ。

    *2021年現在ソウル市には、25自治区の下に、426の行政洞・467の法定洞がある。

    ソウル市のキム・ソンスン女性家族政策室長は「ソウル市が全国で初めて全未就学児を対象に夜間保育を実施する」としながら「子供と保護者、両方とも満足できる安全な夜間保育環境を整え、子育てしやすいソウルをつくっていきたい」と述べた。

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