2月5日(水)から9日(日)までの5日間、トンデムン(東大門)デザインプラザ(DDP)を中心に、ソンス(聖水)、ハンナム(漢南)、カンナム(江南)などアパレル業界におけるソウルの主な商圏で同時開催された「2025FWソウルファッションウィーク(以下、春季ファッションウィーク)」は、今年の秋冬をリードするファッショントレンドをいち早くキャッチしようとする多くの人で賑わった。
今回の春季ファッションウィークでは、25周年を迎え、▲ファッションフォーラムの初開催、▲ブランドマーケティングに最適化されたプレゼンテーション、▲二つの方式(受注展示会、ショールームツアー)によるセールスプログラムの実施など、コンテンツの多様化と質的充実を図った。
トレードショー-受注展示会とショールームツアーの二つの方式による商談で、受注額が過去最高額を更新
今年、25カ国から100人の外国人バイヤーがソウルファッションウィークを訪れた。商談の受注額は、21カ国から101人のバイヤーが訪れた昨シーズンの春(2024FW)の563万ドル(79億ウォン)を超え、過去最高額の671万ドル(94億ウォン)を記録した。
このような成果の裏には、「受注展示会」に参加するブランドの拡充に向け、「海外ファッション市場を攻略する潜在力の高いK-ファッションブランドを、できるだけ幅広く紹介しよう」というソウル市の戦略も一役買っている。
また、ソンス(聖水)、ハンナム(漢南)、カンナム(江南)からプクチョン(北村)、ホンデ(弘大)まで対象地域を拡大したショールームツアーを通じ、外国人バイヤーが都心のファッション商圏を訪問するように誘導し、より多くのK-ファッションブランドとの接触機会を作ることにも力を注いだ。
市は4月末まで、契約と受注につながるよう、ブランドとバイヤー間の緊密なフォローアップ会議を支援する方針だ。
「受注展示会の中に複数のショールームがあり、多くのブランドから選択できる点が良かった。今後、ソウルファッションウィークのトレードショーで、もっと素晴らしく多様なK-ファッションブランドに出会えることを期待している。」
<Lilian Kwok、クラブ21(シンガポール)バイヤーディレクター>
ファッションショー-HANNAH SHIN(AI技術とウェアラブルロボティクスの融合)
ファッションショー-ライ(エベレスト山頂の映像を表現)
ファッションショー-ul:kin(故アンドレ・キムをAI技術で再現)
ファッションショー-DUCKDIVE(パフォーマンスとの融合)
プレゼンテーション-The Selects(高品質な映像を活用)
プレゼンテーション-gaze de lin(現代舞踊の要素を加味)
トレードショー-受注展示会
トレードショー-ショールームツアー