ソウルの基礎情報
ソウルについて
河川

一国の歴史、そしてその文化と芸術が息づく源となるものは、その国の真ん中を流れる河の姿であるといっても過言ではないでしょう。
ソウルには6百年の歴史を抱えて流れる「漢江」があります。韓国半島の中部地域を流れ、ソウルを代表する美しい漢江は、ソウル市民の飲み水の源となるとともに、政治、経済、文化、芸術の中心軸の役割を果たしてもいます。
世界の人々の記憶の中にある漢江は、韓国の目覚しい経済成長を成し遂げた「奇跡の河」というものではないでしょうか。韓国戦争(朝鮮戦争)後の廃墟の中から、韓国は経済開発5ヵ年計画という政府の政策の下に、1970年代以降急激な経済成長を成し遂げてきました。海外の言論などではこれを韓国の「漢江の奇跡」と表現し、漢江はソウルの根気よい意志と絶えず湧き上がる活力を象徴する、ソウルのシンボル的な存在となってきました。
漢江は、ソウル市民にもっとも愛され、常に人々でにぎわう河です。また漢江はソウル市民と歴史を共にする河です。
漢江の朝は、ジョギングで一日をはじめる人々で、昼はレジャースポーツを楽しむ人々で、そして夜は恋人同士のデートコースとして賑わいます。
「88オリンピック」をきっかけに世界各地の人々に知られてきた漢江は、外国人観光客からも脚光を浴びる観光スポットとなりつつあります。
漢江は春夏秋冬の四季の区別がはっきりしており、季節ごとに変わっていく韓国の自然景色をもっともよく表現している河です。
美しい花々が満開となる春、漢江の周辺は甘い花の香りに満ちあふれいます。夏には水上スキーをはじめ、ボートやサーフィンなどが楽しめるレジャースポーツ天国となり、秋は透明で清明な青空を背景にコスモスが咲きほこり、河川敷道路に沿って走る自転車やインラインスケーターたちの憩いの場となります。そして冬の漢江ではシベリアやモンゴルなどから長い旅をしてきた約5千羽の渡り鳥が飛び舞う美しい光景を観賞することができます。
しかし、なんといっても漢江の絶景は、やはり夜景です。
周りが暗くなるにつれ、一つ二つと灯る都会のネオンサインは、漢江に写り出され星のようにきらきら光り、鉄橋の上を走る電車は、まるで月に向かって走っているようです。漢江の河辺公園では恋人たちが手持ち花火を打ち上げながらハシャギまわり、河に浮かぶ遊覧船はロマンを船いっぱいに積んで滑っていきます。爽快な河の夜風は、日常の重たい気持ちや退屈さを吹き飛ばしてくれます。
ソウル市は、そのような漢江の美しい景色を国際的なレベルにグレードアップしようと「漢江ルネッサンスプロジェクト」を進めています。漢江ルネッサンスプロジェクトは、ソウル市の長期にわたる世界観光都市化プロジェクトで、12の漢江公園をそれぞれのテーマに沿った公園にするための工事を進めています。
今回のプロジェクトにより、漢江は重苦しかったコンクリートを脱ぎ捨て、自然により近い生態環境に生まれ変わります。都会の真ん中で、誰でも気軽に自然風景が楽しめるようにするというのは、「漢江第2の奇跡」といっていいほど、非常に画期的なプロジェクトです 。
ソウルを観光する際に、もっともロマンティックで美しい景色を見たいなら、漢江に出かけてみてください。
漢江公園は、ソウル市民にとって最高のレジャースポーツのスポットであり、憩いの場として高い人気を誇っています。きれいに整えられた堤防や造形、そして様々なレジャースポーツ施設などが充実しているため、気軽に利用できる最高のスポットといえます。また、漢江遊覧船に乗り、船上から漢江を美しさを満喫されるのもおすすめです。






























































