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ソウル市、自治体初の独自「メタバースプラットフォーム」構築し 新しい公共サービス開始

自治体初の「メタバース・ソウル推進基本計画」(2022年から2026年)は7分野20課題 来年から3段階に分けて「メタバース・ソウル」プラットフォーム構築開始し、経済や市民相談など市政の全分野に拡大 市民相談窓口や企業支援、観光名所、焼失した歴史的資源、ソウルを代表するフェスティバルなどあらゆるものを仮想空間に実装 クロスリアリティ(XR)技術で社会的弱者の安全や便利サービスを開発、物理的・制度的基盤を整備 ソウル市は、ポストコロナ時代の非対面コミュニケーション・チャンネルとして急浮上しているメタバース・プラットフォームを全国に先駆け独自に構築し、市政全般に導入して新しい公共サービスを開始する。 高性能の独自プラットフォーム「メタバース・ソウル」(仮)を来年末までに作り、来年から3段階に分けて経済、文化、観光、教育、市民相談など市政の全分野の行政サービスでメタバース・エコシステムを実現する。 「メタバース・ソウル」は導入(2022)-拡張(2023年から2024年)-定着(2025年から2026年)の3段階に分けて実現していく。来年開始予定の第1段階ではプラットフォームを構築し、経済、教育、観光など7サービスに導入する。計39億ウォンを投入する。プラットフォームは来年1月に入札を実施して事業者を選定し、年末までに構築を完了させ市民に公開する予定だ。 今年年末に行われるテスト事業、普信閣(ポシンガク)での除夜の鐘イベントを始まりに、来年からは仮想市長室、ソウルフィンテックラボ、インベストソウル、ソウルキャンパスタウンなど、ソウル市の各種企業支援施設やサービスもメタバースの中に順次、登場する。 2023年には仮想の総合市民相談室「メタバース120センター」(仮)が作られる。現在は市庁の市民相談室を訪問しないと受けられない市民相談窓口でのサービスをメタバース上に作り、アバターの職員に気軽に相談できる。 また、光化門(クァンファムン)広場や徳(トク)寿宮(スグン)、南(ナム)大門(デムン)市場などソウルの主な観光名所は来年「仮想観光特区」となり、敦(ト)義門(ニムン)など焼失した歴史的資源も再現される。2023年からはソウルを代表するフェスティバルもメタバース上で開催され、世界中のどこからでも楽しめるほか、クロスリアリティ(XR)技術を用いた障がい者向け安全・便利コンテンツなど社会的弱者のためのサービスも開発する。 ソウル市は先端技術を基盤としたメタバース・プラットフォームを通じて時空間の制約や言葉の壁など、現実の限界を超える公共サービスを提供する一方、市政の全分野に拡大して職員の業務効率を高めたい考えだ。 市は、こうした内容を骨子とした5ヵ年「メタバース・ソウル推進基本計画」(以下、基本計画)を6日(水)発表した。自治体初のメタバース政策における中長期総合計画で、オ・セフン市長が「ソウルビジョン2030」で掲げる「未来感性都市」計画の中心戦略の一つだ。 ソウル市は公共や民間のメタバースの動向とサービスのニーズを反映し、7分野、推進20課題を基本計画に盛り込んだ。 分野は①経済(メタバースを活用した産業エコシステムの育成)②教育(メタバース基盤の実感型学習支援)③文化観光(時空間の制約を受けないオンライン文化マーケティング)④コミュニケーション(市民中心のニーズに合わせた開かれたコミュニケーション)⑤都市(現実と仮想を融合させたXR基盤の都市革新)⑥行政(現実より便利な新らしい仮想行政)⑦インフラ(「メタバース・ソウル」の安定的なインフラ整備)の7つ。 第1の経済分野では、現在、オフラインで行われている企業支援サービスをメタバース上で行えるようにすることで海外からの投資の誘致を支援し、企業間教育・協力の場を提供して新型コロナで委縮した産業エコシステムの活性化を図る。また、メタバース上での企業育成に向けたデジタル・コンテンツの制作教育やキャンパスタウンのベンチャー企業によるネットワーク作りも後押しする。 メタバース基盤「ソウルフィンテックラボ・プレイグラウンド」(仮):2018年から運営を開始した汝矣(ヨイ)島(ド)ソウルフィンテックラボをメタバースに作り、フィンテック産業の育成に向けたオン・オフラインクラスターを構築する一方、アジアのフィンテックをリードする都市として飛躍を目指す。 外国人投資の誘致「メタバース・インベスト・ソウル」:ソウルの投資環境を知らせ、有望な企業の成長を後押しするインベスト・ソウル・センター(鐘路(チョンノ)区所在)もメタバースに実装する。 デジタル・コンテンツの制作プレイグラウンド(仮):各種デジタル・コンテンツを制作し体験できるオン・オフライン空間を作り、メタバース企業との協力を通じてコンテンツ制作の基盤を整備する。 メタバース・ソウル・キャンパスタウン:大学34校と地域社会の協力で共に生きる地域コミュニティを築いているソウル・キャンパスタウンにもメタバースサービスを導入し、ベンチャー企業間の交流や協力の場を提供する一方、教育やキャンパスタウン・フェスティバル、広報館など様々な仮想サービスを提供する。 第2のメタバースの導入がもっとも活発な「教育」分野では、ソウル市民大学の仮想キャンパスをメタバース上に作り、「ソウルラン」は講義やメンタリング、進路説明会などと連携してメタバース環境に慣れ親しむ青少年に様々な体験型コンテンツを提供する。 ソウル市民大学メタバースキャンパス:実際の市民大学で提供されている7学科のハイレベルな講座をワークショップや討論といった参加型メタバース学習コンテンツとして制作し提供する。 ソウル型教育プラットフォーム「ソウルラン」と連携:若者が新技術の活用能力を育み、未来の有望な職業を体験できるようメタバース基盤の実感型講座を新設し、「ソウルラン」と連携して学習履歴も管理する。 第3に、ソウルならではの魅力ある観光資源を「メタバース・ソウル」に登場させ、文化観光面での競争力を高めると共に、コロナなどのパンデミックの中では実際に楽しむのが難しい各種フェスティバルや展示会をメタバース上で開催できるよう、体験型コンテンツサービスも提供する。 メタバース観光ソウル:光化門広場、徳寿宮、南大門市場などソウルの主要な観光名所を「仮想観光特区」と定め、メタバース上でシティー・ツアーも実施する。 メタバース・フェスティバルや展示会サービス:ソウルドリームフェスティバル、ソウルランタンフェスティバル、貞(チョン)洞(ドン)夜行(ヤヘン)祭りなど人気のフェスティバルに段階的にメタバースを適用させ、アーティストとのふれあいなどあらゆる実感型イベントを実施する。 第4に、市民相談サービスや公共施設の予約など、市民によく利用される公共サービスをメタバース上で提供して利便性を高める一方、デジタル化時代に必要な市民のデジタル力向上も支援する。 メタバース120センター(仮)の運営:ソウル市が運営している各種市民相談サービスを便利に利用できる仮想の総合市民相談室。市はまず、各部署が個々に行っているサービス状況を分析し、効果的なサービス実装案をまとめる計画だ。 メタバース市長室:ソウル市庁内にある市長室を実写ベースのメタバース空間として実装し、コミュニケーションと意見の取りまとめに向けた様々な機能を適用して常時開かれたコミュニケーションの場として活用する計画だ。 シチズンプラットフォーム:市民が自分でオリジナル空間やコンテンツを作り、展示会や販売会などのイベントを主催できる「シチズンプラットフォーム」。市は、専門家のコンテンツ制作および活用教育とハードウェアなどのインフラを支援し、市民による活用の幅を広げる計画だ。 第5に、仮想現実(VR)、拡張現実(AR)など仮想と現実が融合したクロスリアリティ(XR)技術で都市管理スキルを一段階アップさせ、障がい者など社会的弱者の安全と利便性向上に向けたサービスの開発にも取り組む。 XR基盤の知能型都市管理:デジタルツインやAI、XRなど新技術とリアルタイムIoTセンサー情報で都市の状況をリアルタイムでモニタリング・分析するなど、知能型都市管理体系を整え、市民にとってより安全なソウルづくりを推進する。 XR体験型都市:視覚や聴覚障がい者の安全と利便性に向け、緊急の状況をイメージや音声、手話で知らせるコンテンツを開発する。文化財をスマートフォンで映すと過去の姿を再現するスマート実感・体験空間も景(キョン)福宮(ボックン)や西村(ソチョン)一帯の観光名所に整備する。 第6に、ソウル行政にもメタバースを導入して効率化を図り、環境の変化に素早く対応して市民の目線に合わせた新しい仮想行政サービスを提供する。メタバース・カンファレンスサービスを導入し、各種イベントの開催やコミュニケーション・チャンネルとして活用する一方、各種新技術と連携したメタバース基盤の非対面勤務環境も構築する。公共・民間のビッグデータを直観的に活用・共有できるビッグデータサービスも提供する。 メタバース・カンファレンス:カンファレンスや討論会など、各種イベントの開催に向けたサービスを導入し、対内外向けコミュニケーション・チャンネルとして積極的に活用する。 メタバース基盤のスマートウォーク:市が数年前から構築・強化してきたリモートワーク向けインフラに大胆にもメタバースを融合させ、時空間の制約を受けずに行政業務を行える仮想空間のスマートオフィスを整備する。 メタバース・ビッグデータサービス:人口や経済、環境などソウル市が保有する行政のビッグデータを民間のデータを融合させ、AI基盤で検索・分析した結果をメタバース上で立体的に提供するテーマ別ビッグデータサービスを段階的に推進する。 第7に、以上の内容で推進される予定の各分野でのメタバースサービスを安定的に運営するための物理基盤「メタバースソウル」の構築を来年から開始し、健全性の確保に向けた制度基盤も整備する。 「メタバース・ソウル」プラットフォーム構築:ホームページのメイン画面に当たる最初の接続先であり各サービスへのゲートの役割を担うソウル市庁とソウル広場を実装し、各種イベントを開催するふれあいの場として活用する。 「メタバース・ソウル」ガイドライン樹立:市政各分野のメタバースサービスの有機的な連携と体系的な運営に向け「メタバース・ソウル」の構築・運営ガイドラインを設け、標準となる手順を定めるなど管理体系を整える。 ソウル市のパク・チョンス スマート都市政策官は「メタバースは技術レベルや利用者のニーズによって様々な形に進化しており、特に新型コロナウイルス以降、新たなパラダイムとして急浮上している」としながら「ソウル市は公共のニーズと民間技術を融合した『メタバース・ソウル』という新大陸を切り拓いていく。あらゆる年代が利用できるよう『メタバース・ソウル』を推進し、名実共にスマート包摂都市を築いていきたい」と語った。
SMG 2,845

ソウル市、若者の財テク支援「ソウルYoungテク」12日オープン

社会人になりたての人などソウルに住む19歳から39歳対象、「ソウル青年ポータル」から誰でも申込可 PCや電話などで財務、消費支出管理方法、不動産・賃貸借などニーズに合わせて1対1相談 保険、与信管理、暗号財産など市民の誰もが視聴できるオンライン講座も12日に配信 「ソウルYoungテク・トークショー」を開催し、オフライン財テク教育ほか年明け1月から対面での相談も ソウル市は若者の財テクを支援するための「ソウルYoungテク」オンライン相談の受付を12日(金)から開始する。社会人1年目の人や財テク初心者などソウルに住む19歳から39歳の若者であれば誰でもソウル青年ポータル(youth.seoul.go.kr)から申込可。 「ソウルYoungテク」は、財テクへの関心が高まる中、若者が財テクに関する正しい知識を持ち、体系的に資産を形成して経済的に自立できるようサポートするための事業だ。ソウル在住の若者を対象に、オンライン・オフラインで無料の財務相談や財テク教育を実施する。オ・セフン市長が掲げる代表的な「若者の経済的自立支援事業」のひとつだ。 相談を申し込んだ若者はオンライン(ZOOM、Google Meet)、電話、Eメール(youngtech.seoul@gmail.com)、カカオトーク(ソウルトーク、ソウルYoungテク・プラス友達)から1つを選んで▲財テク▲お金の管理▲負債管理別など様々な分野の相談を1対1で受けられる。 たとえば、資産や信用度合、財務目標をベースとした総合財務相談をはじめ所得と消費傾向の分析を通じた消費支出の管理方法も提供する。また、住宅ローンや不動産の購入に向け備えるべき条件や不動産・賃貸借相談、信用力を上げる方法、金融商品に関する市況分析などのサービスも受けられる。相談終了後は、24時間以内に相談報告書がカカオトークに届く。 最近、様々なタイプのハイリスク金融商品の登場に加え、新型コロナウイルスの感染拡大以降、資産における不平等が拡大し、借金による投資や「魂まで搔き集める」と表現されるほど無理な融資を受けてハイリスクな資産投資を行う若者が増えており、問題の拡大を受け、ソウル市は財テクを奨励するためではなく、ハイリスクな資産投資の危険性を周知し、若者の資産状況に合わせた安全な財テクを提供するために取り組む。 財テク教育ではオン・オフラインでの教育が行われる。オンラインでの財テク教育は、12日(金)からソウル青年ポータルの「ソウルYoungテク」(画面上の金融・福祉コーナー→金融支援→ソウルYoungテク)から、別途、申請不要で誰もが視聴できるオープン講座として配信される予定だ。 オフラインの財テク教育は、インタラクティブなコミュニケーションが可能な「ソウルYoungテク・トークショー」を毎月1回以上、実施する予定だ。毎回、タイムリーなテーマを選んで関連の金融専門家または経済・財テク分野のインフルエンサーなどを招待して行う。 ソウル市のキム・チョリ未来青年企画団長は「『ソウルYoungテク』を通じて、財産の不平等や格差によって徐々に困難に陥っていく若者が経済的自立への道筋をつけられるよう最善を尽くして推進していきたい」と述べ、「今は事業の初期段階なので、若者の意見を聞きながらシステムの整備や専門家のマネジメントなどを徐々に補完し、金融リテラシーに乏しくサポートが必要な若者に必要な支援を届けられるよう、ソウル金融福祉相談センターや庶民金融振興院など関係機関と連携して抜け目のない支援サービスを提供していきたい。また、今後も若者の体系的な資産づくりを支援し続けられるよう政策を持続的に見直しながら、推し進めていく」と語った。
SMG 274

ソウル市、14言語で滞納税金納付の案内文を制作・掲載

ソウル市と25自治区で、税金を滞納している外国人は11万人と約173億ウォン(17万件)を滞納 滞納者の国籍は167ヵ国…米国、中国、ロシア、日本、ミャンマー、モンゴルなど 「外国人の滞納地方税納付の案内」を14言語で制作後掲載 外国人支援施設のホームページ、ブログ、Facebookなどに掲載、ポップアップバナーなどで積極的にPR 滞納した外国人のビザ延長を制限、出国停止要請、外国人勤労者保険の差押えなどの措置 今後滞納した外国人の管理システムの問題点などを研究し法令改正の件議につなげる ソウル市が外国人滞納者の税金徴収および滞納管理の強化に向け、英語、中国語、ベトナム語、モンゴル語など14の言語で「外国人地方税滞納者への納付案内文」を制作し、ソウル市グローバルセンターや外国人住民・多文化家族視線施設43か所のホームページ、ブログ、Facebookなどに掲載して滞納した税金の支払いを行うよう訴えている。 同市によると、2021年11月現在、ソウル市に登録されている外国人はおよそ22万人で、ソウル市と25の自治区に滞納している外国人数は106千人、滞納件数は17万件、滞納額は173億ウォンに上っている。 滞納者の国籍は、米国、中国、ロシア、日本、ベトナム、カナダ、モンゴル、ネパール、ミャンマーなど167ヵ国。滞納件数は、住民税(個人均等分)が127千件(74.5%)と最も多く、次いで、自動車税、財産税の順となっている。滞納額は、地方所得税が100億ウォンと、外国人滞納額のうち58.0%を占めており、財産税(35億ウォン)、自動車税(26億ウォン)の順だった。 今回外国人の滞納税金納付を促すために制作された案内文は、英語、中国語、日本語、モンゴル語、ベトナム語、アラブ語、スペイン語、ロシア語、ウズベク語、タイ語、フィリピン語、インドネシア語、フランス語、パキスタン語など合わせて14言語で制作された。 ソウル市の関係者は、「言語が分からない外国人に滞納していた税金の納付方法などを案内するほか、滞納事実を認識できないため被る不利益を事前に防ぐと同時に、自発的な納税の意識を高めるため、様々な言語で案内文を制作し、外国人住民・多文化家族支援施設のホームページなどに掲載することになった」としながら「これからリフレットを含む様々な広報物を制作し、外国人の方の訪問が多いグローバルセンターをはじめ、外国人視線施設43ヵ所、出・入国管理局、自治区の関連部署にも配置する予定」と話した。 一方、ソウル市は外国人滞納者に対して、「ビザ延長前の地方税滞納確認制度」を通じてビザの延長を制限したり、出国停止の要請、外国人滞納者休眠保険金および専用保険の差押え処分を積極的に施すなど、韓国人と同様外国人に対しても積極的に徴収活動を行っていることが分かった。 ソウル市財務局のイ・ビョンハン局長は「韓国社会はどんどん多文化社会に変わり、在留外国人の数も増加してきていることを受け、外国人を配慮した案内を行うことで、外国人の権益の保証および誠実納税のムード作りに貢献すると同時に、韓国人を対象とした活動とは異なる徴収活動を行うことで、外国人の租税権力が失われないよう最後まで追跡し必ず徴収する方針だ」と語る。
SMG 386

ソウル大公園、絶滅危惧種のヤマネコ一対、日本に寄贈

自然繁殖に成功したヤマネコ5匹中一対を日本の井の頭動物園に寄贈 2002年のソウル市-東京市友好事業の一環として寄贈した一対のヤマネコ以来2回目の寄贈 韓国を含め世界的に絶滅危惧種になっているヤマネコは日本の場合津島地方にのみ生息中 今回の寄贈で絶滅危惧種の保全や、日本市立動物園と友好・協力関係づくりに貢献 ソウル大公園(イ・スヨン園長)は11月8日、昨年同公園で自然繁殖に成功したヤマネコ5匹のうち、一対のヤマネコを日本東京にある井の頭動物園に寄贈すると発表した。2002年ソウル市-東京市の友好事業の一環として一対のヤマネコを寄贈してから今回が2回目の寄贈。ヤマネコは国際絶滅危惧種で、当時寄贈した一対のヤマネコは初期繁殖個体(Founder)として日本の動物園内の飼育個体群の確立に貢献した。 ヤマネコは一般の猫より体が大きく、丸い尻尾と白い柄のある額が特徴。体の動きが素早く、木登りや泳ぎが得意で、大型猛獣類のいない韓国では最上位飽食者として君臨している。親しみのある名前とは裏腹に、国際絶滅危惧種2級、国内絶滅危惧野生動物2級と、絶滅の危機に瀕している。 韓国に住んでいる野生のヤマネコはロードキルや生息地の破壊などにより、個体数が急減している。日本の場合、個体数の急減により、津島地方にのみ生息していると知られている。ソウル大公園は昨年自然繁殖によって生まれた残りの3匹を含め、現在15匹を保有している。 ソウル大公園は絶滅の危機にさらされているヤマネコを保全するため、野生への放し飼いや救助したヤマネコの保護、自然繁殖の推進など多方面にわたる努力を続けている。今回の寄贈も絶滅危惧種のヤマネコを保全するために行われたもので、今後日本内の飼育個体群の形成や市民教育に貢献するものとみられる。 また、寄贈先である井の頭動物園は、多摩動物公園、上野動物園なども属している東京市動物園協会所属で、ソウル大公園との縁も深い。今年4月、ソウル大公園は雌獅子の「ミオ」を多摩動物公園に寄贈し、10月初旬ミオが元気に出産したという知らせを受けた。現在ソウル大公園は多摩動物公園から2匹のチーターを寄贈してもらい、年内の搬入に向け取り組んでいる。 ソウル大公園のイ・スヨン園長は、「今後国内外で活発な交流を行うことで、ソウル大公園が絶滅危惧種の保全に貢献し、市民には臨場感あふれる教育の場を提供できるよう頑張りたい」と話した。 【添付】ソウル大公園のヤマネコ 【添付】ソウル大公園のヤマネコ ソウル大公園のヤマネコの姿
SMG 381

11月はソウル旅行月間! オンライン・ソウル旅行コンテンツ登場

「ソウル旅行月間」、11月末までオンライン・ソウル旅行コンテンツを配信 人気芸人夫婦ホン・ユナ&キム・ミンギのMBTIタイプ別旅行コースや、ペットと一緒に泊まれる韓屋ステイなど最新のトレンドと融合した様々な旅行コンテンツを紹介 ソウル観光YouTubeチャンネル「VisitSeoul TV」を視聴し感想をコメントしてイベントに参加しよう 新型コロナウイルスの影響で、観光・旅行トレンドはオンライン、安全とヒーリングの追求、小規模に変化している。こうしたトレンドの変化に合わせ、ソウル市とソウル観光財団(代表理事キル・ギヨン)は旅行に最適な11月(11月8日から30日)を「ソウル旅行月間」と定め、様々なオンライン・ソウル旅行コンテンツを提供する。 「MBTIトリップ」「韓屋ゲスト」「ソウル旅行をお願い」「キャンプステイ」の4つのテーマで制作された映像は、安全、ヒーリング、非対面、個人観光など新たな観光トレンドが反映されている。とりわけ、最近、MZ世代の注目を集めるMBTI(性格診断)やペット、キャンプなどキャッチーな要素を取り入れ、ソウルの人気スポットや文化、見どころなどを紹介しているほか、ソウルの魅力と価値を再発見するのに十分なコンテンツになることが期待される。 「MBTIトリップ」編は、最近、MZ世代の間で人気の「MBTI(性格診断)」を旅行と融合させたコンテンツ。「MBTIタイプ別旅行スタイル」をテーマに人気芸人夫婦ホン・ユナ&キム・ミンギがEタイプ、Iタイプを代表してそれぞれに合ったソウル旅行コースと面白体験を行う。 「韓屋ゲスト」編は、「ペット1500万時代」に合わせ、家族であるペットと共にソウル郊外にある西村(ソチョン)の韓屋ゲストハウスに宿泊し、ペットと共に楽しめる様々な旅のコースを紹介する。 「ソウル旅行をお願い」編では、歴史解説者のアン・ジヨン氏と作家のパク・サンヨン氏を迎え、ソウルの歴史的価値をはじめ近現代のソウルの営みと記憶が今も息づく各スポットにまつわるストーリーを紹介する。 「キャンプステイ」編では、ウィズコロナ時代、巣籠からキャンプへと場所を移し、日常の閉塞感を解消するためのコンテンツだ。紅く色づいた秋の風景と自然の音をリアルな映像でお届けする。 11月にはソウル旅行に行こう! ソウル市、非対面ソウル旅行コンテンツを公開 ➊ MBTIタイプ別旅行 ➋ ペットと一緒に泊まれる韓屋ゲスト ➌ ソウル旅行をお願い (歴史・文化) ➍ ソウル都心で楽しむ キャンプステイ  オンライン・ソウル旅行の映像は11月8日(月)から11月30日(火)まで、ソウル観光YouTubeチャンネル「VisitSeoul TV」から順次、配信する予定だ。各映像のコメント欄に視聴後の感想を自由に書き込み様々なプレゼントをもらえる全国民参加型イベントも実施する。  ソウル市のチョ・ミスク韓国政策課長は「日常への回復が始まり、これまで制限されてきた旅行が徐々に再開され始めている今、ソウル観光の魅力と価値を再発見するいい機会になることを願っている」としながら、「今回の映像がコロナで疲弊した市民の旅行へのモチベーションを刺激し、ソウルを訪れる呼び水になるよう期待している」と語った。
SMG 219

ソウル市、使い捨てないカフェ目指す 「繰り返し使えるテイクアウト専用カップ」テスト事業

6日からスターバックスや個人店などソウル市庁一帯にある約20店舗に繰り返し使えるカップを提供 繰り返し使えるテイクアウト専用カップは、貸与→返却→回収・洗浄→カフェに届けるサイクル テスト事業の効果・検証で100%専用カップ使用店舗増やし、店舗や市民の参加を誘導 ドリンク無料クーポン、カップ返却でポイント付与イベント、コーヒーかすの再利用も模索 新型コロナウイルスの影響でカフェでの使い捨てカップの一時的な利用が許可されたことに伴い使い捨てカップの使用が再び急増したことを受け、ソウル市はカフェでの使い捨てカップ不使用を目標に繰り返し使えるカップの普及に乗り出す。 ソウル市は6日(土)からソウル市庁附近一帯にあるカフェ約20店舗を対象に、使い捨てカップを使用しない店舗づくりを目指す「繰り返し使えるカップのテスト事業」を実施すると発表した。 カフェでドリンクをテイクアウトする際、使い捨てカップの代わりに繰り返し使えるカップを利用し、利用後は店舗内の回収ボックスに返却する。自分でタンブラーを用意することなく環境保護に参加できる。返却されたカップは専門の業者が回収・洗浄した後、再びカフェに届けられる。 テスト事業には、使い捨て用品の不使用を目指すソウル市と民間企業などで結成された環境保護協議体「ha:bit eco alliance」に賛同するスターバックス(12店舗)、dal.kommコーヒー(1店舗)、SKテレコムなどが参加する。ソウル市庁一帯にある小規模な個人店からも5店舗参加するほか、テスト事業の推進期間中に徐々に参加する店舗を増やしていく予定だ。 使い捨ての根絶に向けては、これまでタンブラーを利用するなど民間での取り組みはあったが、タンブラーは携帯と使用後の洗浄などの手間がかかり、活性化にはつながらなかった。ソウル市は今回のテスト事業を通じて繰り返し使えるカップのエコシステムをつくり、使い捨て用品を使わない消費環境を整えたい考えだ。 「繰り返し使えるカップのテスト事業」は、繰り返し使えるカップの貸与→回収ボックスへ返却→回収・洗浄→再びカフェへ届けられるサイクルで行われる。 消費者はテイクアウトのドリンクを注文する際、デポジットとして1000ウォンをドリンクの代金と共に支払い、繰り返し使えるカップで商品を受け取る。使用済みカップは店舗に設置された自動回収ボックスに返却すると、デポジットを現金または「ハッピーha:bitポイント」として返金される仕組みだ。 返却されたカップは専門の業者が回収し、洗浄、殺菌、消毒など徹底した衛生管理を経て再びカフェに届けられる。 使用される再利用可能なカップは色素や配合剤などの添加物を一切含まない安全な原料で作られ、高温でも環境ホルモンが検出されない。また、廃棄後の再利用に向けた効率を考え、単一素材で無地のカップとなっている。 ソウル市は来年2月までテスト事業を行い、事業効果を分析・検証後「使い捨てカップのない店舗」を持続的に拡大していきたい考えだ。ソウル市所在のフランチャイズのカフェを対象に繰り返し使えるカップの全面的な導入を目指す。 市は期間中、繰り返し使えるカップの使用を促進するための様々なインセンティブを提供する。小規模な個人店では繰り返し使えるカップの利用でドリンク無料クーポンを配布。デポジットを「ハッピーha:bitポイント」で受け取る場合、1回目の利用時に500ポイントを追加で付与するほか、利用するたびにデポジット(1000ウォン)に100ポイントを追加して1100ポイントを付与する。 また、使い捨てカップ以外の使い捨て用品やコーヒーかすなどを再利用できる方法も考え、カフェから排出されるゴミをもとから減らすなど、再利用を通じたサステナブルな消費サイクルづくりに取り組むほか、関係機関と協力して使い捨てのゴミを出さないカフェづくりを目指す。 ソウル市のユ・ヨンシク機構環境本部長は「今年7月に発表された『公共機関での使い捨て用品の使用を減らすための実践指針』に従い、公共機関が主導して使い捨て用品の削減に先頭に立って取り組む必要があるだけに、ソウル市と民間が協力して繰り返し使えるカップの普及に取り組む」としながら、今回のテスト事業を通じて市民が気軽に繰り返し使えるカップを使用できるようにし、カフェから出る使い捨てカップのゴミをもとから減らす一方、繰り返し使えるカップ文化を持続的に広めていきたい」と語った。
SMG 213

ソウル市のスマートヘルスケア<オンソウル健康ON> 受付開始8時間で1万人突破、22日から2次募集開始

安心都市の実現に向けたオ市長の公約「オンソウル健康ON」テスト運営参加者、3回に渡り5万人募集 11月1日の1次募集では1万68件の申込み集まり早期締切、2次募集11月22日、3次募集は12月上旬を予定 1次募集での希望者は30代、40代、50代の順で多く、女性が男性の約2倍に上る 「ソウルONバンド」5日から発送開始、9日から専用アプリと連動してオンソウル健康ONのテスト事業開始 ソウル市のオ・セフン市長の公約であり「ソウルビジョン2030」が掲げる「ソウル型スマートヘルスケア」。このたび「オンソウル健康ON」としてテスト事業が開始されるのに伴い、参加者を1次募集した結果、受付開始からわずか8時間で1万人を突破し早期に募集が締め切られるなど、幸先のいいスタートを切った。 「オンソウル健康ON」は、ICT技術基盤の自分で健康管理ができる総合サービスだ。自分のスマートフォンにモバイルアプリ「オンソウル健康ON」をインストールし、貸与されるスマートバンド「ソウルONバンド」と連動して健康状態を確認できる「ソウル型スマートヘルスケア」システムでいつでもどこでも便利にオリジナルの健康管理を行える。 市は、ソウル市のホームページ(http://onhealth.seoul.go.kr)上でテスト事業参加者5万人を先着順で募集している。システムへの負荷を考え、募集は全3回に渡り行われる。1次募集は参加希望1万人を目標に11月1日に実施、2次募集は11月22日、3次募集は12月上旬を予定している。1次募集で申込みを逃した市民は、2次の1万5千人募集(先着順)で改めて申込める。 テスト事業は19歳から64歳(1957年1月1日から2002年12月31日生)のソウル市民(ソウル所在の職場に勤める社会人や自営業者を含む)を対象に行われる。アプリの利用に必要なスマートフォン(Android5.0以上、IOS10.0以上)の所持が求められる。 1次募集は11月1日午前10時から午後6時まで行われ、申込みは1万68件に上った。開始から8時間で目標の1万人に達したため、募集は早期に締め切られた。 参加者には体の状態の測定に必要なスマートバンド「ソウルONバンド」を5日から発送し、9日からは「オンソウル健康ON」アプリと連動して活用できる。バンドは事業終了後に原則返却する。(8か月間貸与) ソウル市のパク・ユミ市民健康局長は「『オンソウル健康ON』の1次募集が早期に締め切られるほど、スマートヘルスケアと健康管理に対する市民の関心の高さがうかがえた」としながら、「テスト事業を推進し、評価を経て『ソウル型スマートヘルスケア』のテストモデルを定め、2023年から事業を拡大する計画だ。2030年までに全市民がいつでもどこでも自分で健康を管理できる市民健康都市を目指して取り組んでいきたい」と語った。
SMG 190

ソウル市、ひとりメディアの中国15億市場進出を支援

ソウル市とSBA、ウェイボーなど中国プラットフォームへの進出を望むひとりメディア対象に無料教育 11月1日から11日まで参加者募集、4週間の無料教育を実施し優秀な受講生には100万ウォンの制作費支援 カリキュラム履修後も中国プラットフォーム専門企業と協力し中国市場進出に向けた密着マネジメント 市、変化の速いメディアのトレンドに合わせ、プラットフォームの多角化と支援の接点拡大を目指す ソウル市とソウル産業振興院(SBA)はこのほど、ウェイボーや西瓜視頻など中国の8大プラットフォームの協力企業であるアドバ(中国専門MCN企業)と提携し、ひとりメディアのクリエーターらの中国プラットフォームへの進出支援に乗り出すと発表した。中国は15億人がコンテンツを消費する巨大市場だ。 ※MCN: Multi Channel Networks(マルチチャンネルネットワーク)。動画クリエーターなど、ひとりメディアのサポートを専門に行う会社。  市は、ひとりメディアの制作支援に向け、中国現地の専門家によるカリキュラムに沿って全4週間の集中教育を行う。教育は、飽和状態にある国内のひとりメディア市場を超え、中国の主要プラットフォームへの進出を目指すひとりメディアのクリエーターを対象に行われ、申込みは11月1日(月)から11月11日(木)までグーグルフォーム(https://forms.gle/Ny1nbgfqdgJTteRR7)から受付ける。参加費用は全額無料。  教育は11月11日(木)から12月2日(木)までの4週間、毎週木曜日に行われる。「中国プラットフォームへの進出ロードマップ」など、中国進出までの過程と事業計画書を具体化させる内容で、優秀な受講生20名(チーム)を選抜し100万ウォンのコンテンツ制作費を支援する。  市は、カリキュラム終了後も中国専門クリエーター・コンテンツ・プラットフォーム「アドバ」と協力してひとりメディアの中国進出に向け密着型のマネジメントを行う。  ソウル市のキム・ホンジン メディアコンテンツ産業課長は「いわゆるショートフォーム(短い動画コンテンツ)が人気を集めるなど、ひとりメディアのトレンドは持続的に変化・発展している」としながら「今回の教育が、新たなチャンスを模索するひとりメディアのクリエーターたちにとって、プラットフォームを多角化し、活動の幅を広げるのに役立つことを願っている。ソウル市とSBAは才能あるクリエーターへの支援を持続的に展開していく」と語った。
SMG 177

ソウル市、漢江公園のトイレ・売店など218施設 スマート・ソウル・マップで一目に

トイレや売店、カフェ、水上レジャーなど市民が頻繁に利用する漢江公園エリア内施設の位置を確認 ソウル市オンライン地図アプリ「スマート・ソウル・マップ」で漢江公園の利用したい施設を検索 NAVER、KAKAOの地図アプリと連動して現在地→各施設への最短距離も案内  広い漢江(ハンガン)公園でトイレや売店などを利用しようとする際、なかなか見つからず困ることが多い。すでにある地図アプリで検索するには利用したい施設をいちいち検索しなければならず、検索しても位置が正確ではないという不便さがある。  こうした状況を受け、ソウル市は漢江公園内の218施設の位置と利用に関する情報を簡単に一目で確認できるソウル市オンライン地図アプリ「スマート・ソウル・マップ(map.seoul.go.kr)」を11月1日(月)にリリースする。  使い方は、スマートフォンやPCからスマート・ソウル・マップを開き、メイン画面にある「都市生活地図」リストから「漢江公園市民利用施設」のアイコンをクリックするだけ。 ■スマート・ソウル・マップから「漢江公園市民利用施設」にアクセスする方法 ☞スマート・ソウル・マップ「漢江公園市民利用施設」へ 〇スマートフォンやPCの検索画面から「スマート・ソウル・マップ」のホームページ(map.seoul.go.kr)を検索 ▶検索画面下の「都市生活地図」メニューをクリック ▶下のリストから「漢江公園市民利用施設」アイコンを選択  トイレや売店、カフェ、水上レジャー、インフォメーションセンターなど漢江公園を訪れる市民がよく利用する13種類の施設(全218ヵ所)の位置が地図上にまとめて表示され、欲しい情報を素早く確認できる。  各施設のアイコンをクリックすると、住所や連絡先、画像などの詳細情報も確認できる。トイレ情報には障がい者用のトイレ情報も表示する。  また、現在地から利用したい施設までの最短ルートも確認できる。施設のアイコンをクリックして道案内を選択すると、民間の地図アプリ(NAVER・KAKAO)と連動して徒歩、車、公共交通を利用した場合の最短経路を確認できる。  市の漢江事業本部は、スマート・ソウル・マップで確認できる漢江公園の施設情報を持続的に拡充していく計画だ。売店や船乗り場、水上タクシーなどは営業時間や利用料などの詳細情報も追加で提供していく。 市は今後、民間の地図アプリに漢江公園の施設の正確な位置情報が反映されるよう、協議も行う。  ソウル市のイ・サンイ漢江事業本部運営部長は「これまで、漢江公園の施設情報を正確に表示する地図アプリを探すのが大変で、現在地を基準とした道案内にも限界があり、不便だった」としながら「今後は持続的な改善を通じて、漢江公園を訪れる市民の方々がより手軽に、便利に漢江公園を楽しめるよう努めたい」と語った。 【添付1】スマート・ソウル・マップ<漢江公園市民利用施設>画面 スマート・ソウル・マップ-漢江公園市民利用施設-画面 スマート・ソウル・マップのメイン画面 <漢江公園市民利用施設>のメイン画面 施設へのルート案内の例(NAVERマップと連動) 施設別の詳細情報の例
SMG 974

ビューティー・観光都市としてのソウルの魅力と注目のスポット「トラベル・ソウル」19ヵ国に放映 ソウル市、ヒストリーチャンネル「トラベルダイアリーSOUL;SEOUL」共同制作

世界的人気K-popアイドルグループ「aespa」のカリナ、韓流ドラマ出演の「デヴィッド・マクイニス」が案内 30日(土)からTVやOTT、YouTubeなどで日本や東南アジアなど19ヵ国で配信開始 京義線森の道・聖水洞などMZ世代に人気のスポットから漢陽都城まで、様々な名所を紹介  ビューティー・観光都市ソウルの魅力と漢(ハニ)陽(ャン)都城(トソン)、聖水(ソンス)洞(ドン)、DDP、京(キョ)義(ンイ)線(ソン)森の道など今話題の様々なスポットを紹介する映像コンテンツ「トラベルダイアリーSOUL;SEOUL(ソウル;ソウル)」がTV、OTTなど様々なプラットフォームを通じて世界19ヵ国に配信される。  「トラベル・ダイアリーSOUL;SEOUL」には、タイム紙が選んだ2021年注目のK-popアーティストであり、世界中のMZ世代に絶大な支持を得ているアイドルグループ「aespa」のカリナ、「太陽の末裔」や「ミスターサンシャイン」など韓流ドラマへの出演多数、海外での認知度も高い実力派俳優デヴィッド・マクイニスが案内人として出演する。  ソウル市はこのほど、世界的専門チャンネル「ヒストリーチャンネル」と「トラベルダイアリーSOUL;SEOUL」を共同制作した。30日(土)の初放送から12月中旬まで、日本や東南アジアなど世界19ヵ国(3950万世帯)で放送・配信される。ヒストリーチャンネルをはじめ各国の主要OTTプラットフォームHulu、アップルTVなどから視聴可能。  ハイライトやティザー映像、メーキング映像はヒストリーチャンネルのYouTube(http://www.youtube.com/historykorea)やソウル市YouTube英語版(http://www.youtube.com/SeoulCityOfficial)で世界に配信される。  ソウル市は、段階的な日常への復帰やトラベルバブルなどで世界中で旅行需要の増大が見込まれる中、ソウルならではの魅力を集約した映像コンテンツを制作することで、海外の観光客を引きつけたい考えだ。  「ソウルのソウル(Soul;Seoul)」をテーマに、全4編のエピソードが公開される。  カリナはMZ世代に人気の京義線森の道、聖水洞、弘(ホン)大(デ)などホットスポットを巡り、トレンディーでエモーショナルなソウルを紹介する。京義線森の道ではシグネチャーパフュームを手作りし、聖水洞のドローイングカフェでは絵に挑戦。今年7月にオープンし、インスタグラムで大きな話題となった韓国初の公立工芸博物館「ソウル工芸博物館」も紹介する。 1編「Change,the Soul」:昔のソウルと現代のソウルの調和を通じて過去の遺産を変化のパワー変えて躍動するソウルの魅力を伝える。昌慶宮(チャンギョングン)、ソウル工芸博物館、聖水洞などを紹介。 2編:「Feel,the Soul」:京義線森の道、カロスキル・ネイルショップ、DDPなどソウルの最新のトレンド・スポットを紹介し、エモーショナルなソウルの一面を発信する。  一方、デヴィッド・マクイニスはソウルのハイレベルな遺産を紹介する。文来(ムンネ)洞(ドン)創作村での陶磁器体験やソウルの趣を味わえる隠れた名所として知る人ぞ知る石坡亭(ソッパジョン)、北岳(プガクパ)八角亭(ルガッチョン)、まるでタイムトラベルをするような漢陽都城キルなどを巡る。 3編:「Enjoy,the Soul」:トッポッキから韓定食まで、ソウルの多彩なグルメを通じて食に込められた韓国固有の文化を紹介する。 4編「Meet,the Soul」:ソウルの至る所に隠れた癒しの名所と伝統の遺産を旅する。石坡亭、漢陽都城、ソウル韓方振興センターなど、趣あるソウルの美を感じられるエピソード。  ソウル市のユン・ジョンジャン市民疎通企画官は「K-popやKドラマに代表される韓流コンテンツが世界的人気を博す中、韓国とソウルへの関心も世界的に高まっている。また、段階的な日常への回復により海外旅行再開への期待が膨らんでおり『トラベルダイアリーSOUL;SEOUL』を通じてソウル旅行の魅力を世界の視聴者に伝えたい」と述べ、「世界中の視聴者が、伝統と先端が共存するソウルならではの感動に出会えるコンテンツになる」と期待を寄せた。 【ポスター】
SMG 456

ソウル市、スマートバンドで健康管理<オン・ソウル健康ON> テスト事業に市民5万人募集

安心都市の実現へ、オ・セフン市長掲げた公約「オン・ソウル健康ON」11月1日から先着順で募集 歩数やカロリーなど健康活動の測定に向けたスマートバンド配布、専用アプリと連動で健康を自己管理 「ヘルスケア・マネージャー」が健康をサポート、健康活動・目標達成で最大10万ポイント テスト事業経て2023年から拡大、2030年には全市民がいつでもどこでも自分で健康管理できるように  ソウル市のオ・セフン市長が掲げた公約であり「ソウル・ビジョン2030」が目指す「安心都市」実現のための「ソウル型スマートヘルスケア」。今回、<オン・ソウル健康ON>という名称でテスト事業が開始される。11月1日(月)から、満19歳から64歳までのソウル市民5万人を募集し、9日(火)から順次サービスを開始していく。  オ・セフン市長は今後10年を見据えたソウル市政のマスタープラン「ソウルビジョン2030」が掲げる安全で回復力の強い「安心都市」を実現するための戦略のひとつとして、市民の健康管理を支える「スマートヘルスケア」システムをつくると発表。  <オン・ソウル健康ON>は、すべてのソウル市民が共にするという意味の「オン(全)ソウル」と、オンライン上での健康管理を象徴する「ソウル・オン(ON)」をかけ合わせた造語だ。  <オン・ソウル健康ON>は、自分で健康管理ができるICT技術基盤の健康管理総合サービスだ。利用者がモバイルアプリ(オン・ソウル健康ON)をインストールするとスマートバンド(ソウル・オンバンド)が送られてくる仕組みで、ホームページと連動した「ソウル型スマートヘルスケア」システムを使っていつでもどこでも自分のペースで手軽に健康管理ができる。  歩数や運動量(距離など)、消耗カロリー、心拍などスマートバンドが収集する日々の健康データをアプリで確認し、自分の体の状態に合わせた健康目標を立てて実践できる。  自己管理では補えない部分は看護師や栄養管理士、トレーナーなど27人の「ヘルスケア・マネージャー」がサポートする。参加者一人ひとりの健康データを基に個別に健康相談も行う。  持続的な健康管理を促すためのインセンティブも用意されている。1日の歩数など様々な健康活動を達成すると、最大で10万「健康ONポイント」をもらえる。貯めたポイントはスポーツ施設など指定の健康管理に役立つ施設やソウル市の公共サービスにも利用できる。(1ポイント=1ウォン)  ソウル市は「オン・ソウル健康ON」の実施を通じて2030年まで、全市民がいつでもどこでも自分で健康管理ができる市民健康都市を目指す。  ソウル市は11月1日(月)10時からホームページ(http://onhealth.seoul.go.kr)で参加者5万人を先着順で募集する。市は、システムを安定的に運営するため3回に分けて参加者を募集する計画だ。(1回目:11月1日、2回目:11月中旬、3回目:12月初旬)  対象は満19歳から64歳(1957年1月1日から2002年12月31日生まれ)のソウル市民(ソウル所在の会社に勤める会社員や自営業者を含む)だ。参加にはアプリで健康の自己管理を行うためのスマートフォン(Android5.0以上、IOS10.0以上)が必要だ。  ソウル市は「健康活動実践率50%達成」を掲げて同事業を推進する。健康活動の測定用スマートバンド(ソウル・オンバンド)は申込時に全4種類から1つを選べるほか、終了後は原則として返却する必要がある。貸与期間は8ヵ月)  市は、テスト事業での点検・評価を経て「ソウル型スマートヘルスケア」モデルを確立し、2023年から事業を拡大・推進する計画だ。  市はまた、ソウル型スマートヘルスケア<オン・ソウル健康ON>のテスト事業と連携して来月5日「オン・ソウル健康ON専門家フォーラム」を開催し、ICTとの融合を中心に非対面での健康管理サービスの展望について話し合う。  ソウル市のパク・ユミ市民健康局長は「新型コロナの長期化で健康管理への意識とデジタル・非対面ヘルスケアへの関心が高まる中、ソウル型スマートヘルスケア<オン・ソウル健康ON>が市民の健康の自己管理に不可欠のサービスとなるよう最善を尽くして推進していきたい」と述べ、「5万人の市民に参加していただく今回のテスト事業に、大きな関心をお持ちい
SMG 275

ソウル6日間、世界美食の旅「ソウル・グルメ・ウィーク」開催

10月29日(金)から11月3日(水)までの6日間、ソウル美食の旅「第2回ソウル・グルメ・ウィーク」開催 美食の専門家がおすすめする「ソウル・レストラン&バー100選」グルメガイドを今年も発行 美食をテーマに音楽や映画、トークコンサート、料理教室、フードマーケット、バストランなど様々な分野との協力により、多彩でソウルでしか味わえない美食文化を紹介 ソウルで開催される唯一の美食の祝祭、美食文化を世界に知らせ「グルメと言えばソウル」目指す #ソウル観光財団がこのほど実施した「ソウル安全観光キャンペーン」に関するアンケート調査によると、外国人観光客がソウルを旅行先に選ぶもっとも大きな理由に「食べ物/グルメ探訪」(37.9%)が挙げられたことがわかった。ソウル市は多彩なグルメ文化を有しているだけでなく、世界でもその優秀性が認められているソウルの味を集中的にフォーカスする。 ソウル市とソウル観光財団は、国内外の潜在観光客にソウルならではの多彩かつ差別化された美食文化を知らしめるべく「ソウル・グルメ・ウィーク(Taste of Seoul)」を10月29日(金)から11月3日(水)までの6日間に渡り開催する。  「ソウルで味わう6日間の世界美食の旅」をテーマに開催される今回の「ソウル・グルメ・ウィーク」は、音楽や映画、観光など様々な分野の協力を得て実現したプログラムを通じて、市民のいわゆるコロナ疲れを癒す多彩で一味違うソウルならではの美食文化を紹介する。  今年の「ソウル・グルメ・ウィーク」は「ソウル・レストラン&バー100選」を紹介し、ともに楽しむ「ソウル・レストラン・ウィーク」と美食の旅ライブ、グローカル・フードマーケット、観光バスで楽しむバストラン、ソウリシャス・シネ(Cine)テイスト、ライブ料理教室など、様々な形で美食文化を体験する「ソウル美食の旅ウィーク」が開催される。 【ソウルを代表するグルメを楽しむ「ソウル・レストラン・ウィーク」】  「ソウル・レストラン・ウィーク」はグルメの専門家がおすすめする「ソウル・レストラン&バー100選」をまとめた「グルメガイド」を制作し、優れたソウルのグルメを紹介する。100選に選ばれたレストランやバーを訪れレビューを投稿すると景品がもらえる市民参加型イベントも企画されている。  「ソウル・レストラン&バー100選」発見:分野ごとに美食家たちがキュレーターとなりソウルならではのほかでは味わえないレストランを選び抜く。今年の「ソウル・レストラン&バー100選」に選ばれた店には、今回が初となる韓国の古典的な色で彩られた五色の記念トロフィーを贈呈し、ソウルを代表する美食レストランとしての誇りを高める。  グルメガイド「ソウル・レストラン&バー100選」発行:昨年に続き2回目の発行となる「ソウル・レストラン&バー」グルメガイドでは、各分野の美食家たちがキュレーターとなり選び抜いた韓国料理、洋食、アジアン料理、グリルダイニング、ビーガン料理、バー&パブ、スイーツ&カフェから各カテゴリーの顔とも言うべきグルメを紹介している。  「ソウル・レストラン&バー100選」レビューイベント:今年、100選に選ばれたレストラン&バーを訪問し、グーグルやトリップアドバイザーなどにレビューを投稿すると、ソウル・グルメ100選のオリジナル景品をもらえる市民参加型イベントも実施される。 【ソウル・グルメの様々な活用法「ソウル美食の旅ウィーク」】  「ソウル美食の旅ウィーク」では、音楽、映画、観光など様々な分野と「美食」のファンタスティックなコラボレーションを体験できる。①ソウル美食の旅ライブ②ソウル・グローカル・フードマーケットwithマルシェ③ソウル・バストラン④ソウリシャス・シネ(Cine)テイスト⑤精進料理の神として知られるチョングァン和尚のライブ料理教室など、充実のプログラムが用意されている。  ソウル美食の旅ライブ(10月29日):文化備蓄基地の野外ステージで行われる「ソウル美食の旅ライブ」は、「ソウル6日間、世界美食の旅」をテーマに旅行とグルメにまつわる市民のエピソードを募り、様々なトークを繰り広げていく。YouTubeのビジットソウルTVチャンネル(https://www.youtube.com/user/visitseoul)でリアルタイムで配信予定。 ソウル美食の旅ライブ Restaurant Mingles シェフ カン・ミング The Green Table シェフ キム・ウニ 金氏夫人カフェ 代表 キム・ミョンスク Diageo Korea バーテンダー イム・ジェジン  ソウル・グローカル・フードマーケットwithマルシェ(10月30日から10月31日):仁寺(インサ)洞(ドン)KOTEで開催される「ソウル・グローカル・フードマーケットwithマルシェ」は「ソウルで味わう世界」と題してローカルな食材で健康かつ持続可能な世界の食文化を体験できる。  ソウル・バストラン(11月1日):観光客にもっとも人気のあるソウルの観光名所を巡りながらグルメも楽しめるバストラン。ソウル在住の外国人グローバルメイト、外国人の韓国体験をリアルに伝えるユーチューバー、ローカル・グルメの専門家とともにソウル・シティーツアー・バスに乗り江南(カンナム)一帯の夜景スポット、江南駅、奉(ポン)恩寺(ウンサ)、ロッテワールド、オリンピック公園、狎(アッ)鴎亭(クジョン)ロデオ、光の島・セビッソムを巡る。  ソウリシャス・シネ(Cine)テイスト(11月2日から3日):明洞(ミョンドン)CGVではグルメと旅がテーマの映画を鑑賞し、参加者とスペシャルゲストが感想を語り合うトークコンサートを開催。  チョングァン和尚のライブ料理教室(11月3日):海外でも韓国グルメを楽しむためのプログラム。Netflixのドキュメンタリー「シェフのテーブル3」に出演し、韓国の食を世界に広めた精進料理の神、チョングァン和尚がタレントで今回、司会を務めるピーター・ビントとともに英ロンドンに向けソウルの味を紹介する。ロンドンと中継をつなぎリアルタイムで配信される「ライブ料理教室」は、海外でも手に入れやすい材料に醤油や味噌など韓国の調味料を加えた韓国料理を参加者とともに作り、秋のグルメ旅気分を味わう。 チョングァン和尚のライブ料理教室 Netflix「シェフのテーブル3」 チョングァン和尚 タレント/英語通訳 ピーター・ビント [メインメニュー] 豆腐と醤油を使った一品  「ソウル・グルメ・ウィーク」に関する詳しい内容と「ソウル・レストラン&バー100選」のリストは公式ホームページ(tasteofseoul.visitseoul.net)で確認できる。  ソウル市のチェ・ギョンジュ観光体育局長は「伝統と現代が共存し、自然と時代の先端が織り成す固有の味と趣がともに息づくソウルは、独創的かつ豊かで多彩な特性がある」としながら「ソウルで行われる唯一の美食の祝祭『ソウル・グルメ・ウィーク(Taste of Seoul)』を通じて韓国ならではの一味違う美食文化を世界中に発信し、世界的な美食の街としてソウルの存在感を高めたい」と語った。
SMG 383