オ・セフン(呉世勲)市長、ハンガン(漢江)中心のグローバル魅力都市の青写真を描く…「グレートハンガン(漢江)プロジェクト」推進計画発表
オ・セフン(呉世勲)市長は9日、ソウルの都市競争力5位達成を牽引する「グレートハンガン(漢江)プロジェクト推進計画」を発表して、国際都市としてさらなる成長を目指すと語った。 ハンガン(漢江)は、川幅最大1.2kmとセーヌ川やテムズ川の5~6倍に達し、全長41.5kmに及ぶ、ソウルの中心を横切る大韓民国の象徴であり、多くの国民の日常とつながっている最も潜在力ある公共空間だ。 ハンガン(漢江)の自然生態を尊重しつつ、ハンガン(漢江)の利便性と魅力を高めて市民の暮らしの質を向上させ、水辺の活力をハンガン(漢江)の都心空間まで拡大させて、ソウルの都市競争力を強化する計画だ。 「グレートハンガン(漢江)プロジェクト」は、既存のハンガン(漢江)ルネッサンス事業(2007)の2.0バージョンであり、「共に享受するさらに偉大なハンガン(漢江)」をビジョンとして、4大コア戦略、55事業を推進する。4大コア戦略は、自然と共存するハンガン(漢江)、移動が便利なハンガン(漢江)、魅力あふれるハンガン(漢江)、活力を加えるハンガン(漢江)だ。 既存のハンガン(漢江)ルネッサンス事業では、自然性回復、アクセシビリティ向上、文化インフラ向上などを中心に5大分野33事業が推進されており、ヨイド(汝矣島)・トゥクソム・パンポ(盤浦)・ナンジ(蘭芝)に造成されたハンガン(漢江)公園、月光虹噴水、ヨイド(汝矣島)セッカン生態公園などが多くの市民に愛されている。 今回のプロジェクトでは、ハンガン(漢江)ルネッサンス事業の「回復」と「創造」の哲学を受け継ぎ、これまでの社会の変化を考慮して、残念な点と新たな機会を発見して推進する。 Vision THE GREAT HANGANG 共に享受する「さらに偉大なハンガン(漢江)」 4大コア戦略 / 55の先導事業 4大コア戦略 / 55の先導事業 自然と 共存する ハンガン(漢江) 移動が 便利な ハンガン(漢江) 魅力 あふれる ハンガン(漢江) 活力を 加える ハンガン(漢江) 自然性を回復 自然にやさしい環境 ハンガン(漢江)との連携 水上散策 移動性の向上 感性眺望名所 文化・芸術空間 お祭り・イベント 成長拠点の強化・連携 住居地革新 1番目のコア戦略は、「自然と共存するハンガン(漢江)」である。ハンガン(漢江)ルネッサンス事業によって生態公園が大幅に拡大され、コンクリート護岸が自然型にかわったことにより、ハンガン(漢江)の生態環境は日々改善され続けており、ソウルにとって肺のような役割を果たすようになっている。ハンガン(漢江)の自然潜在力を強化するために、① 自然性を回復し、② 自然と人間が共存する自然にやさしい環境を造成するために9の事業を推進する。 まず、生態景観保全地域の拡大、生態公園の再整備、自然型護岸の復元、野生生物生息地保護事業を重点的に推進する。 ハンガン(漢江)の5か所の生態公園には、生態景観保全地域が3か所ある。生態公園を2025年までに再整備し、植生が良好なカンソ(江西)湿地生態公園は生態景観保全地域に追加指定することで、自然回復の土台を強化する。 また、2025年までに復元可能な護岸全長57.1㎞を自然型護岸に転換して、ハンガン(漢江)の水環境の指標生物であるカワウソなどの絶滅危惧種の生息地保護事業も継続的に推進する。 そして、森と庭園を拡大して、自然と人が触れ合う機会を増やし、持続可能な生態環境を築いていく計画だ。既存のヨイド(汝矣島)セッカン生態体験館は改装して、自然型キャンプ場・水遊び場も設置する。 2025年までに21万株の木を植栽して、緑の憩いの場を拡大して、2024ソウル国際庭園博覧会を開催して、ハンガン(漢江)の自然環境の中でソウルの庭園文化を世界にアピールする計画だ。 ハンガン(漢江)の老朽化したプールは、現代技術とセンスを取り入れた自然型水遊び場*に改装する。2024年、最初にチャムシル(蚕室)を開場して市民の意見を聴取し、追ってクァンナル、チャムォン(蚕院)、マンウォン(望遠)プールまで徐々に拡大させる。 * 自然型水遊び場:森の中の遊び場・生態水遊び場などで、ハンガン(漢江)の自然性を回復させつつ、フリーマーケット、ヨガプログラム、野外公演を開ける、年中活用できる水遊び空間 2番目のコア戦略は、「移動が便利なハンガン(漢江)」である。誰でもハンガン(漢江)に歩いてやってこれるように都市とハンガン(漢江)をつなぎ、世界に羽ばたくためのインフラを造成することを目標とする。さまざまな交通手段によって歩行弱者でも不便なくハンガン(漢江)に親しめるよう、③ ハンガン(漢江)との連携、④ 水上散策、⑤ 移動性の向上を主要課題として、15の事業を推進する。 ハンガン(漢江)周辺地域のどこからでも徒歩10分以内にハンガン(漢江)を訪問できるようアクセス施設を拡充する。2030年までに7か所の地下通路を新設・増設(増設1か所)し、改装(31か所)も推進する。また、都市公園からハンガン(漢江)まで快適に歩いて行けるアムサ(岩寺)チョロクギル*を造成したり、ハンガン(漢江)周辺において民間開発事業を推進する際には、ハンガン(漢江)河辺に立体歩道橋を設置することを原則として許可・認可を与える。... Read more
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