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市長挨拶


「ソウル市自営業者向け生存資金支援」関連の記者会見

「ソウル市自営業者向け生存資金支援」関連の記者会見

2020年4月23日 4月23日10時現在、韓国における新型コロナウイルス感染症の感染者は10,702人であり、ソウル市の新しい感染者は本日、発生しておりません(0名)。累積感染者数は628人です。 現在、全国の新しい感染者数は一桁を保っており、完治して隔離が解除された回復者数も8,400(8411)人を超えました。ソウル市は10日間、新しい感染者数を3人未満に抑えており、そのほとんどが海外から入国した人です。 このように安定を保っているのは、6週間続けてきた「ソーシャル・ディスタンシング」の効果といえるでしょう。とくにソウル市は3月初めから「一時停止」をキャッチフレーズに、先制的にソーシャル・ディスタンシングを展開してきました。ソウルは一千万の人口が住むメガシティ、人口密度が非常に高い都市です。濃厚接触が予想される施設や店が、世界のどの都市より集中しており、その分感染リスクが高くなります。ソウル市がこれまで過剰な対応、先制的対応をしてきたのも、そのためです。 ソウルは世界のどの都市よりも民主的かつダイナミックな都市で、賢明な市民が住んでいます。「一時停止」をキャッチフレーズに、ソウル市民の皆さんが積極的に取り組んでいただいたことで、ソウルは世界の大都市の中でも、防疫における素晴らしい成果を挙げています。 しかし、まだ警戒を緩める段階ではありません。集団感染の危険性は依然として潜んでいます。たった一人の静かな感染者が、爆発的な集団感染を発生させることもありうることを、イェチョン(醴泉)とシンガポールの事例が証明しています。このような深刻性を真摯に受け止めてソウル市では、政府の方針に従って5月5日までソーシャル・ディスタンシングを維持することにしました。 しかし、新型コロナウイルス感染症が落とした影はあまりにも広く、暗いというのも事実です。民生経済は、類例を見ない厳しい状況に直面しています。新型コロナ発不況は、切羽詰まった現実として押し寄せてきています。 新型コロナウイルス感染症による景気後退の兆しがあらゆる方面で現れています。さらに恐ろしく感じるのは、この経済危機がいつ回復するか分からないということです。多くの専門家が、新型コロナウイルス感染症による経済回復は、今まで経験したような「V字回復」ではなく、「U字回復」になるだろうと予測しています。私たちはこの苦難の川を渡り、死の谷を越えていかなければなりません。 地域や時代に関わらず、災害ははっきりとした特徴を持っています。災害は最も弱いところへ真っ先に、そして深い闇をもって訪れます。 ソウル市はウイルスの防疫にも先回りして積極的に取り組んできましたが、民生に対しても同じように先回りして積極的に取り組みます。 ソウル市はこれまで、ソウル市民を支えるための第1次の「災害緊急生活費」支援、第2次の5兆に上る民生革新金融「十日間の約束」、第3次の、政府による「緊急災害支援金」の8:2分担比率を基準に追加財源を用意するという特段の措置をとっています。 これらはすべて、災害により生計上の危機に瀕している市民を救い、民生経済を支えるための決断です。 すでにソウル市は新型コロナウイルス感染症により困難な状況にある小商工人や、災害により被害を受けた世帯を支援するため、計8,619億ウォンの補正予算を編成し、支援を行いました。しかし、長期化している苦難の谷を乗り越えるには、これだけでは足りないと判断しました。 ソウル市民と苦難の川をともに渡るため、ソウル市は四番目の決断を下しました。その第4次決断とは、新型コロナ発不況を乗り越えるため、ソウル市が自営業者生存資金として70万ウォンずつ2か月間現金で支援するという内容です。 今は経済における非常事態です。数日間、私はソウル市内を回って自営業者に直接会ってきました。心の痛む悲しい話が多く聞こえてきました。現場に赴いた結果、平均30%以上売り上げが激減しています。このままでは、路地商圏の崩壊が目に見えています。そうなると、民生経済の好循環の環が切れてしまい、そのまま家計破綻へと繋がることは避けられなくなります。 現場の人々は、今までの支援方法では苦難の川を無事渡ることができないと、正直におっしゃっていました。今までは、中央政府もソウル市も、自営業者に対する融資を支援することしかしていません。しかし融資とは結局借金であり、これは家計の負債を増やすことで、さらなる苦痛や時限爆弾をつくることになりかねません。 返済能力のない自営業者に必要なものは、融資ではなく今すぐ動かすことのできる資金です。営業を続けることができるよう、緊急輸血が必要なのです。今回の措置は、中央政府がまだできなかったことを、ソウル市が先回りして行う政策でもあります。 ソウル市は関連する民間の専門家、市議会、自治区関係者、現場の自営業者とともに、頭を突き合わせて考えました。今の非常事態をどのようにして乗り越えるべきか、どのようにして深い苦難の川を渡っている市民の皆さんの手を取って一緒に渡りきることができるのか、悩みに悩みました。そして今すぐ売り上げが激減し、廃業の危機にさらされている自営業者に対し、融資や賃料の引き下げ政策からもう一歩踏み出すことにしました。 ソウル市は従来の支援方法から果敢に抜け出し、自営業者の皆さんが肌で感じることができるよう、直接的かつ持続的で、集中した支援を迅速に行うことにしました。つまり、「ソウル市自営業者生存資金の支援」です。そのため、ソウル市は約6,000億ウォンを投入します。 ソウル所在の自営業者のうち、6か月以上の業歴を持つ年間売上高2億ウォン未満の自営業者を対象に月70万ウォンずつ、2か月間計140万ウォンを直接支援いたします。ソウル市の全体の自営業者のうち、融資の制限業種を除いた72%に該当する41万人が、その対象となります。 すべての自営業者の方々を支援したいという気持ちは山々ですが、市民の血税でつくる財源は限られており、景気回復を体感していただくためには、広く浅く支援する方法では無理があると判断しました。したがって融資に効果が現れにくく返済が困難な自営業者を対象に、2か月間分厚く集中して支援する方法に踏み切ったのです。 そうすることで第二四半期の6月まで、何とか耐えられる力になるのではないかと考えております。申請の手順も最大限簡素化し、迅速な支援が行われるよう最善を尽くします。新型コロナ禍はこれからも続くでしょう。その禍に耐える力が必要です。今回の「ソウル市自営業者生存資金の支援」は類例を見ない社会的災害に対する類例を見ない支援になるでしょう。 もちろん、ソウル市としては多大な財政負担になります。手足を切り捨てる気持ちで様々な事業を諦め、縮小させるなど、あらゆる方法を尽くして財源を集めています。 いつも申し上げておりますが、ソウル市民がいてこそソウル市があります。ソウル市民が瀕死の状態にあるのに、ソウル市政がどんな意味を成すでしょうか。今回ソウル市が下した第4次の決断が、新型コロナウイルス感染症で売り上げが激減し、廃業の危機にさらされた自営業者の方々に、苦難の川を渡る橋になることを心から願っております。 「ソウル市自営業者生存資金の支援」のためには、ソウル市議会の助力が何より必要です。新型コロナウイルス感染症の被害を受けている小商工人の方々が、営業を続けるための支援を行うには、明確な法的根拠を設ける条例の改正が先決です。ソウル市議会も同じ気持ちで力を合わせてくださることを信じ、この場を借りて予めお礼を申し上げます。 ソウル市が「自営業者生存資金の支援」をまず始めていますが、これだけでは足りません。大韓民国がこの戦いで生き残り、日常を取り戻すとともに、再び飛躍するためには、政府レベルで全国的に自営業者生存資金を支援する必要があります。確かに前例のないことで、破格の支援策ではありますが、政府と国会が話し合いをスムーズに進め、国民のための最善の決定を下すことを、切に願っております。 私たちは、話し合いと連帯、信頼と献身、協力と統合、熱意と革新をもって、新型コロナウイルス感染症との戦いで勝利を収めつつあります。今なお、国民の皆さんが一丸となって「春の活気」を取り戻すことができるよう、力を結集しなければなりません。ソウル市は常に新型コロナウイルス感染症との戦争の最前線で戦います。ソウル市のワクチンはいつまでも、市民の皆様です。
SMG 306
2020年の新年メッセージ

2020年の新年メッセージ

2020年の新年メッセージ 大転換の分かれ道で – フェアなスタートライン、ソウル市が保障します – 1. 大転換の時代です。 2019年が過ぎ去り、2020年を迎えました。 ところが、依然として韓国の経済と人々の暮らしは楽になりません。 韓国経済は、成長エンジンを失いつつあります。 大企業による輸出主導の成長は、限界に達しています。 製造業の競争力は日々低下しており、 自営業は崖っぷちに立たされています。 我々はいつの間にか中所得国の罠に陥ってしまっています。 独自技術が生まれず、脆弱な基礎科学力が招いた当然の結果です。 経済的にも社会的にも急激なショックを招く少子化と高齢化という時代の挑戦も、 我々の前に立ちはだかっています。 このままではなりません。 経済と人々の暮らしを支えるための大転換が必要です。 2. 我々の暮らしが大変な理由 振り返ってみると、ここ20年、我々の経済は常に危機的な状況にありました。 一人当たりGDPは3万4千ドル。韓国は国際競争力ランキングで13位を占めていますが、 その間も我々の暮らしは厳しい状況が続きました。 それはなぜでしょうか。 賃金はわずかしか上がっていないのに、不動産の価格は急騰したからです。 どれだけ一生懸命働いても、自分は子供世代の明るい未来につながらないからです。 今払わなければならない家賃が、教育に必要な費用が、ローンの金利が 明日を夢見ることをできなくしているからです。 国は豊かだというのに、人々は豊かな暮らしをしていません。 一体、問題の本質はどこにあるのでしょうか? 我々が共に成し遂げた経済成長の恩恵が、 均等に分配されていないからなのです。 暮らしが日々厳しさを増していく根本的な原因は、 経済の不平等と富の格差にあります。 3. 危機の本質は、「不平等」です。 尊敬するソウル市民の皆さん、愛するソウル市の家族の皆さん! 「不平等には利子が付きます」 貧しい家で生まれ育った子どもは、貧しい若者となり、 貧しい中年となり、もっと貧しい年寄りになります。 最初、家のなかった人は、もっと小さい伝貰の家へ、 もっと狭い賃貸へと追いやられていきます。 日常的になった所得格差と資産の格差は代々受け継がれています。 今我々の社会は、格差と不公正が臨界点に達しています。 今すぐ格差と不平等を固着化する根本的な原因を正さないと、 我々の社会に希望を見出すことはできなくなります。 このまま「成長が止まった古い国」に留まるか。 それとも「活力を取り戻した新しい国」となるか。 我々は今、分かれ道に立っています。 今すぐ、新しい道を模索しなければなりません。 4. 皆さんの「スタートライン」はフェアですか。 人生は、マラソンに良く譬えられます。 求める価値、それぞれの能力、努力の差によって...   Read more
SMG 874
新婚夫婦への公共賃貸住宅供給、ソウル市長の冒頭発言

新婚夫婦への公共賃貸住宅供給、ソウル市長の冒頭発言

先週、私はソウル市がなぜ「スタートライン」に注目するのかお話しました。 人の人生とは、追い求める価値と各自の能力、そして努力によって 目的地に到達する時間はそれぞれ違うでしょう。 しかし、マラソンもそうであるように、 少なくともスタートラインが同じであってこそ公正であるという考え、 これがソウル市の問題意識です。 今日ソウル市は、 また他のスタートラインを支援しようと思います。 人にとって家とは何でしょうか。 ひとつの生命が生まれて人生を出発する所、一日の生活を始める所、 愛し合う二人が結ばれ、新たな門出を迎える場所、それがまさに家です。 家は買うものですか、暮らす所ですか。 家はお金で買うものではなく、家族が一緒に愛情という絆につながれて暮らす所でなければなりません。 明日を夢見る所でなければなりません。 家は、だからこそスタートラインなのです。 しかしいつの頃からか、家は重荷になり、苦痛の元になりました。 首都圏の場合、家計所得の4分の1(24%)を住居費として出費しています。 愛し合う二人が結婚後に住む家を準備できなくて結婚を延ばし、 子供を生むことを延ばしています。 いつまでこのようなことを繰り返すのでしょうか。 これが、ソウル市が家に注目する理由です。 ソウル市が若者の出発を支援するとともに 新婚夫婦の門出も、住居支援政策を大幅に拡大して 支援しようと思います。 新婚夫婦の最大の悩みであり、負担である住居問題を 果敢に解決します。 ソウル市で結婚するカップルは1年に約5万組、 ソウル市は年間25,000戸を支援します。 自分で家が購入できるなどの経済力がある方たちを除けば、 事実上、支援を希望するすべての新婚夫婦に1戸の家を支援できるようになります。 安定した住居環境で子供を育てながら得られる幸せは、他の何ものとも比べることはできません。 それが夢ではなく、当然のことであり、現実となるよう、ソウル市が支援します。
SMG 325

2017年新年の辞

Close 2017年新年の辞 人の特別市ソウル、新しい大韓民国の心臓です。 2016年を送り、2017年新年を迎えました。 今こそ新年挨拶の「送舊迎新」という意味を改めて実感します。 今、大韓民国は「暗鬱な時代」と「偉大な歴史」が交差しています。 「暗鬱な時代」はいわゆる政治権力、資本権力、学閥権力など既得権同盟の所有物と言えば、「偉大な歴史」は常識の社会を夢見る平凡な国民たちが作っています。 今や時代交代の時が来ました。最後の機会です。 過去を清算しなければ未来は来ません。 しかし、忘年になってはいけません。送年にしなければなりません。 1. これが国か? 2016年11月光化門広場に集まったろうそくから出た最初の声でした。 「商人たちにとって土曜日は華の土曜日だが、今の政治状況に不満がある。悔しくて私もろうそくを手にして街頭に出た」 恩平区で食堂を運営する50代女性は、忙しい生活の中でもろうそく集会に参加しました。 「8歳の息子にはこんな国を残したいとは思わないから参加した」 市民たちの怒りを見て、私はソウル市長としてまた1人の政治人として非常に恥ずかしかったです。 市民たちの喊声と熱望は暑く、過去どの時期よりも強力なものでした。 広場には大統領の無能と腐敗、古い体制に対する憤怒が燃え上がり、それと同時に、新しい社会、新しい体制、新しい国家に対する渇望が溢れ出ました。 国民たちは広場の民主主義を通じて過去の大韓民国と別れを告げ、新しい大韓民国の序幕を開きました。 2. これが国だ! 新しい大韓民国はパク・クネ大統領以前の時期に戻ることを意味するものではありません。今まで存在しなかった、しかし、私たちが常に夢見てきた国を新しく作るということです。 難しいことではありません。遠くあるものでもありません。 新しい大韓民国は具体的でなければなりません。私たちの生活の中で生き生きと存在しなければなりません。 恩平区のある街の食堂で毎日誠実に働ければ豊かな生活を送ることができる国、彼の8歳の息子が安全で幸せに育つことができる国が良い国です。 生活する問題は重要です。しかし、国民たちが広場に集まった究極の目標ではありません。 個人の利益だけを追求し、私だけが幸せなことも私たちの目標にはなりません。 百万、2百万のろうそくが集まって広場は日々大きくなり、熱くなっていたのは私たちの目標が「生活していく」だけではないことを語ってくれます。 「生活+α(生活以上のもの)、人間らしい生活、品格のある生活、そして共に幸せな国が私たちの目標です。 3. まず、既得権の「見えない手」と別れを告げなければなりません。 政治権力、資本権力、検察権力、学閥権力、言論権力など上位1%の「見えない手」がこれまで私たちの政治と経済を支配してきました。 それらの既得権同盟を維持してきた秩序は特権、特恵、政経癒着、権威主義、不正腐敗であり、市場万能主義、土建経済、先成長後福祉のような古い成長フレームでした。その結果、私たちの社会は不平等と不公正で腐敗し、国民たちは不幸になりました。 このままではいけません。これから古い体制、古い秩序を清算しなければなりません。まず、不平等、不公正問題を解決するために政治の構造的な矛盾を改革し、社会経済的な不平等の原因である旧体制、旧秩序を完全に変えなければ新しい大韓民国はありません。 4. 新しい大韓民国は国民と共に始めなければなりません。 すべての権力は国民から由来する。 今回国民たちは「このままではいけない」と思い、憤然として立ち上がって堂々と国民権力時代を開きました。 「見えない手」との戦争を宣布するために市民たちはろうそくを手にして広場に集まり、国民権力を見せました。 そして、これから国民権力は広場から政治、経済、社会など私たちの生活の中に広がらなければなりません。 監視下に置かれていない権力は乱用され、腐敗します。 権力は分散しなければなりません。 中央政府は地方政府に権限を譲り、地方政府は市民社会と協治しなければなりません。 「大統領 ○○○ 政府、また市長 ○○○のソウル市」ではなく、 市民の政府、協治の政府」を作らなければなりません。 まず、中央政府は地方政府に権限と予算を分散しなければなりません。 ソウル市は環境に優しい無償給食、青年手当を推進しながらまたマーズ事態で中央政府と葛藤した経験から「地方分権、地方自治」の重要性を確認しました。 未来の政府は創造的で様々な地方政府と連合しなければなりません。 市民たちの生活と身近な地方政府が市民たちの生活を責任しなければなりません。 地方政府は市民社会と疎通し、協治しなければなりません。 ソウル市は市民社会と協治する「市民の政府」です。...   Read more
SMG 2251

ダボスで開かれた「世界経済フォーラム」セッションでのスピーチ

セッション1:ソウルが直面する当面の課題と革新的に解決した事例について 皆様は深夜、どのように家まで帰りますか? ソウル市民は「オルペミ(フクロウ)バス」を利用します。本物のフクロウではありませんよ(笑い)。遅い時間でも起きている市民のために運行しているバスです。 ある大学生が地下鉄が運行していない深夜は、家に帰るのが大変だとSNSにコメントしたことがあります。多くの市民から同じ意見を頂きました。それでソウル市は考えました。約30億件の通話量の分析を行い、夜の12時から5時までどの辺りに人が多いのか調べました。それで9つの路線を作りました。 それで終りではありません。「オルペミ(フクロウ)バス」の運行を開始した後、私のフェイスブックに数多くの市民が数千のコメントを残してくれました。そしてフェイスブックの友達の要請事項を徹底的に把握し反映しました。今の「オルペミ(フクロウ)バス」は一日平均6千人の市民の足として重要な役割を果たしております。 このように「第4次産業革命」は企業および産業の現場だけでなく、行政機関においても行われています。私は市民と最も近いところで行政サービスを提供する行政機関が、ビックデータを活用することで、大きな変化を先導していくことができると思っています。 世界各都市の行政機関が「第4次産業革命」の大きな流れに乗り、うまくやっていく事を願っています。ソウルはうまくやっていますよね。 皆様、ソウルは豊かな都市です。国民所得2万ドル、世界10位圏の貿易大国、GDP世界14位の大韓民国の首都です。しかし、ソウル市民の暮らしはそうではありません。地球幸福度指数は低く、自殺率は高いです。世界中の他の都市と同様に、低成長と両極化の苦難を受けています。地球温暖化と気候、大気のエネルギー及び環境問題、自然災害と犯罪、少子化、超高齢化などの社会問題によってソウル市民の暮らしが脅かされています。市民の暮らしを豊かにする改革が必要です。 改革は小さな変化から始まります。さらに、改革は市民一人一人の声から始まります。そして改革は暮らしに密着したことから始まります。 ソウル市はこのような信念で市民と共に暮らしの改革を行っていきます。 一緒に歩んでいけば道になり、一緒に見る夢は現実になります。 ▶ 「フクロウバス」の詳細ページ   セッション2:都市開発および不動産分野の改革を図るため、政策立案者が造成すべき都市の改革環境について ソウルは新たな協力政治のガバナンスで都市開発と不動産分野の改革を行っています。「2030ソウルプラン」は市民参加型の都市計画です。都市の未来を市民が直接設計・参加・決定します。100人の市民参加団の1人からはソウル市民として初めてやりがいを感じたと言われたこともあります。 フランソワ・アシェールは彼の著書『都市の未来、メタポリス』で、「成長と膨張を目指す'メトロポリス'でなく、持続と繋がりの価値を指向する'メタポリス'が新しい時代の私たちの都市風景にならなければなりません。」と綴っています。 そうです。私たちの都市は機能や効率、速度や結果より、関係や概念、緩和な過程が重要です。開発よりは再生が重要です。ソウルは市民と協力して共存するメタシティを夢見ています。 もう一つの例をあげてみましょう。ソウル駅の前には古い高架道路があります。その車道は1970年に大韓民国の産業化およびソウルの都市化の象徴として作られました。そして、今は耐用年数が過ぎたソウル駅の高架道路に対して論争が繰り広げられています。破壊して撤去するか、再び生かして再生させるか。ソウルは再生の方を選びました。物寂しかった車道は市民が自由に歩ける「人道」として生まれ変わります。 この道が完成されればソウルは自然と市民が調和をなしたメタシティに、より一層近づけるようになります。環境にやさしい生態都市、元気な歩行都市、共存し協力する持続可能な都市に新しく生まれ変わります。 ▶ 「2030ソウルプラン」の詳細ページ ▶ 「ソウル駅7017プロジェクト」の詳細ページ   ▶ 2016ダボス会議「Global Shapers」演説文の詳細ページ
SMG 1808

2016 ダボス会議グローバルシェイパーズ講演

2016 ダボス会議グローバルシェイパーズ講演 一緒に見る夢は現実になります。 2016-01-20     # 1. 一緒に見る夢は現実になります。 ダボス会議に参加された皆様、歓迎します。 私はソウル特別市の朴元淳(パク・ウォンスン)市長です。 私は長い間、人権弁護士・市民運動家・社会運動家として活動してきました。 そして、2011年10月、私はソウル市長に当選しました。私の当選は、大韓民国の首都であるソウルの新しい変化であり、革新でした。ある政党の候補ではない「無所属」の候補がソウル市長に当選したことは歴史上類を見ないことでした。それまで官僚や政治家出身がソウル市長に当選した前例も破りました。新しい政治に対する市民の熱望、「市民市長」に対する念願が反映された結果であったと言えます。私はそれこそ市民の力によって当選した市民の候補でした。 私のことについて話させていただきます。 農夫の息子として生まれました。貧しい村でしたが、幸せな共同体の中で育ちました。そして大学に入学した後、民主化デモに参加したことで刑務所に収監されてしまいました。 学校から除籍されて刑務所に入ったんです(学校より勉強する雰囲気がもっと良かったんですよ。一度行ってみられるのを薦めます。(笑い))。 その後、司法試験に合格して検事になりましたが、僕とは合いませんでした。それで数多くの政治的な良心の囚人、労働者、学生たちの弁論のために人権弁護士の道を選び、民主主義や人権のために働きました。 韓国の権威主義の政権が終わって民主化を成し遂げているとき、 私は市民社会に身を委ねました。当時の韓国社会において市民運動は絶無に等しい事でした。しかし市民の参加は何もなかった土地に芽を出し、良い木を育てて良い実を結ぶようになりました。創立初期の「国民生活最低ラインキャンペーン」を通じて福祉というのは、国家が国民に恩恵を施すものではない、国民に対する義務であることを明らかにしました。その後このキャンペーンは国民基礎生活保障制度の導入のきっかけになりました。さらに、「参与連帯」は社会革新および民生安定のための数多い法律も作りましたが、特に記憶に残るのは、約5年間念を入れて制定した「腐敗防止法」です。それもまた数万人の市民の関心と参加のおかげでした。「参与連帯」は小さい国会でありました。 このように私は人権弁護士・市民運動家・社会運動家として活動しながら市民の小さい参加が少しずつ集まることによって社会の大きい変化を作り出すことができるということを証明してきました。 それで私はソウル市長就任の辞として、「市民が市長です。」というスローガンを発表しました。そして市民と協力して「市民の人生を変える市長になります。」と宣言し、「協力政治」と「革新」を市政運営の原則として位置付けております。 その結果、ソウルは驚くべき変化の道を歩むことになりました。市民と約束したことが、市民とソウルの夢が、一つ一つかなえられています。私は、今ここにこられた皆様に夢が現実になった体験談を紹介させて頂きたいと思います。   # 2. 原発1基削減 気候変動は全世界的な悩みであります。ソウルも悩んでいます。気候変動への対応の第一は省エネルギーでありますが、解決策は市民の参加しかありません。そして、私が何より上手にできることは、市民の参加を引き出すことですよね。 ソウル市は原発1基分のエネルギーを削減することにしました。市民は自宅や学校で太陽光発電装備の設置に積極的に参加しました。日光発電所作りに参加しました。省エネルギーインセンティブを支給する「エコマイレージ」は、ソウルの人口の6分の1を越える170万人の市民が参加しました。 そのような市民の積極的な参加によって、計画より6ヶ月も早く目標を達成しました。その結果、2.5%に過ぎなかったエネルギー自立率は4.5%になりました。約2万人の仕事を作り出す雇用創出効果も現れました。市民の参加が、200万TOEのエネルギー削減という奇跡を、目標期間より6ヶ月も早く成し遂げたのです。 国内の地方自治体はもちろん、世界の国際機構および都市から「原発1基削減」事業を見学してみたいと言われています。それで終りではありません。ソウル市はもう「原発1基削減-第2段階」を開始しました。一緒に見る夢は現実になります。 ▶ 「原発1基削減」の詳細ページ   #3. 市民参加およびビックデータによって誕生した「オルペミ(フクロウ)バス」 夢が現実になったもう一つの例をご紹介します。 皆様は遅い夜にどうやって家まで帰りますか? ソウル市民は「オルペミ(フクロウ)バス」を利用します。遅い時間でも起きている市民のために運行しているバスです。 ある大学生が地下鉄が運行しない深夜には家に帰りにくいとSNSにコメントしたことがあります。私はその学生の声をのがさなかったんです。そして悩みました。それも僕が市民社会で仕事をしながら習ったことです。市民の一人一人の声に耳を傾ければ、問題を解決することができる力になります。 その大学生の声に続き多くの市民からコメントがありました。遅い時間に退勤するとタクシーを拾うことが難しいと言われました。ソウルはOECD加盟国の中でも、長い勤務時間で悪名が高い国です。それでそのような悩みを持っていた市民が多いのでした。 ソウル市は約30億件の通話量の分析を行い、夜の12時から5時までどこに人々が多いのか見つけました。それで9つの路線を作りました。 それで終りではありません。「オルペミ(フクロウ)バス」の運行を開始した後、私のフェイスブックに数多くの市民が数千のコメントを残してくれました。そしてフェイスブックの友達の要請事項を徹底的に把握し反映しました。今の「オルペミ(フクロウ)バス」は一日平均6千人の市民の足として重要な役割を果たしております。 あ、私のSNSフォロワーはもう160万人を越えましたが、世界の誰にでも開かれた政策公論の場になっています。皆様も私とSNSで繋がってみてはいかがですか。 世界中の市民の声が集まれば、世界の問題を解決することができる巨大な力になると思います。皆様、一緒に見る夢は現実になります。 ▶ 「フクロウバス」の詳細ページ   #4 市民の参加が世の中を変える力になります。 僕は市民の力を信じています。市民の参与は世の中の変化を作り出します。 人権弁護士として、市民運動家として、社会運動家として市民と一緒に世の中の良い変化を作り出しました。今でもソウル市長として市民と一緒に変化を作り出していきます。すべて市民の皆様のおかげです。 特に、「市民が市長です。」というスローガンで実際にそのように市政を運営してみると、本当に楽なことが多いです。しかし、ソウル市民の一人一人の声を追うのはたいへんな事です。それでこのように私は老いていっているのではないかと思われます(笑い)。これが市長に就任する前の私だとすると、今はこうですが、もうすぐこのようになるのでしょう(笑い)。 皆様、今の私たちは「低成長時代」、「不況時代」、「過渡期」の時代に生きています。私たちの人類の文明史については、共同体の構成員が一緒に現実を乗り切っていく「協力政治」の力を発揮したとき、その危機を乗り越えた歴史の連続でした。一緒に「変化」と「革新」の旗を高く掲げたとき、古い文明を後にし新しい文明の扉を開けて一歩前進の歴史を作ってくることができました。ソウルもそのような歴史の扉を開けていきます。 私との短い出会いが、市民の参加が作り出す力を信じる、小さな土台になってほしいです。一緒に歩んでいけば道になり、一緒に見る夢は現実になります。ありがとうございます。 ▶...   Read more
SMG 2278

2016年 ソウル市長年頭挨拶

Close 2016年 ソウル市長年頭挨拶 花咲けソウル! 成長‐雇用‐福祉の「トライアングル成長」 で市民の暮らしをお守りします 敬愛なるソウル市民の皆様。ソウル市職員の皆様。 明けましておめでとうございます。 皆様のご健康とご多幸を心よりお祈りいたします。 市民中心の市政を始めて今年で5年目を迎えます。 この4年間、ソウル市政には大小様々な変化と革新がありました。市民一人ひとりが市長であるというガバナンス(協治)が市政の基本となりました。革新は誰も拒むことのできない市政の原則となりました。今やガバナンスと革新は、名実ともにソウル市政の象徴となりました。 英国の著名な革新家は、英ガーディアン紙で私を世界の5大革新市長の一人に挙げてくださいました。すべては皆様が革新の最前線に立っておられたからです。ガバナンスと革新へ向かうソウル市の取り組みと成果は、これからさらに国内外で評価されることでしょう。 1.当面する問題の解決に取り組み、挑戦に堂々と挑みます 私たちはこのガバナンスと革新の旗を掲げ、古い時代の川はすべて流してしまいました。新しい時代の川を開く転換の新たな波をつくりました。この時代が当面する問題を解決しました。新たな挑戦に堂々と挑みました。 その結果、放漫な市政運営が生んだ債務を減らしました。大規模で華やか、しかし無駄な土建事業は放棄しました。その代わり、市民の暮らしをに実質的に支える福祉を充実させました。地域共同体と町の共同体を生かし、社会的経済を振興させました。時代錯誤の全面撤去方式とも思い切って決別しました。人を生かし、地域を生かす都市再生の新たな道を切り開きました。外的成長、土建開発、市長万能一辺倒を抜け出し、人が中心の新たな成長の道を模索しました。公平と正義に基づく共同成長、包容的成長、経済民主化の道を歩んできました。ジェントリフィケーションの防止、伝統市場や路地商圏の保護など、経済的弱者の保護に努めました。非正規雇用の正規雇用への転換や生活賃金制度の導入、若者の活動への支援など、人と未来への投資も惜しみませんでした。 能動的で積極的な福祉政策への思い切った転換も実現させました。2倍に増えた社会福祉人材は、福祉の行き渡らない人々を訪問し、市民一人ひとりの暮らしを守る福祉の拠り所となっています。深夜バス、国公立保育所、患者安心病院、重度障害者24時間活動補助員への支援、賃貸住宅8万戸建設は、市民の暮らしに大きな変化をもたらしました。 中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルス感染が拡大した時は、迅速な先行措置で市民の暮らしを守ることに全力を尽くしました。「手遅れよりも過剰対応のほうがまし」「情報公開こそMERS撲滅の特効薬」という言葉は時代の名言となりました。こうしたソウル市の先行措置は、MERSの全国的な拡大食い止めに一役買いました。これは、セウォル号沈没事故を機に、市民の生命と安全を守るという堅い約束があってのことです。また、ウミョンサン(牛眠山)での土砂崩れ以降、土砂崩れ防止、浸水被害防止、工事現場の安全のための投資に心血を注いだ結果、ソウル市は災害に強い街に変わりつつあります。 こうした成果を得ることができたのは、1千万市民の皆様がソウル市を信頼し、ソウル市に協力してくださったからです。また、ソウル市職員の皆様が心をひとつにして協力してくださったからです。 敬愛なるソウル市民1千万人の皆様。ソウル市職員の皆様。 しかし、私たちはいつまでも過去の成果に甘んじてはいられません。まだ、解決すべき課題は少なからず残っています。成果は成果として、過ちは過ちとして継承し、新しい未来への道を切り開かなければなりません。再び新時代の川を開く大転換の波を起こすべきときです。新たな変化へ向かう新しい大長征に乗り出すべきなのです。新年は、私たちが解決すべき新たな時代的課題を投げかけています。 何よりも、市民の暮らしが厳しいです。民生が厳しいです。経済がきびしいです。 低成長が常態化しています。低成長は韓国経済に深く暗い影を落としています。雇用なき成長は市民から職場を奪い、市民の将来を不確実で希望のないものにしています。少子高齢化の沼から抜け出す出口はいまだに見えません。家計負債は1,300兆ウォンを超えて過去最高となり、公共負債は1千兆ウォンを超えて久しいです。不平等と不公正、不安な時代の川を渡る市民のため息と嘆きの声が至るところから聞こえてきます。 こうした苦難の時代だからこそ、市民の暮らしを支え力になる福祉を充実させなければならないにもかかわらず、それを現場で実行する地方政府の収入は横ばいの状態です。地方自治になって20年過ぎた今も、地方政府は中央政府の支援に頼らなければならないのが現実です。しかも、政府は地方政府の財政が厳しいにもかかわらず、クリエイティブで補完的で現場のことを考える福祉政策を行うどころか、妨害し中断させようという時代錯誤の行動を見せています。若者の雇用の壁を取り除こうとソウル市が当事者の若者たちとともにまとめた若者保障政策、若者活動支援政策に文句をつけるのがその一例です。実に嘆かわしいことです。 2.一に民生、二に民生、三も民生、「とにかく民生」です 敬愛なるソウル市民の皆様。ソウル市職員の皆様。 私たちの前に横たわる経済的不確実性の波は高いです。「バカ野郎、問題は経済だよ」という言葉が今ほどぴったりな時期はありませんでした。今こそ「失われた10年」を終わらせるべきときです。停滞と後退、無能と無気力の時代に終止符を打つのです。新しい民生の道を切り開かなければなりません。力を失いつつある成長エンジンにもう一度火をつけることが不可欠です。これまでの「収穫型経済」のパラダイムを「革新に基づいた経済」「革新主導の成長」に転換する。そうして新たな価値、新たな産業、新たな市場、新たな雇用を生み出すことが求められているのです。 ソウル市はその先頭に立ってまいります。ソウル市は新たな成長と民生第一主義の旗を掲げます。 成長と雇用と福祉が好循環する「トライアングル成長」で市民の暮らしを守り、ソウルの新しい未来を切り開いてまいります。 いかに大きな困難が私たちの目の前に立ちはだかろうと、ソウル市はひたすら前進してまいります。市民のためなら、新しい未来のためなら、いかなる困難も突破してまいります。私たちは謙虚な姿勢で、そして市民は尊ぶ「民貴君軽」の精神で、空理空論と卓上行政を排斥し、実質を重視して実行に移す「務実力行」の姿勢で、ひたすら市民の暮らしと民生を生かすことに邁進してまいります。 2016年のソウル市政は、一に民生、二に民生、三も民生です。 ひたすら民生、「食べていく問題」の解決に市政のすべてをかけてまいります。 3.成長‐雇用‐福祉が好循環する「トライアングル成長」で未来に備えます そのために、まず未来の糧となる新しい成長エンジン産業の育成に取り組みます。マゴク(麻谷)、ヤンジェ(良才)・ウミョン(牛眠)、ホンヌン(洪陵)、ケポ(開浦)、Gバレー、東南圏国際交流複合地区、チャンドン(倉洞)・サンゲ(上渓)、ナムサン(南山)アニメーションセンター、トンデムン(東大門)ファッション地区などを、R&Dやバイオ・医療、IT、文化コンテンツなどの最先端融合・複合産業、有望産業の成長拠点にします。これは質の良い雇用創出につながるでしょう。近く始まるソウル型創造経済は市民の暮らしを守り、ソウルの未来を切り開く原動力となるでしょう。 一、2018年にマゴクにR&D施設が建設されれば、12万人以上の雇用が生まれます。3兆ウォンが投じられたLG SCIENCE PARKを中心に韓国最高・最大のR&D地区が造成されます。 二、ヤンジェ・ウミョン地区の既存のR&D施設を拡張し、πシティソウル市糧穀倉庫一帯の敷地をR&Dタウンに転換します。 三、ホンヌンバイオ・医療アンカーを造成して企業、大学、医療機関の産学研協力体制を構築し、バイオ・医療産業への積極的な支援により、地域経済活性化と東北圏の均衡発展を実現させます。 四、2016年9月にオープンするケポ・デジタル革新パークは、クリエイティブなデジタル人材の育成のみならず、アイデアとソリューション中心のICT起業の拠点となります。2016年はソウル市がグローバルなデジタル首都に飛躍する元年となるでしょう。 五、Gバレーは、文化やレジャー、住居、福祉などが充実した先端融合・複合産業団地に生まれ変わり、モノのインターネットや情報通信技術(ICT)、電気自動車といった有望分野が成長できる支援システムが構築され、長期的に成長できる産業エコシステムが築かれます。 六、コエックス(COEX)~チャムシル(蚕室)運動場一帯は、国際業務、MICE、スポーツ、文化・エンターテインメントの4大産業が調和した国際交流複合地区となります。国際交流複合地区が造成されれば、年平均約15兆ウォンの経済波及効果と約8万人の雇用創出効果が生まれます。グローバル・ビジネスセンターだけでも、経済波及効果は27年間で総額264兆8千億ウォン、雇用創出効果は121万5千人に上る見通しです。 七、チャンドン・サンゲ地区は、首都圏東北部320万人のための文化経済ハブとなり、8万人の雇用を創出して首都圏の均衡発展の中心地となります。2016年3月、チャンドン駅近隣に「プラットフォーム・チャンドン61」が造成されれば、様々な文化プログラムが開かれ、音楽・公演を創作し楽しめる文化の街が誕生します。さらに、2020年完成予定の韓国唯一の大規模専門公演施設「ソウル・アリーナ」は、ソウル東北部を世界的な音楽産業のメッカ、韓流の中心地、文化・公演産業の隆盛地にするでしょう。また、チャンドン車両基地が移転する2019年を目処に、この地域を人材と企業が集まる先端産業集積団地にする計画を着実に進めてまいります。 八、ナムサン・アニメーションタウンは、アジアを越え、新たな韓流アニメのブームを世界的に巻き起こすでしょう。既存のアニメタウンを幻想的な建物にリノベーションし、周辺一帯に韓国内外のアニメ関連企業を誘致する計画です。 九、衰退しつつあるファッションの街ソウルの存在感を再び高めます。ファッション界の世界的巨匠スージー・メンケス氏が主管する「コンデ・ナスト・インターナショナル・ラグジュアリー・カンファレンス(Conde Nast International Luxury Conference)」を成功させ、ソウルのファッション産業の活性化とファッションの街ソウルのイメージアップを図り、K‐ファッションをアジア・ファッションの中心にします。 十、放置されていたゴミの山から、メディア・エンターテインメント企業及びIT企業約450社が入居(従事者3万6,167人)する先端デジタル・メディア・クラスターに生まれ変わったサンアム(上岩)DMCは、ランドマークビルの建設事業者を誘致し、DMCで生産される様々な新技術と韓流文化コンテンツの開発及び商用化への支援、周辺のスセク(水色)駅勢圏の開発を拡大することで、クリエイティブ産業の中核拠点としての育成を完結させます。 私たちは新しいものを創造すると同時に、伝統資産を賢く活用する知恵を持たなければなりません。世界的にも稀な伝統的・歴史的資産で韓国の宝であるトンデムン韓方やチョンノ(鐘路)ジュエリー、ソンス(聖水)ハンドメイドシューズなど、ソウル都心の特化産業も、新たな復興期を迎えるでしょう。2016年12月、チョンノ・ジュエリー第2センターとトンデムン韓方産業振興センターがオープンすれば、ソウル型都心産業の第2の全盛期が始まるのです。 観光・MICE産業は、ソウル市の未来の成長エンジンであり、雇用創出の宝庫でもあります。昨年、ソウル市の観光産業は中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルス感染拡大の影響で大きな打撃を受けました。しかし、「雨降って地固まる」のことわざ通り、飛躍するきっかけにもなりました。ソウル市は2016年を「ソウル観光革新元年」とし、ソウル観光の全領域に変化と革新を根づかせてまいります。「観光客不満ゼロプロジェクト」を通じて旅行者が一人でも安心して気軽に旅行できる環境を整備し、ソウル観光産業エコシステムの基盤を強化するなど、外国人観光客2千万人時代を目指して取り組んでまいります。2015年はMERS感染拡大の影響を受けた厳しい一年でしたが、ソウル市は「ビジネス・トラベラー」と「グローバル・トラベラー」が選定する世界最高のMICE都市に選ばれました。そうしたソウル観光の根本的な体質改善を通じ、ソウル観光2千万人時代を築いてまいります。2018年までに外国人観光客2千万人という目標を達成し、ソウル市が世界MICE3大都市の一つになれば、ソウル市は年間63万人の雇用効果と25兆ウォンの付加価値を創出することになります。ソウル市は、名実ともに世界的な観光都市、世界的な歴史文化都市、世界的な競争力を備えた都市になります。ソウル市民としての誇りもそれだけ高まることでしょう。 4.成長が質の良い雇用創出につながる雇用特別市を目指します 敬愛なるソウル市民の皆様。ソウル市職員の皆様。 すべての成長の目標は人であるべきです。すべての成長の結果は、人の幸せであるべきです。 ソウルのすべての成長の果実は、市民1千万人みんなが享受できるものでなければなりません。働きたい人は皆働ける雇用創出につながり、成長した分だけ質の良い雇用が増える雇用特別市を目指すべきです。...   Read 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「“若者政策”は分裂ではなく統合を目指すべきです」

「“若者政策”は分裂ではなく統合を目指すべきです」

若者政策記者会見文 「“若者政策”は分裂ではなく統合を目指すべきです」 -社会的大妥協協議機構の創設を提案します 1.若者は私たちの未来、私たちの希望です 皆さん。「若者」という言葉は、常に私たちの胸が熱くします。 青年期は、人生で最も美しく輝く前途洋々たる時期であり、将来に大きな夢を抱いて働くべき時期です。しかし今、韓国社会における「若者」は、どんな意味を持っているでしょうか。 今、韓国の若者は行き詰まり、崖っぷちに立たされています。若者の暮らしが明るくなければ、やがて訪れる韓国社会の未来は決して明るいものになりません。若者が希望を持てなければ、やがて訪れる韓国社会の未来にも希望を持つことはできないのです。 今年10月、ソウル市は「雇用大長征」を掲げ、雇用の現場に、暮らしの現場に向かいました。そこで、希望を失った多くの若者たちに出会いました。「明日に希望を見出せるのなら、今がどんなに大変でも耐えられる。でも、私たちには明日の光が見えない」と語る若者の言葉が、私の胸に突き刺さりました。 ソウル市の若者たちが肌で感じる失業率は20%を超えて久しいです。ソウル市は、韓国の若者、韓国の未来を放っておくことはできませんでした。中央政府の若者政策の恩恵が行き渡らないソウル市の若者たちを支える総合対策をまとめたのはそのためです。 2.中央政府の政策と差別化 若者と専門家が話し合った貴重な結果です この3年間、ソウル市は現場で若者や専門家と話し合った内容を基に「ソウル若者保障プラン」を取りまとめました。中央政府の政策が行き届かない地域の現場の課題に目を向け、若者が直面する厳しい現実を打開すべく、4領域、20事業による若者の自立支援と力量強化を目指して第一歩を踏み出しました。その一つが、このところ話題になっている「若者活動支援事業」です。雇用労働省による職業訓練一辺倒の就職成功パッケージとは根本的に異なる政策です。 若者を取り巻く環境は変わったのに、なぜ政策はそのままなのでしょうか。まだ不十分ではありますが、ソウル市の若者政策は当事者である若者の現状と未来のビジョンを考慮して取りまとめた総合プランです。 何よりも、ソウル市の若者政策は個人と家族の負担を軽くする政策です。つまり、若者の親世代や高齢者のための政策でもあります。ソウル市が若者をこれまで以上に支えることで、家族の負担は減り、親世代は楽になり、高齢者の暮らしはもっと良くなるでしょう。 3.憲法精神の脅威‐憲法裁判所への権限争議審判の請求を検討します そうした若者の現実問題を解決できる政策であるにもかかわらず、政府・与党は政治的かつ党派的立場でそれに反対してきました。それだけではありません。先日の国務会議で、地方自治体との実質的な協議もないまま「地方交付税法施行令改正案」を成立させました。成立の前にもう少し議論しようと何度も要請しましたが、「罰則条項を定めて犯罪に規定することもできた」 という耳を疑うような返事が返ってきました。そして本日、ついに改正案が公布されました。 今回改正された地方交付税法施行令は違法性が疑われる法令です。 地方自治体の福祉業務を過剰に縛りつける「社会保障基本法」にも、地方自治体の長が保健福祉相との協議の結果に、または社会保障委員会の審議・調整の結果に従わなければならないという明確な義務条項はありません。それにもかかわらず、従わない場合は地方交付税を減額すると規定するのは、「法令に違反した場合のみ地方交付税を減額する」とした「地方交付税法」にも違反することになります。交付税を盾に、自治権が保障されている住民の福利に関する事務を中央政府が事実上統制し、従わなければ地方交付税を減額するというのは、地方自治権の過度な侵害であり、明確に憲法精神に反しています。 ソウル市は、地方自治制度と地方自治権の本質への侵害が現実に行われた場合、憲法裁判所への権限争議審判の請求を検討する方針です。 4.「若者政策」の目的は統合、「社会的大妥協協議機構」の創設を提案します ソウル市の若者政策は、中央政府が憂慮するほど決して悪い政策ではありません。むしろ、中央政府がソウル市に協力すべき政策です。ソウル市の若者こそ韓国の若者だからです。にもかかわらず、若者政策が政治的・党派的に利用されるとしたら、国民の暮らしと若者の未来はどうなってしまうでしょうか。 中央政府に丁重に要請します。国会、与野党に要請します。 どうか、地方自治体の若者政策と地域福祉を縮小するのではなく、相互協力を通じて民生を安定させ、未来への道を切り開いてください。若者の人生と韓国社会の未来を左右する「若者政策」は、分裂ではなく統合を目指さなければなりません。 私は本日、若者・福祉問題において生じる分裂を解消し、統合の道を模索する「社会的大妥協協議機構」の創設を提案します。中央政府、国会、与野党、若者、福祉当事者、地方自治体が皆同じテーブルの上で議論できる機構をつくるのです。政府が主導しても国会が主導しても構いません。ソウル市と私は、若者と民生に関する問題であれば、どの機関とでも、誰とでも話し合って対策をまとめる覚悟ができています。 「啐啄同時」という言葉があります。鳥の雛が生まれるとき、雛は殻の中からつつき、親鳥は殻の外からついばみ、互いに協力し合ってこそ殻を破って雛が生まれるという言葉です。若者政策も同じです。中央政府の原則と地方自治体のニーズが一致してこそ、クリエイティブな最善の結果、最高の結果が生まれるのです。 中央政府、国会、与野党は地方自治体と知恵を出し合い、協力して若者問題と民生問題を解決しなければなりません。韓国の未来と国の命運を左右する若者政策は、一機関の力量と努力だけでは完成できません。すべての機関とすべての勢力とすべての世代が力を合わせ、青年問題と民生問題の解決に取り組まなければならないのです。 ソウル市は現実の壁に苦しむ若者の拠り所となります。 決して無視したり、背を向けたりしたりはしません。若者が韓国社会の構成員として尊敬されるよう、ソウル市は若者にそばに立ちます。若者が若者の名を取り戻すまで、ソウル市はいかなる難関にも屈することなく、若者の人生のために、若者の幸せのために、韓国社会の未来のために、今後も取り組んでまいります。皆さんのご協力をお願い申し上げます。 ありがとうございました。
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パク・ウォンスン(朴元淳)市長民選6期1年記者会見文

パク・ウォンスン(朴元淳)市長民選6期1年記者会見文 「次は民生です。経済です」 1.MERS感染拡大食い止めにご協力くださった市民の皆様に感謝申し上げます ソウル市民とともに民選6期を発足させたのがつい昨日のことのようですが、もう1年になりました。 セウォル号沈没事故の悲劇の中で、市民の安全を最優先課題に掲げて出発した民選6期でした。 私は民選6期を出発するにあたり、「市民が生命と生活に不安を持たずに夢と希望を抱けるよう後押しすること。それがソウル市の存在理由であり、大韓民国の存在理由」と市民の前で宣言しました。 あれから1年余り、私たちはMERSという未曾有の危機に襲われました。 そして、私たちはMERS感染拡大がもたらした不安と生活苦の中で民選6期1年を迎えました。 市民の生命と暮らしの安全を守ることこそソウル市の存在理由であり、ソウル市政の第一の価値、第一の原則、第一の基準であることを改めて思い起こし、誓いを新たにしました。 MERS感染者発生から今日で42日です。 この42日間、ソウル市は準戦時体制を敷いてMERSと戦ってきました。政府と自治区、医療界と連携し、総力をあげて対応してきました。その結果、今MERSは終息しつつあります。しかし、ソウル市はMERSが完全に撲滅されるまで緊張の糸を緩めず、政府と緊密に連携して徹底的に管理・対応していく方針です。 MERS感染拡大により、多くの市民が苦痛を受けました。 ご苦労された感染者や接触者の方々、そしてその家族の方々、皆様にお見舞い申し上げます。一日も早くご快復なさいますように。何よりも私たちが忘れてはいけないのは、MERS感染拡大を食い止めようと最前線で戦われた医療機関のスタッフ、保健所の職員、患者を搬送した消防隊員の皆様です。心より感謝申し上げます。共同体への献身と犠牲の精神で業務に臨んでいらっしゃる皆様こそ真の英雄です。また、MERS防疫対策本部状況室で夜を徹して黙々と業務に臨んでおられるソウル市職員の皆様にも感謝申し上げます。 今回のMERS感染拡大が残した教訓を、私たちは決して忘れてはいけません。 特に、保健医療分野と感染症防疫体制の全面的な改革が必要です。ソウル市では、市レベルで思い切った公共医療革新を行う計画です。総合対策がまとまり次第発表いたします。 2.あらゆる政策手段と予算を駆使して民生回復をリードします MERSは市民の暮らしに深い傷跡を残しました。 さらに、もう一つのMERSが私たちの行くべき道をふさいでいます。 私たちの暮らしを脅かす深刻な民生危機は、まさに第2のMERSです。MERSがもたらした観光業の危機、中小商工業者と伝統市場の荒廃、医療機関の苦痛はもとより、以前から韓国社会に暗い影を落としていた若年失業、増える一方の家計負債、鈍化する成長率、失われた成長エンジン‐これこそ第2のMERSではないでしょうか。 市民の暮らしを守ることは、市民の生命を守ることに匹敵するほど重大な課題です。ソウル市は、MERSによって傷ついた市民の心を癒し、苦しくなった民生を回復させ、崩壊した経済を立て直すことに市政の全精力を集中させてまいります。民生と経済の回復において、先行対応、積極対応、総力対応を惜しまず行ってまいります。今後のソウル市政は、一に経済、二に経済、三も経済です。 私は何事にも時があると思います。時を逃せば、どんな薬も効かなくなってしまいます。適切な時に適切な対策をとらなければなりません。「ピンチはチャンス」といわれます。ソウル市は、市の政策と組織と予算のすべてを駆使し、民生と経済の回復に全力を尽くしてまいります。ソウル市が民生回復の先頭に立ってまいります。MERSを食い止めると同時に、第2のMERSも食い止めます。 まず、MERSによる被害の回復、損害補償、景気回復が最優先課題です。今回のMERS感染拡大により、最大の被害を受けたのは病院や薬局などの医療機関です。どんな形でも医療機関に対する補償と支援が必要です。政府が早期に適切な対策をとるよう働きかけてまいります。 商店街の被害も深刻です。MERS感染者が経由したカンドン(江東)区の某医療機関に行ってみたら、商業ビル全体がガランとしていました。根本的に消費が回復しなければなりませんが、ソウル市は商店街活性化のためにできる限りの措置をとってまいります。 景気が厳しくなればなるほど、一番苦痛を受けるのは庶民です。庶民が受ける苦痛を考えると、悲痛で惨憺たる思いです。ソウル市は、庶民の暮らしの安定と雇用創出に向け、先行して、最大限に、継続的に取り組んでまいります。 雇用創出は、MERS感染拡大以前からすでにソウル市政の最優先課題でした。雇用創出に向けた長き道のりが間もなく始まります。それが始まれば、質の良い雇用の創出基盤となる経済や産業、観光、文化、都市再生、民間投資、社会的経済など市政全般に拡大させ、民間雇用創出の構造的解決にも全精力を集中させる計画です。 3.「外国人観光客2千万人の都市、ソウル」を目指して邁進してまいります 何よりも急を要するのは、MERSによってすっかり途絶えてしまった外国人観光客を再びソウルに呼び戻すことです。 6月末現在、MERS感染拡大によって韓国訪問をキャンセルした外国人観光客は約14万人に上り、それに伴う観光収益損失も1,200億ウォンを超えるという見通しが示されています。カンファレンスしやすい都市3年連続1位、観光分野で3年連続コンベンション5大都市、グローバルMICE都市世界4位を誇っていたソウル市です。 ソウル市はこの危機を乗り越えるために、観光・旅行業界や宿泊業界、飲食業界、ショッピング業界など、すべての観光インフラ業界と連携して外国人観光客を再びソウルに呼び戻すことに全力で取り組みます。グローバル観光ビジネス都市「ソウル特別市」の名声を取り戻します。さらに、観光サービス産業がソウル市の成長エンジンとして定着するよう、「外国人観光客2千万人の都市、ソウル」を目指して日夜取り組んでまいります。外国人観光客が2千万人となれば、年間42万人の新たな雇用創出効果と22兆ウォンの付加価値を創出する、いわばソウル市の「黄金の卵」となるでしょう。 この目標を達成するためには、この夏のバカンスシーズンと秋夕(旧盆)の書き入れ時を十分に生かすことが重要です。そこで、ソウル市は中国、香港、東南アジアを中心とした大々的なメディア広告を準備しています。100億ウォン台の資金を海外PRに集中的に投じ、海外の主要市場で大々的な広報マーケティングを展開する計画です。私自ら東南アジアと中国の都市に出向き、現地プロモーションと特別イベントを開催することも検討しているところです。影響力のある名の知れた海外メディアを対象にソウル市ファムツアーを推進するなど、ソウル観光マーケティングを大幅に増やしていく計画も立てています。 ソウル市の観光産業が再びかつての名声を取り戻し、経済を回復させる「黄金の卵」となる「外国人観光客2千万人の都市、ソウル」の実現のためなら、私自ら観光ガイドを買って出る覚悟です。 4.借金してでも補正予算を編成し、景気回復に全力を尽くします ソウル市は、民生と経済の回復、観光産業活性化、景気回復に全力を尽くしてまいります。すでに6月10日、中小企業と小商工業者を支援するために資金2千億ウォンが投じられ、現在約5,500件、1,582億ウォン規模の相談があり、支援が迅速に行われています。しかし、経済活性化を引き出すには、これだけではまだ不十分です。 そこでソウル市は、厳しい財政状況ではありますが、借金してでも民生と経済を回復させようという方針です。私が市長に就任して以来、ソウル市は財布の紐を締めて支出を削減し、7兆5千億ウォンに上る債務を返済しました。これまでは節約に徹してきました。今は市民のために、民生回復のために市のお金を使うべきときだと思います。借金してでも必ず補正予算を編成して庶民経済を立て直すべきときです。現在5千億ウォン規模の緊急補正予算の編成を検討しており、必要な財源の一部は短期借入をしてでも調達してまいります。補正予算は、ソウル市の民生と経済を回復させる貴重な種となるでしょう。 5.現場で市民と一緒に答えを探します 私は1年余り前から、セウォル号沈没事故の傷跡を癒し、市民とともに新たなソウル市を築くために、市民が暮らす現場の中へ飛び込んでいきました。運動靴を履き、リュックを背負い、市民が暮らす現場で民生の道、未来への道を模索しました。あれから1年、ポストMERSを迎えるソウル市の再建に向け、再び現場へ、市民の暮らしの中へ飛び込んでいこうと思います。 6月25日から4日間、私は市民が暮らす現場へ向かいました。 閉鎖されて廃墟と化した医療機関や再開した医療機関、長蛇の列が並ぶ信用保証事務所の窓口、ガランとした伝統市場と路地裏商店街、人足まばらなミョンドン(明洞)及びインサ(仁寺)洞などを視察しました。 市民とともに現場で過ごした4日間、私はそこで多くの答えを見つけることができました。 MERS危機を乗り越え、新たな未来を切り開く答えは市民の中にありました。 「深刻な損害を受けた医療機関への適切な補償が必要です」 「人足の途絶えた商業ビルとテナントショップのために、その建物の前の広場で公演や音楽会を開いてください」 「路地裏商店街のためにお昼時は駐車取締りをしないでください」 「ソウル広場に常設ステージを設置し、毎晩公演を開いて市民と観光客が訪れるスポットにしてください」 「日本に行ってしまった中国人観光客を呼び戻してください」 「そのために、市長自ら中国の各都市を回って観光マーケティングをしてください」 「一番利率の低いソウル市の資金をもっと拡大してください」… これらの貴重なご意見とご提案は、すべてソウル市の政策となりました。(これらの意見はすべてソウル市の政策として現在推進中です。) このように、私たちが求める答えは、決して遠いところ、高いところにあるのではありません。 一番低いところ、一番大変なところ、一番困難なところにあるのです。 そこには市民がいて、暮らしがあり、民生があります。ですから、結局はそこが一番高く、一番偉大なところだと私は思います。そこで民生を回復させ、成長の要素を見出し、雇用を生み出します。そのために、これからも私はいつも現場にいます。 これまでと同様に、これからの3年も変わることはないでしょう。 市民の一番近いところで、市民の一番現実的な問題を解決しながら、市民とともに未来を築いてまいります。一番の基本である市民の生命と安全な暮らしを守り、市民の幸せを一つずつ増やしていくこと、それこそ私が掲げた「市民が市長」を実現する道、ソウル市が向かう新しい道だと思います。 迷いはありません。市民の幸せと安全な暮らしを守るためなら、どんな茨の道もためらうことなく進んでまいります。市民とともに夢を抱き、市民とともに築き、市民とともに享受するソウル市政はこれからも続くでしょう。ありがとうございました。
SMG 2208

次は民生です、経済です。

民選6期就任1周年記者会見文 日付2015年7月1日 | 場所 ソウル市庁ブリーフィング室 MERS感染拡大食い止めにご協力くださった市民の皆様に感謝申し上げます。 ソウル市民とともに民選6期を発足させたのがつい昨日のことのようですが、もう1年になりました。セウォル号沈没事故の悲劇の中で、市民の安全を最優先課題に掲げて出発した民選6期でした。私は民選6期を出発するにあたり、「市民が生命と生活に不安を持たず、夢と希望を抱けるよう後押しすること、それがソウル市の存在理由であり、大韓民国の存在理由である」と市民の前で宣言しました。 あれから1年余り、私たちはMERSという未曾有の危機に襲われました。そして、私たちはMERS感染拡大がもたらした不安と生活苦の中で、民選6期1年を迎えました。市民の生命と暮らしの安全を守ることこそがソウル市の存在理由であり、ソウル市政の第一の価値、第一の原則、第一の基準であることを改めて思い起こし、誓いを新たにしました。 MERS感染者発生から本日で42日です。この42日間、ソウル市は準戦時体制を敷いてMERSと戦ってきました。政府と自治区、医療界と連携し、総力をあげて対応してきました。その結果、今MERSは終息しつつあります。しかし、ソウル市はMERSが完全に撲滅されるまで緊張の糸を緩めず、政府と緊密に連携して徹底的に管理・対応していく方針です。 MERS感染拡大により、多くの市民が苦痛を受けました。ご苦労された感染者や接触者の方々、そしてそのご家族の方々、皆様にお見舞い申し上げます。一日も早くご快復なさいますように、お祈り申し上げます。 何よりも私たちが忘れてはいけないのは、MERS感染拡大を食い止めようと、最前線で戦われた医療機関のスタッフ、保健所の職員、患者を搬送した消防隊員の皆様です。心より感謝申し上げます。共同体への献身と犠牲の精神で、業務に臨んでいらっしゃる皆様こそ真の英雄です。また、MERS防疫対策本部状況室で夜を徹して黙々と業務に臨んでおられるソウル市職員の皆様にも感謝申し上げます。 今回のMERS感染拡大が残した教訓を、私たちは決して忘れてはいけません。特に、保健医療分野と感染症防疫体制の全面的な改革が必要です。ソウル市は、市レベルで思い切った公共医療革新を行う計画です。総合対策がまとまり次第、発表いたします。 あらゆる政策手段と予算を駆使し、民生回復をリードします。 MERSは市民の暮らしに深い傷跡を残しました。さらに、もう一つのMERSが私たちの行くべき道をふさいでいます。私たちの暮らしを脅かす深刻な民生危機は、まさに第2のMERSです。MERSがもたらした観光産業の危機、中小商工業者と伝統市場の荒廃、医療機関の苦痛はもとより、以前から韓国社会に暗い影を落としていた若年失業、増える一方の家計負債、鈍化する成長率、失われた成長エンジン―これこそ第2のMERSではないでしょうか。 市民の暮らしを守ることは、市民の生命を守ることに匹敵するほど重大な課題です。これからソウル市は、MERSによって傷ついた市民の心を癒し、苦しくなった民生を回復させ、崩壊した経済を立て直すことに、市政の全精力を集中させてまいります。民生と経済の回復において、先行対応、積極対応、総力対応を惜しまず行ってまいります。今後のソウル市政は、第一に経済、第二に経済、第三も経済です。 私は何事にも時があると思います。時を逃せば、どんな薬も効かなくなってしまいます。適切な時に適切な対策をとらなければなりません。「ピンチはチャンス」といわれます。これからソウル市は、市の政策・組織・予算のすべてを駆使し、民生と経済の回復に全力を尽くしてまいります。ソウル市が民生回復の先頭に立ってまいります。MERSを食い止めると同時に、第2のMERSも食い止めます。 まず、MERSによる被害の回復、損害補償、景気回復が最優先課題です。今回のMERS感染拡大により、最大の被害を受けたのは病院や薬局などの医療機関です。どんな形でも医療機関に対する補償と支援が必要であり、政府が早期に政策方向と適切な対策をとるよう、働きかけてまいります。 商店街の被害も深刻です。MERS感染者が経由したカンドン(江東)区の某医療機関を訪れたところ、商業ビル全体がガランとしていました。根本的には消費が回復しなければなりませんが、ソウル市は商店街活性化のためにできる限りの措置をとってまいります。 景気が厳しくなればなるほど、一番打撃を被るのは庶民です。庶民が受ける苦痛を考えると、悲痛で惨憺たる思いです。ソウル市は、庶民の暮らしの安定と雇用創出に向け、先行して、最大限に、継続的に取り組んでまいります。 雇用創出は、MERS感染拡大以前からすでにソウル市政の最優先課題でした。雇用創出に向けた長き道のりが間もなく始まります。それが始まれば、質の良い雇用の創出基盤となる経済や産業、観光、文化、都市再生、民間投資、社会的経済など市政全般に拡大させ、民間雇用創出の構造的解決にも全精力を集中させる計画です。 「外国人観光客2千万人の都市、ソウル」を目指し、邁進してまいります 何よりも急を要するのは、MERSによってすっかり途絶えてしまった外国人観光客を、再びソウルに呼び戻すことです。 6月末現在、MERS感染拡大によって韓国訪問をキャンセルした外国人観光客は約14万人に上り、それに伴う観光収益損失も1,200億ウォンを超えるという見通しが示されています。カンファレンスしやすい都市3年連続1位、観光分野において3年連続コンベンション5大都市、グローバルMICE都市世界4位を誇っていたソウル市です。 ソウル市はこの危機を乗り越えるために、観光・旅行業界や宿泊業界、飲食業界、ショッピング業界など、すべての観光インフラ業界と連携して、外国人観光客を再びソウルに呼び戻すことに全力で取り組みます。グローバル観光ビジネス都市、「ソウル特別市」の名声を取り戻します。さらに、観光サービス産業がソウル市の成長エンジンとして定着するよう、「外国人観光客2千万人の都市、ソウル」を目指して日夜取り組んでまいります。外国人観光客が2千万人となれば、年間42万人の新たな雇用創出効果と22兆ウォンの付加価値を創出する、いわばソウル市の「黄金の卵」となるでしょう。 この目標を達成するためには、この夏のバカンスシーズンと秋夕(旧盆)の書き入れ時を、十分に活かすことが重要です。そこで、ソウル市はすでに中国、香港、東南アジアを中心とした、大々的なメディア広告を準備しています。100億ウォン台の資金を海外PRに集中的に投じ、海外の主要市場で大々的な広報マーケティングを展開する計画です。私自ら東南アジアと中国の都市に出向き、現地プロモーションと特別イベントを開催することも検討しているところです。影響力のある名の知れた海外メディアを対象にソウル市ファムツアーを推進するなど、ソウル観光マーケティングを大幅に増やしていく計画も立てています。 ソウル市の観光産業が再びかつての名声を取り戻し、経済を回復させる「黄金の卵」となる「外国人観光客2千万人の都市、ソウル」の実現のためなら、私自ら観光ガイドを買って出る覚悟です。 借金してでも補正予算を編成し、景気回復に全力を尽くします。 ソウル市は、民生と経済の回復、観光産業の活性化、景気回復に全力を尽くしてまいります。すでに6月10日、中小企業と小商工業者を支援するために2千億ウォンの資金が投じられ、現在約5,500件、1,582億ウォン規模の商談がなされるなど、迅速な支援が行われています。しかし、経済活性化を強く後押しするためには、これだけではまだ不十分です。 そこでソウル市は、厳しい財政状況ではありますが、借金をしてでも民生と経済を回復させていく方針です。私が市長に就任して以来、ソウル市は財布の紐を締めて支出を削減し、7兆5千億ウォンに上る債務を返済しました。これまでは節約に徹してきました。しかし、今は市民の暮らしのために、民生回復のために、市のお金を使うべきときだと思います。借金をしてでも必ず補正予算を編成し、庶民経済を立て直すべきときです。現在5千億ウォン規模の緊急補正予算の編成を検討しており、必要な財源の一部は短期借入をしてでも調達してまいります。補正予算は、ソウル市の民生と経済を回復させる貴重な種となるでしょう。 現場で市民と一緒に答えを探します。 私は1年余り前から、セウォル号沈没事故の傷跡を癒し、市民とともに新たなソウル市を築くために、市民が暮らす現場の中へ飛び込んでいきました。運動靴を履き、リュックを背負い、市民の暮らしの場で民生の道、未来への道を模索しました。あれから1年、ポストMERSを迎えるソウル市の復興に向け、再び現場へ、市民の暮らしの中へ飛び込んでいこうと思います。 6月25日から4日間、私は市民が暮らす現場へ向かいました。閉鎖されて廃墟と化した医療機関や再開した医療機関、長蛇の列が並ぶ信用保証事務所の窓口、ガランとした伝統市場と路地裏商店街、人足まばらなミョンドン(明洞)及びインサ(仁寺)洞などを視察しました。市民とともに現場で過ごした4日間、私はそこで多くの答えを見つけることができました。 MERS危機を乗り越え、新たな未来を切り開く答えは、市民の中にありました。「深刻な損害を受けた医療機関への適切な補償が必要です」「人足の途絶えた商業ビルとテナントショップのために、その建物の前の広場で公演や音楽会を開いてください」「路地裏商店街のために、お昼時は駐車取締りをしないでください」「ソウル広場に常設ステージを設置し、毎晩公演を開いて市民と観光客が訪れるスポットにしてください」「日本に行ってしまった中国人観光客を呼び戻してください」「そのために、市長自ら中国の各都市を回って観光マーケティングをしてください」「一番利率の低いソウル市の資金を、もっと拡大してください」… これらの貴重なご意見とご提案は、すべてソウル市の政策となりました。これらの意見は、すべてソウル市の政策として現在推進中です。このように私たちが求める答えは、決して遠いところ、高いところにあるのではありません。一番低いところ、一番大変なところ、一番困難なところにあるのです。そこには市民がいて、暮らしがあり、民生があります。ですから、結局はそこが一番高く、一番偉大なところだと私は思います。そこで民生を回復させ、成長の要素を見出し、雇用を生み出します。そのために、これからも私はいつも現場に立ちます。 これまでと同様に、これからの3年も変わることはないでしょう。 市民の一番近いところで、市民の一番現実的な問題を解決しながら、市民とともに未来を築いてまいります。一番の基本である市民の生命と安全な暮らしを守り、市民の幸せを一つずつ増やしていくこと。それこそ私が掲げた「市民が市長」を実現する道、ソウル市が向かう新しい道だと思います。 迷いはありません。市民の幸せと安全な暮らしを守るためなら、どんな茨の道もためらうことなく進んでまいります。市民とともに夢を抱き、市民とともに築き、市民とともに享受するソウル市政は、これからも続くでしょう。ありがとうございました。
SMG 396

ソウルの新しい未来を描くオープンキャンバス、 その最初の筆をとります。

ソウル革新パークのオープン記念イベント 日付 2015年6月26日 | 場所 ウンピョン(恩平)区ソウル革新パーク こんにちは。ソウル市民の皆様、革新家の皆様、お会いすることができて嬉しいです。「革新特別市長」パク・ウォンスンと申します。ソウル革新パークが開館する歴史的な現場にご出席いただいた市民の皆様に、心より感謝申し上げます。ソウル市が長い間準備してきたソウル革新パークが開館し、本当に嬉しく思います。 しかし、一方では今MERSによって韓国社会が経験している混乱と不安を考えれば、ただ喜んでいるだけではいられない状況です。昨年のセウォル号沈没事故と最近のMERSは、韓国社会の問題解決の力量に対する深い悩みと根本的な省察を投げかけました。今、韓国社会で現れた様々な難題と葛藤、特に今まで経験したことのない新しい社会的問題を解決し、持続可能な未来を切り開いていくために、私たちにとって必ず必要なのは何でしょうか? それは「革新」です。変わらなければなりません。 私は、「人」と「信頼」を基盤にした「革新」に私たちが求める答えがあり、我々の未来があると考えていますが、革新が私たちの社会の難題と葛藤、不信や不安を癒す時、私たちは初めて新しい社会を創造していくことができると思います。まさにここ、ソウル革新パークが私たちの時代、私たちの社会が進むべき革新の灯台になってくれると思います。 ソウル市は、これまで革新を通じて多くのことを変えてきましたが、村共同体事業や社会的経済、共有経済などを通じて代案経済を提示し、ともに生きていく生活の基盤を作ってきました。特に、ここの革新パークにある「青年ハブ」と「人生二毛作センター」は、青年層と年配層の新しい人生、第2の人生を創造して準備する拠点となっています。このような様々な努力と創意的な試みによって、ソウルは今世界が注目する革新のメッカであり、都市革新のシンボル都市となっています。 少し自慢させていただきますと、数日前に英国のガーディアン紙が選んだ世界5大革新市長(ベルリンのクラウス・ボベライト市長、パリのベルトラン市長、ニューヨークのマイケル・ブルームバーグ市長、メデジン(コロンビア)のセルヒオ・ファハルド市長)に、唯一現職市長として選ばれました。すごいですよね? 私は、革新の究極の目的はともに幸せな世界をつくることだと思いますが、本日のこの場は数多くの革新家が一緒に新しい世界を夢見て、お互いの経験と知恵を一緒に共有し、新しい都市の未来を一緒に作っていくというソウル革新パークの夢を約束する場です。そしてソウル革新パークは世界初の、世界最大の、世界最高の社会革新クラスターになるだろうと確信しているのですが、皆様もそう思いませんか? 何より、皆様も「革新は一人の力では絶対に実現できない。立派な人々が集い、互いに衝突する過程の中で革新が行われる」というスティーブ・ジョブズの話を少し頭に入れて、世界の革新家たちとともに分野と領域を行き来しながら、「融合」と「横断」の大胆な実験に絶えず挑戦していただきたいと思います。ソウルの未来を先導して、世界革新の流れをリードする先駆的革新家になっていただくようお願いします。ソウル市もいつも皆様を応援し、気持ちをともにするつもりです。未来の歴史が本日を新しいソウル、革新の扉を開いた初日として記録できるように、皆でともに最善を尽くして一生懸命走ってみましょう。ありがとうございました。
SMG 462

市民の生命と安全を守る 堅固たる安保の囲い

韓国戦争65周年安保決議大会記念辞 日付 2015年6月24日 | 場所 韓国教会100周年記念館 こんにちは。お会いすることができて嬉しいです。ソウル特別市長パク・ウォンスンと申します。まず、この地の自由と平和を守るために命を捧げた護国英霊と愛国参戦勇士の皆様に、深い尊敬と感謝を申し上げます。同時に、貴重な場を設けてくださったソウル市在郷軍人会のパク・ソンヨン会長と、お越しくださった様々な安保団体の会長をはじめとする会員の皆様にも、深く感謝申し上げます。 本日、私たちは韓国戦争65周年を迎えて戦争の教訓を改めて反芻し、国家安保を守るための決意を固めようと、この場に集まりました。私たちは韓国戦争の残酷な廃墟の中でも挫折せず、本日の大韓民国の平和と繁栄を実現しました。これらすべてが、国のために命を捧げた愛国参戦勇士たちの勇気と犠牲のおかげであることを、私たちは記憶しています。 特に、今年は日本による統治からの解放70周年、分断70周年を迎える、歴史的な意味の深い年です。これまでの70年を振り返って見ると、堅固たる安保と安全なしには民主主義も、平和も、経済も、幸福も存在しないということを痛切に感じます。どんな国家的な一大事であっても安保より大切なものはなく、私たちが享受するすべての自由と幸福は、堅固たる安保があってこそ味わえるということを、私たちは歴史から学ぶことができました。 今も、私たちをめぐる安保環境は、安全とは言えません。北朝鮮は核兵器とミサイル開発を通じて、軍事的な脅威を繰り返しており、国内では長引く不況にMERSの事態まで重なり、これまで以上に包括的安保が重要なイシューとして浮上しています。したがって、今私たちは、未来世代が戦争と不安の悲劇を体験しないように皆で力を合わせて、より堅固たる安保体制を確立していかなければなりません。 ソウル市は、何よりも国のために犠牲となった国家有功者と報勲家族たちに対する、適切な礼遇と福祉増進を第一歩だと考え、その方々の名誉を守るために努力しています。2012年に自治体としては初めて「ソウル市報勲総合計画」を策定し、実践しています。また、青少年と市民たちに安保の重要性を知らせ、周知を図る安保教育事業も持続的に支援しています。 本日この場を借りて、改めて国と国民のために身を捧げた韓国戦争参戦勇士の方々に、深い感謝と敬意を表します。同時に、国家安保と安全、国の発展のために努力している在郷軍人会をはじめとする安保団体の皆様にも、尊敬と感謝の意を表したいと思います。ソウル市は、皆様の勇気と献身、責任の精神を決して忘れません。同時にこの場で、皆様の前でMERS事態の早期終息のために最後まで最善を尽くし、市民の生命と安全を守るために全力を尽くすことを誓います。ありがとうございました。
SMG 422