火災感知から119番通報まで 「モノのインターネット」プクチョンで初導入

북촌

建物が火災の危険を感知して119に通報してくれる?ソウル市は民間スタートアップ(マーリン)と連携し、プクチョン(北村)韓屋村のゲストハウスや飲食店、金融機関など8カ所でモノのインターネット(IoT)を活用した「119メール通報サービス」を12月28日(月)、全国で初めて開始します。8カ所は、▴ゲストハウス5カ所(アリランハウス、マヌェダン、ヒューアン、プクチョンマル、トゥゲストハウス) ▴飲食店1カ所(ロッシーニ) ▴金融機関1カ所(MGセマウル金庫) ▴その他1カ所(韓屋生活体験センター)です。

このサービスは、5つの環境情報(温度、湿度、酸素、二酸化炭素、粒子状物質)を測定するセンサーが搭載されたビーコン(beacon、近距離無線通信装置)がリアルタイムで室内環境を感知し、ビッグデータの分析によって室内温度が約70度(火災感知器作動温度水準)になれば自動的に119番に緊急メールが送信されます。

従来もスマートセンサーが温度や煙、湿度などを感知して非常警報を鳴らす技術はありましたが、このサービスは火災感知後の119番通報まで可能となり、さらに進化した技術といえます。

緊急メールには▴建物の詳細な住所 ▴建物主の連絡先 ▴感知された室内温度の情報が含まれ、より迅速な出動が可能になると期待されています。119番通報サービスを受ける8つの施設の関係者(建物主)には、モノのインターネットによってリアルタイムで測定・管理される環境情報が一日2回(9時、19時)送信され、温度や粒子状物質などが環境基準値を超えた場合は即時に警告メールが送信されます。また、スマートフォンでアプリをダウンロードすれば、リアルタイムで環境情報を確認することができます。

ソウル市消防災害本部(本部長クォン・スンギョン)は、全国に先駆けて導入されるモノのインターネットを活用した自動火災通報サービスにより、建物に人がいなかったり、火災に気づかなかったりといった理由で通報が遅れるのを防ぎ、人的・財産の被害を最小限に抑えたいと話しています。

このサービスは、ソウル市が民間企業各社と共同で推進する「プクチョンにおけるモノのインターネット試験事業」と連携させたものです。プクチョン地区を訪れる人の増加に伴う騒音や違法駐車、ゴミの不法投棄、プライバシーの侵害など、都市問題や住民の苦情の解決に「モノのインターネット」を活用しようというもので、準備作業を経て年明けから本格的に開始する予定です。ソウル市は、住民や観光客のサービス利用実態を細かく分析して活用可能性の高いサービスを選定し、今後は他地域にも導入する計画です。




ソウル市、重度障害者2,197人の洗濯を出張支援

ソウル市は今年、身動きが不自由な重度障害者や一人暮らしの高齢者に清潔な寝床で休んでもらおうと、重度障害者1,600人、一人暮らしの高齢者597人、計2,197人の布団を収集して洗濯しました。布団の数は、1家庭当たり2~3枚、計6,033枚にも上りました。

「移動式布団洗濯事業」は、ソウル市在住の重度障害者と一人暮らしの高齢者の生活衛生環境の改善のために、障害者福祉館や賃貸マンション、在宅老人福祉センター、総合社会福祉館など、洗濯が必要な現場を移動式布団洗濯車両が訪問し、布団など大きな洗濯物の洗濯を代行するサービスです。

「移動式布団洗濯事業」は、拠点機関である市立南部障害者福祉館が車両を運行し、在宅老人福祉センターや賃貸マンションなどのボランティアが障害者と高齢者の住まいを訪問して洗濯物の収集から洗濯、乾燥、宅配までをワンストップで提供するサービスです。

今年支援を受けた人は、障害者福祉館が1,022人(46.5%)、賃貸マンションが604人(27.5%)、総合社会福祉館が278人(12.7%)、障害者居住施設が133人(6.1%)、老人福祉センターが120人(5.5%)、住民センターが40人(1.8%)の計2,197人でした。

이불빨래지원

ソウル市の移動式布団洗濯事業




ソウル市、モンゴルに水質分析技術を伝授

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ソウル市は専門的な水質分析技術と研究人材を活用し、2015年12月23日にモンゴル国際大学と研究協約を締結、モンゴルの首都ウランバートル市の水質改善に向け河川水などの水質分析を支援します。

ソウル水研究院は2010年、モンゴル国際大学と水質分析技術と研究協力に関する了解覚書(MOU)を締結し、継続的な水質分析など緊密な協力関係を維持してきました。そして今回、知的財産権の明記など協約内容を補完した新たな協約を締結しました。v

協約の主な内容は、▲科学技術専門人材の交流及び訪問と相互共同協力プロジェクトの推進 ▲モンゴルの水質、衛生状態、暮らしの質の改善に向けた水質分析研究プログラムに関する技術資料及び専門人材の提供と関連情報の交流 ▲教育・研究過程やワークショップなど共同会議における協力、などです。

今回の契約締結に伴い、上水道施設改善と水質管理が難航しているウランバートル市の飲み水の水質改善に向け、モンゴル国際大学の協力の下、水質検査や上水道水処理技術支援を継続的に推進する計画です。




ダボスで開かれた「世界経済フォーラム」セッションでのスピーチ

セッション1:ソウルが直面する当面の課題と革新的に解決した事例について

皆様は深夜、どのように家まで帰りますか?

ソウル市民は「オルペミ(フクロウ)バス」を利用します。本物のフクロウではありませんよ(笑い)。遅い時間でも起きている市民のために運行しているバスです。

ある大学生が地下鉄が運行していない深夜は、家に帰るのが大変だとSNSにコメントしたことがあります。多くの市民から同じ意見を頂きました。それでソウル市は考えました。約30億件の通話量の分析を行い、夜の12時から5時までどの辺りに人が多いのか調べました。それで9つの路線を作りました。

それで終りではありません。「オルペミ(フクロウ)バス」の運行を開始した後、私のフェイスブックに数多くの市民が数千のコメントを残してくれました。そしてフェイスブックの友達の要請事項を徹底的に把握し反映しました。今の「オルペミ(フクロウ)バス」は一日平均6千人の市民の足として重要な役割を果たしております。

このように「第4次産業革命」は企業および産業の現場だけでなく、行政機関においても行われています。私は市民と最も近いところで行政サービスを提供する行政機関が、ビックデータを活用することで、大きな変化を先導していくことができると思っています。

世界各都市の行政機関が「第4次産業革命」の大きな流れに乗り、うまくやっていく事を願っています。ソウルはうまくやっていますよね。

皆様、ソウルは豊かな都市です。国民所得2万ドル、世界10位圏の貿易大国、GDP世界14位の大韓民国の首都です。しかし、ソウル市民の暮らしはそうではありません。地球幸福度指数は低く、自殺率は高いです。世界中の他の都市と同様に、低成長と両極化の苦難を受けています。地球温暖化と気候、大気のエネルギー及び環境問題、自然災害と犯罪、少子化、超高齢化などの社会問題によってソウル市民の暮らしが脅かされています。市民の暮らしを豊かにする改革が必要です。

改革は小さな変化から始まります。さらに、改革は市民一人一人の声から始まります。そして改革は暮らしに密着したことから始まります。

ソウル市はこのような信念で市民と共に暮らしの改革を行っていきます。 一緒に歩んでいけば道になり、一緒に見る夢は現実になります。

▶ 「フクロウバス」の詳細ページ

 

セッション2:都市開発および不動産分野の改革を図るため、政策立案者が造成すべき都市の改革環境について

ソウルは新たな協力政治のガバナンスで都市開発と不動産分野の改革を行っています。「2030ソウルプラン」は市民参加型の都市計画です。都市の未来を市民が直接設計・参加・決定します。100人の市民参加団の1人からはソウル市民として初めてやりがいを感じたと言われたこともあります。

フランソワ・アシェールは彼の著書『都市の未来、メタポリス』で、「成長と膨張を目指す'メトロポリス'でなく、持続と繋がりの価値を指向する'メタポリス'が新しい時代の私たちの都市風景にならなければなりません。」と綴っています。
そうです。私たちの都市は機能や効率、速度や結果より、関係や概念、緩和な過程が重要です。開発よりは再生が重要です。ソウルは市民と協力して共存するメタシティを夢見ています。

もう一つの例をあげてみましょう。ソウル駅の前には古い高架道路があります。その車道は1970年に大韓民国の産業化およびソウルの都市化の象徴として作られました。そして、今は耐用年数が過ぎたソウル駅の高架道路に対して論争が繰り広げられています。破壊して撤去するか、再び生かして再生させるか。ソウルは再生の方を選びました。物寂しかった車道は市民が自由に歩ける「人道」として生まれ変わります。

この道が完成されればソウルは自然と市民が調和をなしたメタシティに、より一層近づけるようになります。環境にやさしい生態都市、元気な歩行都市、共存し協力する持続可能な都市に新しく生まれ変わります。

▶ 「2030ソウルプラン」の詳細ページ

▶ 「ソウル駅7017プロジェクト」の詳細ページ

 

▶ 2016ダボス会議「Global Shapers」演説文の詳細ページ




ソウルで楽しめる冬のデザート

インサドン(仁寺洞)伝統茶屋

韓国の伝統美術品・工芸品の店が立ち並ぶ街として知られるインサドンでは、韓国の伝統茶やスイーツも味わえます。メイン通りはもとより、路地の隅々までいろいろなスタイルの喫茶店があり、美味しいお茶やスイーツを提供しています。ナツメ茶や小豆粥、五味子茶などがおすすめ。

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サムチョンドン(三清洞)カフェ通り

甘党の人におすすめは、ソウル都心のキョンボックン(景福宮)近隣にあるサムチョンドンのカフェ通りです。カフェや喫茶店、レストランが立ち並ぶこの通りでは、いろいろな種類のスイーツを思う存分味わえます。きっとお気に入りのスイーツに出会えるでしょう。

交通アクセス:

地下鉄3号線アングク(安国)駅6番出口

地下鉄1号線チョンガク(鐘閣)駅3番出口

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パク・ウォンスン市長、ダボス会議で若者たちの「グローバルリーダー」に選定

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パク・ウォンスン市長が革新と開放を導く次世代指導者のジャスティン・トルドーカナダ首相、ノーベル平和賞受賞者であるグラミン銀行創設者のムハマド・ユヌス氏などと一緒に20〜30代のリーダー候補の若者たちが選ぶ、ダボス会議のグローバルリーダーに選定された。

ソウル市は、ダボス会議(‘16.1.20~23)に参加しているパク・ウォンスン市長が、21日午前11時20分(現地時間)にダボス総合センターで開かれる「グローバルシェイパー(Global Shpper)と共にするリーダーとの出会い」に招待され、約50人のリーダー候補の若者たちと、自由に会話をする時間をとる予定であると発表した。

「リーダーとの出会い」セッションは、これからのダボス会議の主役となる20~30代の若い事業家、市民運動家などの世界中の若者で構成された、ダボス会議のイニシアチブのひとつである「グローバルシェイパー」が指導者となり、世界各分野のリーダーたちを招待して行われる行事である。「グローバルシェイパーズ」は2011年に設立されて以来、169ヵ国、452ハーブ、約5,000人が活動している。その中で約50人がダボス会議に参加して「リーダーとの出会い」のセッションを進行する。

パク市長の他にも、ジャスティン・トルドー(Justin Trudeau)カナダ首相、グラミン銀行創設者のムハマド・ユヌス(Muhammad Yunus)氏, ビル&メリンダゲイツ財団のメリンダ・ゲイツ(Melinda Gates)共同会長、オランダのマキシマ(Maxima)王妃などが2016年ダボス会議のリーダーに選定し招待された。昨年のフォーラムではフランスのフランソワ・オランド大統領、イギリスのゴードン・ ブラウン首相、ブラジルのルーラ大統領がリーダーとして招待された。

各リーダー別に個別セッションを進行し、特定のテーマはなしでリーダーと参加者たちが自由に会話をするトークコンサートとして進行される。パク市長は弁護士として社会人生活を経たのち、ソウル市長に当選するまでの人生をはじめとして「原発1基削減」、「オルペミ(フクロウ)バス」など、ソウル市の革新政策および市民参加の重要性について紹介する。

それとともに、この日パク・ウォンスン市長は▴「インフラおよび都市開発に関するリーダ会議(Governors Policy Meeting for Infrastructure & Urban Development)」、▴「「都市の魂(The Soul of the City)」セッションに参加して特別スピーチと討論を行う。

まず、午前9時15分(現地時間)非公開で開かれる「インフラおよび都市開発に関するリーダ会議(総会センターのカサナ2ルーム)で、市民が直接設計・参加・決定を行った、都市計画「2030 ソウルプラン」や、耐用年数が過ぎたソウル駅高架道路を歩道として再生させる「ソウル駅 7017プロジェクト」などを紹介し、「第4時産業革命」に対する都市開発の方向を指示する。

20時(現地時間)の「都市の魂(アメロン スイス マウンテン ホテル)」セッションには議論のリーダーとして参加し、「第4次産業革命」が導くデジタル時代の急速な変化の中でソウルという都市の「歴史・自然・人」の価値について発言する。

一方、パク市長は20日OECD、ユネスコなどの国際機構の首長およびグローバル企業のCEOなどと個別面談を行ったことに続き、21日17時30分(現地時間)には中国広州市の任学锋(ロンシェフォン)党書記に会って「大気汚染改善」、「創業支援」など、二つの都市が直面した懸案に対する協力方案を議論する。

さらに、UNESCOのイリナ・ボコヴァ(Irina Georgieva Bokova)事務局長らとの昼食会では戦争、テロなどによる文化遺産の破壊防止のための協力方案を議論する。引き続き、世界銀行のジム・ヨン・キム総裁、世界経済フォーラム責任者アレックス・ウォン氏が参加してデジタル・デバイドとその解決策を議論する「包容的なデジタル社会(From Digital Divides to Dividends)」セッションに参加する。

パク・ウォンスン市長は、ダボスフォーラム参加日程を終えて「今年のダボス会議の主題であり全人類の現在進行形の挑戦課題である'第4次産業革命'について学び、世界の流れをリードしていく指導者たちと交流しながら世界を舞台にしてソウルの変化および革新を紹介することができる大切な時間でした」と発言し、「ソウルはすでに行政にビックデータやモノのインターネットなど、”第4次産業革命”の流れを積極的に活用しており、ダボス会議で議論した様々なイシューを政策に反映することができる方案を模索していきたいと思います」と述べた。




「第4期ソウル市留学生ボランティア団」募集および運営の概要

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ソウル市所在の大学に在学中の外国人留学生でボランティア団を構成し、世界の様々な国から来ている留学生たちが自分の特技を生かして島嶼地域の子どもたちを助けることで教育の機会の差を解除することに寄与し、さらに社会の構成員として所属感およびやりがいを感じることによって、「親韓」のネットワークを形成していくことを目指す。

 

❑ 募集期間 : 2016.1.20∼1.29

❑ 募集対象 : ソウル市所在の大学(院)に在学中の外国人留学生(定員60人)

❑ 活動期間 : 2016.3.1.∼2016.12.31(10ヶ月間)

❑ 活動内容

  • ○ ペンニョンド(白翎島)、チョンラナムド・イムジャド(全羅南道荏子島)、キョンサンナムド・ハドン・チョンハクトン(慶尚南道河東青鶴洞)、カンファド・キョドンド(江華島喬桐島)の小学生を対象とした外国語などのオンライン授業
  • – 1時間∼1時間30分/1回、毎週2回、10ヶ月間
  • ○ 「クァンファムン・ヒマン・ナヌ厶チャント(光化門希望ナヌ厶市場)」での通訳、清掃、行事支援など、2回以上のボランティア活動
  • ○ 活動期間内に1回以上の企画ボランティア活動
  • – 詳細計画についてはソウル市留学生ボランティア団と協議決定

❑ 特典

  • ○ KT奨学金1人当たり250万ウォン支給(総額150,000,000万ウォン)
  • – 条件:イムジャド(荏子島)、ペンニョンド(白翎島)、チョンハクトン(青鶴洞)、キョドンド(喬桐島)の小学生を対象としたメンタリングのボランティア活動をすること
  • ○ ハンガン(漢江)広報船、アリス浄水センターなど、ソウル市政見学1回

 

▶ ホームページ : http://global.seoul.go.kr

▶ 受付メール : global_intern@seoul.go.kr

申請書




2016 ダボス会議グローバルシェイパーズ講演

2016 ダボス会議グローバルシェイパーズ講演

一緒に見る夢は現実になります。

2016-01-20

 
 

# 1. 一緒に見る夢は現実になります。

ダボス会議に参加された皆様、歓迎します。

私はソウル特別市の朴元淳(パク・ウォンスン)市長です。

私は長い間、人権弁護士・市民運動家・社会運動家として活動してきました。

そして、2011年10月、私はソウル市長に当選しました。私の当選は、大韓民国の首都であるソウルの新しい変化であり、革新でした。ある政党の候補ではない「無所属」の候補がソウル市長に当選したことは歴史上類を見ないことでした。それまで官僚や政治家出身がソウル市長に当選した前例も破りました。新しい政治に対する市民の熱望、「市民市長」に対する念願が反映された結果であったと言えます。私はそれこそ市民の力によって当選した市民の候補でした。

私のことについて話させていただきます。

農夫の息子として生まれました。貧しい村でしたが、幸せな共同体の中で育ちました。そして大学に入学した後、民主化デモに参加したことで刑務所に収監されてしまいました。

学校から除籍されて刑務所に入ったんです(学校より勉強する雰囲気がもっと良かったんですよ。一度行ってみられるのを薦めます。(笑い))。

その後、司法試験に合格して検事になりましたが、僕とは合いませんでした。それで数多くの政治的な良心の囚人、労働者、学生たちの弁論のために人権弁護士の道を選び、民主主義や人権のために働きました。

韓国の権威主義の政権が終わって民主化を成し遂げているとき、

私は市民社会に身を委ねました。当時の韓国社会において市民運動は絶無に等しい事でした。しかし市民の参加は何もなかった土地に芽を出し、良い木を育てて良い実を結ぶようになりました。創立初期の「国民生活最低ラインキャンペーン」を通じて福祉というのは、国家が国民に恩恵を施すものではない、国民に対する義務であることを明らかにしました。その後このキャンペーンは国民基礎生活保障制度の導入のきっかけになりました。さらに、「参与連帯」は社会革新および民生安定のための数多い法律も作りましたが、特に記憶に残るのは、約5年間念を入れて制定した「腐敗防止法」です。それもまた数万人の市民の関心と参加のおかげでした。「参与連帯」は小さい国会でありました。

このように私は人権弁護士・市民運動家・社会運動家として活動しながら市民の小さい参加が少しずつ集まることによって社会の大きい変化を作り出すことができるということを証明してきました。

それで私はソウル市長就任の辞として、「市民が市長です。」というスローガンを発表しました。そして市民と協力して「市民の人生を変える市長になります。」と宣言し、「協力政治」と「革新」を市政運営の原則として位置付けております。

その結果、ソウルは驚くべき変化の道を歩むことになりました。市民と約束したことが、市民とソウルの夢が、一つ一つかなえられています。私は、今ここにこられた皆様に夢が現実になった体験談を紹介させて頂きたいと思います。

 

# 2. 原発1基削減

気候変動は全世界的な悩みであります。ソウルも悩んでいます。気候変動への対応の第一は省エネルギーでありますが、解決策は市民の参加しかありません。そして、私が何より上手にできることは、市民の参加を引き出すことですよね。

ソウル市は原発1基分のエネルギーを削減することにしました。市民は自宅や学校で太陽光発電装備の設置に積極的に参加しました。日光発電所作りに参加しました。省エネルギーインセンティブを支給する「エコマイレージ」は、ソウルの人口の6分の1を越える170万人の市民が参加しました。

そのような市民の積極的な参加によって、計画より6ヶ月も早く目標を達成しました。その結果、2.5%に過ぎなかったエネルギー自立率は4.5%になりました。約2万人の仕事を作り出す雇用創出効果も現れました。市民の参加が、200万TOEのエネルギー削減という奇跡を、目標期間より6ヶ月も早く成し遂げたのです。

国内の地方自治体はもちろん、世界の国際機構および都市から「原発1基削減」事業を見学してみたいと言われています。それで終りではありません。ソウル市はもう「原発1基削減-第2段階」を開始しました。一緒に見る夢は現実になります。

▶ 「原発1基削減」の詳細ページ

 

#3. 市民参加およびビックデータによって誕生した「オルペミ(フクロウ)バス」

夢が現実になったもう一つの例をご紹介します。

皆様は遅い夜にどうやって家まで帰りますか?

ソウル市民は「オルペミ(フクロウ)バス」を利用します。遅い時間でも起きている市民のために運行しているバスです。

ある大学生が地下鉄が運行しない深夜には家に帰りにくいとSNSにコメントしたことがあります。私はその学生の声をのがさなかったんです。そして悩みました。それも僕が市民社会で仕事をしながら習ったことです。市民の一人一人の声に耳を傾ければ、問題を解決することができる力になります。

その大学生の声に続き多くの市民からコメントがありました。遅い時間に退勤するとタクシーを拾うことが難しいと言われました。ソウルはOECD加盟国の中でも、長い勤務時間で悪名が高い国です。それでそのような悩みを持っていた市民が多いのでした。

ソウル市は約30億件の通話量の分析を行い、夜の12時から5時までどこに人々が多いのか見つけました。それで9つの路線を作りました。

それで終りではありません。「オルペミ(フクロウ)バス」の運行を開始した後、私のフェイスブックに数多くの市民が数千のコメントを残してくれました。そしてフェイスブックの友達の要請事項を徹底的に把握し反映しました。今の「オルペミ(フクロウ)バス」は一日平均6千人の市民の足として重要な役割を果たしております。

あ、私のSNSフォロワーはもう160万人を越えましたが、世界の誰にでも開かれた政策公論の場になっています。皆様も私とSNSで繋がってみてはいかがですか。

世界中の市民の声が集まれば、世界の問題を解決することができる巨大な力になると思います。皆様、一緒に見る夢は現実になります。

▶ 「フクロウバス」の詳細ページ

 

#4 市民の参加が世の中を変える力になります。

僕は市民の力を信じています。市民の参与は世の中の変化を作り出します。

人権弁護士として、市民運動家として、社会運動家として市民と一緒に世の中の良い変化を作り出しました。今でもソウル市長として市民と一緒に変化を作り出していきます。すべて市民の皆様のおかげです。

特に、「市民が市長です。」というスローガンで実際にそのように市政を運営してみると、本当に楽なことが多いです。しかし、ソウル市民の一人一人の声を追うのはたいへんな事です。それでこのように私は老いていっているのではないかと思われます(笑い)。これが市長に就任する前の私だとすると、今はこうですが、もうすぐこのようになるのでしょう(笑い)。

皆様、今の私たちは「低成長時代」、「不況時代」、「過渡期」の時代に生きています。私たちの人類の文明史については、共同体の構成員が一緒に現実を乗り切っていく「協力政治」の力を発揮したとき、その危機を乗り越えた歴史の連続でした。一緒に「変化」と「革新」の旗を高く掲げたとき、古い文明を後にし新しい文明の扉を開けて一歩前進の歴史を作ってくることができました。ソウルもそのような歴史の扉を開けていきます。

私との短い出会いが、市民の参加が作り出す力を信じる、小さな土台になってほしいです。一緒に歩んでいけば道になり、一緒に見る夢は現実になります。ありがとうございます。

▶ ダボスで開かれた「世界経済フォーラム」セッションでのスピーチの詳細ページ




パク・ウォンスン市長、世界最大ブレーンストーミング「ダボス会議」に参加

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2016年1月20日∼23日スイス・ダボスで開かれる世界最大のブレーンストーミング会議である第46回世界経済フォーラム(World Economic Forum)年次総会「ダボス会議」にパク・ウォンスン市長が参加して、行政革新およびガバナンスなど、ソウルの行政革新を世界の舞台で説明する予定である。

今回のダボス会議には、パク・ウォンスン市長の他にも、ジャスティン・トルドー(Justin Trudeau)カナダ首相、ジョー・バイデン(Joe Biden)米副大統領、クリスティーヌ・ラガルド(Christine Lagarde) 国際通貨基金(IMF)専務理事など、世界40ヶ国の首脳および約2,500人の政府‧企業‧学会の代表が参加する。

第46回ダボス会議テーマは、「第4次産業革命の理解(Mastering the Fourth Industrial Revolution)」で、デジタル時代への変化が我が社会に及ぼす影響について議論が行われる。

パク・ウォンスン市長は20日~21日の両日間、合計4セッション(▴都市内の革新の促進▴インフラおよび都市開発に関するリーダ会議▴リーダーとの出会い▴都市の魂)に公式参加する。

パク・ウォンスン市長は「都市内の革新の促進」、「インフラおよび都市開発に関するリーダ会議」、「都市の魂」の3セッションでの特別発言を通じて、30億件の通話量によるビッグデータから誕生した深夜専用の「フクロウバス」、市民ガバナンスでたてた「2030ソウルプラン」など、第4次産業革命の流れが適用されたソウル市の優秀行政革新事例を紹介する。

さらに、2∼30代の若い企業家、市民運動家などで構成された、ダボス会議のイニシアチブのひとつであるグローバルシェイパーズ(Global Shaper)が主催する「リーダーとの出会い(Meet the leaders)」セッションに招待され参加する。このセッションはメンターとなる世界各分野のリーダーたちを招待して自由な雰囲気の中で意見交換を行う場所である。

それとともにパク・ウォンスン市長はUNESCOのイリナ・ボコヴァ(Irina Georgieva Bokova)事務局長、OECDのアンヘル・グリア(Angel Gurria)事務総長、シュナイダーエレクトリックのCEOジャン-パスカル・トリコワ(Jean-Pascal Tricoire)氏など、フォーラムに参加した政・官・財界の主要人物との個別面談を通じて、ソウル市の国際的な地位およびグローバルネットワークの強化、そして協力の可能性を模索する予定である。

特に、パク・ウォンスン市長は今回のダボス会議では随行員を連れずに単独でセッションに参加し、現場で「ダボス特派員」になって、ツイッター、フェイスブックなどの自分のSNSを通じて、直接市民に生き生きした現場のことを伝えるという計画である。

パク・ウォンスン市長は「今回のダボス会議の主題である第4次産業革命はすでに進行されている巨大な変化の流れであり、ソウル市もその流れを先導して第4次行政革命を作っていけるように、様々な政策を展開していきたい」といいながら、「ソウル市長であり、ダボス特派員として現場でたくさんのことを学んで感じて、そして市民の皆様に生き生きとした情報を伝えたいと思いますので、是非期待していてください。」といった。




ソウルの通り名所30選




ソウル市公式広報パンフレット




賃貸保証金の30%を支援する「長期安心住宅」、500戸早期支援

전월세

ソウル市は、住宅家賃の高騰で困難を抱える無住宅者の負担を軽減すべく、賃貸保証金の30%を支援する「保証金支援型長期安心住宅」の2016年度の物量1,500戸のうち500戸を早期に供給します。

今回供給する500戸の30%は優先供給対象です。そのうち、20%は出産奨励などのために新婚夫婦に、10%は胎児を含む未成年者が3人以上の世帯に支援します。

「保証金支援型長期安心住宅」は、賃貸保証金の30%、最高で4,500万ウォンまで、最長で6年まで無利子で支援する住居支援事業で、2012年の導入以来毎年申請者を募り、これまでに約5,100戸の賃貸保証金を支援しました(12月16日現在)。住宅所有者、賃借人、SH公社が共同で賃貸借契約を交わし、保証金を支援するという形で行われています。

ソウル市は、今回の早期供給により、賃貸住宅需要が多くなる春の引越しシーズンに賃貸住宅を探しやすくなるのではと期待しています。残りの1千戸のうち500戸に対する支援は、チョンセ(家賃を払う代わりに契約時に住宅価格の5~8割程度の資金を預ける)とウォルセ(月払い)の契約率や価格上昇率などの市場動向を把握し、状況によって随時供給する計画です。

区分 チョンセ ウォルセ(保証金あり)
対象住宅 面積 専用面積60㎡以下

(4人以上の世帯は専用面積85㎡以下)
保証金など チョンセ保証金2億2千万ウォン以下
(4人以上の世帯はチョンセ保証金3億3千万ウォン以下)
基本保証金+チョンセ転換保証金の合計

が2億2千万ウォン以下でウォルセ50万ウォン以下
(4人以上の世帯は保証金の合計3億3千万ウォン以下)
支援金額 チョンセ保証金の30%
(最大4,500万ウォン)
基本保証金の30%
(最大4,500万ウォン)
※ 6千万ウォン以下の保証金は50%支援

※ チョンセ転換保証金=ウォルセ金額×12/チョンセ・ウォルセ転換率(6%)[住宅賃貸借保護法第7条の2に基づく]

支援対象住宅は、純粋なチョンセ住宅と保証金ありのウォルセ住宅(半チョンセ)で、保証金の限度は、3人以下世帯の場合は純粋なチョンセ保証金または保証金ありのウォルセの基本保証金とチョンセ転換保証金の合計が2億2千万ウォン以下、4人以上の世帯の場合は最高3億3千万ウォン以下の住宅です。ただし、保証金ありのウォルセの場合、月々の家賃の限度は50万ウォンです。保証金が6千万ウォン以下の場合(チョンセ、保証金ありのウォルセともに該当)は50%、最高で3千万ウォンまで無利子で支援します。対象住宅の専用面積は、3人以下の世帯は60平方メートル以下、4人以上の世帯は85平方メートル以下です。

支援対象は、ソウル市在住の無住宅世帯で、世帯全体の月平均所得が都市労働者1世帯当たり月平均所得の70%以下の世帯です。所有する不動産は、1億2,600万ウォン以下、自家用車は現在価値2,489万ウォン以下です(募集公告日時点)。都市労働者1世帯当たりの月平均所得の70%は、4人世帯の月平均総収入は366万ウォンです。

世帯員数 3人以下 4人 5人以上
都市労働者1世帯当たりの月平均所得70%(‘14年時点) 331万4,220ウォン 365万7,250ウォン 389万2,010ウォン

2年ごとに再契約し、最長6年まで支援を受けることができます。ソウル市は、再契約の際に10%以内の保証金引き上げに対して30%負担することで、住居費上昇による負担を最小限に抑えようという計画です。

12月23日(水)にSH公社のホームページ(www.i-sh.co.kr)に支援対象者募集公告を掲載し、2016年1月4日(月)~6日(水)に申請を受け付けます。1月13日(水)に書類審査対象者を、2月25日(木)に入居者を発表する予定で、契約期限は5月31日(火)です。