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市民が選ぶ「ソウルのコロナ10代ニュース」1位は「ZeroPay・ソウル愛の商品券」

コロナ関連のニュース大賞を決めるオンライン投票に市民24万1256人が参加 経済、防疫、スマート政策など、あらゆるジャンルに広く関心が寄せられ、キーワードは「共存」「非接触」「S防疫」 ソウル市庁に出入りする記者が選んだ1位は「ドライブスルー検査場」 今年、新型コロナウイルスを克服する力になったソウルのニュース1位は「ZeroPay・ソウル愛商品券」だった。 ソウル市が今年11月からオンラインで行った「ソウル新型コロナウイルス10大ニュース」の市民投票の結果、「ZeroPay・ソウル愛商品券」が5万8513標(9.2%)を得て1位に選ばれた。2位以下は「ソウル市災難緊急生活費」(5万962票、8.0%)、「介護SOSセンター(4万9318標、7.8%)、「ソウル公共Wi-Fi Kkachi On」(3万6401標、5.7%)、「ドライブスルー検査場」(3万4433標、5.4%)だった。 「ソウル新型コロナウイルス10大ニュース」を決める市民投票は11月9日から12月4日までの26日間、ソウル市の新型コロナ関連の主要ニュース30を対象に行われた。投票には例年より多い24万1256人が参加し(参加者1人当たり最大3つまで選択可能、総投票数63万4977標)、新型コロナウイルス関連のニュースに対する市民の関心の高さをうかがわせた。 「ソウル新型コロナウイルス10大ニュース」の投票結果を分野別に見ると、①「新型コロナウイルスの克服を支えた」経済・民生関連のニュース3件(1、2、9位)、②「新型コロナウイルスからソウルを守り抜いた」安全、健康、防疫関連のニュース4件(5、6、7、10位)、③「新型コロナウイルスの克服を支えた」文化、スマート、福祉関連のニュース3件(3、4、8位)がそれぞれ10大ニュースに選ばれ、市民が新型コロナウイルスに関するニュース全般に渡り関心を寄せていることがうかがえた。 ※ソウル市の新型コロナウイルス10大ニュース最終結果 ソウル市の新型コロナウイルス10大ニュース最終結果 順位 ニュース名 得票数 得票率 1 ZeroPay・ソウル愛の商品券 58,513 9.2% 2 ソウル市、災難緊急生活費を支援 50,962 8.0% 3 コロナ禍での介護の空白を解消「介護SOSセンター」 49,318 7.8% 4 ソウル公共Wi-Fi「Kkachi On」 36,401 7.8% 5 ドライブスルー検査場を運営 34,433 5.4% 6 新型コロナウイルス感染拡大防止に向け集会禁止措置 29,211 4.6% 7 新型コロナウイルス感染者疫学調査団を運営 27,529 4.3% 8 ポストコロナ時代のデジタル力強化に向けた総合対策 24,052 3.8% 9 児童・生徒の過程にエコな食材パックを支援 22,726 3.6% 10 公共交通への防疫施行 20,946...   Read more
SMG 420

ソウル市、広津区・KTと協力 九宜駅一帯を5G「スマート再生」テストベッドに

来年7月までに「都市再生活性化計画」の樹立を目指し、2日、計画推進に向け3者間のMOUを締結 5G基盤のAR・VR制作・編集・体験「超実感制作プラットフォーム」を起業家やYouTuberに開放 停滞する飲食店街「ミガロ」へのアクセス性を高めるべく、ARの地元商圏案内システムを開発 関連分野のスタートアップや若者を呼び込み雇用を創出→地域経済の活性化に期待 ソウル市は、広津(クァンジン)区と株式会社KTと協力し、九宜(クイ)駅一帯を第4次産業革命のコア技術である5Gを基盤とした「先端産業技術テストべッド」に整備するための「スマート再生」を本格化させる。 今回の事業は、ソウル市が九宜駅一帯の18万㎡を対象に推進する「都市再生活性化事業」によるもので、隣接する紫(チャ)陽(ヤン)1再整備促進区域内に株式会社KTが建設を予定している「ICT先端業務複合開発事業」と連携し「スマート再生」の方向で実行段階に入る。 九宜駅一帯に5G通信システムを基盤としたAR(拡張現実)やVR(仮想現実)などのコンテンツ制作から編集、体験、YouTube撮影まで一度に行える中核施設「超実感制作プラットフォーム」が建設される。デジタル分野のスタートアップや起業家、YouTuberが創作活動に利用できるよう開放する予定だ。 また、九宜駅一帯の飲食店が立ち並ぶ「ミガロ」へのアクセス性を高めるため、ARを利用した地元商圏案内サービスを開発する。駅舎内にAR体験スペースを設置するほか、付近の住宅街には防犯環境設計(CPTED)などのスマート環境を整備する。 ソウル市は行政と企業が連携し、6回に及ぶ協議の末に地域共生方策を設けることにしたという点で、この計画が持つ意味は大きいと説明している。市は、住民協議体と広津区の意見を聞き、株式会社KTからコンサルタントと諮問を受け、来年7月までに「九宜駅一帯の都市再生活性化計画」を策定する方針だ。 公共機関の移転により、地元商圏が低迷に苦しむ中、ソウル市は先端技術を活用した「スマート再生」を通じて、5G関連分野のスタートアップが成長できる環境を整え、雇用の創出につなげて若者の流入を促し、地域経済の活性化を図りたい考えだ。 ソウル市はまた、来年の下半期から九宜駅一帯でスマート再生をリードする事業をスタートさせる。2021年の予算を編成し▲空室・衰退する商店街を対象に起業や業種替えなどに対するインキュベーション事業▲ミガロを象徴的な街にすべく基本・実施設計などを委託▲スマート定住環境の整備に向けた基本・実施設計の委託などを推進する。呼び水となる事業費用として、5年間で200億ウォンを投入する予定だ。 ソウル市のソ・ノウォン地域発展本部長は「地域共生と発展という公益の目的と、株式会社KTのコンサルティングと技術力が融合する九宜駅一帯の『スマート再生』を本格化させる」としながら、「今回定められた基本方針を基に、MOUを締結した3者が協力して住民に満足してもらえる活性化計画を立てていきたい。今回のMOUを始まりに、中心市街地型の都市再生事業が目指す都心産業の育成、生活の中心地に特化した戦略を可視化し、圏域単位で波及力ある地域拠点を整備できるよう最善を尽くしたい」と語った。
SMG 327

ソウル市、上級総合7病院で「重症患者専用病床」確保へ、TF立ち上げ総力

ソ・ジョンヒョプ権限代行と総合病院院長の緊急懇談会で決定、15病床の追加の確保目指し協力 すでにサムスンソウル病院に2病床を追加、ソウル聖母病院や梨大ソウル病院なども設置に向け準備中 円滑な転院を支援することで追加の病床の確保につなげ、保護者や付添いの人にもPCR検査を実施 一般病床より物理的なスペースと施設、10倍以上の医療スタッフが必要で上級総合病院の協力が切実 ソウル市は昨日(12月1日)、ソ・ジョンヒョプ権限代行と7つの上級総合病院の院長らが緊急懇談会を開き、新型コロナウイルスの重症患者のための専用病床を新たに確保することで一致したと伝えた。 すでにサムスンソウル病院に2病床を追加しているほか、ソウル聖母(ソンモ)病院と梨(イ)大(デ)ソウル病院も追加の設置を決め準備を進めている。延世(ヨンセ)大学附属セブランス病院や高麗(コリョ)大学安岩(アナム)病院、ソウルアサン病院なども検討に入っている。 ソウル市と上級総合7病院はこの日行われた懇談会で、責任ある立場の教授やソウル市の実務者らが参加する「ソウル市新型コロナウイルス重症患者治療TF」を発足・運営することで一致し、重症患者専用で新たに15病床を確保するため総力を挙げて取り組むことにした。 ソウル市はまた、上級総合病院の重症患者専用病床がうまく回り、病床の追加確保による効果が表れるよう積極的に支援する考えだ。この日の懇談会に参加した病院によると、重症患者専用病床で治療を終えた患者がほかの病院(一般病棟)に移るのは困難な状況があり、ソウル市は可能な限りのサポートを行うとしている。 ソウル市は同時に、PCR検査も支援する計画だ。全国から患者が押し寄せる大型病院でのクラスター発生を防ぐため、すでに感染者を治療する上級総合病院の医療スタッフらに対して実施している検査に加え、保護者や付添いの人などを対象とする検査も支援する。 その他、新型コロナウイルスの重症患者の情報共有体系を整え、新型コロナウイルスの治療を終えた重い疾患を抱える患者を治療するための病院間の転院協力も推進する。 ソウル市は、場所や医療スタッフの医療技術、医療装備を考えれば、重症患者専用病院の追加の確保は民間の上級総合病院の協力なくして難しい状況であると説明した。 重症患者専用病床は一般病床より面積が1.5倍必要な上に、1人部屋であることが法律で定められている。また、陰圧室の維持や医療装備を設置するためのスペースも必要だ。人工呼吸器やエクモなどの医療装備を設置する必要があり、対象が重症患者である点を考えれば、上級総合病院の医療スタッフの技術力も求められる。 医療スタッフは集中治療室の2.5倍、一般の患者の治療時より5倍から10倍以上の人手が必要となる。看護師に至っては一般病床と比べて12倍程度の人数が求められる(1病床当たりに必要な看護師の人数:一般病床0.4人、重症患者専用病床5人)。感染リスクを防ぐために着用するレベルD防護服は長時間着続けることができない上に着脱も難しく、2時間から3時間ごとに交代する必要があるためだ。 ソウル市のソ・ジョンヒョプ市長権限代行は「昨日の懇談会に参加した7つの上級総合病院の積極的な協力に感謝する」としながら、「今後、稼働するTFを通じて新型コロナウイルスの重症患者が専用病床で必要な治療を必要な時に受けられるよう、民間の病院と力を合わせ病床の確保に全力で取り組みたい」と語った。
SMG 441

ソウル市、小型レンタル自転車を松坡・江東・恩平に先行導入

従来に比べ軽量化した500台を自転車の走行に適したインフラ整備が進む松坡・江東・恩平に導入 需要や利用パターンを把握し、満足度調査を行うなど市民の意見を吸い上げエリア拡大も検討 Zero Pay割引は来年末まで1年延長、年末にはレンタル自転車導入5年間の歴史を振り返る展示も実施 高校生のアイディアから生まれた小型レンタル自転車、「新芽(セサク)タルンイ」が、今日(11月30日)からソウル市内を走行する。サイズは20インチと、青少年や小柄な成人も利用しやすいよう、従来のタルンイより小型・軽量化している。 ソウル市はレンタル自転車「新芽タルンイ」500台を、比較的、自転車の走行に適したインフラ整備が進む松坡(ソンパ)区・江東(カンドン)区・恩(ウン)平(ピョン)区で運営を開始し、来年1月までに計2,000台を順次、追加投入する。利用者の需要や満足度など、市民の意見を様々な形で汲み取り、小型レンタル自転車の台数やエリアの拡大を検討する計画だ。 レンタル自転車「タルンイ」アプリに新設された「新芽タルンイ」メニューをクリックすると、利用可能台数やポートの位置などをリアルタイムで確認できる。また、利用方法はこれまでと同じ。 「新芽タルンイ」は、従来のタルンイよりタイヤのサイズを4インチ(24→20インチ)小さく、重さは2㎏(約18→約16㎏)軽減している。タイヤとカゴのパネルには「新芽」のイメージにぴったりのライトグリーンを採用。夜間でも見やすいよう工夫している。 昨年12月、「2019、児童と共に行う政策討論会」に参加した高校生が、「今のタルンイは大人が利用するのに適したサイズに画一化されているため、子どもも乗れるタルンイを作って欲しい」と提案したことを受け、ソウル市が政策を推進した。市は、各界の専門家に諮問し、「新芽タルンイ」の政策の方向性をはじめデザインや構造を決定した。これに先立ち、今年7月から8月にかけて市民投票アプリ「mVoting」を通じてアンケート調査を行い、新たな小型レンタル自転車を「新芽タルンイ」と命名した。 「新芽タルンイ」の導入を提案した高校生のイ・グンサン君は、「これからは兄弟で一緒にタルンイに乗れるのでうれしい。自分が提案したアイディアが実際に形になって胸がいっぱいだ。多くの市民の方に利用して欲しい」と述べた。  「新芽タルンイ」の導入に伴い、今日(11月30日)からタルンイの利用可能年齢もこれまでの満15歳以上から満13歳以上に拡大される。新芽タルンイの利用者には、一般タルンイと同様に障害や後遺障害、治療費、賠償責任などの保険が適用される。  「新芽タルンイ」が導入され利用年齢も拡大されたことで、これまで年齢によって利用を制限されていた青少年も、学校や塾に行く際に利用できるようになり、環境に優しい交通手段の需要の拡大が見込まれる。また、年齢にかかわらず自分の体格や体型に合わせてタルンイを選ぶことができ、利用者の選択の幅も広がる。  ソウル市は、今年年末に終了予定だった「Zero Pay」割引を来年末まで1年延長する案や、適切な減免率の検討を進めている。現在、タルンイの利用チケットをZero Payで決済すれば、一日利用チケットは50%、定期チケットは30%の割引が適用される。  ソウル市は導入から5年間で20倍近く成長し、ソウル市民の日常に欠かせない存在となった公共レンタル自転車「タルンイ」の歴史と、市民のアイディアから生まれた「新芽タルンイ」を一目で見られる展示会を12月末、ソウル市庁一帯で開催する。  ソウル市のファン・ボヨン都市交通室長は「新芽タルンイは市民のアイディアから生まれ、市民の意見を取り入れながら進めた政策という点でより意味が大きい。今回の試験的な導入を通じて様々な年齢層の市民が安全にタルンイを利用できる環境を整備していきたい」としながら「新型コロナウイルスが再拡大する中、感染対策とエチケットを遵守し、健康かつ安全な自転車の利用をお願いしたい」と語った。 【添付】新芽タルンイの写真 <新芽タルンイの実物> <従来のタルンイとの比較写真>
SMG 515

ソウル市、3日(木)の大学修学能力試験会場まで全方位交通支援

試験当日、地下鉄の集中配車時間を6時~10時に延長、28回増便 バスの配車間隔を短縮し集中配車する一方、4時~12時までタクシー特別シフトで移動を支援 無料の非常輸送車両を運営し、試験会場近くの駅やバス停留所などに729台待機 試験当日、障がいのある受験生に「障がい者専用タクシー」を優先配車。事前予約受付中。 役所などでは出勤時間を1時間遅らせ、受験会場の周囲200mの車両の通行を統制 市、「コロナ禍でも受験生のための交通支援を惜しまない。安全な交通対策の推進に市民の協力求む」 ソウル市は12月3日(木)「2021年大学修学能力試験」当日、受験生の交通を最優先に、通学時間帯の電車の増便やバスの配車間隔の短縮、タクシー特別シフト、非常輸送車両の支援など特別交通対策をまとめたと発表した。 2021年大学修学能力試験は3日(木)午前8時40分から午後5時40分に行われ、ソウルでは249の試験会場で10万6千人余りの受験生が受験する。 受験生は昨年より9.2%減少しているが、今年は新型コロナウイルス対策で受験会場の収容人数を縮小し、隔離中の受験生のために特設試験会場を運営するなど、受験会場は昨年より41ヶ所増えた。 <公共交通集中配車、個人タクシー特別シフト、障がい者専用タクシーを受験生優先に>  ソウル市はまず、電車の午前集中配車時間を通常「7時~9時」から「6時~10時」に2時間延長し、同時間帯に電車を28回増便する。受験生の登校時間が早まり、通勤時間の調整で通常より遅く出社する社会人のスムーズな通勤をサポートするため。  市内バスとコミュニティーバスも6時~8時10分まで配車間隔を短縮して運行し、4時~12時までタクシーの特別シフトで1万9千台余りを追加投入する。  この日、公共交通を利用する受験生のために、電車やバスの車内などで試験会場行き路線と位置を案内し、受験生らが登校時間内に安全に試験会場に到着できるよう支援する。  同時に、「受験生輸送支援車」の案内文を貼った民・官車両729台も受験会場周辺の駅やバス停留所など主要地点に待機させ、受験生が乗車を求めた場合には試験会場まで無料で送迎する。  投入される車両はいずれも事前に感染対策を完了し、車内には手指消毒薬やマスクを十分に用意する。また、より安全に送迎できるよう、待機場所ごとに体温をチェックする担当者を配置し乗車前に発熱がないことが確認された場合にのみ乗車できるようにする。  市はさらに、身体の不自由な交通弱者の受験生が受験会場まで安心して移動できるよう、試験当日、障がい者専用タクシーを受験生に優先的に配車する。  障がい者専用タクシーを利用して学校まで移動したい受験生は、11月24日より障がい者専用タクシーカスタマーセンター(1588-4388)から事前に予約できるが、事前予約をしていない場合も試験当日、受験生が希望すれば優先的に配車する。 <役所などでは出勤時間を1時間遅らせ、試験会場周辺200mの車の通行を制限>  一方、ソウル市は登校時間帯の交通混雑により受験生が時間通りに試験会場に到着できないことがないよう、市や自治区、公社などで試験当日の出勤時間を通常より1時間遅い午前10時に調整する。  登校時間帯には、自治区の公務員、民間団体のボランティアなど2,600人余りが早朝から警察と共に試験会場周辺や移動経路の主要地点に配置され、非常輸送車両への乗車や交通秩序の維持など、受験生の速やかな移動と案内を支援する。  さらに、受験生が静かな環境で試験に集中できるよう、受験会場周辺の工事現場の騒音や、バスやタクシーのクラクションなどを出さないよう事前に要請し、各自治区が試験会場周辺を巡回して騒音の管理に万全を期す。  試験当日、交通の混雑を最低限に抑えるため、試験会場周辺、半径200m区間の車両の通行と駐車が禁止されるほか、交通の流れを妨げ混雑を招く違法駐・停車を行った場合には罰金を科し、レッカー車を導入するなど厳しく対処する。  ソウル市のファン・ボヨン都市交通室長は「コロナ禍でも11万人余りの受験生が安全な環境で試験に集中し、これまでの努力の成果を出せるよう交通の利便性を全方位的に支援する」としながら「受験生の家族や友人の試験会場への訪問を控え、家庭内で静かに応援していただきたい。一般市民の方にも交通対策推進への協力をお願いしたい」と語った。
SMG 403

ソウル市、国内初の災害事故「現場指揮官」養成、64人排出

国内初、現場指揮官資格認証制で認定された64人(初級43人、中級21人)を輩出 初級、中級、高級いずれも4段階の過程に合格した場合に「現場指揮官」の資格を付与 災害現場統合指揮官である消防署長まで、全幹部を対象に拡大する予定  ソウル市消防災害本部は「国内で初めてとなる消防活動『現場指揮官資格認証制』を通じて資格認証者64人を輩出した」と発表した。  市の消防災害本部は昨年11月から災害現場の専門指揮官養成に向け「現場指揮官資格認証制」(以下、認証制)モデルを開発し、国内で初めて運営している。  「認証制」は初級(消防尉)、中級(消防警)、高級(消防領)で構成され、指揮官個人の能力を検証・評価し、与えられた任務の遂行などの過程に合格して初めて「現場指揮官」の資格が与えられる。  これに伴い、ソウル市消防災害本部は現場指揮官資格認証制の評価を全4段階に分けて行う。  認証に向けた第一段階ではまず、現場指揮標準作戦プロセスと火災性状などに関するサイバー教育の修了、第二段階は専門知識と経験を考慮した職務教育の履修、第三段階では実技評価、第四段階では災害・心理・社会の外部専門家との質疑応答を経て、総合的な状況判断力を評価する。  実技はICTC(ソウル特別市災害現場指揮力強化センター)で行い、災害類型別、状況別、段階別に仮想現実を用いて与えられた任務の遂行過程を評価する。  今回、初めて現場指揮官資格認証制に合格したのは初級43人、中級21人の計64人。 ソウル市消防災害本部関係者は「今回、排出された認証指揮官64人を始まりに、リーダーシップや責任感を備えた精鋭現場指揮官を持続的に養成し、抜かりのない指揮体系を構築したい」と述べた。  また、「高級過程の評価モデルを開発し、現場指揮官資格認証制を拡大し、今後、現場指揮官の能力に関する体系的な管理を通じて資格認証制を定着させていきたい」としている。  ソウル市のチャン・マンソク消防災害本部現場対応団長は「火災などの災害現場に専門能力を備えた指揮官を配置し、適時性ある現場の指揮を行い市民の命の保護に最善を尽くしたい」と語った。
SMG 409

ソウルデザイン財団とIKEA Korea「持続可能なデザイン」戦略的協力を約束

市民の生活の質の向上という財団の目標と、すべての人のデザインを掲げるIKEAの「デモクラティックデザイン」の哲学が共に新型コロナ以降の市民の生活を変える サポート施設やDDPストア、UDプラットフォームなど持続可能な都市に向けた協力を持続化 IKEA Koreaが寄付した端切れを活用しSUPerbag配布イベントを開催  ソウルデザイン財団(代表理事チェ・ギョンラン)は、IKEA Koreaと共に持続可能なデザインを通じて市民の幸福と豊かな暮らしの実現に貢献する社会を築いていくための覚書を交わした。  今回の協定はソウルデザイン財団のビジョンと、IKEAが「すべての人のためのデザイン」を掲げ追及する「デモクラティックデザイン(Democratic Design)」の価値を基に、両者が日常の空間、特に都市空間に生きる市民の暮らしを向上させたいという共通の目標を共有して進められた。特に、新型コロナウイルス以降、家の中で過ごす時間が増えた私たちの暮らしに活力を吹き込むという趣旨で公共団体と民間企業が協力したことに大きな意義がある。  ソウルデザイン財団は東大門デザインプラザ(DDP)を運営し、市民のより良い暮らしに向けデザイン文化を広げるソウル市の専門機関として、これまで人に優しいデザインを通じて市民の生活の質の向上を実現し、ヒューマンシティー・デザイン・アワードを開催して人間と環境の調和をなした価値を追求するなど、世界のデザイン文化と産業をリードしている。また、すべての人が利用しやすいようデザインするというデザイン哲学、ユニバーサルデザイン体験空間をDDPに実現するための事業を進め、DDP生活の場に市民の誰もが利用できる市民ラウンジ「D-森」をオープンした。ソウルデザイン財団とIKEA Koreaは今回の覚書を通じて共通のデザイン目標を共に形にしていくための戦略的協力を持続的に進めていく計画だ。  IKEA Koreaのフレデリック・ヨハンソン代表理事兼最高持続可能性責任者(CSO)は「今回の覚書締結を通じてより多くの人が家と日常において、持続可能かつ健康な生活を実践できるよう多様な活動を企画し、そのような取り組みに積極的に参加していく」と述べた。  ソウルデザイン財団のチェ・ギョンラン代表理事は「財団はあらゆる事業に持続可能なデザインを活用できるよう、事業戦略を構想してきた。IKEAの『すべての人のためのデザイン』という哲学は、社会貢献という側面で財団の志と一致している。今回の協定を機に、双方が市民の暮らしをより良い方向に変えるという財団のビジョンと、IKEAの哲学を実現できるようDDPデザイン事業、人に優しいデザイン、ユニバーサルデザイン、DDPブランドストア分野において様々な協力が行われることを期待している」と語った。  ソウルデザイン財団とIKEA Koreaは、業務協定をはじめ年末に支援を必要とする子ども250人を対象に「SUPerbag配布イベント」を開催する。このイベントはIKEA Koreaからの寄付で得たアップサイクル素材(端切れ)約1千㎏を活用して、子どもたちが便利に使える実用性満点の補助カバン(SUPerbag)を制作する。また、アップサイクルに関する教材を同封し、児童(青少年)にアップサイクルの実践経験を提供する。
SMG 439

ソウル市、ポストコロナのヘルスケアをリードする 「クイックファイヤーチャレンジ」優勝スタートアップを発表

ジョンソン・エンド・ジョンソンとクイックファイヤーチャレンジ優勝企業2社を発表、ニューノーマル時代の治療改善技術 2015年から欧米やアジアなどの拠点でクイックファイヤーチャレンジ、ソウルで4回連続開催 市、優勝企業に「起業から技術の事業化」までバイオ医療産業のあらゆるサイクルに合わせた密な支援 11月25日午後3時、ソウル市は韓国保険産業振興院、ジョンソン・エンド・ジョンソンイノベーション、韓国ヤンセンと共同で主催した「ソウル・イノベーション・クイックファイヤーチャレンジ(Seoul Innovation Quick Fire Challenge)」の授賞式を開催する。 携帯用早産診断機を開発した(株)DCメディカル(代表チェ・ダブリエル)と、スマートフォンのセンサーを利用した健康情報測定ソリューションを提供する(株)ディープメディ(代表イ・グァンジン)が、世界30か国の起業を目指す人々や研究者108チームと競い合い、優勝した。 今年のテーマは「ニューノーマル時代のヘルスケア」で、優勝した2社((株)DCメディカルと(株)ディープメディ)は、新型コロナウイルスのパンデミック下における治療の改善に向けた独自の技術開発とデータ活用の点で評価された。 優勝した企業には、洪(ホン)陵(ヌン)にあるバイオ医療スタートアップ支援施設に入居(最大4年)できる資格と、ソウル・バイオ・ハブの企業成長コンサルティングおよび海外市場進出に向けた支援など、様々な起業プログラムを利用できる権利が付与される。 クイックファイヤーチャレンジは、ジョンソン・エンド・ジョンソンイノベーション傘下のJLABSが2015年から毎年開催しているイベント。欧米をはじめオーストラリアやアジアなど世界の主要バイオ産業拠点都市で45回以上開催されているが、同じ地域で4回連続開催されたのはソウル・イノベーション・クイックファイヤーチャレンジが初めてとなる。 <JLABS現況> ※ 機能:バイオ医療ベンチャー企業らの研究及び技術の事業化に向けた諸般を支援 ※ 場所:ボストン、ニューヨーク、マサチューセッツ、テキサス、サンディエゴ、 サンフランシスコ、トロント、ベルギー、中国など13地域 ※ 支援: 公用・個人研究室、オフィス、運営支援、教育、ビジネス・サービスなど ※ 条件のないプログラム(no-strings-attached)で、自由な価値の創出を奨励  ソウル・イノベーション・クイックファイヤーチャレンジで優勝した企業は、起業して間もないスタートアップでも、投資の誘致や研究開発などで急速に成長している。ソウル・イノベーション・クイックファイヤーチャレンジの参加企業は年々増え続けており、官民協力の下、バイオ革新ベンチャー企業の発掘・育成プログラムとして評価されている。  ソウル市のキム・イスン経済政策室長は「今年で4回目を迎える『ソウル・イノベーション・クイックファイヤーチャレンジ』は、優秀なバイオ企業を発掘し、洪陵に誘致する役割を果たしている。ソウル市は優勝した企業の革新技術が挑戦に留まることのないよう、起業から事業化まで、バイオ医療産業のあらゆるサイクルに渡り必要な支援を惜しまない」と語った。
SMG 353

ソウル市、ソーシャルディスタンスの強化で負担増す 「配達員や警備員」にマスク322万枚を緊急支援

特別雇用・プラットフォーム従業員に291万2千枚、警備・コールセンター従業員に31万枚、1人当たり10枚から15枚支給 特別雇用・フリーランス労働組合、使用者団体、ソウル市移動労働者休憩5ヶ所でも配布 縫製スタッフへの収益補填のため1万2千枚の綿マスクを制作、1枚当たり1千円保証 ソウル市は新型コロナウイルスの感染再拡大などで業務への負担が増している配達・コールセンター従業員や、対面での仕事が続く代理運転手、ホームヘルパー、警備員などにマスク322万枚を支援する。 また、多くの市民と接触し、夜間や早朝など劣悪な環境で働く清掃作業員の休憩施設や密な勤務環境のコールセンターなど合わせて364ヶ所に空気清浄機や仕切りなどの感染予防用品の購入費用も支援する。 とりわけ全マスク配布量のうち1万2千枚余りは、新型コロナウイルスにより仕事が急減した縫製スタッフに制作を依頼し、少額でも所得につながるようにする計画だ。 ソウル市はまず、新型コロナウイルスの長期化によりオンライン・ショッピングやデリバリーの利用が増え、休む間もなく働く配達員や宅配業者、狭い空間で不特定多数の市民を対象に仕事をする代理運転手など、特別雇用・プラットフォーム労働者約10万人に1人当たり30枚のKF94マスク(綿マスク含む)、合わせて291万2千枚を配布する。 <特別雇用・フリーランス労働組合、使用者団体、ソウル市移動労働者休憩所(5ヶ所)で配布>  マスクは主要な特別雇用・フリーランス労働組合(全127万枚)とプラットフォーム事業者使用団体(全53万枚)からそれぞれ加入している労働者に配布する形式。その他、労働組合に未加入または個人として営業を行う労働者は、ソウル市の移動労働者休憩所5ヶ所(瑞(ソ)草(チョ)、北倉(プクチャン)洞、合(ハプ)井(チョン)、上岩(サンアム)、佛光(プルグァン))でマスク(全111万2千枚)を受け取れる。  入居者と頻繁に接触するマンションの警備員にもKF94マスクを支給した。自治区の労働者総合支援センターでマンション警備員らの自助組織を中心に需要を把握し、1人当たり10枚ずつ、計1万2500人(全12万5千枚)への配布を完了(10月から11月)した。 <密接・密閉・密集の364の清掃作業員休憩施設とコールセンターに感染予防用品購入費支援>  その他、ソウル市は新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため感染リスクの高い密な清掃作業員休憩所やコールセンターの業務環境の改善も行っている。  まず、ソウル所在322ヶ所の生活廃棄物処理業者の休憩施設に空気清浄機、除湿器など感染病予防用品を支援する。自治区別に最大1500万ウォン、合わせて3億7500万ウォンを支援し、12月中に完了する。  同時に、密接・密集・密閉環境で働くコールセンター従業員の感染予防に向け△空気清浄機△マスク△仕切り△体温計△手指消毒液の購入費用も1企業当たり最大500万ウォン支給する。現在、42の事業者に対する支援を完了しており、引き続き支援申請を受け付けている。  マスクの配布および業務環境の改善支援に関する問い合わせは、ソウル労働権益センター(☎02-376-0001、www.labors.or.kr)まで。  ソウル市のソ・ソンマン労働民生政策官は「新型コロナウイルスが急拡大している中、見過ごされがちな労働者の感染予防に向けマスクを緊急配布している」としながら「私たちの周囲になくてはならない環境美化員などの労働者に対する業務環境の改善も同時に行い、労働者の健康を守ると共に新型コロナウイルスの感染拡大を食い止めるために注力する」と語った。
SMG 384

2021年大学入試で新型コロナ対策、「ソウル市合同TF対応体系」構築

ソウル市は26日から「ソウル市合同TF対応体系」を構築し、ソウル市教育庁・自治区で協力 隔離中の受験生用に22の試験会場を用意し、病院(生活治療センター)にも2ヶ所に設置 感染した受験生は病院内で試験を実施。退院予定一週間前に保健所で把握 受験日の移動も支援する。自宅隔離中の受験生は担当の公務員と救急車で移動 塾や遊興施設への特別点検を継続(12月31日まで)。※試験会場でのゴミは医療廃棄物として処理 ソウル市は12月3日(木)の大学修学能力試験を控え、試験一週間前から面接などの大学別評価が終了するまでの期間中(11月26日から2021年2月5日まで)、「ソウル市合同TF対応体系」を稼働させ新型コロナウイルスを重点的に管理する。 「ソウル市合同TF」の対策総括チームが市庁内各チームの業務協力体系を構築し、市の教育庁(教育部)と自治区が共同で試験の段階別に新型コロナウイルス特別集中防疫を実施する。市庁内8部署がそれぞれ△対策総括チーム△受験生管理チーム△試験会場管理チーム△試験会場周辺防疫チームに分かれて受験生の安全管理に最善を尽くす。 <試験当日の準備>  ソウル市はまず、感染が確認された受験生も試験を受けられるよう、11月23日(月)、ソウル医療院とソウルユースホステル(生活治療センター)の2ヶ所に特設受験会場10室を設置する。27人の受験生を収容できる広さで、受験生の急な体調の変化に対応できるよう、会場に医療人材と運営スタッフを配置する。  感染者や隔離中の受験生のための特設試験会場と試験方法に関する情報は自治区保健所を通じて市教育庁に通知され、ソウル市が拠点病院(生活治療センター)を割り当て、移動も支援する。感染者については退院予定日を試験日の一週間前から把握し、病院内(生活治療センター)で試験を実施する。  自宅隔離中の受験生については、試験当日、自治区の専門チームまたは救急車で試験会場まで移動できるようサポートする。原則としては自家用車で移動し、専任の公務員が地理情報システムを通じて移動経路を管理するが、自家用車での移動が難しい場合には専任の公務員が同行し、段階別に移動経路を案内する。自宅隔離中の受験生に対する面接など、大学別評価は別途、3ヶ所の試験会場で行われ、各大学の日程に合わせて消防災難本部との協議を通じて救急車で移動も可能にする。 <試験一週間前>  大学修学能力試験の一週間前、11月26日(木)から年末まで、受験生らが頻繁に訪れる大学周辺の重点管理施設6種(酒などを提供する遊興施設やレストラン、カフェなど)に対する集中防疫を実施する。レストランやベーカリー1万173店舗、遊興施設129店舗に対し、利用が集中する時間帯にテーブル間の距離が保たれているか点検し、感染対策を遵守していない場合には即座に指導(ワンストライクアウト制)を行う。  これまでソウル市と自治区、教育庁が共同で行ってきた塾への特別点検もより強化・拡大する。入試向け塾を中心に教習所など1,800ヶ所を対象に感染対策(人の出入り管理・マスク着用・ソーシャルディスタンスの確保)をしているか厳しくチェックし、受験生や生徒の安全を最優先に対応する。  その他、カラオケやネットカフェ、映画館などの施設に対する全数点検も行う。この特別点検も11月19日(木)から年末までの43日間に渡り集中的に行われる。マスク未着用の青少年に対してもその場で指導し、教育する方針だ。 <大学別評価(論述・面接)>  大学修学能力試験の前後に行われる論述や面接などの各大学の評価試験は、評価の類型と方法が大学ごとに異なるため、大学別に防疫管理対策を設け、防滴管理用の大学側と管轄自治区の非常連絡体系を整える方針だ。現在のところ予想される受験人数は随時約78万7千人、定時約17万8千人。 <試験終了後>  試験終了後、感染者および隔離中の受験生向け特設試験会場(大学修学能力試験22ヶ所、大学別評価3ヶ所)のゴミの処理方法について、試験終了後、ソウル市教育庁が回収し、管轄の保健所に運搬し医療廃棄物として焼却処理を行う。また、大学別評価用の特設試験会場で試験を受けた受験生から感染症状が確認された場合には、当該試験会場から排出されたゴミを管轄の保健所で医療廃棄物として処理する。  今年、ソウル市は227ヶ所の試験会場(特設試験会場22ヶ所、病院・生活治療センター特設試験会場2ヶ所)で10万6443人の受験生が大学修学能力試験を受ける予定であり、大学別選考は2月まで行われる。市は感染者や隔離中の受験生に対する支援に関する教育部(市教育庁)の要請すべてに応じる考えだ。  ソウル市のイ・デヒョン生涯教育局長は「受験生にとって、大学修学能力試験は人生における重要な出来事であり学業の目標であることをよく理解しているため、ソウル市は受験生全員が安全かつ健康に試験を受けられるよう合同TFチームを立ち上げて『大学修学能力試験特別防疫期間における新型コロナウイルス重点対策』をまとめ、より徹底した防疫体系を整える」としながら「教育部と市教育庁の要請にある項目一つひとつを徹底点検し支援することで、感染者や隔離中の受験生の不安を最低限に抑え、試験終了後にもゴミや感染者数の増加などへの懸念が生じないよう管理する」と語った。
SMG 340

ソウル文化財団、文化芸術界に122億4千万ウォン、一次募集開始

ソウル文化財団「2021ソウル芸術支援」一次募集、11月23日(月)~12月11日(金)まで受付 「芸術創作活動支援事業」「公演会場常駐団体育成支援事業」に合わせて122億4千億ウォンを支援 「持続的な支援、現場目線、制度補完、オンライン情報提供、利用者中心のシステムの導入」を目指す 「芸術創作活動」は類型に即した成果認定、変更基準の緩和、創作過程の活動費も認定 「公演会場常駐団体」は代表者の謝礼金の編成を許容するなど柔軟に適用 来年上半期中に文化芸術ソウルに特化した新支援システムの導入に向け現場関係者の意見を聴取 11月23日(月)午後4時からソウル文化財団公式YouTubeチャンネルで「オンライン事業説明会」実施  ソウル文化財団(代表理事キム・ジョンフィ)は、新型コロナウイルス以降、変化する文化芸術界の環境に対応し、芸術活動を絶やさず安全な芸術環境を醸成すべく、122億ウォン規模の『2021ソウル芸術支援』一次募集を11月23日(月)から12月11日(金)まで行う。  『2021ソウル芸術支援』は、激変する芸術環境を補い得る安定的な支援制度を設け、様々な分野で活動する芸術関係者に持続可能な創作基盤の提供を目的としている。  今回の一次募集での支援規模は、合わせて122億4千憶(予定)であり、支援対象は▲2021年ソウルで予定されている芸術創作活動および作品制作・発表を支援する「芸術創作活動支援」▲公演会場と公演団体が協力して行う芸術創作活動および公共公演を支援する「公演会場常駐団体育成支援」の2つ。  ソウル文化財団は昨年、芸術関係者による懇談会、FGI(Focus Group Interview)、ラウンドテーブル、諮問会議などオン・オフラインの両面で20回余りに渡り意見聴取を行い、芸術関係者の実態調査および芸術支援体系の改善に関する研究を通じて実質的な支援となる制度に強化した。  今回の支援事業の詳細を伝える「事業説明会」は、ソーシャルディスタンスを守るためオンラインで行われる。11月23日(月)午後4時から財団公式YouTubeチャンネル「SfacTV」(www.youtube.com/sfacmovie)から視聴でき、障害のある芸術関係者も参加できるよう手話通訳と字幕も提供する。  ソウル文化財団は、約130憶ウォン規模で進められてきた芸術支援事業の効率的な運用と、芸術関係者により良い環境を提供すべく、ソウルに特化した「ソウル文化芸術支援システム(SCAS)」を構築した。正式オープンに先立ち、本システムを実際に利用する現場の芸術関係者を対象に段階別のテストと意見聴取を行い、来年上半期に本格導入する予定だ。  ソウル文化財団のキム・ジョンフィ代表理事は「新型コロナウイルスの影響で芸術を取り巻く環境が大きく変化する中、新たな方向と目標を見据えて支援事業を準備してきた」としながら、「今後、切れ目のない支援、現場に即した支援事業に改善、安全な芸術エコシステムに向けた制度補完、ソーシャルディスタンスを厳守した情報サービスの提供、利用者中心の新規システム導入などを進めていく」と語った。  一次募集は11月23日(月)から12月11日(金)午後6時まで、国家文化芸術システム(www.ncas.or.kr)から申請できる。より詳しい情報はソウル文化財団ホームページ(www.sfac.or.kr)で確認できる。また、お問い合わせは芸術支援チーム(☏02-3290-7464)まで。
SMG 374

ソウル市、ユン・ドヒョン&ファビアン&ショーンが参加する 「3色自転車テーマ旅行」をインターネット上で公開

1,500人のソウル市民を対象にソウルのブランド、「I・SEOUL・U」に対するアンケート調査を発表 認知度(2019年の86.6%→2020年の88.3%)、好感度(2019年の73.3%→2020年の75.1%)アップ ソウル市の新型コロナウイルスの感染拡大に対応する防疫システムを71.7%が肯定的に評価 ソウル市が、今日(11月18日)から、ユン・ドヒョン・ファビアン・ショーン3人の個性が感じられる自転車をテーマにした映像を毎週1本ずつソウル市の自転車公式ブログとYouTubeで公開する。 ソウル市の自転車ブログ:https://blog.naver.com/2seoulbike ソウル市の自転車YouTube:http://www.youtube.com/c/서울자전거 ユン・ドヒョンはソーシャルディスタンス・キャンペーンの拡散に向けた「距離確保のライディング」を、タレントのファビアンは都心の文化遺産を巡る「歴史文化のライディング」を、歌手のショーンはソウルの自転車―公共交通の連携政策に関して伝える「乗り換えのライディング」を展開する。 今回、インターネット上で配信される自転車旅行は、コロナ禍により毎年恒例だった大規模な自転車イベント(自転車パレード・自転車フェスティバルなど)の開催が困難になったことから企画された。新型コロナウイルスの感染拡大が長引き、自転車に対する市民の関心が高まっている中、非対面で安全に楽しむことができるライディングの魅力を改めて発信し、巣ごもり生活に新たな活力と癒しを伝えるのが目標だ。 先に、18日(水)には、ソウル市の自転車広報大使のユン・ドヒョンと5人のユーチューバー、30人の市民が参加した「距離確保のライディング」映像が公開される。二村(イチョン)漢江公園から上岩(サンアム)の文化備蓄基地までタルンイに乗って走り、ソーシャルディスタンス・キャンペーンを発信する。ライディングは、一列走行して安全のために十分な距離を保ち、防疫指針を徹底的に遵守した上で行われた。 到着地の上岩にある文化備蓄基地では、美しい夕焼けが広がる中、ユン・ドヒョンの感動的な路上ライブが行われた。ソウル市は、「希望を歌うユン・ドヒョンの『僕は蝶』が、コロナ禍で疲れ果てた市民に癒しを与えることを願う」と話した。 25日(水)には、タレントのファビアンが環境に優しい交通手段のタルンイに乗って、ソウル市の緑色交通地域(5等級の車両運行を制限して温室効果ガスやPM2.5の排出量を削減、自動車の通行量の制限により渋滞を予防するための制度)内の歴史的名所を巡りながらエコ体験をする「歴史文化のライディング」映像が公開される。 ファビアンと6人の外国人出演者が徳寿宮・景福宮・タプコル公園・宗廟(チョンミョ)などソウルの主要文化遺産を訪ね、歴史的意味に対して改めて考えることでソウルの過去と現在を共有する時間を持つ。最近、韓国歴史の1級試験に合格したソウル市の名誉市民のファビアンが解説する歴史・文化の話も注目に値する。 最後に、30日(月)には、「寄付天使」というあだ名で有名な歌手のショーンが、ソウルの自転車と公共連携政策に関して伝えるライディング映像が公開される。漢南(ハンナム)からトゥクソムまでの漢江沿いの道を自転車で走った後、7号線のトゥクソム遊園地駅で地下鉄に自転車を持ったまま移動、江南の鶴洞(ハクトン)駅で降りて自転車が積載できるタクシー(マカロンタクシー)に乗って帰宅するコースだ。 ショーンは、自転車・公共交通における便利な乗り換え方を市民に発信ことを目指す。移動する間、しきりにソウルの様々な自転車の便宜施設(傾斜路・案内標識など)はもちろん、自転車を地下鉄・タクシーに載せる方法などを詳しく紹介する。 ソウル市のファン・ボヨン都市交通室長は、「コロナ禍が日常となってから、私たちの生活において最も大きく変化したものの一つが交通だ。他人との接触を最小限に抑えることができる自転車の利用需要が爆発的に増加するなど、自転車ブームが始まったと言える時代となっている。ソウル市が用意した自転車の映像が、コロナ禍で疲れ果てた心身に癒しとなることを願う。これからも市民の安全な自転車の利用が活発になれるように、テーマ別のライディングイベントを持続的に発掘していきたい」と述べた。 ライディングの写真
SMG 429