メインコンテンツに移動
  • ソウル市ニュースレター購読 刊行物
  • visiting seoul?

プレスリリース

search form

ソウル市、漢江橋梁で起きる危険な状況に統合管制システムで迅速な対応を

消防災難本部、トゥクソム水難救助隊内に「漢江橋梁CCTV管制センター」を構築 4つの水難救助隊それぞれ管制→統合管制で一本化し、迅速かつ体系的な救助活動を支援 AI深層学習を基盤に映像を分析し、橋梁上の異常行動を事前に感知、対応速度↑ 異常兆候を迅速に把握し、飛び降り自殺などを早期に感知、救助隊員の管制業務負担を軽減、救助に専念できる環境づくり ソウル市消防災難本部は、4つの水難救助隊に分かれていた漢江橋梁CCTVモニタリング体系を「統合管制」に一本化し、出動体系を改善する。統合管制の開始とともにCCTV管制システムも高度化したAI深層学習基盤のものにする。飛び降り自殺を図るなど危険な状況を早期段階で発見し、迅速な初動対応が可能になると思われる。 ソウル市消防災難本部は、ソウル市内の漢江橋梁で起きる危険な状況をモニタリングするコントロールタワー、「漢江橋梁CCTV統合管制センター」をトゥクソム水難救助隊内に構築し、運営を開始したと発表した。 「漢江橋梁CCTV統合管制センター」は、管制専門家が漢江橋梁のCCTV映像を24時間モニタリングし、危険な状況が確認されたら最も近い水難救助隊に連絡し現場の隊員が出動する体系で運営される。従来は4つの水難救助隊(汝矣島(ヨイド)、盤浦(パンポ)、トゥクソム、クァンナル)でそれぞれ管制・出動し、現場の隊員がCCTVのモニタリングまで担当してきた。 新しく導入したAI深層学習基盤のCCTV管制システムは、AIが漢江橋梁のCCTV映像を深層学習し、飛び降り自殺を図る人の行動パターンから危険を察知するというビッグデータ分析技法が適用されたもの。たとえば、橋の上で長い時間俳諧するなど異常行動が感知されれば、そのスポットのCCTV映像を管制要員のモニターに送る。すると送られた映像のもと、現場の隊員はより早い段階で出動することができる。 出動時は映像送出が可能な現場隊員用の端末に、事故現場の位置やCCTV映像などの関連情報がリアルタイムで送られる。これまでは無線機でコミュニケーションを取りながら位置を確認していたが、今後はGIS(地理情報システム)で正確な事故現場の位置を把握できる。 また、橋梁上に点滅する警光灯を設置し、事故時にそれらを点滅させることで夜間に出動した救助隊がすぐ事故現場の位置を把握できるようにする予定だ。 統合管制センターでこのようなAI深層学習基盤管制システムが稼働すれば、飛び降り自殺などが起きる前にシステムが異常兆候を早期に把握してくれることで、現場の隊員はこれまで以上に実際の救助活動に専念できる環境が整えられると思われる。 ソウル市消防災難本部は、2022年5月まで統合管制センターをテスト運営し、不備な点を改善していく計画だ。ビッグデータが蓄積されるとAI深層学習基盤の管制システムもより正確になると期待されている。 漢江橋梁で発生する飛び降り自殺などを事前に防ぐには、最新の情報通信技術が適用された統合管制システムが必要だという認識のもと、現場の隊員の意見を収集し、今年初から「漢江橋梁CCTV統合管制センター」の構築に本腰を入れ、これまで計12億ウォンの予算を投じた。 ソウル市傘下のソウル技術研究院と協力し、きめ細かなCCTV管制技術を開発。2021年5月には事業者を入札・選定し統合管制および通信装備を設置、ビッグデータサーバーの構築などを進めてきた。 チェ・テヨンソウル市消防災難本部長は「最新の情報通信技術が適用された漢江橋梁統合管制を開始し、早い段階で素早く対応し、迅速な人命救助ができるようになると思われる」としながら「漢江一帯の水難事故にも積極的に活用し、市民の安全確保に満を持す」と語った。
SMG 195

清渓川の冬の夜、83点の希望の光が灯る…ランタンフェスティバル

11/26~12/5、清渓川入口~長通橋(700mの区間)、10日間「ランタンフェスティバル」開催 「光に染まったソウルの癒しの森」というテーマで、ゆるりの木、秘密の門、Starry Carなどの作品を展示 発熱チェックなど徹底した感染防止対策、ARを活用したオンライン展示も並行 ソウル市とソウル観光財団(代表理事:キル・ギヨン)が、11月26日(金)から12月5日(日)まで(午後5時~午後9)の10日間、「2021 ランタンフェスティバル」を開催すると発表した。清渓川(チョンゲチョン)の清渓滝から長通橋(チャントンギョ)までおよそ700メートルの区間にわたり設置された83個の提灯がソウルの冬の夜を幻想的に彩る。 今年で13回目を迎える「ソウルランタンフェスティバル」は、毎年11月清渓川一帯を五色燦然と輝かせるソウルの代表的なフェスティバル(ソウル観光財団主催)のひとつ。昨年は、新型コロナにより停滞している商圏の活性化のため4つの観光特区で開催されたが、今年は再び清渓川で開催されることになった。 今年のテーマは「光に染まるソウルの癒しの森」。都心部にある森の中をゆっくり進歩する間、コロナ疲れを感じている市民の心が少しでも癒されますようにという意味が込められている。応援の光が灯る都心の森は市民に希望や癒しを届けるだろう。 ゆるりの木、秘密の門、不思議の国のアリスなど「癒しの森」をテーマにした56セット・83点の灯が展示される。2021年9月、ソウル観光財団が主催した韓紙灯公募展の受賞作「Starry Cat(星のように光る猫)」、「Heart Crossing(渡心の森)」、「Moon Halo(月がさ)」なども展示される予定。 本フェスティバルは徹底した感染防止対策のもと行われる。防疫専担のスタッフを配置するほか、展示区間の入口には防疫ゲートを設置し、発熱チェックやQRコードのチェックなど入場制限を実施する。 今年のフェスティバルは、AR(拡張現実)を活用したオンライン展示も行われる。公式AR展示ホームページ(www.stolantern-ar.com)にアクセスすれば、いつでも主な作品(10セット)を観覧することができる。 ソウル観光財団のキル・ギヨン代表理事は「今年のランタンフェスティバルは、コロナ疲れを感じる市民に癒しと応援のメッセージを送ることをテーマに企画されたもの」としながら「オンラインとオフライン両方とも楽しめる今回のフェスティバルが冬のいい思い出になれば」と語った。
SMG 291

ソウル市、「自律走行ビジョン2030」発表…自律走行車がソウルを走る

オ・セフン市長、2026年までソウルの自律走行都市TOP5入りを果す…1487億ウォンの投入、インフラ構築・サービスの導入も 上岩を含め江南、汝矣島、麻谷などへと営業用自律走行車の拠点を拡大…江南はロボタクシー(レベル4)の運行を開始 2022年4月、清渓川一帯で都心循環型自律走行バスを運行、2025年に公共サービスに自律走行車を導入 2023年から弘大~興仁之門、深夜バス路線の新設を皮切りに、2026年まで公共交通手段として定着 2027年の自律走行車の一般販売開始と合わせ、2026年までソウル全道路に自律走行インフラを構築 オ・セフンソウル市長は「ソウル自律走行ビジョン2030」を発表し、市民の暮らしと都市空間を変える自律走行の未来像を提示し、2026年までソウル全域に関連インフラを構築すると明らかにした。2022年から2026年まで5年間1487億ウォンを投入する方針だ。 初の「自律走行テスト地区」に指定され、最先端技術の実証やインフラ構築に取り掛かってきた上岩(サンアム)で、11月末から自律走行車が運行される。1ヵ月間の無料運行後、有料運送が始まる。上岩に続き、江南(カンナム)(2022年)、汝矣島(ヨイド)(2023年)、麻谷(マゴク)(2024年)なども「自律走行テスト地区」になるなど、運行拠点が徐々に拡大される予定だ。特に、江南地域は来年初からレベル4水準のロボタクシー(無人自律走行タクシー)が走るなど、スピーディーに常用化段階に入る。 来年4月には、清渓川(チョンゲチョン)で都心循環型自律走行バスが走る。このバスは、清渓川一帯~景福宮(キョンボックン)~昌慶宮(チャンギョングン)~広蔵(クァンジャン)市場~東大門(トンデムン)などをつなぐ移動手段かつ観光手段としてより多くの市民に自律走行車を経験してもらう機会を提供する。 2023年には自律走行路線バス(弘大(ホンデ)~鐘閣(チョンガク)~興仁之門(フンインジムン))のテスト運行をスタートし、2026年まで自律走行バスを公共交通手段として定着させる。2025年からはパトロール、清掃、除雪など都市管理関連公共サービスにも自律走行車が導入される。2027年を予定している自律走行車(レベル4)の一般販売に先立ち、2026年までソウル全域に関連インフラを構築し、完全自律走行時代を切り開く。 ソウル市は、2026年までソウル市内にある2車線以上の全ての道路に、自律走行インフラを整えると同時に、市民が生活の中でも利用できる関連サービスを段階的に導入し、世界自律走行都市TOP5入りを目指す。2030年には世界TOP3入りに向け、都市競争力をより高めていく考え。 市はこれまで自律走行都市を実現するため、信号体系や道路精密地図の整備など、インフラの構築や技術の実証、安全運行に向けた環境づくりに集中してきたが、これからは市民の交通手段としての自律走行車が道路を走り、これが一般に定着できるよう段階的な投資を続けていく計画。 自律走行が伴う未来都市ソウルは、単に人を運転から解放することではなく、免許の有無や老若男女を問わず、すべての市民が24時間差別のない移動権を保障されるという点で大きな意味をもつとソウル市は説明する。また、車両と駐車場の需要が減少することから従来の車道の3割を歩道に転換し、ソウルの都市空間を歩行中心に再創出できると思われる。 「ソウル自律走行ビジョン2030」は次の5大課題を中心に推進される。具体的には、①自律走行車の拠点(自律走行車テスト地区)の拡大および移動サービスの常用化 ②清渓川一帯を中心に行われる自律走行バスの運行 ③公共交通手段としての自律走行バスの定着 ④公共サービス分野に自律走行車をベースとした都市管理システムを導入 ⑤ソウル市全域に自律走行関連インフラを構築することがその課題である。 第一に、旅客・貨物の有料運送ができる「自律走行テスト地区」を、2020年上岩を皮切りに、江南(2022年)、汝矣島(2023年)、麻谷(2024年)などへと段階的に拡大し、2026年まで300台以上の自律走行車関連サービスを提供する。 そのスタートとして、11月末からスマホで車を呼ぶ「需要応答型自律走行車」など6台が上岩で有料運行を始める予定。DMC駅と住宅地・オフィス街・公園をつなぐ路線が運営される。1ヵ月間の無料運行後、2022年1月中に有料運行に切り替える。市は2026年まで上岩一帯だけで自律走行車を50台以上に拡大する計画だ。 来年初には江南一帯を「自律走行車テスト地区」に指定し、民間業者と共に出発地と目的地をスマホで選択し車を呼ぶ「ロボタクシー」を運行する(10台以上)。2026年までは江南内を走る自律走行バスとロボタクシーを100台以上に増車する方針だ。 第二に、年間4千万人が訪れる清渓川で、早ければ来年4月から都心循環型自律走行バスを運行する。国内技術で製作した未来型自律走行バス2台をテスト運行し、次第に台数を増やす。運行区間は清渓広場から清渓5街までの4.8キロを往復する。 第三に、2026年まで自律走行バスを公共交通手段として定着させるために、2023年から自律走行路線バスをテスト運行する。乗用車に先立ち、公共交通分野から自律走行を早期に常用化させ、夜間にも移動しやすくする計画だ。 第四に、2024年から都市管理における公共サービスにも自律走行技術を導入する。清掃員など労働者の運転負担を軽減することで、業務疲労を下げる一方、効率は上げられると思われる。 2024年から、現在実証中であるパトロールや清掃分野に自律走行車を導入し、2025年には技術発展と連携し、自律除雪車の実証を始める。2026年まで50台以上の自律走行車を公共サービス分野に導入・活用して市民安全を確保するとともにキレイな都市をつくっていく。 第五に、2027年から全国の主な道路で走る自律走行車(レベル4)の一般販売開始と連携し、2026年までソウル市内2車線以上の道路に関連インフラを構築する。2車線以上の全ての道路(4291ヵ所、延べ8240キロ)の交通信号情報を自律走行車にリアルタイムで提供できるインフラを整備する。 自律走行のキーインフラである精密道路地図を制作し、道路陥没、工事、集会など道路上の突発事故や危険をリアルタイムで地図に反映するオープンプラットフォームも構築する。 市は、先制的かつきめ細かなインフラ投資を通じて安全な環境を整備し、多様なグローバル企業がソウルに来て自律走行技術をテスト・完成する「開かれたテストベッドシティー」にしていきたいと意気込んでいる。 一方、自律走行車の常用化は市の努力だけでは実現できないため、企業・大学・研究機関など自律走行と関係のある産学官民の協議体を立ち上げ、事業推進の妨げを克服し、常用化を早期に達成する目標だ。 専門家・市民団体関係者を中心に発足した「ソウル自律走行自動車テスト運行地区運営委員会(2021年10月)」と、現代自動車・SK Telecom・ソウル大など28の企業、大学、研究機関が参加する「ソウル自律走行協議体(2019年9月)を、「ソウル自律走行ガバナンス」に統合して運営する。 オ・セフンソウル市長「2030年、ソウル市は自律走行が伴う未来都市になる。抜け目ない準備でソウルの競争力を高めていきたい。自律走行インフラをソウル全域に拡大することで、2026年までソウルを自律走行都市TOP5のひとつにしてみせたい」としながら「2030年ソウルは、差別なき自由な移動権が保障される都市、交通事故のない安全な都市、自動車数の減少でもっと快適になった都市、歩行者や自転車、物流ロボットが道路を共有する都市、自律走行のスタンダード都市として記憶されるだろう」と語った。
SMG 263

視聴数7443万ビュー、記録的な興行成績を達成した デジタル版「ソウルファッションウィーク」

TikTokなどのプラットフォーム、ソウルの代表的な名所、独創的なKファッションの三拍子そろって、大きな反響を呼んだソウルファッションウィーク 160ヵ国からの視聴、海外メディアでも100回以上報道…Youtube視聴数7倍↑、77.2%が海外からの視聴 国内の3つのブランドがグローバルコマースへの入店に成功、これまで計59億ウォンの受注契約を締結 来年3月、「2022 F/W ソウルファッションウィーク」は、段階的日常回復に合わせオフライン開催も検討中 新型コロナにより委縮したファッション業界をソウル市が支援すべく、昨年から始めた100%事前制作型デジタル版「ソウルファッションウィーク」が、徹底した企画力や高い完成度のおかげで、コロナ時代の以前の記録を大きく上回る成績を上げている。 市は、景福宮(キョンボックン)や徳寿宮(トクスグン)などソウル5大故宮をはじめ、ソウルの過去-現在-未来が合わさった様々な名所で行われたデジタルファッションショー「2022 S/S ソウルファッションウィーク」が、ここ1ヵ月で世界160ヵ国から7433万ビュー(11月8日現在)を達成し、過去最高を記録したと発表した。前のシーズン(2021 F/W)の場合、1ヵ月で472万ビューを記録した。 ※デジタルランウェイの視聴数(計7443万ビュー):Youtube171万ビュー、TikTok7200万ビュー、Instagram55万ビュー、Facebook17万ビュー  ソウル市は、今シーズンでMZ世代や海外の人たちがよく使うTikTokで公開したことなど、映像コンテンツに見慣れているMZ世代のコンテンツ消費環境を積極的に活用したことが有効だったと分析している。ハッシュタグイベントの「#ソウルファッションウィーク ファッション映像 チャレンジ」を含め、TikTokだけでも7200万ビューを記録した。 ※MZ世代(Generation MZ):1980年代半ばから1990年代初頭に生まれた「ミレニアル世代」と、その後の1990年代後半から2010年の間に生まれた「Z世代(ジェネレーションZ)」の2つの世代を合わせたもの  Youtubeの場合、171万ビューを記録したが、これは直前のシーズン(2021 F/W、22万8千ビュー)よりなんと7倍以上増えた数値だ。このうち77.2%はインド、インドネシア、ベトナムなど海外からの視聴だった。18~44歳(80.7%)の割合も前に比べ7%p増加している。  海外のメディアでも100回以上報道され、「ソウルファッションウィーク」に高い関心が寄せられた。Vogueなど世界的に影響力のあるファッション誌だけでなく、HypebeastやWHOWHATWEAR、Flaunt、JustJared、WhoWoreBestのようにアメリカやヨーロッパ、日本のMZ世代から人気の高いメディアでも「ソウルファッションウィーク」を積極的に取り上げた。  「ソウルファッションウィーク」は、この記録的な興行を土台に、Kファッションのプレゼンスを世界に発信するプラットフォームとしての役割を果たすだけでなく、韓国デザイナーの海外進出にも役立っている。  「ソウルファッションウィーク」に参加したBMUET(TE)、CAHIERSの両ブランドは、ソウル市の支援を受け、ブランド業界のアマゾンと言われるグローバルeコマースの「Farfetch」と、韓国で初めて独占契約を結び、入店を確定した。VEGAN TIGERは、グローバルショールーム「Boon Paris」と受注契約を締結し、約1億ウォンの売り上げを上げている。  海外のバイヤーと国内デザイナーを繋げる「オンライン受注商談会」では、57億ウォンの結果を出している。中国、シンガポール、アメリカ、オーストラリアなど世界各国から約120人のバイヤーや流通関係者が参加し、国内の126社との計980件の商談が行われた。現在、追加受注や契約などの話し合いが進んでいる。 今回のファッションウィークは、業界だけでなく一般消費者も参加できる機会を設けた。NAVER Designer WindowやSSG.COMなど代表的な国内流通プラットフォームで「ソウルファッションウィーク企画展」を開催し、33のブランドのB2Cセールスを支援した。 ソウル市は37のブランドの個性を感じられるランウェイフィルムをソウル観光公社、Kotra、各国の大使館などと共有し、Kファッションやソウルの様々な魅力を発信する計画だ。  2022 S/S ソウルファッションウィークのデジタルランウェイ映像は、ソウルファッションウィークホームページ(https://www.seoulfashionweek.org)、Youtube(https://youtube.com/c/SFW_official)、Naver TV(https://tv.naver.com/sfwofficial)などでいつでも観ることができる。  また市は、2022年3月開催予定の「2022 FW ソウルファッションウィーク」を「段階的日常回復(ウィズコロナ)」に合わせ、オフラインファッションショーにすることも検討している。オフラインでソウルファッションウィークが開催することになれば、2019年10月に行われた「2020 S/S ソウルファッションウィーク」以来、約2年半ぶりのことになる。  ソウル市のパク・デウ経済雇用企画官は「今回のソウルファッションウィークは、ソウルの代表的な名所、Kファッションの独創的なスタイル、MZ世代が好まれるプラットフォームという3つの連携を成功させたことで、年齢を問わず世界的関心が寄せられ、記録的な興行成績を上げた」としながら「ウィズコロナ時代に、ソウルファッションウィークが業界の競争力を高めるとともに雇用創出、都市ブランドの強化、観光客の誘致をけん引できるよう運営していきたい」と語った。
SMG 381

Weiが発信するソウルの魅力「オンラインソウルライフ」大公開1

アイドルグループWEiのメンバーが出演、海外からオンラインでソウルを体験できるよう様々な名所を面白く紹介 11月10日(水)に第1編が公開、その後毎週火曜日に計6つのエピソードが公開 益善洞、乙支路、漢江などソウルの人気スポットでWEiと一緒に色々なイベントを楽しく体験 ソウル市は、新型コロナで韓国に来ることができない海外の人たちを対象に、ソウルの魅力や面白さをオンラインで体験できるYoutube映像シリーズ「オンライン ソウルライフ 2(Online Seoul Life 2)」を公開すると発表した。 6つのエピソードで構成される今回のシリーズでは、Kpopアイドルグループ「Wei(ウィアイ)」のメンバー、チャン・デヒョン、キム・ドンハ、ユ・ヨンハの3人が出演し、ソウルの人気スポット、益善洞(イクソンドン)や乙支路(ウルチロ)、ソウルのランドマークであるDDPなど、様々な名所を訪問し紹介する。 WEiのメンバーたちが各場所のテーマに合わせたミッションを楽しくクリアし、ソウルにまつわるクイズを解いて勝者を決めるなど、面白いイベントが視聴者を待っている。 「オンライン ソウルライフ 2」は、11月10日に初公開後、12月14日まで毎週火曜日午後5時、ソウル市公式英語版Youtubeで公開される。メンバーたちは韓国語で話すが、海外の視聴者のために英語の字幕が提供される。(https://www.youtube.com/seoulcityofficial) 6つのエピソードは、WEiのメンバーたちがそれぞれの魅力をもつ各名所を訪問し、ソウルの多様な魅力を発信する内容になっている。 第1編:若者の人気スポットになったソウルのレトロ、乙支路(11月10日公開) 第2編:伝統と現代が共存する路地の街、益善洞(11月16日公開) 第3編:伝統の味を堪能してみよう、古好斎(コホジェ)(11月23日公開) 第4編:ソウルのDDPの楽しみ方を教えます(11月30日公開) 第5編:紅蔘スパ体験(12月7日公開) 第6編:ソウルを代表する癒しスポット「セビッソム」(12月14日公開) ソウル市のユン・ジョンジャン市民疎通企画官は「新型コロナにより長い間ソウルを訪問できず、ソウルを恋しく思う海外の方たちのために、オンラインでソウルを楽しめる『オンライン ソウルライフ 2』を用意した」としながら「この動画をご覧になる多くの方々にソウルの魅力が伝わってほしい」と語った。
SMG 256

モダンガールとモダンボーイになりたいあなた! 1920~30年代にソウルで流行った衣装を無料で体験

11月23日(火)から展示会「和信百貨店」と連携した体験コーナーを新設 公平都市遺跡展示館の企画展示室で、2022年3月20日まで開催 11月27日(土)に先着順100人を対象にプロのカメラマンによる撮影イベントも ソウル歴史博物館の分館で、韓国最大都市遺跡地でもある「公平(コンピョン)都市遺跡展示館」は、現在展示中の企画展「和信(ファシン)百貨店~消えた鍾路のランドマーク~」と連携して近代衣装を体験できるコーナーを新設した。モダンガール・モダンボーイの衣装や小物などが用意されている体験コーナーは、11月23日(火)から2022年3月20日(日)まで利用できる。 企画展「和信百貨店」の主人公でもあるモダンガール・モダンボーイは、1925年以後京城(キョンソン)(植民地時代のソウルの名前)に登場し、新しい都市文化をリードした人たちのこと。新しい洋服や装飾で着飾った彼らは、カフェや百貨店などを中心に京城の新文化を主導した。 和信百貨店は北村(ブクチョン)一帯に住んでいたモダンガールとモダンボーイたちが主に活動している場所だった。1931年から1987年まで今の鍾路タワーのところにあった和信百貨店は、当時の最新文化や嗜好品であふれていた。同百貨店にあったエスカレーターやエレベーター、ネオンサイン、屋上庭園などは、京城に行ったら必ず訪れるべき名所だった。そういう新文物を消費する人たちの中心には、言うまでもなくモダンガールとモダンボーイがいた。 この体験コーナーの新設には、1930年代和信百貨店の主な顧客層だったモダンガールとモダンボーイの衣装や小物を訪問客が直接体験し、展示の内容をより深く理解できるきっかけにつなげたいという目的がある。 特に、20~30代の若者の参加率を高めるため、当時の写真館を再現した。近代衣装を身にまとい、写真を撮ると、和信百貨店の屋上にあった写真館で撮影をしていたモダンガール・モダンボーイになったような気分を味わえる。 体験コーナーを利用した後、SNSにハッシュタグをつけて企画展で撮った写真をアップすれば、所定の記念品を贈るイベントも開催する。1日20人限定で、1930年代百貨店時代をリードした京城の5大百貨店のロゴシールを贈呈する。 11月27日(土)には専門のカメラマンによる撮影イベントも行われる。このイベントは先着順100人を対象に1人あたり1回の撮影機会を提供し、撮った写真は修正後メールで転送する。 ソウル歴史博物館のキム・ヨンソク館長は「今回の体験コーナーは、企画展『和信百貨店』と連携し、モダンガールとモダンボーイの衣装を体験できるよう設けられたもの」としながら「1930年代のモダンガールとモダンボーイになり、展示内容により楽しんでいただきたい」と語った。 本コーナーの利用時間は平日・週末ともに午前9時から午後6時までで、体験費用は無料。休館日は休日を除いた毎週月曜日。詳しい情報はソウル歴史博物館ホームページ(museum.seoul.go.kr)で確認できる。(☎02-724-0109または0186)
SMG 307

ソウル市、自治体初の独自「メタバースプラットフォーム」構築し 新しい公共サービス開始

自治体初の「メタバース・ソウル推進基本計画」(2022年から2026年)は7分野20課題 来年から3段階に分けて「メタバース・ソウル」プラットフォーム構築開始し、経済や市民相談など市政の全分野に拡大 市民相談窓口や企業支援、観光名所、焼失した歴史的資源、ソウルを代表するフェスティバルなどあらゆるものを仮想空間に実装 クロスリアリティ(XR)技術で社会的弱者の安全や便利サービスを開発、物理的・制度的基盤を整備 ソウル市は、ポストコロナ時代の非対面コミュニケーション・チャンネルとして急浮上しているメタバース・プラットフォームを全国に先駆け独自に構築し、市政全般に導入して新しい公共サービスを開始する。 高性能の独自プラットフォーム「メタバース・ソウル」(仮)を来年末までに作り、来年から3段階に分けて経済、文化、観光、教育、市民相談など市政の全分野の行政サービスでメタバース・エコシステムを実現する。 「メタバース・ソウル」は導入(2022)-拡張(2023年から2024年)-定着(2025年から2026年)の3段階に分けて実現していく。来年開始予定の第1段階ではプラットフォームを構築し、経済、教育、観光など7サービスに導入する。計39億ウォンを投入する。プラットフォームは来年1月に入札を実施して事業者を選定し、年末までに構築を完了させ市民に公開する予定だ。 今年年末に行われるテスト事業、普信閣(ポシンガク)での除夜の鐘イベントを始まりに、来年からは仮想市長室、ソウルフィンテックラボ、インベストソウル、ソウルキャンパスタウンなど、ソウル市の各種企業支援施設やサービスもメタバースの中に順次、登場する。 2023年には仮想の総合市民相談室「メタバース120センター」(仮)が作られる。現在は市庁の市民相談室を訪問しないと受けられない市民相談窓口でのサービスをメタバース上に作り、アバターの職員に気軽に相談できる。 また、光化門(クァンファムン)広場や徳(トク)寿宮(スグン)、南(ナム)大門(デムン)市場などソウルの主な観光名所は来年「仮想観光特区」となり、敦(ト)義門(ニムン)など焼失した歴史的資源も再現される。2023年からはソウルを代表するフェスティバルもメタバース上で開催され、世界中のどこからでも楽しめるほか、クロスリアリティ(XR)技術を用いた障がい者向け安全・便利コンテンツなど社会的弱者のためのサービスも開発する。 ソウル市は先端技術を基盤としたメタバース・プラットフォームを通じて時空間の制約や言葉の壁など、現実の限界を超える公共サービスを提供する一方、市政の全分野に拡大して職員の業務効率を高めたい考えだ。 市は、こうした内容を骨子とした5ヵ年「メタバース・ソウル推進基本計画」(以下、基本計画)を6日(水)発表した。自治体初のメタバース政策における中長期総合計画で、オ・セフン市長が「ソウルビジョン2030」で掲げる「未来感性都市」計画の中心戦略の一つだ。 ソウル市は公共や民間のメタバースの動向とサービスのニーズを反映し、7分野、推進20課題を基本計画に盛り込んだ。 分野は①経済(メタバースを活用した産業エコシステムの育成)②教育(メタバース基盤の実感型学習支援)③文化観光(時空間の制約を受けないオンライン文化マーケティング)④コミュニケーション(市民中心のニーズに合わせた開かれたコミュニケーション)⑤都市(現実と仮想を融合させたXR基盤の都市革新)⑥行政(現実より便利な新らしい仮想行政)⑦インフラ(「メタバース・ソウル」の安定的なインフラ整備)の7つ。 第1の経済分野では、現在、オフラインで行われている企業支援サービスをメタバース上で行えるようにすることで海外からの投資の誘致を支援し、企業間教育・協力の場を提供して新型コロナで委縮した産業エコシステムの活性化を図る。また、メタバース上での企業育成に向けたデジタル・コンテンツの制作教育やキャンパスタウンのベンチャー企業によるネットワーク作りも後押しする。 メタバース基盤「ソウルフィンテックラボ・プレイグラウンド」(仮):2018年から運営を開始した汝矣(ヨイ)島(ド)ソウルフィンテックラボをメタバースに作り、フィンテック産業の育成に向けたオン・オフラインクラスターを構築する一方、アジアのフィンテックをリードする都市として飛躍を目指す。 外国人投資の誘致「メタバース・インベスト・ソウル」:ソウルの投資環境を知らせ、有望な企業の成長を後押しするインベスト・ソウル・センター(鐘路(チョンノ)区所在)もメタバースに実装する。 デジタル・コンテンツの制作プレイグラウンド(仮):各種デジタル・コンテンツを制作し体験できるオン・オフライン空間を作り、メタバース企業との協力を通じてコンテンツ制作の基盤を整備する。 メタバース・ソウル・キャンパスタウン:大学34校と地域社会の協力で共に生きる地域コミュニティを築いているソウル・キャンパスタウンにもメタバースサービスを導入し、ベンチャー企業間の交流や協力の場を提供する一方、教育やキャンパスタウン・フェスティバル、広報館など様々な仮想サービスを提供する。 第2のメタバースの導入がもっとも活発な「教育」分野では、ソウル市民大学の仮想キャンパスをメタバース上に作り、「ソウルラン」は講義やメンタリング、進路説明会などと連携してメタバース環境に慣れ親しむ青少年に様々な体験型コンテンツを提供する。 ソウル市民大学メタバースキャンパス:実際の市民大学で提供されている7学科のハイレベルな講座をワークショップや討論といった参加型メタバース学習コンテンツとして制作し提供する。 ソウル型教育プラットフォーム「ソウルラン」と連携:若者が新技術の活用能力を育み、未来の有望な職業を体験できるようメタバース基盤の実感型講座を新設し、「ソウルラン」と連携して学習履歴も管理する。 第3に、ソウルならではの魅力ある観光資源を「メタバース・ソウル」に登場させ、文化観光面での競争力を高めると共に、コロナなどのパンデミックの中では実際に楽しむのが難しい各種フェスティバルや展示会をメタバース上で開催できるよう、体験型コンテンツサービスも提供する。 メタバース観光ソウル:光化門広場、徳寿宮、南大門市場などソウルの主要な観光名所を「仮想観光特区」と定め、メタバース上でシティー・ツアーも実施する。 メタバース・フェスティバルや展示会サービス:ソウルドリームフェスティバル、ソウルランタンフェスティバル、貞(チョン)洞(ドン)夜行(ヤヘン)祭りなど人気のフェスティバルに段階的にメタバースを適用させ、アーティストとのふれあいなどあらゆる実感型イベントを実施する。 第4に、市民相談サービスや公共施設の予約など、市民によく利用される公共サービスをメタバース上で提供して利便性を高める一方、デジタル化時代に必要な市民のデジタル力向上も支援する。 メタバース120センター(仮)の運営:ソウル市が運営している各種市民相談サービスを便利に利用できる仮想の総合市民相談室。市はまず、各部署が個々に行っているサービス状況を分析し、効果的なサービス実装案をまとめる計画だ。 メタバース市長室:ソウル市庁内にある市長室を実写ベースのメタバース空間として実装し、コミュニケーションと意見の取りまとめに向けた様々な機能を適用して常時開かれたコミュニケーションの場として活用する計画だ。 シチズンプラットフォーム:市民が自分でオリジナル空間やコンテンツを作り、展示会や販売会などのイベントを主催できる「シチズンプラットフォーム」。市は、専門家のコンテンツ制作および活用教育とハードウェアなどのインフラを支援し、市民による活用の幅を広げる計画だ。 第5に、仮想現実(VR)、拡張現実(AR)など仮想と現実が融合したクロスリアリティ(XR)技術で都市管理スキルを一段階アップさせ、障がい者など社会的弱者の安全と利便性向上に向けたサービスの開発にも取り組む。 XR基盤の知能型都市管理:デジタルツインやAI、XRなど新技術とリアルタイムIoTセンサー情報で都市の状況をリアルタイムでモニタリング・分析するなど、知能型都市管理体系を整え、市民にとってより安全なソウルづくりを推進する。 XR体験型都市:視覚や聴覚障がい者の安全と利便性に向け、緊急の状況をイメージや音声、手話で知らせるコンテンツを開発する。文化財をスマートフォンで映すと過去の姿を再現するスマート実感・体験空間も景(キョン)福宮(ボックン)や西村(ソチョン)一帯の観光名所に整備する。 第6に、ソウル行政にもメタバースを導入して効率化を図り、環境の変化に素早く対応して市民の目線に合わせた新しい仮想行政サービスを提供する。メタバース・カンファレンスサービスを導入し、各種イベントの開催やコミュニケーション・チャンネルとして活用する一方、各種新技術と連携したメタバース基盤の非対面勤務環境も構築する。公共・民間のビッグデータを直観的に活用・共有できるビッグデータサービスも提供する。 メタバース・カンファレンス:カンファレンスや討論会など、各種イベントの開催に向けたサービスを導入し、対内外向けコミュニケーション・チャンネルとして積極的に活用する。 メタバース基盤のスマートウォーク:市が数年前から構築・強化してきたリモートワーク向けインフラに大胆にもメタバースを融合させ、時空間の制約を受けずに行政業務を行える仮想空間のスマートオフィスを整備する。 メタバース・ビッグデータサービス:人口や経済、環境などソウル市が保有する行政のビッグデータを民間のデータを融合させ、AI基盤で検索・分析した結果をメタバース上で立体的に提供するテーマ別ビッグデータサービスを段階的に推進する。 第7に、以上の内容で推進される予定の各分野でのメタバースサービスを安定的に運営するための物理基盤「メタバースソウル」の構築を来年から開始し、健全性の確保に向けた制度基盤も整備する。 「メタバース・ソウル」プラットフォーム構築:ホームページのメイン画面に当たる最初の接続先であり各サービスへのゲートの役割を担うソウル市庁とソウル広場を実装し、各種イベントを開催するふれあいの場として活用する。 「メタバース・ソウル」ガイドライン樹立:市政各分野のメタバースサービスの有機的な連携と体系的な運営に向け「メタバース・ソウル」の構築・運営ガイドラインを設け、標準となる手順を定めるなど管理体系を整える。 ソウル市のパク・チョンス スマート都市政策官は「メタバースは技術レベルや利用者のニーズによって様々な形に進化しており、特に新型コロナウイルス以降、新たなパラダイムとして急浮上している」としながら「ソウル市は公共のニーズと民間技術を融合した『メタバース・ソウル』という新大陸を切り拓いていく。あらゆる年代が利用できるよう『メタバース・ソウル』を推進し、名実共にスマート包摂都市を築いていきたい」と語った。
SMG 2,871

ソウル市、若者の財テク支援「ソウルYoungテク」12日オープン

社会人になりたての人などソウルに住む19歳から39歳対象、「ソウル青年ポータル」から誰でも申込可 PCや電話などで財務、消費支出管理方法、不動産・賃貸借などニーズに合わせて1対1相談 保険、与信管理、暗号財産など市民の誰もが視聴できるオンライン講座も12日に配信 「ソウルYoungテク・トークショー」を開催し、オフライン財テク教育ほか年明け1月から対面での相談も ソウル市は若者の財テクを支援するための「ソウルYoungテク」オンライン相談の受付を12日(金)から開始する。社会人1年目の人や財テク初心者などソウルに住む19歳から39歳の若者であれば誰でもソウル青年ポータル(youth.seoul.go.kr)から申込可。 「ソウルYoungテク」は、財テクへの関心が高まる中、若者が財テクに関する正しい知識を持ち、体系的に資産を形成して経済的に自立できるようサポートするための事業だ。ソウル在住の若者を対象に、オンライン・オフラインで無料の財務相談や財テク教育を実施する。オ・セフン市長が掲げる代表的な「若者の経済的自立支援事業」のひとつだ。 相談を申し込んだ若者はオンライン(ZOOM、Google Meet)、電話、Eメール(youngtech.seoul@gmail.com)、カカオトーク(ソウルトーク、ソウルYoungテク・プラス友達)から1つを選んで▲財テク▲お金の管理▲負債管理別など様々な分野の相談を1対1で受けられる。 たとえば、資産や信用度合、財務目標をベースとした総合財務相談をはじめ所得と消費傾向の分析を通じた消費支出の管理方法も提供する。また、住宅ローンや不動産の購入に向け備えるべき条件や不動産・賃貸借相談、信用力を上げる方法、金融商品に関する市況分析などのサービスも受けられる。相談終了後は、24時間以内に相談報告書がカカオトークに届く。 最近、様々なタイプのハイリスク金融商品の登場に加え、新型コロナウイルスの感染拡大以降、資産における不平等が拡大し、借金による投資や「魂まで搔き集める」と表現されるほど無理な融資を受けてハイリスクな資産投資を行う若者が増えており、問題の拡大を受け、ソウル市は財テクを奨励するためではなく、ハイリスクな資産投資の危険性を周知し、若者の資産状況に合わせた安全な財テクを提供するために取り組む。 財テク教育ではオン・オフラインでの教育が行われる。オンラインでの財テク教育は、12日(金)からソウル青年ポータルの「ソウルYoungテク」(画面上の金融・福祉コーナー→金融支援→ソウルYoungテク)から、別途、申請不要で誰もが視聴できるオープン講座として配信される予定だ。 オフラインの財テク教育は、インタラクティブなコミュニケーションが可能な「ソウルYoungテク・トークショー」を毎月1回以上、実施する予定だ。毎回、タイムリーなテーマを選んで関連の金融専門家または経済・財テク分野のインフルエンサーなどを招待して行う。 ソウル市のキム・チョリ未来青年企画団長は「『ソウルYoungテク』を通じて、財産の不平等や格差によって徐々に困難に陥っていく若者が経済的自立への道筋をつけられるよう最善を尽くして推進していきたい」と述べ、「今は事業の初期段階なので、若者の意見を聞きながらシステムの整備や専門家のマネジメントなどを徐々に補完し、金融リテラシーに乏しくサポートが必要な若者に必要な支援を届けられるよう、ソウル金融福祉相談センターや庶民金融振興院など関係機関と連携して抜け目のない支援サービスを提供していきたい。また、今後も若者の体系的な資産づくりを支援し続けられるよう政策を持続的に見直しながら、推し進めていく」と語った。
SMG 280

ソウル市、14言語で滞納税金納付の案内文を制作・掲載

ソウル市と25自治区で、税金を滞納している外国人は11万人と約173億ウォン(17万件)を滞納 滞納者の国籍は167ヵ国…米国、中国、ロシア、日本、ミャンマー、モンゴルなど 「外国人の滞納地方税納付の案内」を14言語で制作後掲載 外国人支援施設のホームページ、ブログ、Facebookなどに掲載、ポップアップバナーなどで積極的にPR 滞納した外国人のビザ延長を制限、出国停止要請、外国人勤労者保険の差押えなどの措置 今後滞納した外国人の管理システムの問題点などを研究し法令改正の件議につなげる ソウル市が外国人滞納者の税金徴収および滞納管理の強化に向け、英語、中国語、ベトナム語、モンゴル語など14の言語で「外国人地方税滞納者への納付案内文」を制作し、ソウル市グローバルセンターや外国人住民・多文化家族視線施設43か所のホームページ、ブログ、Facebookなどに掲載して滞納した税金の支払いを行うよう訴えている。 同市によると、2021年11月現在、ソウル市に登録されている外国人はおよそ22万人で、ソウル市と25の自治区に滞納している外国人数は106千人、滞納件数は17万件、滞納額は173億ウォンに上っている。 滞納者の国籍は、米国、中国、ロシア、日本、ベトナム、カナダ、モンゴル、ネパール、ミャンマーなど167ヵ国。滞納件数は、住民税(個人均等分)が127千件(74.5%)と最も多く、次いで、自動車税、財産税の順となっている。滞納額は、地方所得税が100億ウォンと、外国人滞納額のうち58.0%を占めており、財産税(35億ウォン)、自動車税(26億ウォン)の順だった。 今回外国人の滞納税金納付を促すために制作された案内文は、英語、中国語、日本語、モンゴル語、ベトナム語、アラブ語、スペイン語、ロシア語、ウズベク語、タイ語、フィリピン語、インドネシア語、フランス語、パキスタン語など合わせて14言語で制作された。 ソウル市の関係者は、「言語が分からない外国人に滞納していた税金の納付方法などを案内するほか、滞納事実を認識できないため被る不利益を事前に防ぐと同時に、自発的な納税の意識を高めるため、様々な言語で案内文を制作し、外国人住民・多文化家族支援施設のホームページなどに掲載することになった」としながら「これからリフレットを含む様々な広報物を制作し、外国人の方の訪問が多いグローバルセンターをはじめ、外国人視線施設43ヵ所、出・入国管理局、自治区の関連部署にも配置する予定」と話した。 一方、ソウル市は外国人滞納者に対して、「ビザ延長前の地方税滞納確認制度」を通じてビザの延長を制限したり、出国停止の要請、外国人滞納者休眠保険金および専用保険の差押え処分を積極的に施すなど、韓国人と同様外国人に対しても積極的に徴収活動を行っていることが分かった。 ソウル市財務局のイ・ビョンハン局長は「韓国社会はどんどん多文化社会に変わり、在留外国人の数も増加してきていることを受け、外国人を配慮した案内を行うことで、外国人の権益の保証および誠実納税のムード作りに貢献すると同時に、韓国人を対象とした活動とは異なる徴収活動を行うことで、外国人の租税権力が失われないよう最後まで追跡し必ず徴収する方針だ」と語る。
SMG 394

ソウル大公園、絶滅危惧種のヤマネコ一対、日本に寄贈

自然繁殖に成功したヤマネコ5匹中一対を日本の井の頭動物園に寄贈 2002年のソウル市-東京市友好事業の一環として寄贈した一対のヤマネコ以来2回目の寄贈 韓国を含め世界的に絶滅危惧種になっているヤマネコは日本の場合津島地方にのみ生息中 今回の寄贈で絶滅危惧種の保全や、日本市立動物園と友好・協力関係づくりに貢献 ソウル大公園(イ・スヨン園長)は11月8日、昨年同公園で自然繁殖に成功したヤマネコ5匹のうち、一対のヤマネコを日本東京にある井の頭動物園に寄贈すると発表した。2002年ソウル市-東京市の友好事業の一環として一対のヤマネコを寄贈してから今回が2回目の寄贈。ヤマネコは国際絶滅危惧種で、当時寄贈した一対のヤマネコは初期繁殖個体(Founder)として日本の動物園内の飼育個体群の確立に貢献した。 ヤマネコは一般の猫より体が大きく、丸い尻尾と白い柄のある額が特徴。体の動きが素早く、木登りや泳ぎが得意で、大型猛獣類のいない韓国では最上位飽食者として君臨している。親しみのある名前とは裏腹に、国際絶滅危惧種2級、国内絶滅危惧野生動物2級と、絶滅の危機に瀕している。 韓国に住んでいる野生のヤマネコはロードキルや生息地の破壊などにより、個体数が急減している。日本の場合、個体数の急減により、津島地方にのみ生息していると知られている。ソウル大公園は昨年自然繁殖によって生まれた残りの3匹を含め、現在15匹を保有している。 ソウル大公園は絶滅の危機にさらされているヤマネコを保全するため、野生への放し飼いや救助したヤマネコの保護、自然繁殖の推進など多方面にわたる努力を続けている。今回の寄贈も絶滅危惧種のヤマネコを保全するために行われたもので、今後日本内の飼育個体群の形成や市民教育に貢献するものとみられる。 また、寄贈先である井の頭動物園は、多摩動物公園、上野動物園なども属している東京市動物園協会所属で、ソウル大公園との縁も深い。今年4月、ソウル大公園は雌獅子の「ミオ」を多摩動物公園に寄贈し、10月初旬ミオが元気に出産したという知らせを受けた。現在ソウル大公園は多摩動物公園から2匹のチーターを寄贈してもらい、年内の搬入に向け取り組んでいる。 ソウル大公園のイ・スヨン園長は、「今後国内外で活発な交流を行うことで、ソウル大公園が絶滅危惧種の保全に貢献し、市民には臨場感あふれる教育の場を提供できるよう頑張りたい」と話した。 【添付】ソウル大公園のヤマネコ 【添付】ソウル大公園のヤマネコ ソウル大公園のヤマネコの姿
SMG 395

11月はソウル旅行月間! オンライン・ソウル旅行コンテンツ登場

「ソウル旅行月間」、11月末までオンライン・ソウル旅行コンテンツを配信 人気芸人夫婦ホン・ユナ&キム・ミンギのMBTIタイプ別旅行コースや、ペットと一緒に泊まれる韓屋ステイなど最新のトレンドと融合した様々な旅行コンテンツを紹介 ソウル観光YouTubeチャンネル「VisitSeoul TV」を視聴し感想をコメントしてイベントに参加しよう 新型コロナウイルスの影響で、観光・旅行トレンドはオンライン、安全とヒーリングの追求、小規模に変化している。こうしたトレンドの変化に合わせ、ソウル市とソウル観光財団(代表理事キル・ギヨン)は旅行に最適な11月(11月8日から30日)を「ソウル旅行月間」と定め、様々なオンライン・ソウル旅行コンテンツを提供する。 「MBTIトリップ」「韓屋ゲスト」「ソウル旅行をお願い」「キャンプステイ」の4つのテーマで制作された映像は、安全、ヒーリング、非対面、個人観光など新たな観光トレンドが反映されている。とりわけ、最近、MZ世代の注目を集めるMBTI(性格診断)やペット、キャンプなどキャッチーな要素を取り入れ、ソウルの人気スポットや文化、見どころなどを紹介しているほか、ソウルの魅力と価値を再発見するのに十分なコンテンツになることが期待される。 「MBTIトリップ」編は、最近、MZ世代の間で人気の「MBTI(性格診断)」を旅行と融合させたコンテンツ。「MBTIタイプ別旅行スタイル」をテーマに人気芸人夫婦ホン・ユナ&キム・ミンギがEタイプ、Iタイプを代表してそれぞれに合ったソウル旅行コースと面白体験を行う。 「韓屋ゲスト」編は、「ペット1500万時代」に合わせ、家族であるペットと共にソウル郊外にある西村(ソチョン)の韓屋ゲストハウスに宿泊し、ペットと共に楽しめる様々な旅のコースを紹介する。 「ソウル旅行をお願い」編では、歴史解説者のアン・ジヨン氏と作家のパク・サンヨン氏を迎え、ソウルの歴史的価値をはじめ近現代のソウルの営みと記憶が今も息づく各スポットにまつわるストーリーを紹介する。 「キャンプステイ」編では、ウィズコロナ時代、巣籠からキャンプへと場所を移し、日常の閉塞感を解消するためのコンテンツだ。紅く色づいた秋の風景と自然の音をリアルな映像でお届けする。 11月にはソウル旅行に行こう! ソウル市、非対面ソウル旅行コンテンツを公開 ➊ MBTIタイプ別旅行 ➋ ペットと一緒に泊まれる韓屋ゲスト ➌ ソウル旅行をお願い (歴史・文化) ➍ ソウル都心で楽しむ キャンプステイ  オンライン・ソウル旅行の映像は11月8日(月)から11月30日(火)まで、ソウル観光YouTubeチャンネル「VisitSeoul TV」から順次、配信する予定だ。各映像のコメント欄に視聴後の感想を自由に書き込み様々なプレゼントをもらえる全国民参加型イベントも実施する。  ソウル市のチョ・ミスク韓国政策課長は「日常への回復が始まり、これまで制限されてきた旅行が徐々に再開され始めている今、ソウル観光の魅力と価値を再発見するいい機会になることを願っている」としながら、「今回の映像がコロナで疲弊した市民の旅行へのモチベーションを刺激し、ソウルを訪れる呼び水になるよう期待している」と語った。
SMG 227

ソウル市、使い捨てないカフェ目指す 「繰り返し使えるテイクアウト専用カップ」テスト事業

6日からスターバックスや個人店などソウル市庁一帯にある約20店舗に繰り返し使えるカップを提供 繰り返し使えるテイクアウト専用カップは、貸与→返却→回収・洗浄→カフェに届けるサイクル テスト事業の効果・検証で100%専用カップ使用店舗増やし、店舗や市民の参加を誘導 ドリンク無料クーポン、カップ返却でポイント付与イベント、コーヒーかすの再利用も模索 新型コロナウイルスの影響でカフェでの使い捨てカップの一時的な利用が許可されたことに伴い使い捨てカップの使用が再び急増したことを受け、ソウル市はカフェでの使い捨てカップ不使用を目標に繰り返し使えるカップの普及に乗り出す。 ソウル市は6日(土)からソウル市庁附近一帯にあるカフェ約20店舗を対象に、使い捨てカップを使用しない店舗づくりを目指す「繰り返し使えるカップのテスト事業」を実施すると発表した。 カフェでドリンクをテイクアウトする際、使い捨てカップの代わりに繰り返し使えるカップを利用し、利用後は店舗内の回収ボックスに返却する。自分でタンブラーを用意することなく環境保護に参加できる。返却されたカップは専門の業者が回収・洗浄した後、再びカフェに届けられる。 テスト事業には、使い捨て用品の不使用を目指すソウル市と民間企業などで結成された環境保護協議体「ha:bit eco alliance」に賛同するスターバックス(12店舗)、dal.kommコーヒー(1店舗)、SKテレコムなどが参加する。ソウル市庁一帯にある小規模な個人店からも5店舗参加するほか、テスト事業の推進期間中に徐々に参加する店舗を増やしていく予定だ。 使い捨ての根絶に向けては、これまでタンブラーを利用するなど民間での取り組みはあったが、タンブラーは携帯と使用後の洗浄などの手間がかかり、活性化にはつながらなかった。ソウル市は今回のテスト事業を通じて繰り返し使えるカップのエコシステムをつくり、使い捨て用品を使わない消費環境を整えたい考えだ。 「繰り返し使えるカップのテスト事業」は、繰り返し使えるカップの貸与→回収ボックスへ返却→回収・洗浄→再びカフェへ届けられるサイクルで行われる。 消費者はテイクアウトのドリンクを注文する際、デポジットとして1000ウォンをドリンクの代金と共に支払い、繰り返し使えるカップで商品を受け取る。使用済みカップは店舗に設置された自動回収ボックスに返却すると、デポジットを現金または「ハッピーha:bitポイント」として返金される仕組みだ。 返却されたカップは専門の業者が回収し、洗浄、殺菌、消毒など徹底した衛生管理を経て再びカフェに届けられる。 使用される再利用可能なカップは色素や配合剤などの添加物を一切含まない安全な原料で作られ、高温でも環境ホルモンが検出されない。また、廃棄後の再利用に向けた効率を考え、単一素材で無地のカップとなっている。 ソウル市は来年2月までテスト事業を行い、事業効果を分析・検証後「使い捨てカップのない店舗」を持続的に拡大していきたい考えだ。ソウル市所在のフランチャイズのカフェを対象に繰り返し使えるカップの全面的な導入を目指す。 市は期間中、繰り返し使えるカップの使用を促進するための様々なインセンティブを提供する。小規模な個人店では繰り返し使えるカップの利用でドリンク無料クーポンを配布。デポジットを「ハッピーha:bitポイント」で受け取る場合、1回目の利用時に500ポイントを追加で付与するほか、利用するたびにデポジット(1000ウォン)に100ポイントを追加して1100ポイントを付与する。 また、使い捨てカップ以外の使い捨て用品やコーヒーかすなどを再利用できる方法も考え、カフェから排出されるゴミをもとから減らすなど、再利用を通じたサステナブルな消費サイクルづくりに取り組むほか、関係機関と協力して使い捨てのゴミを出さないカフェづくりを目指す。 ソウル市のユ・ヨンシク機構環境本部長は「今年7月に発表された『公共機関での使い捨て用品の使用を減らすための実践指針』に従い、公共機関が主導して使い捨て用品の削減に先頭に立って取り組む必要があるだけに、ソウル市と民間が協力して繰り返し使えるカップの普及に取り組む」としながら、今回のテスト事業を通じて市民が気軽に繰り返し使えるカップを使用できるようにし、カフェから出る使い捨てカップのゴミをもとから減らす一方、繰り返し使えるカップ文化を持続的に広めていきたい」と語った。
SMG 225