ソウル・グローバル・センター、外国人対象の「創業大学」を開講

6月14日第2期開講、3週間にわたり基本課程と4つの深化課程を実施

    ソウル・グローバル・センターは6月14日、韓国に住む外国人がソウルで起業し、成功できるノウハウを支援する「外国人創業大学」を、40人の外国人予備起業家を対象に開講しました。

    今回開講した「外国人創業大学」は、6月14日(月)から7月3日(土)までの3週間にわたり授業が行われ、ソウルで起業するための基礎知識を習得する<基本課程>と、「インターネット・ビジネス」、「飲食業」、「貿易業」、「コンサルティング・サービス業」の4分野に関してより深く学習する<深化課程>で構成されています。

    「外国人創業大学」の講義は、労務や金融などそれぞれの分野別に外国人対象コンサルティングの専門家が指導に当たり、講義は英語で行われます。授業は平日に時間を割くのが難しい受講者のために、平日は19:00~21:00、土曜日は10:00~18:00に、中区太平路のプレスセンター3階にあるソウル・グローバル・センターで行われます。

修了者に1対1の起業コンサルティングと求人支援サービスを提供

    また、「外国人創業大学」の修了者を対象に「1対1の起業コンサルティング」を実施して起業を支援するほか、従業員を採用する際の「求人支援サービス」、受講生と修了生の間の「コミュニティーの構成」などを通じて、相互交流を拡大していく計画です。

    ソウル市は分期別に創業大学を開設し、持続的な起業教育を実施する計画で、次は9月(第3期)と11月(第4期)に開講する予定です。

2009年から現在まで139人が修了、修了生のうち11人が起業に成功

    「外国人創業大学」は、ソウルに住む外国人の起業を支援するために2009年4月に全国で初めて実施されたプログラムで、これまでに139人が受講しており、現在7カ国(シンガポール、ニュージーランド、フランス、アメリカなど)から11人の外国人が卸売・小売業、情報技術開発、コンサルティング、教育業などの分野で起業に成功しています。

    創業大学に対する修了生の満足度はとても高く、今年4月に第1期創業大学を修了し、KBSの番組「美女たちのおしゃべり」に出演しているフィンランド人のタル・サルミネンさんは、「創業大学の課程が非常に実務的で、将来起業したいと思っている外国人に積極的に推薦したい。受講生はみんな似たような悩みを持っていて、すぐに仲良くなれてうれしかった」と感想を話しています。

    ソウル市の関係者は、「外国人創業大学は、これまでソウル・グローバル・センターの外国人対象のビジネス相談によって把握されたニーズをもとに教育課程を構成しており、外国人の起業を促進させると同時に、雇用創出にも貢献できるように運営していく計画だ」と話しています。




呉世勲市長、「創業は青年失業問題を解決できる良いモデル」

    呉世勲市長は6月15日、「青年創業1000プロジェクト」の第1期卒業フェスティバルに参加して卒業証書を授与し、創業1年で大きな成果を上げている青年起業家たちを激励しました。

    「青年創業1000プロジェクト」は、ソウル市が地方自治体として初めて実施したもので、自分の特技と適性を起業によって発展させたいという情熱とビジネスアイデアを持っていながらも、起業の方法が分からず困っている20~30代の青年たちに起業環境を提供する事業です。

    昨年7月から本格的にスタートした「青年創業1000プロジェクト」を通じて、1年間に全体の59%に当たる509の企業が事業者登録をし、360の企業が立派な中小企業に成長して190億ウォンの売り上げを上げました。これによる雇用創出効果は年1,700人余りとなっています。

    また、韓国内や海外の各種起業関連コンテストでの受賞も70件に及ぶなど、活発な活動で良い成果を上げています。

    第1期卒業フェスティバルは、青年起業家たちのこの1年間の成果を振り返り、優秀な製品とアイテムを一般人向けに広報できる機会を提供するために設けられました。

    呉世勲市長は挨拶の言葉で、「この1年間で期待以上の成果を上げている青年起業は青年失業問題を解決するための良いモデルになっている。今後も販路の開拓やマーケティング支援、投資誘致機会の提供など、持続的な支援を行うことで青年起業家たちの心強い後援者になるために努力していく」と述べました。




呉世勲市長、分かち合いの文化活性化のための「希望ネクタイ・キャンペーン」に共同協力

    呉世勲市長は6月14日、韓国経済新聞社、ソウル社会福祉共同募金会とともに「分かち合いの文化」を活性化させるための共同協力に関する協約式を行いました。

    今回の共同協力は、「分かち合いの文化」の活性化のためのキャンペーンや自活・自立を目指したソウル型福祉を推進させるための民間による財源づくりが主な内容となっています。

    この財源づくりのために「希望ネクタイ・キャンペーン」が実施されます。この趣旨に共感したデザイナーのイ・コンマン氏はデザインを提供し、韓国経済新聞社はキャンペーンと希望ネクタイの製作・販売及び収益金の寄託を担当し、ソウル社会福祉共同募金会は寄付額の透明な執行・管理を担当し、ソウル市は社会貢献活動全般に渡り支援することになりました。

    この「希望ネクタイ・キャンペーン」は、5万本の販売を目標に8月~12月の5カ月間実施されます。この目標が達成されれば、収益金は約5億ウォンになる見込みです。

    呉世勲市長は、共同協力による相乗効果で、分かち合いの文化が広がっていくことを期待すると明らかにしました。




ワールドカップの応援、どこでしますか?ソウル広場、子供大公園、ガーデンファイブなど、ソウルのあちこちで

ソウル広場…レッドデビルズと一緒に応援!

    ワールドカップの応援というと、何と言ってもレッドデビルズ。2002年、2006年のワールドカップ当時、街頭応援をリードしたレッドデビルズ。彼らが2010年、ソウル広場に戻ってきます。

    韓国の試合が行われる6月12日のギリシャ戦、17日のアルゼンチン戦、そして23日のナイジェリア戦をソウル広場でレッドデビルズと一緒に応援することができます。

地下鉄3号線景福宮駅…地下鉄駅でも大~韓民国(テーハン ミングク)!

    ワールドカップの応援は地上だけでなく地下でも行われます。地下鉄3号線の景福宮(キョンボクグン)駅では12日、ギリシャと韓国の試合を応援するために、駅内美術館に特設舞台が設置され、応援を盛り上げるため、試合開始前にビーボーイのダンスチーム、ソウルメトロ・アーティスト子供応援団、仁川(インチョン)大学応援団の特別公演が行われました。アルゼンチンとの試合がある6月17日には、地下鉄2号線の総合運動場駅内の特設舞台で公演が行われます。

ソウル子供大公園…家族的な雰囲気の応援場所

    家族連れで訪れる代表的な場所、子供大公園でもワールドカップの熱気で盛り上がっています。ソウル子供大公園では、韓国国家代表チームの初戦が行われる12日に、韓国の必勝を願う野外応援戦が行われました。特に、公園の中にある陵洞(ヌンドン)森の中の舞台は、木の観覧席や芝などがあり、家族連れの応援にぴったりです。

ガーデンファイブ中央広場…集まれ!そして叫ぼう!

    ガーデンファイブでも韓国チームの応援ができます。東南圏流通団地であるガーデンファイブでは、ライフ(LIFE)中央広場「セントラルガーデン」で12日に行われたギリシャ戦に続き、17日のアルゼンチン戦も応援ができます。

    ガーデンファイブ中央広場内に設置された大型スクリーンで試合が観戦でき、試合が始まる前には、ビーボーイ、フュージョン国楽、ロックバンドの演奏など、応援をより一層盛り上げる多彩な文化イベントが開催されます。




今年も楽しみな「ソウル・デザイン・ハンマダン」- 9.17~10.7の21日間、蚕室総合運動場などで開催

「みんなのためのデザイン」というテーマで

    昨年300万人が観覧し、デザインがとても身近なものであることを気づかせてくれた「ソウル・デザイン・オリンピック」が、今年からは「ソウル・デザイン・ハンマダン2010(Seoul Design Fair)」に名前を変え、より新しい姿で開催されます。

    今年で3回目となるこのイベントは、9月17日から10月7日まで、「みんなのためのデザイン」というテーマで、蚕室(チャムシル)総合運動場を中心に4大デザイン・クラスターに選ばれた弘大(ホンデ)、東大門(トンデムン)歴史文化公園、江南(カンナム)新沙洞(シンサドン)、九老(クロ)デジタル団地でも同時開催され、企業、デザイナー、市民誰もが楽しめる祭典の場となるでしょう。

見て、聞いて、体感できる多彩なプログラム

    「ソウル・デザイン・ハンマダン」は、経済の活性化と雇用の創出がテーマの「経済のマダン(場)」、市民とコミュニケーションし共に作っていく「参加のマダン(場)」、体験を通じて共感する「教育のマダン(場)」の3つのセクションで構成され、それぞれ多彩なプログラムが準備されています。

    特に、「経済のマダン(場)」ではマーケット機能に加え、産業デザインの展示部門が強化され、デザイナーが独自のブランドや製品をPR・販売し、観覧客がその場で製品が購入できるようになりました。

    「参加のマダン(場)」のソウル国際デザイン公募展には、海外からの参加者が大幅に増え、6月1日現在の参加登録者約24,000人のうち半数以上が海外からの参加者で、海外の企業はもちろん、イタリアの「ミラノ工科大学」をはじめとする有名デザイン大学の参加も目立ちます。また、希望者全員が無料で参加できるデザイン教育、参加イベントも開催されます。

主なプログラム
経済マダン 参加マダン 教育マダン
ソウルの生活展
ソウル・ブランド展
ソウル・デザイン資産展
ソウル・デザイン・マーケット
韓国内のデザイン産業展
海外デザイン産業展
都市デザイン展
世界デザイン都市展
フード・デザイン展
ソウル国際デザイン公募展
ソウル国際自転車デザイン公募展
およびフェスティバル
ソウル国際デザイン・ワークショップ2010
グリーン庭園パノラマ
大学デザイン探求展
アイデアと想像の体験館
デザイン夢の木教室
想像子供公園
公共デザイン教室

    そして9月17日と18日の2日間にわたり、建築家で未来トレンド・リーダーとしても知られているイギリスのクリス・ルブクマン(Chris Luebkeman)氏やイタリアの有名産業デザイナーであるステファノ・ジョバンノーニ(Stefano Giovannoni)氏、ジョン・ウッド(John Wood)ロンドン大学教授などの海外著名人が参加する「デザイン・ソウル国際コンファレンス」が開かれますが、約800~1,000人の韓国内外のデザイン専門家や学生が参加する見込みです。なお参加申し込みは7月5日からデザイン・ハンマダンのホームページ(http://sdf.seoul.go.kr/)にて受付けを始める予定です。

環境にやさしいデザインも展示

    今回の「ソウル・デザイン・ハンマダン」のもうひとつのキーワードは「エコ」です。環境にやさしい交通手段の自転車を素材にした「ソウル国際自転車デザイン公募展」や蚕室メインスタジアムの1・2階の観覧席全体を本物の植物で埋め尽くした「グリーン庭園パノラマ」もお目見えする予定です。

メンディーニなど世界的なデザイナーが展示場を設計

    ソウル・ブランド展が開催される「ソウルデザイン館」は、イタリアの代表的なデザイナーであるアレッサンドロ・メンディーニ氏により設計され、「頂上(La Punta、ラ・プンタ)」という意味が込められたこの展示館は、上部が塔の形にデザインされ、デザイン・ソウルの地位を表しています。

    世界デザイン首都ソウルを表現した「都市デザイン館」は、韓国建築界の巨匠、キム・ソクチョル氏により設計され、空、地、人を象徴する円形、四角、三角の形にデザインされています。 

    また、「融和と調和」を象徴する「文化イベント館」は、アメリカ出身の世界的な建築家、ダニエル・リベスキンド氏により設計され、4つの構造物が互いに融和し一つとなっている姿は、多様な文化が一カ所で融合しているソウルを表現しています。

    「ソウル・デザイン・ハンマダン」はデザインという枠をこえて、あらゆる人が楽しめるイベントで、国際コンファレンス以外の全てのイベントに希望者は誰でも無料で観覧できます。

    詳しい内容はソウル市のホームページ(www.seoul.co.kr)またはソウル・デザイン・ハンマダン2010のホームページ(http://sdf.seoul.go.kr/)でご覧になれます。




光化門広場も見て、公演も楽しみましょう!

世宗(セジョン)星夜祭、6.7~6.26世宗文化会館中央階段特設舞台で開催

    光化門(クァンファムン)の夜を文化・芸術で彩る「2010世宗星夜祭」が始まりました。世宗文化会館の中央階段に設置された特設舞台で繰り広げられる「2010世宗星夜祭」は、健全な夜の文化をつくり、市民が文化や芸術を体感できる機会を増やすために春と秋に行われる無料公演で、近くのオフィス街の会社員やマニアから大きな人気を集めています。

    今回の「2010世宗星夜祭」では、毎週、特別なジャンルの公演が披露されます。第1週(6.7~6.11)は、大衆になじみのあるオペラの公演、第2週(6.14~6.18)は、甘いメロディーのジャズ演奏、そして最後の週(6.21~6.25)は、ブラス・オーケストラによるエレガントなクラシック、ポップ、ミュージカル、映画音楽などの多様なレパートリーの演奏が予定されています。さらに毎週土曜日(6.12、6.19、6.26)の夜は、打楽器公演による愉快な舞台がお目見えします。

    なお公演に関するお問い合わせは、世宗文化会館公演企画チーム(02-399-1611)までお願いします。

    2010世宗星夜祭

  • 期間:2010.6.7(月)~6.26(土) / 日曜日は除く。計18回
  • 時間:午後7時30分~8時30分(但し、6月12日と17日は午後7時~8時)
  • 場所:世宗文化会館中央階段(雨天の場合は、公演中止。)

区分
Night at the Opera 6.7 6.8 6.9 6.10 6.11 6.12
ベルディのラ・トラビアータ プッチーニのトスカ ビゼーのカルメン マスカーニの カヴァレリア・ルスティカーナ ベルディのリゴレット ドラム・キャット
Blue Night with Jazz 6.14 6.15 6.16 6.17 6.18 6.19
ナム・ギョンユンカルテット イ・ジョンシクバンド フレンズ プレリュード イム・インゴンカルテット 文化マウルドゥルソリ
Starry Night for Brass 6.21 6.22 6.23 6.24 6.25 6.26
アニメーション &ファンタジー 男たちの春のスケッチ オール・ザット・ポップス&ジャズ オール・ザット・ミュジカル シネマ・パラダイス ノック打楽器アンサンブル



G20サミットのボランティア団を公開募集

6月30日までボランティア4,000人を募集 … 11月8日~11月13日までの6日間活動

11月11日と12日の2日間開かれるG20ソウル・サミットの開催の成功を支援するため、ソウル市は「G20サミット・ボランティア団」を公開募集する。

選抜されたボランティア団は、11月10日と11日に行われるG20ビジネスサミットの支援をはじめ、11月11日と12日に開かれるソウルG20サミットの開催を支援するなど、11月8日から13日までの6日間活動を行う。具体的には、G20サミットへの各国出席者と外国人訪問者のための宿舎別総合案内支援、観光・文化行事の案内、公共交通利用案内など、G20に出席する外国人向けの密着型サービスを提供するのが主な活動内容だ。

ソウル市G20サミットの関係者は、「G20ボランティア団が、G20ソウル・サミットに出席するため韓国を訪れた多くの外国人に、‘大韓民国のブランド価値’の向上と‘世界の人々に温かい心で接するソウル’のイメージをアピールする‘ソウル市民間外交官’の役割を果たすことになるだろう」と説明している。

G20ソウル市ボランティア団の募集・選抜

  • 募集期間 : 2010.05.27 ~ 06.30
  • 対  象 : G20参加国の言語を駆使できる韓国人または韓国居住の外国人
    ※外国人の場合、韓国語が可能な者
  • 選抜人数 : 4約4,000人(活動人数2,602人の150%を事前に選抜)
    分野別募集人数
    区分 ソウル市重点ボランティア分野 G20準備委員会
    分野 交通 宿舎 文化観光 行政支援 ビジネスサミットの支援
    人数 2,835 675 270 41 83

  • 募集方法 : 公開募集(1次 審査 : 電話インタビュー、2次 分野指定 : 書類および面接)
  • 選抜方法 : 言語能力のレベルテスト(1次)、書類審査・面接(2次最終選抜)
  • 選抜基準
    – 申請者の経験や能力、関連ボランティア経験の有無などをもとに選抜
    – 国際行事の特性上、英語能力の高い者を中心に選抜し、希少性を考慮して参加国の言語を駆使できる者には加算点を付与
  • 申込書受付方法
    – インターネット受付 : 市ボランティアセンターのホームページ(http://volunteer.seoul.go.kr)
    – 郵便・訪問受付 : ソウル市ボランティアセンターの事務室 (100-043 ソウル市中区 南山洞 3街34-5 南山ビル3階 302号)
    – ファックス受付 : 02-776-8481, 02-2274-73091
  • 合格者発表
    – 合格者発表予定日 : 2010.07.16(金)
    – ソウル市ボランティアセンターのホームページ(http://volunteer.seoul.go.kr) とソウル市庁G20サミットのホームページ(http://g20.seoul.go.kr)に掲載



上海エキスポのソウル館、多様なコンテンツで大人気!

行くところ全て長蛇の列、ソウル広報館

5月1日、初日から6日間で7000万人が訪問するなど盛況のうちにスタートした上海エキスポ・ソウル館の人気が日ごとに高まっている。

5月26日まで合計28万71人の観覧客が訪れて、特に5月19日には上海エキスポ開催以来、最多の2万1,156人の観覧客が訪れ、ソウル広報館には長蛇の列ができた。

ソウル市広報館で勤務中のキム・ヨンヒ次長は、「5月13日に開かれたUBPA都市館共同連合会議で、ソウル市広報館が都市館の優秀ロールモデルに挙げられた。会議ではコンテンツが多彩で観覧客が大勢集まるソウル市広報館のように、多様な広報方法をそれぞれ模索してみようという話があった」と伝えた。

キム次長はまた、「浦西地域で最も人気のある展示館がソウル市広報館だ。今後携帯電話のパッチやソウル市のパンフレット、上海の暑い気候に焦点を当てたアリ水の提供サービスが行われれば、さらに多くの観覧客が来館するだろう」と期待感を示した。

ソウル館を訪れた観覧客は、デジタル油絵やクロマキーなど多彩なソウルのコンテンツを楽しみ、ソウルに対する高い関心を示した。




八万大蔵経の原版を直接見られるチャンスがやってきた!

世界記録文化展示会、6.1~6.6にコエックスで開催
世界記録文化の大饗宴 … 1,000点余りの国宝級世界記録遺産を展示

高麗時代の護国精神が込められた八万大蔵経をはじめ、グーテンベルク聖書の原本など、代表的なユネスコ(UNESCO)世界記録遺産の記録物を一カ所ですべて観覧できる機会がやってきた。

「2010国際記録文化展示会」が6月1日三成洞(サムソンドン)コエックス1階Aホールで開幕し、6日まで行われる。今回の展示会では八万大蔵経、グーテンベルク聖書、グリム兄弟童話コレクション、朝鮮王朝実録、承政院(スンジョンウォン)日記、儀軌、東医宝鑑(トンイボガム)など、世界記録遺産の原本やフランス人権宣言文、エッフェル塔設計図面の原本、乱中日記(ナンジュンイルギ)の原本など、貴重な記録物1,000点余りが展示される。

展示品の中で最も目を引くのは、なんといっても八万大蔵経の原版(国宝第32号)だ。高麗時代の護国精神が込められた八万大蔵経の原版は1993年以来17年ぶりに陜川(ハプチョン)海印寺(ヘインサ)を離れ、ソウルに運ばれる。ユネスコ指定世界記録遺産にも登載された八万大蔵経版は、版数が8万余りに達し、8万4千余りの法文が数千万個の文字で刻まれている、現存する世界最古の大蔵経版だ。

グーテンベルク聖書の原本が初めて韓国に。

八万大蔵経と同じくらい多くの関心を集めている展示物はほかならぬグーテンベルク聖書の原本。直指心体要節が認められる前まで世界初の金属活字本とされていたグーテンベルク聖書(Gutenberg Bible)は、15世紀にドイツのヨハネス・グーテンベルクが印刷したラテン語のウルガタ聖書で、一ページが2カラムで1カラムが42行あることから、42行聖書とも呼ばれている。

さらに、白雪姫、赤頭巾ちゃん、ヘンゼルとグレーテルが収録されているグリム兄弟の童話コレクションをはじめ、朝鮮王朝実録、承政院日記、マグナカルタ、ドゴール対国民要請文、ベートーベン交響曲第9番など代表的なユネスコ(UNESCO)世界記録遺産記録物が展示される予定で、このほかにも多くの国宝級記録物が展示される。

国際記録館、国連・18カ国の主要記録物を展示

国際記録館の展示には国連をはじめ、ヨーロッパのフランス、ドイツ、ロシア、ハンガリー、スウェーデン、ブルガリア、米州のアメリカ、アルゼンチン、ペルー、アフリカのエチオピア、オセアニアのオーストラリア、そしてアジアの韓国、中国、日本、モンゴル、ベトナム、マレーシアの計19カ国が参加した。

1950年前後の韓国の姿や韓国初の選挙の様子を収めた写真(国連)、ナポレオン法典/ジャンヌ・ダルク(フランス)、独立宣言書/制憲憲法(アメリカ)、韓国戦参戦記録、19世紀ハノイ地図/北ベトナム憲法(ベトナム)など、計400点余りが展示される予定だ。

体験・実演コーナーも

一方、体験館では韓紙づくりや古書づくり、拓本づくり、国璽押し体験など、観覧客が直接参加できる多彩なイベントが行われる。朝鮮時代の記録物を書庫に入庫する時に行われた国家記録奉安儀式や、八万大蔵経を刻字し江華島(カンファド)から海印寺に移した儀式である八万大蔵経移運式も再現される。

6月6日(日)まで開かれる展示会は無料で観覧することができ、公式ホームページ(http://www.iace.or.kr/)で事前に団体観覧を申し込むと、記録分野の専門家による丁寧な解説を聞きながら観覧することができる。そのほか詳しい内容についてはホームページ(http://www.iace.or.kr/)で確認することができる。

お問い合わせ : 行政安全部国家記録院 031) 750-2298




ソウルの水の味、学んで見て楽める「アリ水観光コース」

    ソウル市は、ソウルの水道水の歴史を体験し、周辺観光も同時に楽しむことができる『アリ水観光コース』を開発し、韓国内外の観覧客にお目見えすることになりました。

    昨年1年間、ソウル市水道博物館とアリス浄水センターを訪れた韓国内外の観覧客は約7万人で、毎年増え続けていることから、ソウル市は上水道体験ツアーなど、「アリス(水道水)」に対する理解をさらに深めてもらうための新たなプログラムを提供しています。

    ソウル市は、これまで運営してきた単純な施設見学や説明中心のプログラムを改善し、直接体験できるアリス浄水センターなどのソウル市内の主な上水道関連施設と世界的都市ソウルの名所とを連係させた3つの探訪コースを準備しました。

第1コース 『アリスの昨日と今日そして未来、アリス探訪コース』水道博物館~纛島(トゥクド)アリス浄水センター~ソウルの森

    102年の歴史を持つ韓国初の浄水場の纛島(トゥクド)浄水場内にあるソウル市指定有形文化財第72号の『水道博物館』では、水の大切さを感じることができる天然石鹸づくりや水背負子などの多様で興味深い体験プログラムが運営されています。

    最先端方式のアリスの生産過程が直接見られる『纛島アリス浄水センター』も一緒に訪問すると、さらに興味深い経験ができます。

    木と花の季節による変化と美しさを感じることができる『ソウルの森』も、また訪れる人を魅了します。特に森が見下ろせる素敵な散策路、風の丘からは、漢江の風景を一望することができます。

第2コース 『家族で体験して遊べる探訪コース』 九宜(クイ)浄水場文化財、アリス広報館(7月オープン)

    体験学習の季節を迎え、子どもたちに歴史的事実の証拠資料である文化財を直接見て感じる機会と、水と環境が調和した体験空間を楽しむ機会を与えてあげてはどうでしょうか。

    文化財として登録されている「九宜浄水1・2工場」は、ソウル市広津区(クァンジング)にあり、上水道の時代的変遷をひと目で見ることができます。また、陵洞(ヌンドン)子ども大公園内に地上2階、地下1階の規模で造られた韓国初の「水の総合子ども広報館」が7月にオープンし、家族みんなで楽しむことができる多様な体験コースが用意されており、学習効果と楽しさを同時に提供します。

第3コース 『環境にやさしい探訪コース』 永登浦高度浄水処理センター、西ソウル湖公園

    環境にやさしいシステムとして設置された「永登浦(ヨンドゥンポ)高度浄水処理センター」と、以前は市民が立ち入ることができなかった浄水場がソウル南西部最大規模の湖公園に生まれ変わった「西ソウル湖公園」は、地域の住民たちに素敵な思い出作りの場となっています。

    特に、従来の浄水場施設を再利用したところが印象的な公園で、水道管でつくられた造形物が周辺の風景とよく調和し、新鮮な雰囲気をかもし出しています。

    見学の申し込みは、7月に完成予定の「永登浦高度浄水センター」と陵洞子ども大公園内の「アリス広報館」を除き、現在、上水道ホームページ(http://arisu.seoul.go.kr)または電話で申し込むことができ、早ければ7月以降から3コースの全てが運営される計画です。

  • 上水道ホームページ : http://arisu.seoul.go.kr
  • 水道博物館 : (02)3146-5936
  • 纛島アリス浄水センター : (02)3146-5555
  • 九宜アリス浄水センター : (02)3146-5400
  • 永登浦アリス浄水センター : (02)3146-5600



ソウル市民の暮らし – 2009ソウルサーベイ

    ソウル市は14日(水)、市民の暮らしの質や暮らしぶり、住居環境、関心事、価値観など、ソウルの全般的な社会像を把握し、市政運営や政策樹立の基礎資料として活用するために実施した大規模な統計調査「2009ソウルサーベイ社会像調査」の結果を発表した。「2009ソウルサーベイ」は、2009年10月の1カ月間、ソウル市民2万世帯(15歳以上4万6153人)とソウルに住む外国人2500人を対象に行った訪問・面接調査だ。

    それによると、市民の暮らしの質で「自分の健康状態」と「自分の財政状態」に対する満足度が毎年上がっていることがわかった。総合満足度の幸福指数は2005年より0.23点高い6.63点(10点基準)となっている。また、ソウル市民としてのプライドは73.1点で、前年に比べて3.2点高くなった。さらに、ソウル市民の10人に8人(78.6%)は、ソウルを故郷のように感じていると答えた。何よりも目を引くのは、経済的な困難の中でも2006年から寄付率が毎年増加(34.6%→37.0%→44.5%→46.9%)していることだ。ボランティア参加率もまた増加(12.8%→18.5%→21.3%→21.7%)を続けているなど、市民の間で自発的な分かち合いの文化が広がっている。

    分野別の生活環境満足度は、住居環境が5.90点、社会環境5.40点、経済環境5.08点、教育環境4.95点となっている。全体的に昨年とほぼ同じか、または小幅上昇した。公共交通に対する満足度は、地下鉄(0.22点)が上昇するなど、前年より0.15点上昇した。都市危険度は毎年低くなり、2003年より1.35点低い4.49点となっている。

財テク比率74.7%、安全な金融機関預金を好む傾向が強まる(4.7%p)

    負債を抱える世帯の割合は46.2%と、前年より3.5%下落した。一方、財テクをしている世帯の比率は74.7%と、前年より3.6%増加した。調査を始めた2003年以来下落を続けてきた老後準備率は、2009年の調査では前年より2.3%増えた59.0%となった。

ソウル市民53.7%、食品購入の際にまず賞味期限・生産時期を確認

    今年初めて調査に含まれた項目のうち、食べ物の安全に対する認識調査で、53.7%の回答者が食品を購入するときに賞味期限・生産時期をまず確認すると答えた。

    また、優秀なインフラが整っているIT分野に関する調査項目を見ると、1世帯当り1.03台のコンピュータと2.57台の携帯電話を保有している。さらに、ソウル市民は1日平均1.88時間インターネットを利用しており、2.45時間テレビを観ていることがわかった。 

    一方、ソウルに住む外国人の暮らしの質に関する調査では、「都市の安全」(7.16点)、「住居環境」(6.94)、「ソウル市民の開放的で親密な度合い」(6.56点)、「コミュニケーション」(6.48点)などの満足度が高かった。交通手段の利用に関する総合満足度は7.29点で、前年より0.49点上昇しており、このうち特に「地下鉄」(8.12点)に対する満足度が高いことがわかった。




石綿安全地帯、ソウルが始めます!

    ソウル市は発ガン物質の石綿から市民の健康を守るため、石綿管理総合対策をさらに強化、具体化させる。ソウル市は2009年10月に再開発撤去現場から発生する石綿を体系的に管理するため、「5大石綿管理総合対策」を発表している。これに加え、今年からは建築物撤去工事の際に石綿の解体・除去計画を事前に審議するなど、「石綿環境アセスメント」を実施することにした。また、ソウルメトロの全駅舎の石綿を2014年までに除去する。さらにこれとは別に、現在石綿の撤去が行われているところや計画中の24区域において、住民や環境団体が参加する住民監視団を立ち上げ、監視体制を強化した。

環境アセスメントでは事業地区内の建築物50%以上に対する石綿地図を作成、事前審議を実施

    今回発表した「2010ソウル市石綿管理総合対策」によると、まず今年からニュータウン再開発・再建築事業のための建築物撤去工事における石綿環境アセスメント制が初めて導入される。これに伴い、環境アセスメントの際に、事業地区内の石綿含有建築物の石綿解体・除去計画を事前に審議するため、撤去対象建築物の50%以上に対して石綿の実態を調査し、石綿地図を作成する方針だ。

公共・民間建築物に対して石綿調査・石綿地図作成を実施

    ソウル市は2011年までに市の所有する建物972棟の石綿実態調査を実施、完了させることにした。また、民間の建築物については、2013年から大衆利用施設や公共施設を中心に石綿の状態を管理していく計画だ。これと共に市民の足である地下鉄を石綿安全地帯にするための作業も並行して行われる。昨年、全駅舎と車両基地の石綿地図の作成を完了させたソウルメトロは、2014年までに全駅舎における石綿の除去を完了させることにした。

石綿分析能力を確保するため、石綿調査チームを新設

    これに加え、ソウル市は、ソウル市保健環境研究院に石綿調査チームを新設し、最新設備の透過電子顕微鏡(TEM)などの分析機器を確保し、最高レベルの石綿分析能力を確保することにした。さらに、持続的な石綿管理のための「ソウル市石綿安全管理条例」を制定し、透明な情報公開のためのホームページも運営することにした。このほか行政1副市長を本部長とし、関連部署長を対策委員とする「石綿管理対策本部」と実務推進班を立ち上げた。