ソウル市の職員の皆さん、すごいですね!!

     ソウル市新庁舎内にある「壁面緑化」庭園

     最近、ソウル市新庁舎内にある「壁面緑化(Green Wall)」が、世界最大・最高の庭園としてギネスに登録されました。ソウル市の職員が水平なソウル広場の緑を垂直な建物の壁面までつなげて造成した室内垂直庭園の効果を広報するため、世界ギネス登録を推進しました。その結果、去る2月8日に記録が認められ、公式認定書が発行されました。

     もうご覧になった方もいらっしゃるでしょうが、新庁舎内にあるエコプラザ(1~7階までの前面および側面28m、1,516㎡)の壁面に室内でもよく育つ14種の植物約6,500千本が植えてあります。

     マイナスイオンと酸素の排出による空気の清浄効果により、快適な室内環境が維持できるし、室内の汚染物質(二酸化硫黄、アンモニアなど)および細かいほこりなどを取り除き、温度や湿度などの微気候が調整できます。このような環境は、心理的に安定感を与えるだけでなく、情操の純化にも役立つと言われています。

     通常ギネスの登録を代行業者に依頼すると少なくても数千万ウォン、多い時は数億ウォンの費用がかかるそうです。しかしソウル市の場合、職員たちが協力して登録の業務に取り組んだため、その分の費用が節約できただけでなく、ソウル市新庁舎のストーリーテリングにも大変役立ちました。

     新庁舎に関する批判などもありますが、今後有意義に利用して新しい歴史を築いていけば、市民からも親しまれ、愛されるソウル市庁舎として生まれ変わることでしょう。ソウル市の職員、すごいでしょう?




 驚きの土曜日!この世で一番大きい学校にご招待します。

     3月から「驚きの土曜日」がスタートします。学校の授業が無くなった毎週土曜日、文化・生態・職業・科学など2,051のプログラムを提供します。

例えば、普段から家族劇、ミュージカル、オペラ、ジャズなどの多彩な文化芸術を楽しみたいと思っていた方なら、南山(ナムサン)創作センター、広場、公園などがお勧めです。ここでは一年中盛りだくさんの公演が行われます。また公園、資源回収施設、水再生センターなどでは生活ごみの資源化、蝶学習館、水再生過程、1泊2日の動物園大探険キャンプなどを行います。

ソウル歴史博物館では中・高校生のインターン制を実施しています。また週末に家族旅行する機会がない子供達を対象に、山や海などを家族で旅行できる「幸せづくり国内旅行」や「多文化(国際結婚)家族の韓国語童話口演クラス」なども運営しています。

明知大学の学生たちが疏外階層の子供達の家を訪問して宿題などを見てあげる、「土曜幸福学校」も運営しています。また教科と連携したストーリーテリング形式の「ソウルの旅、教科書ツアー」も24のプログラムを開発して実施します。社会の科目と連携して、ソウルのあちこちで朝鮮時代の文化について学ぶ「大切な朝鮮の文化を分かち合う探訪記」は14のプログラム、創意科学に関連した「地球温暖化を知る」なども5つのプログラムを実施します。体育系のプログラムとしてはオリンピックの種目が体験できる「土曜オリンピック」を、美術は「現代美術作家の研究および壁画を描く」など2つのプログラムがあります。

さらに3月1日からは、これらのプログラムを携帯電話で簡単に確認・申込みできるアプリ、「놀토서울(ノルトソウル)」も提供します。

そして来たる5月には1週間の予定で、青少年が直接参加して楽しめるイベント、青少年が親と共に広報するSNSサークル、保護者体験団などが行われる「ノルトソウルエキスポ(EXPO)」を開催します。「驚きの土曜日」―とても楽しみです。




ソウル市、「社会的弱者企業」の製品・サービスの購入を拡大

    ソウル市は今年、「社会的弱者企業」の製品や用役などの購入規模を2兆6千億ウォンまで拡大します。これは公共機関で購入できる最高限度額だそうです。ここで述べる「社会的弱者企業」とは、重度障害者が従事している生産・販売施設、社会的企業、障害者雇用企業、自活企業、女性企業、その他中小企業のことです。

    今年からは地域(町)企業および協同組合を含めて「社会的弱者企業」と呼ぶことにします。これらの企業の製品およびサービスを購入するだけでなく、民間市場の販路を確保するため、さまざまなチャンネルの流通ネットワークを構築していく計画です。同時に自活力・競争力を向上させるための総合支援政策を拡大します。散発的かつ一時的な支援に比べ、持続的な企業育成が可能になります。

    私は実は、公共機関による購入という方法を通じて社会を革新し、社会を変えられると信じてきました。ソウル市および傘下機関は、常に一定の品物とサービスを購入しています。それを同じ価格なら(同等の品質レベルなら)社会的弱者企業の製品を購入すれば、それを通じて社会的弱者企業を支援できるだけでなく、ひいては雇用増大につながるのです。福祉費用を削減できることは言うまでもありません。

    創造的かつ革新的なソウル市の試みは、これからも続きます。

    市民聴に展示された製品を説明している朴元淳市長




予測行政は市政発展の原動力

     数日前、ある経済誌に「16,000世帯のマンモス級再建築推進団地であるソウル江東区(カンドング)の高徳(コドク)住公団地で、相次ぎ設計変更作業に取り掛かっている」という記事が掲載されました。その団地では、移住及び着工を目の前にして、マンションの規模を小・中型に変更しているというのです。

     元々ソウル市から小規模マンション20%の割合で建設するという許可を受けていたのですが、今になって事業性などを考えて小規模マンションの割合を増やそうとしているのです。

     実はこの地区の他にも開浦(ケポ)地区を含む多くの地域で、ソウル市が提案した「小規模マンション30%原則」に反対していました。それだけではありません。私を誹謗中傷する垂れ幕を10mごとにかけたりしました。しかし今では、その原則に同意または自主的に小規模マンションの割合を増やしている地区が続出しています。このことを見ても、ソウル市の要請や許可基準が適切であったということがわかります。

     去年の統計庁の資料によると、一人暮らしと二人暮らしを合わせた数は、ソウル市の人口の48%以上を占めています。このように小規模マンションの需要者数が増えているのに、大型マンションばかり建設するなら、売れないのは当たり前ではないでしょうか。統計を見れば、未来が見えます。それに現在、ソウル市および首都圏一帯の大型マンションが未分譲のまま残っているのに、さらに大型マンションを建設するという考え方は本当に理解しがたいことです。

     私はソウル市の職員たちに「常に予測行政をするように」と、口を酸っぱくして語っています。10年、20年、いや100年先を見なければならないと、そして100年後に「先輩たちはどうやってこういうことまで予測して政策を行ったんだろう」と、こんな話が聞かれるようにしなければならないのです。ところが実際は、目の前の事ですら正確に判断できなかったり、数年後の未来を予測できずに予算を浪費したり、後になって困難な問題を引き起こすことが多いのです。ですからまずソウル市から、しっかり未来行政・予測行政を行うよう努力します。

      加陽賃貸マンションを訪問している朴元淳市長




 ナヌムカー(自家用車共用利用)、できるかな?

     私が2000年に「アルムダウン財団」を設立した当時、「分かち合い」という言葉は、韓国社会ではまだまだ聞き慣れない言葉でした。しかし10年が過ぎた今日、「分かち合い」は、韓国社会の普遍的な言葉となりました。そして多くの企業が社会貢献に取り組むようになり、芸能人や著名人が各団体の広報大使になりました。

     ところが、分かち合いがまだ実践されていないところがあります。それは自家用車です。自分が必要な時にいつでも使えるようにすれば、必ず自分が所有する必要はないと思うのです。ある家庭では、自家用車を2台も3台も所有している家庭もあります。そこで始めたのがソウル市の「ナヌムカー(自家用車共用利用)」事業です。この名前も市民公募によって決めました。「ナヌムカーサービス」が2月20日からソウル市内の292ヵ所の駐車場を通じて始まりました。

     「ナヌムカー」は、満21歳以上で運転経歴が1年以上になる市民なら誰でも利用できます。利用方法は、「ナヌムカーサービス」業者であるグリーンカーナソカーのホームページにアクセスして会員登録した後、車が必要な時に、インターネット、モバイル、ARSなどを利用して予約し、予約した時間に予約した場所に行けばいいのです。ナヌムカーが利用できる駐車場の場所やリアルタイムで利用可能な車を検索したい場合は、ソウル市交通情報センターのホームページ(topis.seoul.go.kr)にアクセスすれば必要な情報を得ることができます。

     今後「ナヌムカー」が活性化すれば、市民はいつでも必要な時に車が利用できるし、自家用車の保有率を減らすことで、交通渋滞・駐車場難・大気汚染を緩和させることができます。ソウル市は、このようなカーシェアリング(Car-Sharing)事業だけでなく、共有都市としての地位を確立していくために絶えず努力していますが、世界的なブランド都市というのは、ハードウェアではなく、このような革新を通じて実現できるものではないでしょうか。

      ソウル市で実施している「自家用車共用利用」




 伝統婚礼式で行われる市民聴の結婚式

     「待ちに待った春の足音が聞こえそうな2月の最後の日、心ときめく「結婚式」を行うことになりました。今まで私が見たり聞いたりしたどんな結婚式より、ずっと心が弾みます。今日は、この市民聴で行われる韓国伝統の婚礼試演会についてご紹介しますね」

     初めてこのメールを見た時は、誰か知り合いの結婚式の招待状だと思いました。でもよく読んでみると、私が日頃から尊敬しているデザイナーのイ・ナミ先生が送られた電子メールだったのです。

     今月2月28日午後4時から市民聴イベントホールで行われる韓国伝統婚礼試演会に関する内容でした。これは文字どおり「去る1月12日に、環境にやさしい結婚式で第一歩を踏み出した『市庁で挙げる市民結婚式』という韓国建国以来初めての歴史的な出来事に、今回はさらに韓国伝統婚礼式を連結しようというもう一つの歴史的な出来事なのです。

     イ・ナミ先生とウン・ビョンス先生は、私の要請を快く承諾して、市民聴のデザインや市庁結婚式の企画とデザインを担当してくださった方です。私もその日の結婚式に「心を弾ませて」参加しようと思っています。

      市民聴で行われる韓国伝統婚礼試演会の招待状




 ただいま帰りました。

    ドバイ・アブダビでの3泊5日の日程を無事終えて、今日の午後帰国しました。ドバイの「ワールドトラベルアワード」の授賞式の基調演説に招かれて行ったのですが、ついでにドバイとアブダビの著名人と面談し、ソウル市の優れた交通行政や電子政府などについて説明したり、同行した企業と共に営業活動をして帰って来ました。

    韓国の企業が、一生懸命汗水流しながら中東のあちこちの現場で働いている姿は感動的でした。それはもちろん企業の利潤のためですが、広義に解釈すれば、これは愛国につながると思います。しかしこれからは淡水化や発電などの工事にとどまっていては駄目だと感じました。より付加価値の高いコンサルティング、知識産業、文化芸術産業、建築設計、シーメンスのような都市作りなどとして発展させていかなければならないと考えました。

    特にコンサルティングを韓国側で担当すれば、韓国企業の進出がもっと活性化できると思います。これからはヨーロッパ、アメリカ、日本などと肩を並べ、さらにはそのような国を追い越す時が来たと思うのです。ソウル市も韓国企業と共に、都市経験輸出戦略を立てていくつもりです。

    一方、中東の小さな国々が持つ国家ビジョン、そしてそれを具体化させる政策を視察する良い機会でした。持続可能性に対する論議がめぐらされていますが、石油に次ぐ新しい時代を準備しようとしている彼らの悩み、大国に取り囲まれた小さな国でありながら、地域の中心ハブとしての登場、単純なインフラを超えた文化芸術および生態系の実験、イスラムの原則を維持しながら全世界から優秀な人材を集めて活用する柔軟性など、学ぶことも多々ありました。ソウルの未来発展の方向性について深く考えさせられた時間でした。

     交通庁長との面談の場で、ソウル市の公共交通機関システムについて説明する朴市長




菊の盆栽技術を学んでみませんか。

     ソウル市長になって驚いたことの一つは、ソウル市にも農業があり、また農業技術センターもちゃんと存在しているということでした。 1千万人が住み、高層ビルが建ち並ぶソウル市ですが、それでも江東区(カンドング)や江西区(カンソグ)にはまだ田畑が残っており、数多くの農民がいます。本当に驚きですよね。

    実を言いますと、私はかなり農業に関心を持っています。都市と農村の交流を通じて農村と都市、ソウル市と地方都市がともに生きていくことはもちろん基本的なことです。さらに、ソウル市は「都市農業元年」を宣布し、屋上庭園や屋上畑、都心の隙間でも都市農業が始まっています。

    私はソウル市が農業の重要な基地になれると信じています。なぜなら、農業とは単なる耕作を意味するのではなく、加工や流通など様々な過程を含んでいるからです。農村振興庁では5百人以上の博士号を持つ専門家が農業技術に関する様々な研究を行っています。その結果の一つとして、韓国はサボテン輸出で世界一になっています。このようなことは、ソウル市でも十分出来ることです。

    先日、ソウル市立大を訪れましたが、講堂にとても美しい菊の盆栽が展示されていたので、これはどういうことかと聞いてみたところ、園芸学科の学生が作ったものだとそうです。その時私は、このようなものをもう少し専門化して、盆栽を取り扱う店があれば、卒業生のための職場も増えるのではないかと話しました。盆栽は外国人に人気が高いですが、日本がほぼ独占していると聞きました。ところが、ソウル市農業技術センターがようやく市民のための盆栽教育講座を始めたそうです。

    2013年菊盆栽技術養成教育課程を設け、2013年3月16日(土)〜11月9日(土)(9ヶ月間)毎週土曜日13:00〜16:00(1日3時間)に行われます。授業料は無料、授業は菊盆栽栽培の理論(30%)と菊盆栽‧木付け盆栽‧石付け盆栽などの実習(70%)の構成となっています。

    発想を変えれば仕事は転がっていると私はいつも主張しています。今年の秋は、市庁舎とソウル広場で最高の菊盆栽大会と展示会を開いてみませんか。

    菊の盆栽




ソウル公共交通システムの輸出に向けて頑張ります

     現在、私は空港に向かっています。 3泊5日の日程でアラブ首長国連邦を代表する都市のドバイとアブダビを訪れるためです。訪問の目的は、ドバイ国際交通賞授賞式の基調演説をするためですが、実はソウル市公共交通システムを輸出することが真の目的です。

     現在、ドバイは交通混雑を解消するため、バス交通カードシステム導入をはじめとし、電車やトラム(路面電車)の建設などに7兆ウォン以上投入し、アブダビも今年から2020年まで約8兆ウォンを投じて都市鉄道や高度交通システム構築事業を進めることを計画していることが知られています。アブダビの場合、現在95の路線・約650台のバスが唯一の公共交通手段だそうです。

     まず、現地時間の18日、ドバイの公共交通を総括している道路交通庁ターイル(Mattar Mohammed Al Tayer)会長 に会って、電車の運営と設備、交通カードシステム分野などに韓国の企業が進出できるよう、支持と協力を求める予定です。㈱韓国スマートカードとLG CNS、SK C&Cなど国内の高度交通システム(ITS)の関係企業も同行します。

     また、20日にはアブダビへ移動し、オタイバ(Abdulla Rashed Khalaf Al Otaiba)交通相と会って、ソウル市の交通政策の素晴らしさについて説明する計画です。私は様々な行政におけるソウル市の経験と都市運営のノウハウを輸出する本格的な準備を整えています。企業はもちろん、地方政府も積極的に世界に進出し、人道的支援とともに、ビジネスモデルを作っていくべきです。これからの取り組みについて期待してください。

     CNNにインタビューを受ける朴元淳ソウル市長

     P.S.参考までに、外国で会議に参加すると、英語の実力の足りなさを痛感します。その度に、韓国に帰ったら本格的に英語の勉強をしようと決心します。しかし、いざ帰国してみると、忙しさに埋もれてついその決心を忘れてしまいます。

     ところで以前、ある大学の教授と電話をしていて、英語のスピーチやインタビューのコツなどについていっしょに勉強しようという話になりました。そしてつい先日、ソウルの大学やロー・スクールなどで英語のスピーチなどについて講義しているネイティブスピーカーの教授を招待して勉強することになったのです。何でも、無理やり始めてしまえば、なんとかなるものですから。

     最初に私が学んだのは、PREP原則というものです。まず、要点を最初に話した後、その理由を述べ、証拠となる事例を簡単に挙げてから、繰り返し要点を強調する結論で締めくくるということです。実を言いますと、私って、要領の得ない話をだらだらとしゃべってしまう性質なのです。教えてくれる方は紛れもなく専門家なのだなと感銘を受けました。それは、私が以前英語でインタビューに答えたものをインターネットから収集して、それを分析・評価してから授業に望み、それを私にも分析させたからです。それをやってみて、韓国では話す方法について学校では学んでこなかったのですが、これからは小学生の時から自分の意見を順序良く話し、討論する方法を学ばせなければならないと考えました。

     とにかく、先日もCNNと英語でインタビューしましたが、これからはもっと改善された姿をお見せしますので、期待してください。だけど、ローマは一日にして成らずといいますから、過剰な期待は禁物ですよ。




ソウルの伝貰と賃貸住宅の対策、どのように変わるのか

     本日は、ソウル市の伝貰(賃貸契約時にまとまった保証金を払うことで、月々の家賃を支払う必要がないシステム)・賃貸住宅の対策についてお話したいと思います。本格的な春の引越しシーズンを迎え、ソウルの伝貰・賃貸市場の安定を図り、住宅市場の不安心理を最大限解消するため、ソウル市は積極的に取り組んでいます。

    今年、伝貰の価格は2〜3%の緩やかな上昇を保つと予想されており、春の引越しシーズンには、滅失住宅数を超える住宅供給が行われ、住宅の受給は円滑であると予想されていますが、それでも万が一のために、ソウル市は総合的な安定対策を練ります。

    まず、ソウル市は引越しシーズンの前の2・3月に7千4百世帯の公共賃貸住宅を集中して供給します。さらに、2〜4月には約2万世帯の民間・公共住宅の供給が行われます。

    また、ソウル市伝貰・賃貸住宅保証金支援センターは、契約終了の時期に保証金未払い者に対する貸し出しの対象と限度額を調整し、SH公社の管理する賃貸住宅への賃借予定者に対する保証金の新規支援、市中銀行の取り扱う伝貰資金相談・貸し出しの斡旋など、多方面で努めてまいります。

    その他にも低所得層に住居費を支援するソウル型バウチャーシステムは3月の支援対象を拡大し、支援世帯も現在の1万世帯から1万2千世帯へと増やします。また、未分譲アパートの事前解消、民間の賃貸住宅供給の活性化のため、リッツ法人などに民営住宅を優先的に供給する計画を3月から施行します。

    ソウル市は庶民の住居安定TFチームを運営し、地域別に住宅の需給状況を把握し、不動産仲介業者および情報業者による市場秩序の撹乱行為を取り締まることにより、住宅市場の歪曲現象(住宅を購入しようとする人が住宅売買を避けようとする現象)を防いでいきます。

    私は以前、住居権も一種の重要な人権であり、住居はソウル市民のベースラインの一つであると規定したことがあります。様々な困難が立ちはだかっていますが、その約束を守り、実現していくために最善を尽くします。

    佳陽洞賃貸アパートを訪れ、市民の意見を聞いている朴元淳ソウル市長




「ひとつ屋根の下、世代共感」住居タイプとは?

     [「ひとつ屋根の下、世代共感」のポスター]

    私は昔から社会革新について多大な関心を持っていました。イギリス労働党の政策室長とイギリスのファウンデーション事務総長を歴任したGeoff Mulgan氏とともに、社会革新のための国際活動を行ったこともあります。そのようなことがあって、ソウル市長となった直後、社会革新企画官室を設置したこともあります。共有可能な都市を宣布し、推進したのは、その社会革新の一つの中身といえます。

    高齢者と大学生が住居を共有する「ひとつ屋根の下、世代共感」事業は共有可能な都市の一つのプロジェクトです。住居空間に余裕のある高齢者と、住居を必要とする大学生を結び、入居する大学生は高齢者のための生活サービスを行うことにより高齢者の生活の利便性を高め、大学生の住居費の負担を抑えるという目的のプログラムです。

    高齢者は使っていない部屋を市場の50%以下の賃料で大学生に提供し、大学生は掃除、買い物、スマート機器の学習の補助など、生活サービスを提供します。

    まず、今年約10世帯に対して試験的に運営し、事業の成果によって拡大していく予定です。ソウル市内の大学周辺に住む高齢者で、自家もしくは伝貰住宅(賃貸契約時にまとまった保証金を払うことで、月々の家賃を支払う必要がない住宅)など安定した住居空間を確保していて、大学生に貸すことの出来る部屋のある高齢者なら誰でも申込ができます。

    ソウル市は大学生が入居する部屋の壁紙・リノリウムを取り替えるなど、修繕のための一定の費用を支援し、参加する高齢者と学生には文化バウチャー(利用権)を提供するなど、全世代が共感できる様々なプログラムも運営する予定です。共に生きることのできる、楽しい事業だと思いませんか。皆様のご参加をお待ちしております!

    [朴元淳ソウル市長のフェイスブック掲載文]




北朝鮮の核実験に備えてソウル市、非常体制を強化

     北朝鮮の核実験に備えたソウル市の緊急会議の様子

    本日行われた北朝鮮の核実験は、大韓民国だけでなく、国際的にも大きな衝撃と影響を与えました。事前にある程度の予告がされてはいましたが、国家の安全に重大な影響を及ぼす事件であり挑発です。また、国際的に協力しながら対処しなければならない事案でもあるので、ソウル市としても緊張感をもって緻密な対応をしていかなければなりません。

    すでに北朝鮮当局による核実験の可能性についてニュースが流されていたので、私は非常計画官から報告を受けると同時に、民間防衛体制を強化し、対応状況室を運営するよう指示しました。また、核実験が行われたという報告を受けた後は、迅速に幹部会議を招集し、対応策について話し合いました。

    何よりもまず、中央政府の対応を綿密に検討し、中央政府との協力により今後の追加挑発に備え、それと同時に、地下鉄や上水道などの主要施設に対するセキュリティの強化、放射性降下物の可能性の検討と調査、さらにこの調査データのリアルタイムでの公開、生活必需品の品切れの防止対策、社会的混乱の予防に対する措置を行いました。傘下の機関や区庁と状況を共有し協力するため、副区庁長会議も開き、非常事態室の運営継続を指示しました。

    幸い、ソウル市民が動揺せず落ち着いた対応をしてくださったので、社会的混乱や生活必需品の買占めなどの被害もありませんでした。市民意識が高まっているということでしょう。しかし、ソウル市の公務員一同、緊張体勢を緩めず、綿密に推移を観察し、いかなる非常事態にも混乱が生じないよう、徹底的に備えます。ご協力をお願いいたします。

    北朝鮮の核実験に備えたソウル市緊急会議に参加した朴元淳ソウル市長