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ソウル通信

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ソウル地下鉄、AI通訳を11駅に拡大...13言語に対応し駅務員と直接会話

福祉/健康/安全ニュース

2024/03/18 94

ソウル地下鉄、AI通訳を11駅に拡大…13言語に対応し駅務員と直接会話

韓国初の多言語会話翻訳サービス…ミョンドン(明洞)駅で運用テストの後、キンポゴンハン(金浦空港)駅などに拡大 透明ディスプレイを挟んで自国語で発話すると自動通訳が行われて文字起こし…13言語に対応 路線検索・所要時間・料金・有人の荷物預かり所の案内など付帯サービスも提供 外国人観光客と地下鉄駅務員が透明なディスプレイを挟んで自国語で発話すると、相手の言語で自動通訳されディスプレイ上に文字起こしされるAI通訳システムが、11の地下鉄駅に増設される。 この多言語会話翻訳システムは、外国人と駅務員がディスプレイに向かって発話すると、自動翻訳してディスプレイにテキストが表示される方式だ。会話翻訳ができる言語は英語、日本語、中国語、ベトナム語、タイ語、マレーシア語、インドネシア語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、アラビア語、ロシア語、韓国語の計13言語だ。 今回の増設で利用可能になる駅舎は、1号線のチョンノ5ガ(鍾路5街)駅、2号線のシチョン(市庁)駅、ホンデイプク(弘大入口)駅、ウルチロイプク(乙支路入口)駅、カンナム(江南)駅、3号線のキョンボックン(景福宮)駅、4号線のミョンドン(明洞)駅、5号線のクァンファムン(光化門)駅、キンポゴンハン(金浦空港)駅、6号線のイテウォン(梨泰院)駅、コンドク(孔徳)駅で、計11駅となる。 会話がその場で文字起こしされる他、タッチパネルを操作すると、地下鉄路線図に基づいた経路の検索、乗り換え、所要時間と料金の案内、有人の荷物預かり所(T-Luggage)の空き状況などの付加サービスも13言語で確認できる。 ソウル交通公社は、昨年12月4日から3ヶ月間、ミョンドン(明洞)駅で運用テストを実施し、観光客の利用状況や満足度などをモニタリングした後、改善点を発掘・補完してきた。特に、駅名と鉄道用語などをAIに学習させることでより高精度な答えを導き出せるようにし、駅舎内の騒音による認識や翻訳の障害を解決するためのノイズキャンセリング技術を採用するなど、システムの高度化に取り組んできたと明らかにした。 待ち受け画面(13言語) 会話中の画面 英語で表示された路線図(経路、乗り換え、所要時間、T-Luggage情報を提供)
ワールドアスレティックス(WA)からプラチナラベルの認定「2024ソウルマラソン」、17日クァンファムン(光化門)~チャムシル(蚕室)で開催

文化/観光ニュース

2024/03/15 1,201

ワールドアスレティックス(WA)からプラチナラベルの認定「2024ソウルマラソン」、17日クァンファムン(光化門)~チャムシル(蚕室)で開催

世界で10の大会が認定された最高レベルのマラソン大会、ボストンやアテネとともに世界陸上文化遺産として選ばれる 17日(日)午前7時40分からソウル都心一帯で開催、79カ国から約3万8千人が参加 大会開始前の午前5時30分から午後1時30分まで、クァンファムン(光化門)広場・チョンノ(鐘路)・チャムシル(蚕室)などで区間別に交通規制 ボストンやアテネとともに世界陸上文化遺産として選ばれ、さらにワールドアスレティックス(WA)から最高位の「プラチナラベル」と認定された「2024ソウルマラソン(Seoul Marathon 2024)」が17日(日)、クァンファムン(光化門)広場からチャムシル(蚕室)総合運動場の区間で開催される。 今年の大会には79カ国から約3万8千人が参加し、選手たちの競技である国際エリート(フルコース)と一般市民のマスターズ(フルコース、10㎞)部門に分かれて、腕を競う。 大会開催を受け、ソウル市は管轄の自治区、警察庁、消防署、医療機関などと緊密に協力し、交通規制による市民の不便を最小限に抑えるとともに大会を安全に運営するために万全を期す計画だ。 3月17日(日)午前5時30分から13時30分までクァンファムン(光化門)広場~チャムシル(蚕室)総合運動場のマラソンの主要区間において交通規制が段階的に行われる。 出発地点のクァンファムン(光化門)広場は午前5時30分から午前9時まで、そして参加者の出発に合わせてセジョンデロ(世宗大路)十字路(午前7時50分から8時38分)から順次規制される。 ソウルマラソンに関する情報や交通規制などの詳しい情報は「120茶山(ダサン)・コールセンター」(局番なしの120)に問い合わせるか、「2024ソウルマラソンホームページ」(https://www.seoul-marathon.com)で詳しい内容を確認することができる。   マラソンコース フルコース・クァンファムン(光化門)広場~チャムシル(蚕室)総合運動場(東門) 10㎞コース:チャムシル(蚕室)総合運動場(東門)~チャムシル(蚕室)総合運動場(東門)
ソウル市、「ソウル政府開発援助(ODA)チャレンジ事業」を開始...途上国を支援

国際交流ニュース

2024/03/15 304

ソウル市、「ソウル政府開発援助(ODA)チャレンジ事業」を開始…途上国を支援

全国自治体で初、途上国都市の援助ニーズを募集…3都市を支援 ソウルの圧縮型経済成長と都市開発政策に基づいた都市政策・開発ノウハウを共有 途上国における都市問題の解決に向け、政策諮問・能力強化などを本格支援へ ソウル市は、開発途上国の都市を支援するためのODA(政府開発支援)*事業「ソウル政府開発援助(ODA)チャレンジ事業」を開始する。オ・セフン(呉世勲)市長の民選8期市政運営の中核となる「社会的弱者との同行」を世界に拡大した取組の一環だ。 ※政府開発援助(Official Development Assistance):国・自治体・公共機関が、OECDのDAC(開発援助委員会)でリストに挙げた援助受取国の経済発展と社会福祉増進に協力するため、開発途上国及び国際機関等に行う援助。 「ソウル政府開発援助(ODA)チャレンジ事業」は、圧縮型経済発展を成し遂げてきたソウル市が都市開発および都市運営政策の経験を活かし、開発途上国の都市が直面している都市問題の解決を支援する協力事業だ。 従来の政府開発援助(ODA)事業の場合、中央政府や多国間開発銀行の主導による事業に参加する形となっていたが、今回のチャレンジ事業は、ソウル市が直接資金を投入して都市問題の解決を望む開発途上国の都市からの援助ニーズを発掘・実施する。 対象は開発途上国(DAC援助受取国)の地方政府であり、4月5日(金)までオンラインで申請を受け付ける。交通・環境・福祉などソウル市の都市政策や発展経験に基づき、3つの都市を選定して開発途上国の都市問題を解決する政策などをもって、各事業に最大3億ウォン(約25万ドル)の支援を行う予定だ。 事業の詳細は、ソウル市ホームページとソウル国際開発協力団(SUSA)ホームページ(https://susa.or.kr/home_eng/)で確認できる。 ソウル市は開発途上国の都市が申請した内容を基に、事業計画の適切性、事業内容の効果、持続可能性を評価した後、支援する都市を選定する予定だ。その後、事業ごとに国内の専門コンサルティング会社を指定して都市計画の策定、公務員の能力の強化、政策諮問、主なインフラを構築するためのフィジビリティスタディ(実現可能性調査)、モデル事業などを支援する。 ソウル市は、今回のチャレンジ事業で選定した事業の効果を高め、事業が持続的に行われるよう、国内の政府開発援助(ODA)専門機関や国際開発金融機関(MDBs:Multilateral Development Banks)などとも連携を強化し、国際開発事業を発掘・実施する予定だ。これにより、ソウル市が国際社会共通の目標である持続可能な開発目標(SDGs)の達成に貢献し、開発途上国の都市政府と交流を拡大することで世界5大都市へと一歩近づけるものと期待している。 政府開発援助(ODA)チャレンジ事業の公告 ソウル特別市公告第2024-704号 「2024ソウル政府開発援助(ODA)チャレンジ事業」の募集公告 ソウル市は、開発途上国において持続可能な都市の発展を促進し、暮らしの質を向上させるための国際協力を積極的に取り組むため、「2024ソウル政府開発援助(ODA)チャレンジ事業」の申請受付について次のとおり公告します。 2024年3月6日 □事業概要 〇事業名:2024ソウル政府開発援助(ODA)チャレンジ事業 〇事業規模:海外の1都市当たり最大3億ウォンの事業費を支援(約25万ドル(USD))/3都市を選定 〇事業タイプ:マスタープランの策定、フィジビリティスタディ(実現可能性調査)、政策諮問、モデル事業、能力の強化など 〇事業の目的:開発途上国における都市問題を解決することで途上国の都市における持続可能な発展を実現する 〇対象事業:ソウル市の優秀政策を活かして都市問題を解決する事業 □申請資格及び方法 〇申請資格:開発途上国(DAC援助受取国)の地方政府 -開発途上国の地方政府、又は地方政府に所属する公共機関に限る 〇申請期間:2024年3月6日-4月5日 〇申請書類:当該都市の市長・州知事の書簡、事業申請書 〇提出方法:代表メールアドレス(SeoulODA@seoul.go.kr)宛てにオンラインで提出 □推進スケジュール 事業の公告・募集(2024年3月) 事業対象の選定(2024年4月) 現地調査(2024年5~6月) 用役の発注(2024年7~8月) 事業の実施(2024年9月)   政府開発援助(ODA)チャレンジ事業の公告(英文)
ソウル市、少子化への特別措置として不妊治療の医療費助成へ...居住期間・自己負担割合は廃止、回数は拡大

福祉/健康/安全ニュース

2024/03/15 303

ソウル市、少子化への特別措置として不妊治療の医療費助成へ…居住期間・自己負担割合は廃止、回数は拡大

所得基準・治療回数の制限廃止に続く第二弾…出生率回復に向けて積極的に乗り出す 23年22回から24年25回へ、1回当たり最大110万ウォンを支援…6ヶ月の居住条件も廃止 自己負担割合を無くし、45歳以上への支援金を上方修正・・・ 高齢不妊患者に対する実質的支援へ 不妊治療を受け、治療費の支給を申請したが、ソウルに居住した期間が6ヶ月足らずで支援を受けられない場合、人より健康保険上の自己負担割合は高い反面、支援を受けられる金額は最大20万ウォンも少なかった45歳以上の高齢不妊患者のケースが、これからは見られなくなる。 ソウル市は、超少子化の危機の解決に向けて、不妊治療の医療費助成における「居住期間」と「自己負担割合」を全面廃止すると明らかにした。支援する回数も、昨年の22回から25回に増やした。昨年7月、所得基準と治療回数の条件を廃止したことに続く措置であり、ソウル市が出生率を上げるための大胆な政策を打ち出したわけだ。 市は昨年7月、所得基準を廃止し、所得と関係なくすべての不妊夫婦に治療費を支援している。また、既存の治療回数制限(新鮮胚移殖10回、凍結融解胚移殖7回、人工授精5回)もなくし、治療項目を自由に選択できるようにしている。 区分(女性) 支援回数 *年齢別自己負担額 2023年 2024年 2023年 2024年 44歳以下 45歳以上 年齢制限を廃止 体外受精 新鮮杯移殖 22回 25回 110万ウォン 90万ウォン 110万ウォン 凍結融解胚移殖 50万ウォン 40万ウォン 50万ウォン 人工授精 30万ウォン 20万ウォン 30万ウォン *年齢別自己負担割合を廃止 : 社会保障制度変更の協議が完了した後、施行する予定 治療費の申請は、「政府24」(www.gov.kr)、「e保健所公共ポータル」(https://www.e-health.go.kr)、居住地の保健所(訪問)で受け付けている。 詳しい内容や提出書類に関する相談は、120ダサン(茶山)コール又は居住地の保健所で電話だけではなく対面でも可能であり、ソウル市妊娠・出産情報センターホームページ(https://seoul-agi.seoul.go.kr)でも内容を確認できる。

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