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都市建築ニュース

  • 2021年1月「2021ここが変わるソウル生活」発刊

  • ソウル市総合ニュース SMG 1,014
    ソウル市は、2021年に新たに推進する事業や開館を目前に控えている公共施設、市民生活に関する新しい制度など市民に役立つ情報を満載した「2021ここが変わるソウル生活」を、2021年1月初めに発刊すると発表した。 各事業の主な内容を市民が一目で理解できるよう配置し、利用方法や注意事項に関する具体的な内容は「Q&A」で説明している。その他にも不明な点や質問などあれば電話・オンライン・SNSなどを利用して問い合わせることもできる。 事業の内容については、①安全な都市 ②あたたかい都市 ③夢見る都市 ④息づく都市の4つの分野に分けられた計50の事業について紹介している。

    安全:ソウル医療院応急医療センターおよびクムチョン(衿川)消防署の新設、高性能路面標示で市民の安全を守る

    第一、2021年12月、新型コロナウイルス感染症拡大に備えた感染管理特化施設であり、重症以上の急患を収容できる医療インフラを構築して北東エリアの拠点的な医療機関となるソウル医療院に応急医療センターを新設する。 2021年9月には区内に消防署がなかったクムチョン(衿川)区に消防署を配置する。現在クムチョン(衿川)区は、大規模な衣類商店街やベンチャー企業タウン、工場などがあることから大火災となる可能性が高い環境であるにもかかわらず、これまで消防署がなかった。今後区内に消防署ができれば、事故が発生した際に迅速に対応できる。 2021年1月からは雨天夜間時でも車線がよく見えるよう3倍明るい高性能路面標示材を使用する。この高性能路面標示材は、反射性能を高めて夜間や雨天時にも道路の車線がよく見える高視認性路面標示塗料である。

    あたたかい:ソウル型有給病気休暇を支援、地域内キウムセンターを運営、保育園に特化した子育てなどのケアサービスを拡大

    第二、2021年1月から低所得労働者や零細自営業者などに生計費を支援するソウル型有給病気休暇支援を拡大する。支援対象は、入院(健康診断)した日を基準に1か月(30日)前から検査が終了した日まで住所地がソウル市にあるソウル市民で、国民健康保険の地域加入者のうち中位所得100%以下の給与所得者または事業所得者を対象とする。財産評価基準は2億5千万ウォン以下。支援の詳細については、住所地の住民センターまたは保健所、120茶山(ダサン)・コールセンター、ソウル市健康増進課(02-2133-7614、7693)にて問い合わせることができる。 また、小学生児童の放課後ケア事業である拠点型「わが町のキウムセンター」をノウォン(蘆原)区・トボン(道峰)区とトンジャク(銅雀)区に各1か所、合わせて2か所のセンターを新たに配置し、多様な文化・芸術創作体験プログラムなどを行う。ケア不可能な事態に備えて「緊急ケアサービス」も実施する。利用希望者は、キウムセンターのホームページ(icare.seoul.go.kr)で申し込む。 さらに育児支援を必要とする家庭の負担を軽減するため、「拠点型夜間保育園」「365開かれた保育園」「生態親和保育園」などを拡大して運営する。保育園または幼稚園に通っている満0歳から満6歳(未就学児)までの子どもなら誰でも利用できる。サービス利用希望者は、ソウル特別市保育ポータルサービス(iseoul.seoul.go.kr)でオンラインにて申し込む。利用料は無料。ただし、夕食代は自己負担。

    :DDPビデオ会議専用スタジオを構築、「ソウル青年センターオラン」を運営、若年層失業問題解消プロジェクトを実施

    第三、2021年4月には、トンデムン(東大門)デジタルプラザ(DDP)内にビデオ会議専用スタジオ「ソウルオン」を構築し、常時運営する。ソウル市は、市民が各種イベントを非対面で開催できる「ソウルオン」を構築することで、ポストコロナ時代に備えて一歩先を行くデジタル行政への大転換を図る計画だ。 施設は誰でもレンタルできる。レンタル希望者は、2021年2月から3月までは電話(02-2133-2704、02-2153-0098)またはEメール(himun@seoul.go.krdkdud@seouldesign.or.kr)で予約する。2021年4月からはDDPレンタル管理システム(https://www.ddp.or.kr)を通じて予約できる。 若年層をサポートする「ソウル青年センターオラン」は、クァンジン(広津)区では1月、ソチョ(瑞草)区では4月、ソンブク(城北)区では9月に運営を開始する。「オラン」には「若者の今日を共に、青年センターに来てください」(韓国語で「来い」は「オラ」と言う)という意味が込められている。ここでは若年層を対象にした相談や地域情報の提供など多彩なプログラムを行う予定だ。施設は若年層(満19歳~34歳)なら誰でも利用できる。利用可能な時間は、平日は午前10時から午後10時まで、土曜日は午前10時から午後5時まで、日曜日と祝日は休みである。 利用申し込みは、「ソウル青年センターオラン」のホームページ(youth.seoul.go.kr/orang)にて可能であり、若年層なら誰でも地域の区別なしに、他の地域のオランも利用できる。 また、なかなか就職できない若年層のための雇用創出サービスを提供する「若年層失業問題解消プロジェクト」を推進する。支援対象者は、ソウル市に住む満19歳から満34歳までの失業中の若年層で、デジタル・パフォーマンスのマーケティングに関するスキル強化教育や就職のためのオーダーメイド型コンサルティングなどのサービスを提供する。プログラム参加希望者は、申込期間内(2021年1月11日~2021年2月17日)にホームページ(https://digitalmkt.kpc.or.kr)でオンラインにて申し込む。

    息づく:セジョンデロ(世宗大路)サラムスプギル(人・森・道)や新しいクァンファムン(光化門)広場を造成して歩行者の権利を強化

    第四、2021年4月には「人中心、歩行中心」の「セジョンデロ(世宗大路)サラムスプギル(人・森・道)」を造成し、新しいクァンファムン(光化門)広場(2021年10月完成予定)、トクスグン(徳寿宮)、スンニェムン(崇礼門)、ソウルロ7017、ソウル駅などソウル市屈指の人気スポットを歩いて観光できる歩行者専用道路で連結する。また、2021年10月に完成予定の「新しいクァンファムン(光化門)広場」は、「セジョンデロ(世宗大路)サラムスプギル(人・森・道)」と連携し、ソウル駅からクァンファムン(光化門)まで続くソウルを代表する歩行者専用道路になる予定。さらにセジョン(世宗)文化会館寄りの西側の道路は、100種類を超える多彩な花や木々や芝生が植えられた市民の憩いの場「公園を抱く広場」として生まれ変わる予定だ。 「2021ここが変わるソウル生活」は、2021年1月15日(金)からソウル市電子書籍ホームページ(http://ebook.seoul.go.kr)、情報コミュニケーション広場(http://opengov.seoul.go.kr)、そしてソウルの代表コミュニケーションポータルである「私の手の中にソウル(http://mediahub.seoul.go.kr)」にて誰でも気軽に閲覧できる。その他、ソウル市が推進中の50件の事業に関する情報が知りたければ、ソウル市で発刊している月刊誌「ソウルサラン」2021年1月号(第220号)またはソウルサランホームページ(http://love.seoul.go.kr)にて確認できる。

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