市長動静

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  • 20年先を行く東京都の道路陥没への対応ノウハウを導入

    SMG 1567
  • 2日に日本を訪問したパク・ウォンスン(朴元淳)市長は最初の日程として、2014年に道路陥没が発生、復旧された東京大学前の現場を視察し、東京都建設局の関係者から道路陥没対応技術に関する説明を聴き、東京都と「道路陥没対応業務技術協力に関する行政合意書」を交わしました。

    ソウル市は今回の行政合意書の交換を、約20年以上先を行く日本の道路陥没防止技術を積極的に導入する絶好の機会とし、実務的かつ積極的な交流を基にソウル市の道路陥没対応基調を事後対応から未然防止に転換し、市民の安全確保をさらに強化する計画です。

    ソウル市は東京都から ①路面下空洞発生の原因把握と調査方法、マニュアルの作成 ②空洞発見及び道路陥没発生時の対応措置や復旧方法に関するノウハウを提供されます。また、東京都はソウル市が開発・運営中の③IT基盤のポットホール通報システムに関するノウハウを伝授するなど、市民の安全に向けた戦略的パートナーシップを構築することで合意しました。

    また、両都市は、④実質的な実務・技術交流に向け、両都市の実務部署の相互交流も推進します。今回の業務協約は、2014年7月23日に合意した「ソウル特別市と東京都の交流・協力に関する合意書」に基づき、実務者の東京都訪問(‘14年9月26日)や積極的な業務連絡などを通じ、両都市が有する道路陥没に関する先進技術を無条件で相互交換することで合意、推進されます。これに関連し、東京都は2014年12月25日に発表した「東京都外交基本戦略」でもソウル市の道路陥没防止に関する技術協力を表明していました。

    ※ ソウル市のタクシーに設置されたポットホール通報システム

    • タクシー運転手が
      リアルタイムで通報
    • 通報システムのモニタ
    • 緊急復旧チームによる復旧

    <日本の「橋梁管理モニタリング・システム」技術のノウハウを積極的に導入>

    一方、パク市長は東京ゲートブリッジを訪問し、日本が開発した「橋梁管理モニタリング・システム(BRIMOS)」技術のノウハウを聴きました。幹線道路の一部である東京ゲートブリッジは、羽田空港をつなぐ総延長2.618メートル、幅21メートルの橋梁で、約1,125億円(約1兆ウォン)の工事費が投じられ、2012年に建設されました。ユニークな構造から「恐竜橋」とも呼ばれています。

    「橋梁管理モニタリング・システム」は、変位や加速度、ストレーンなどのデータを収集し、橋梁の状態をリアルタイムで管理するシステムです。ソウル市でも現在、ハンガン(漢江)の10カ所の橋梁で同水準の常時計測オンライン監視システムが稼働されていますが、「大型車両重量モニタリング・システム」はより高度なシステムで、ソウル市でも過積載による橋梁破損防止のために試験的に施行するなど、先進技法を積極的に導入する予定です。

    ソウル市は、専門的かつ体系的な橋梁管理に向け、新設(‘15年1月)した橋梁安全課を中心に日本の豊富な橋梁維持管理のノウハウを積極的に取り入れ、ソウル市の橋梁維持管理政策に反映させる計画です。

    現場を視察したパク市長は、「都市安全において、先の経験ほど大きな教訓はない。ソウル市の橋梁施設のうち30年以上経過したものが40%を占めるだけに、老朽化した橋梁の維持管理に関するノウハウと技術が豊富な東京都との積極的な技術交流などを通じ、市民の安全確保に万全を期したい」と語りました。