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ソウル市総合ニュース

  • 10月から携帯メールや道路の電光板などにより「微小粒子状物質警報」情報を提供

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        ソウル市は10月から、携帯メール、バスや道路の電光板、ツイッターなどを利用し、「微小粒子状物質(PM2.5)」の警報を発令する。

        PM2.5 の濃度が85㎍/㎥ 以上で2時間継続する場合に「注意報」を、120㎍/㎥ 以上で2時間継続する場合には「警報」を発令する。高濃度の時でも体感することができないので、自治区別に設置された25の大気測定所にある自動測定器をのデータを利用することで警報を発令する。

        PM2.5 は、肉眼では見ることができないが、短期間暴露するだけで健康に悪影響を及ぼすものである。PM2.5 の粒の大きさは、頭髪の太さの1/30ほどしかなく非常に小さいため、鼻毛や気道もフィルターの役割を果たすことができない。そのため、粒子状物質が肺胞まで達し人体に悪影響を及ぼす。

        大気中のPM2.5が高濃度になった時には、高齢者や子ども・呼吸器や心血管に疾患を持つ人は、屋外活動や交通量の多い地域への移動を避けなければならない。止むを得ず外出しなければならない時は、黄砂対策マスクや長袖・長ズボンの衣服を着用することが求められる。注意報や警報が発令された時には、PM2.5 に暴露しないための対策などの情報もメールなどを通じて提供する。

        大気汚染に係る環境基準は2015年から適用される予定であるが、ソウル市の微小粒子状物質警報システムは、一年先に対策を講じることになる。

    微小粒子状物質(PM-2.5):微小粒子状物質(PM2.5)とは、大気中に浮遊する小さな粒子のうち、粒子の大きさが2.5㎛以下の非常に小さな粒子のことである。頭髪の直径(約50~70㎛)の1/30~1/200である粒子状物質(PM-10):直径10㎛以下。 *1㎛=100万分の1m

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