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[2013] 市長挨拶

  • 皆さんの犠牲により大韓民国に平和と発展がありました

  • [2013] 市長挨拶 SMG 1,304

    ソウル市在郷軍人会定期総会

    月日:2013年2月27日 会場:国防会館

    シン・サンテ会長とご来賓の皆様の郷軍の服がとてもすてきですね。色も紺色と灰色で組み合わせがきれいです。大変うらやましいですし、次に来る時は私も一度その服を着てきたいと思います。

    第54回ソウル市在郷軍人会の定期総会を迎え、この場に参加してくださったソウル市在郷軍人会のシン・サンテ会長と会員の皆さん、そしてご来賓の方々には第54回ソウル市在郷軍人会定期総会にお集まりいただき、大変嬉しく思います。この場には特に軍人会長であるパク・セファン会長、またソウル報勲庁のチェ・ワングン庁長がいらしています。また、さきほどご挨拶しましたが、ソウル市の市会議員が大勢いらしています。皆さん、拍手をお送りください。

    私が在郷軍人会のために何かしようとすれば、市議会からここに印鑑を押してもらわなくてはいけません。ですから、今日このようにしてくださったので、さきほど会長がおっしゃったことを私が実行することができました。そのような意味で感謝の意を伝えたいと思います。また、今日、安保関連の功績により表彰を受けられた皆さんにもお祝い申し上げます。

    最近、いつにもまして安保の重要性が浮上しています。北朝鮮は先日、3回目の核実験に踏み切りました。全世界が注視して反対したにもかかわらず、このように強行して4回目、5回目の核実験またはミサイル発射に言及している状態です。私は北朝鮮がこのような挑発行為を直ちに中断することを促します。「朝鮮半島ではどんなことがあっても核を容認してはならない」。私はそのように信じています。

    安保は、民生と経済活性化のための前提条件です。わずか40キロの距離にあるソウルの立場で、また、1千万人が暮らすこのソウルで、私は核と北朝鮮のいかなる挑発も私たちは容認してはならず、それに対して報復できる万全の体制を整えていなければならないと考えます。

    ソウル市では前回の核実験があってから、万一の事態に備えて危機対応班を24時間運営しています。また、国家の重要施設と民防衛態勢を強化するなど、首都防衛司令部と共に様々な関連機関との連絡体系を維持し、ソウル市民の安全をしっかり守っています。

    在郷軍人会会員の皆さん、私は昨年の韓国殉国烈士の日に、国のために命を捧げられた、献身された朝鮮戦争に参戦した勇士、ベトナム戦争に参戦した勇士、枯れ葉剤被害者の皆さんの家庭を訪問し、心から本当に申し訳なく思いました。

    特に、ベトナム戦に参戦した勇士カン・ムング先生を訪ねました。胸の痛む暮らしをされていました。屋根裏部屋で家族もなく生計を心配しておられました。ソウル市民の一人として、大韓民国国民の一人として、限りなく申し訳なく思いました。

    私が英国で留学をした時に見たのは、在郷軍人のために地域ごとに、町内ごとに郷軍クラブをつくり、地域住民たちがいつもこの方々に感謝する心を持てるように運営するのを見たことがあります。アメリカの場合は、Veterans、在郷軍人の日もつくり、全てを統合する手厚い待遇をしていて本当に印象的でした。

    戦争を経験し、今でもこのような危険が迫る状況の中で、私は在郷軍人である皆さんの価値は英国やアメリカと比べて決して低くないのに、良い待遇を受けられずにいることを恥ずかしく思います。

    そのため、私はその後に多くの報勲団体の事務室を一つ一つ訪問した後に、今年8.15光復節の前後に「ソウル市報勲総合政策」を発表しました。私は報勲家族の経済的政策はもちろんのこと、医療、賃貸住宅、文化生活を支援する総合的な政策をつくりました。何よりも報勲家族が本当に私たちの社会で誇らしく自尊心を持って生きていける待遇が必要ではないかと考えました。

    もちろんこれまで報勲政策は中央政府が責任を担ってきました。ソウル市は補助にとどまっていました。しかし、青春を捧げて国を守り、身と心を捧げて、そしてこのように苦労して暮らす皆さんをソウル市が傍観することはできないと考えました。

    皆さんの存在はまさに大韓民国でいらっしゃいます。また、皆さんの犠牲と献身がなかったら、今日の大韓民国の平和と発展はなかったでしょう。ソウル市は報勲家族の皆さんを忘れずに、その方々の名誉を守ることをこれから先頭に立ってやっていきます。

    また、ソウル市在郷軍人会は市民の安保意識を高めるために多くの努力をしてきました。さきほど会長がおっしゃったように、1年に約2000人程度の青少年が過去の辛い歴史を忘れないように安保の現場を体験してみることはとても重要なことだと考えています。

    それで今年、私たちは前年より7000万ウォン増額して2億2000万ウォンの事業費を支援いたしました。さきほどおっしゃったように老朽化した郷軍会館を現代式に改修・補修できるように予算も配分しました。

    実はソウル市議会の協力を受け、また、シン・サンテ会長が提案をしました。シン・サンテ会長に拍手をお願いします。

    これからは私たちは在郷軍人の皆さんと共にソウル市の安保のために、ソウル市の平和のために一緒に取り組みます。

    皆さんのご健勝を祈ります。ありがとうございました。

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