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プレスリリース

  • 江南の道路で自律走行車試運転へ ソウル市、都心自律走行の実証インフラ構築

  • プレスリリース SMG 714
    • ソウル市と現代自動車、21日「世界最高の自律走行モビリティプラットフォームシティ育成に向けた提携」に関するMOU締結
    • 江南、テヘラン路など23本の道路の老朽信号制御機70基の更新など、ソウル市がインフラ支援
    • 現代自動車、早ければ12月から江南にて独自開発の水素電気自律走行車の実証試運転
    • 上岩に続き江南、汝矣島に実証道路を拡大、自律走行車実用化の未来都市目指す

    数多くの車が行き交い、世界でも最も複雑な都市のひとつといわれるソウル江南の道路で、自律走行の試運転が行われる。早ければ12月から自律走行車が江南の道路を走行し、都心における自律走行技術の実用化に向けた実証実験が実施される。 ソウル市は、21日(木)ソウル市庁(3階小会議室1)にて、グローバル自動車メーカーの現代自動車と「世界最高の自律走行モビリティプラットフォームシティ育成に向けた提携」に関するMOU(了解覚書)を提携したと発表した。 MOUの締結を機に、ソウル市は自律走行技術の開発・実証のための道路インフラを構築し、現代自動車などの民間企業がこれに基づき完全自律走行の実用化を早期に実現することで、未来の自動車産業における官民協働体制を構築する計画。また、これに先立ち、先日上岩(サンアム)で世界初の「5G自律走行テストベッド」を構築し今年9月民間に開放したことに続き、江南、汝矣島(ヨイド)などの都心にも自律走行実証道路を拡大し、未来交通の生態系の活性化を図る。 まず、ソウル市は早ければ今年の12月から江南大路、テヘラン路、彦州(オンジュ)路など、江南地域の23本の主な道路に設置された老朽信号制御機約70基を更新する。約104本の交叉路では、交通信号開放インフラ(信号オプションボード)の設置も始める。さらに、自律走行車が走行できるよう、交通状況のみならず、周辺の施設物や他の車両と双方向で情報交換ができる道路環境を構築する、C-ITS(Cooperative-Intelligent Transport Systems:次世代知能型交通システム)を融合する。 これが実現すれば、今年4月、世界で初めて韓国が実用化に成功した超高速、超低遲延5G通信網を通じて、24時間0.1秒単位で信号の色や信号が変わるまでの時間を自律走行車が知らせてくれる。雨が降ったり信号を認識するビジョンセンサーが故障しても、安全な都心自律走行が可能になる。 現代自動車は、早ければ12月から独自で開発した環境配慮型未来自動車である「水素電気自律走行自動車」6台を皮切りに、2021年1月までに最大15台投入し江南の道路で自律走行技術の実証実験を行う。 ソウル市と現代自動車は、2021年末までに実証実験を行い、世界最高レベルの都心自律走行技術を確保し、江南、汝矣島、上岩で、交通弱者をはじめとする市民のための「都心自律走行モビリティサービス」のテストを実施する計画。 またソウル市は、2024年までに世界に先駆けて都心自律走行技術の実用化を実現することを目標としている。世界で最も進んだ「水素電気自律走行車」を発売し、環境汚染や事故の心配がない未来交通都市のスタンダードを創るというビジョンも提示した。 ソウル市のファン・ボヨン都市交通室長は「未来交通は単に自律走行車が都心を走るのではなく、免許がない人や体が不自由な交通弱者など、誰もが移動の自由を享受できるようにし、市民を運転と事故から解き放ち、ゆとりある安全な暮らしを実現するもの」とし、「ソウルは世界最高の公共交通都市からさらに飛躍し、2024年までに世界に先駆けて自律走行の実用化を果たす未来交通都市になるだろう」と抱負を語った。 【参考資料1】ソウル江南自律走行実証道路概要

    【参考資料2】現代自動車の自律走行車(水素電気自動車/背景:現代自動車自律走行センター)

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