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国際交流

ソウル市、「ソウル政府開発援助(ODA)チャレンジ事業」を開始...途上国を支援

国際交流ニュース

2024/03/15 320

ソウル市、「ソウル政府開発援助(ODA)チャレンジ事業」を開始…途上国を支援

全国自治体で初、途上国都市の援助ニーズを募集…3都市を支援 ソウルの圧縮型経済成長と都市開発政策に基づいた都市政策・開発ノウハウを共有 途上国における都市問題の解決に向け、政策諮問・能力強化などを本格支援へ ソウル市は、開発途上国の都市を支援するためのODA(政府開発支援)*事業「ソウル政府開発援助(ODA)チャレンジ事業」を開始する。オ・セフン(呉世勲)市長の民選8期市政運営の中核となる「社会的弱者との同行」を世界に拡大した取組の一環だ。 ※政府開発援助(Official Development Assistance):国・自治体・公共機関が、OECDのDAC(開発援助委員会)でリストに挙げた援助受取国の経済発展と社会福祉増進に協力するため、開発途上国及び国際機関等に行う援助。 「ソウル政府開発援助(ODA)チャレンジ事業」は、圧縮型経済発展を成し遂げてきたソウル市が都市開発および都市運営政策の経験を活かし、開発途上国の都市が直面している都市問題の解決を支援する協力事業だ。 従来の政府開発援助(ODA)事業の場合、中央政府や多国間開発銀行の主導による事業に参加する形となっていたが、今回のチャレンジ事業は、ソウル市が直接資金を投入して都市問題の解決を望む開発途上国の都市からの援助ニーズを発掘・実施する。 対象は開発途上国(DAC援助受取国)の地方政府であり、4月5日(金)までオンラインで申請を受け付ける。交通・環境・福祉などソウル市の都市政策や発展経験に基づき、3つの都市を選定して開発途上国の都市問題を解決する政策などをもって、各事業に最大3億ウォン(約25万ドル)の支援を行う予定だ。 事業の詳細は、ソウル市ホームページとソウル国際開発協力団(SUSA)ホームページ(https://susa.or.kr/home_eng/)で確認できる。 ソウル市は開発途上国の都市が申請した内容を基に、事業計画の適切性、事業内容の効果、持続可能性を評価した後、支援する都市を選定する予定だ。その後、事業ごとに国内の専門コンサルティング会社を指定して都市計画の策定、公務員の能力の強化、政策諮問、主なインフラを構築するためのフィジビリティスタディ(実現可能性調査)、モデル事業などを支援する。 ソウル市は、今回のチャレンジ事業で選定した事業の効果を高め、事業が持続的に行われるよう、国内の政府開発援助(ODA)専門機関や国際開発金融機関(MDBs:Multilateral Development Banks)などとも連携を強化し、国際開発事業を発掘・実施する予定だ。これにより、ソウル市が国際社会共通の目標である持続可能な開発目標(SDGs)の達成に貢献し、開発途上国の都市政府と交流を拡大することで世界5大都市へと一歩近づけるものと期待している。 政府開発援助(ODA)チャレンジ事業の公告 ソウル特別市公告第2024-704号 「2024ソウル政府開発援助(ODA)チャレンジ事業」の募集公告 ソウル市は、開発途上国において持続可能な都市の発展を促進し、暮らしの質を向上させるための国際協力を積極的に取り組むため、「2024ソウル政府開発援助(ODA)チャレンジ事業」の申請受付について次のとおり公告します。 2024年3月6日 □事業概要 〇事業名:2024ソウル政府開発援助(ODA)チャレンジ事業 〇事業規模:海外の1都市当たり最大3億ウォンの事業費を支援(約25万ドル(USD))/3都市を選定 〇事業タイプ:マスタープランの策定、フィジビリティスタディ(実現可能性調査)、政策諮問、モデル事業、能力の強化など 〇事業の目的:開発途上国における都市問題を解決することで途上国の都市における持続可能な発展を実現する 〇対象事業:ソウル市の優秀政策を活かして都市問題を解決する事業 □申請資格及び方法 〇申請資格:開発途上国(DAC援助受取国)の地方政府 -開発途上国の地方政府、又は地方政府に所属する公共機関に限る 〇申請期間:2024年3月6日-4月5日 〇申請書類:当該都市の市長・州知事の書簡、事業申請書 〇提出方法:代表メールアドレス(SeoulODA@seoul.go.kr)宛てにオンラインで提出 □推進スケジュール 事業の公告・募集(2024年3月) 事業対象の選定(2024年4月) 現地調査(2024年5~6月) 用役の発注(2024年7~8月) 事業の実施(2024年9月)   政府開発援助(ODA)チャレンジ事業の公告(英文)
世界が注目するK-ファッション、ミラノ・ファッションウィークでデビュー…欧州輸出に道を開く

国際交流ニュース

2024/02/26 722

世界が注目するK-ファッション、ミラノ・ファッションウィークでデビュー…欧州輸出に道を開く

9月の「2025年春夏ミラノコレクション」で新作発表するブランドを選び、ショールーム展開など欧州進出を支援 20日(火)、「ミラノ・ファッションウィーク」の会場でソウル市とイタリアファッション協会、MOUを締結 今年9月、世界4大ファッションウィークの一つである「ミラノ・ファッションウィーク」の2025年春夏ミラノコレクションで、ソウル・ファッションウィークを代表する韓国人デザイナーがランウェイデビューを果たす。それに伴い、ヨーロッパのファッショントレンドを牽引するイタリア・ミラノでショールーム、セレクトショップを展開するなど中核的な流通拠点を活用したK-ファッションの輸出に道が開かれる見通しだ。 ソウル市は、世界的なファッションの都「ミラノ」を拠点に、ヨーロッパはもちろんグローバル市場へK-ファッションの価値を伝え、国内ファッションデザイナーの本格的な海外基盤づくりを支援することを明らかにした。 その基盤づくりのため、ミラノ・ファッションウィーク(2.20~2.26)が開幕した今年2月20日(火)、ソウル市とイタリアファッション協会は、イタリアファッション協会の本部で韓国ブランドのヨーロッパ進出を支援するための業務提携を骨子とするMOUを締結した。 これに基づき、ソウル市とイタリアファッション協会は、ヨーロッパ市場において競争力を有するものと期待される韓国のブランドを選び、2024年9月と2025年2月に開かれるミラノ・ファッションウィークの準備過程を支援する。 ソウル市は、ヨーロッパファッション市場の中心地である「イタリア・ミラノ」を皮切りに、高級ファッション市場の流通網を確保していく狙いだ。また、今後イタリアの中核的な流通拠点に韓国のコスメ・ファッション製品を扱うデパート、ショールーム、セレクトショップなどを展開するため、「ソウル市・イタリア国立ファッション協会・流通企業」の3者間で具体的な議論を続けていく計画だ。 写真:ソウル市とミラノファッション協会がMOUを締結
ソウル研究院、10か国の海外の公務員に「ソウル政策研究」のノウハウを伝える

国際交流ニュース

2024/01/18 1,201

ソウル研究院、10か国の海外の公務員に「ソウル政策研究」のノウハウを伝える

1月15日(月)から3週間「第2期SIグローバルインターンシップ」…ガーナ・ケニアなど10か国から公務員が参加 短期間に効果的に政策研究のノウハウを習得できるよう、踏査・メンタリングなど全般的に支援 ソウル研究院は1月15日(月)~2月2日(金)の3週間、ソウル市立大学校国際都市化学大学院 都市行政及び計画の修士課程に在学中である海外都市の公務員10人を対象に、「第2期SIグローバルインターンシッププログラム」を実施すると発表した。 2023年1月の第1期の運営に続き2番目となる「SIグローバルインターンシップ」には、10か国から合計10人の海外公務員が参加し、ソウル研究院の研究成果とソウル市優秀政策の習得に向けた実務力量強化プログラムの提供を受けることとなる。 2024年のインターンシップの参加者は、ガーナ建設住宅部にて政策企画と予算編成を行っている開発企画官、ケニアのナクル市の都市行政管理者、ザンビアの地方自治体及び農村発展部建設課に属する建設責任者など、各国で都市管理及び開発を担当する「実務者」であり、交通・デジタル行政・環境・都市計画などソウルのさまざまな政策に関心を寄せている。 彼らは今後3週間において、ソウル市の都市発展の特徴、2040都市基本計画ワークショップを通じた▲主要政策の理解、ソウル優秀政策事例研究及び理論的な基盤を整える▲密着メンタリング、▲研究現場の踏査など、ソウル市の優秀政策事例を集中的に研究する予定だ。プログラムの終了後にはソウルの「優秀都市政策事例調査結果報告書」を提出し、関心分野ごとの示唆点も共有する計画である。 *ソウル研究院はインターンシップの参加者が短期間で効果的にソウルの政策企画及び研究ノウハウを習得できるよう、担当業務、関心分野を考慮してメンターと連携し、現場踏査企画も積極的に支援する予定である。 インターンシップ発足式の様子
ソウル市、「CES 2024」にて過去最大規模の「ソウル館」を運営…18社がイノベーションアワード受賞

国際交流ニュース

2024/01/16 829

ソウル市、「CES 2024」にて過去最大規模の「ソウル館」を運営…18社がイノベーションアワード受賞

オ・セフン(呉世勲)市長、1月9日米ラスベガス「CES 2024」ソウル館の開幕行事に参加…革新企業のセールス 「CES 2024」会場内の「ユーレカ・パーク」にソウルのスタートアップ81社が参加…海外市場への進出を全方位から支援 オ・セフン(呉世勲)ソウル市長は、1月9日(火)午前11時(現地時刻)、米ラスベガスで開催される「CES 2024」の開幕式に参加し、世界各国から集まったグローバル企業やスタートアップ、政府、IT専門家などとネットワークを構築しながら、ソウルのスマートシティ競争力と韓国企業を世界に広くPRした。 CES 2024「ソウル館」では、670㎡規模の国・スタートアップ展示館である「ユーレカ・パーク(Tech West)」にて、ソウルバイオハブやソウルAIハブなどの13機関とソウルのスタートアップ81社の革新技術や製品を世界の投資家に紹介した。 特に、2024年のソウル館への参加企業81社のうち、18社がCES 2024 イノベーションアワードにて受賞を果たした。トップテーブル(パーソナライズ栄養制作)、LORDSYSTEM(モバイルパスポート)の2社は、全ての参加企業の中から1%の企業にのみ与えられる「ベスト・オブ・イノベーション賞」を受賞した。 オ・セフン(呉世勲)ソウル市長は、「2024年のCES『ソウル館』には過去最多企業が参加し、そのうち18社が『イノベーションアワード』で賞を受賞するなど、高速成長に向けて土台を構築することができた」と評価し、『ソウル館』を彩る今年のソウル色(スカイコーラル)のように、CESに参加した韓国企業に『バラ色の明るい未来』が開かれることを心から願っている」と語った。 番号 企業名 分野 提示技術 製品・技術の写真 ソウル市支援 イノベーション賞受賞 1 DNAコーポレーション ヘルスケア 遺伝子分析技術に基づくソリューション 創業ハブ M+に入居中(2021年~) イノベーション賞1品目 2 トップテーブル ヘルスケア 4Dフードプリントによるパーソナライズ栄養提供システム テストベッド・ソウル(2022年)創業ハブ M+に入居中(2022年~) ベスト・オブ・イノベーション賞イノベーション賞2品目 3 SOLIVEVENTURES ヘルスケア 自閉症児童の常同行動を軽減する感覚活用おもちゃ – イノベーション賞2品目 4 Meta Immune Tech ヘルスケア 免疫力の体外診断機器 – イノベーション賞1品目 5 mpWAV ヘルスケア スマートフォン及びイヤホンを活用した聴覚補助機器 – イノベーション賞1品目 6...   Read more