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[2015] 市長挨拶

  • 市民の安全と命を 最優先で守ります。

  • [2015] 市長挨拶 SMG 716

    MERS官民合同対策会議

    日付 2015年6月3日 | 場所 ソウル市庁映像会議室

    MERSの感染拡大により、市民の混乱と不安、恐怖が日増しに高まっています。市民の安全と命を守り、保護すること以上に優先されるべきものはございません。

    今はMERSに対する正確な情報を共有し、ともに対応していくことが肝心だと思います。みんなが心を一つにして、苦境を乗り越えていくときだと思います。

    ソウル市も政府と連携し、全ての行政力を動員してMERSの感染拡大を防ぎ、MERS患者の治療にも万全を期してまいります。市民の安全と命、暮らしを守ることに、ソウル市の全ての行政力を集中してまいります。このためにソウル市もこれまでの努力を見直し、さらに徹底した対策を講じていきたいと思っています。

    現在の対策本部をさらに拡大して、ソウル市の全ての能力を活用し、MERS対策活動を支援してまいります。現在、ソウルにMERSと診断された患者と接触した方々もいます。まずはこのような方々の安全を守り、それ以上感染が広がらないように、万全な対策をとっていきたいと思います。自宅隔離命令を受けた方が、日常生活に不便を感じないようにサポートするとともに、慢性疾患などを患っている高齢者の方は、ご希望があれば、もう少し安全な場所で対応してまいります。健康面だけではなく、隔離生活により所得活動が中断された低所得の市民には、緊急支援を行っていきます。

    市民の皆様に必要なMERS予防方法、疑われる症状や検疫所などについての情報提供を図っていきます。相談窓口も拡大してまいります。120タサン(茶山)・コールセンターで、24時間対応可能な相談体制を整備します。ソウル市MERS防疫対策本部の運営を強化し、政府対策本部のホットラインとしっかり連携を取って対応してまいります。熱などの症状が現れ、感染が疑われる場合は、25自治区の保健所で別途の治療を受けられるよう、支援してまいります。

    MERSの急速な拡大を防ぐためには、保健当局、医療機関はもちろん、国民とマスコミなど社会構成員の参加や協力が欠かせません。まず、市民の皆様は各自での衛生管理と感染予防規則をしっかり守るようお願いします。

    また、隔離命令を受けた方は、拡大防止のために不便を強いられることになりますが、どうぞご理解ください。ソウル市も最大限に配慮し、お互いに信頼関係を築いて市民の不安感を解消する対策を講じていきます。

    市民の皆様、我々は危機的状況にあるほど、お互いに力を出し合い、苦境を乗り越えてきた底力と市民力を持っています。MERSの急速な拡大を防ぎ、危機を乗り越えていくために、お互いがお互いの垣根となっていきましょう。ソウル市も最善を尽くしていくことを、再度お約束申し上げます。

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