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ソウル市総合ニュース

  • 外国出身移住女性4人、ソウル市の公務員として初出勤

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        ソウル市は、外国出身の人にも住みやすい都市づくりを目指し、「外国出身非常勤公務員」4人を選抜した。初出勤は7月1日である。

    チョロンチェチェク(モンゴル)、ファム・チ・クィーン・ファ(ベトナム)、ジャスミン(フィリピン)、ジン・ホン(中国), 
ジャスミン、チョロンチェチェク、ファム・チ・クィーン・ファ、ジン・ホン

        今回選ばれた外国出身者は▴韓国人と結婚したフィリピン出身者の李ジャスミン氏、▴韓国語作文大会で優秀賞を受賞したベトナム出身のファム・チ・クィーン・ファ(PHAM THI QUYNH HOA)氏、▴中国の漢族出身であり、延世(ヨンセ)大学校大学院で修士・博士課程を修了したジン・ホン氏、▴モンゴル出身の結婚移民者のチョロンチェチェク(Chuluuntsetseg)氏の四人である。

        ソウル市が採用した四人の外国出身者は第二の故郷であるソウルにおいて、ソウルに住む36万人の外国出身者の声を代弁することになる。とくに今回選ばれた四人はすべて韓国語に堪能であるため、▴多文化政策開発支援、▴外国人コミュニティの管理、▴韓国人と外国人とのコミュニケーションプログラムの運営、▴外国人の意見の市政への反映および現地調査、▴多文化家族(国際結婚家庭)の悩み相談などの業務を行い、内外国人のコミュニケーション問題を解消するのに大きな役割を果たすと思われる。

        2011年現在、行政安全部が行った外国出身住民状況調査によると、ソウル市に居住する外国出身者は約36万人であり、ソウル人口の3.6%を占めることになる。これは2010年より3万人ほど増えた数字である。

        一方、ソウル市は、2007年韓国初の外国人総合支援施設「ソウルグローバルセンター」の設立、世界レベルの外国人学校の開校、外国人が多く住む地域のグローバル・ゾーン(Global Zone)指定など、様々なサービスを提供し、名実ともにグローバル都市になるため、様々な努力を傾けている。

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