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交通

気候同行カード累計販売枚数100万枚突破…平日利用者数50万人超える

交通ニュース

2024/04/11 643

気候同行カード累計販売枚数100万枚突破…平日利用者数50万人超える

24年1月27日(土)のサービス開始から70日目となる4月5日(金)、累計販売枚数100万枚を突破 平日基準で平均50万人以上が気候同行カードで公共交通機関(地下鉄、バス)を利用 今後、クレジットカードやデビットカードによるチャージ、文化施設での割引、観光客向け短期利用券など継続的なサービス改善を予告 ソウル市は、今年の1月27日にサービスを開始した気候同行カードが、施行から70日目となる4月5日に累計販売枚数100万枚を突破したと明らかにした。 4月5日(金)16時現在の累計販売枚数は100万8千枚で、▴モバイルカード49万3千枚、▴実物カード51万5千枚がそれぞれ販売されたことが分かった。 <気候同行カードの販売枚数(累計)> 気候同行カードで地下鉄とバスを利用する人も増え続けており、4月2日現在の1日平均利用者数は、気候同行カードの目標として当初設定していた50万人を突破し、人気を博している。 ソウル市は、2月26日に満19~34歳を対象にした青年割引特典(7千ウォン)を発表し、3月30日にキンポ(金浦)ゴールドラインをサービス対象に加えるなど、サービスの拡大や多様な利用者に適した特典の提供を図ったことが、気候同行カードの新しい利用者の獲得に繋がっていると分析している。 ソウル市は、今後も気候同行カードを利用する市民の利便性を向上させるためにイノベーションを続ける計画だ。4月末には気候同行カードのチャージ手段をクレジットカードやデビットカードに拡大し、上半期中にはソウル大公園など文化・公園施設の割引特典を提供するとともに、7月には観光客向け短期利用券を発売するなど、続々と新サービスを展開する方針だ。
ソウル地下鉄、AI通訳を11駅に拡大...13言語に対応し駅務員と直接会話

交通ニュース

2024/03/18 778

ソウル地下鉄、AI通訳を11駅に拡大…13言語に対応し駅務員と直接会話

韓国初の多言語会話翻訳サービス…ミョンドン(明洞)駅で運用テストの後、キンポゴンハン(金浦空港)駅などに拡大 透明ディスプレイを挟んで自国語で発話すると自動通訳が行われて文字起こし…13言語に対応 路線検索・所要時間・料金・有人の荷物預かり所の案内など付帯サービスも提供 外国人観光客と地下鉄駅務員が透明なディスプレイを挟んで自国語で発話すると、相手の言語で自動通訳されディスプレイ上に文字起こしされるAI通訳システムが、11の地下鉄駅に増設される。 この多言語会話翻訳システムは、外国人と駅務員がディスプレイに向かって発話すると、自動翻訳してディスプレイにテキストが表示される方式だ。会話翻訳ができる言語は英語、日本語、中国語、ベトナム語、タイ語、マレーシア語、インドネシア語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、アラビア語、ロシア語、韓国語の計13言語だ。 今回の増設で利用可能になる駅舎は、1号線のチョンノ5ガ(鍾路5街)駅、2号線のシチョン(市庁)駅、ホンデイプク(弘大入口)駅、ウルチロイプク(乙支路入口)駅、カンナム(江南)駅、3号線のキョンボックン(景福宮)駅、4号線のミョンドン(明洞)駅、5号線のクァンファムン(光化門)駅、キンポゴンハン(金浦空港)駅、6号線のイテウォン(梨泰院)駅、コンドク(孔徳)駅で、計11駅となる。 会話がその場で文字起こしされる他、タッチパネルを操作すると、地下鉄路線図に基づいた経路の検索、乗り換え、所要時間と料金の案内、有人の荷物預かり所(T-Luggage)の空き状況などの付加サービスも13言語で確認できる。 ソウル交通公社は、昨年12月4日から3ヶ月間、ミョンドン(明洞)駅で運用テストを実施し、観光客の利用状況や満足度などをモニタリングした後、改善点を発掘・補完してきた。特に、駅名と鉄道用語などをAIに学習させることでより高精度な答えを導き出せるようにし、駅舎内の騒音による認識や翻訳の障害を解決するためのノイズキャンセリング技術を採用するなど、システムの高度化に取り組んできたと明らかにした。 待ち受け画面(13言語) 会話中の画面 英語で表示された路線図(経路、乗り換え、所要時間、T-Luggage情報を提供)
ハンガン・リバーバス、チャムシル(蚕室)~ヨイド(汝矣島)を30分で···ソウル市、水上公共交通の時代を開く

交通ニュース

2024/02/06 944

ハンガン・リバーバス、チャムシル(蚕室)~ヨイド(汝矣島)を30分で···ソウル市、水上公共交通の時代を開く

オ・セフン(呉世勲)ソウル市長、「ハンガン・リバーバス」の具体的な運航計画を発表···今年10月、計8隻が運航開始 時刻表通り定時運航、通勤時間帯は15分間隔、急行路線は1日計16回運航 チャムシル(蚕室、ソンパ区)からヨイド(汝矣島、ヨンドゥンポ区)をわずか30分で走破し、交通渋滞を避けて気楽に席に座って移動できる新しい公共交通機関がソウルに登場する。ソウル市は、今年10月からハンガン(漢江)の水路に沿ってソウルの主要スポットを結ぶ「ハンガン・リバーバス」の運航を開始すると発表した。環境にやさしい水上公共交通機関の時代が開かれるわけである。 「ハンガン・リバーバス」は、マゴク(麻谷)~チャムシル(蚕室)間の計7か所の船着き場を通勤時間帯に15分間隔で運航し、平日は1日68回にわたって上り・下りの片道を運航する。長さ35m・幅9.5mで、搭乗可能人数は199人、平均速度は17ノット(31.5km/h)、最大速度は20ノット(37km/h)である。 ソウル市は、ワークライフバランスが重視される今、陸上に偏っていた今までの公共交通機関の運行範囲を水上にまで拡大することで、ソウル市民の交通便益を高めると共にソウル各地の魅力的な観光スポットを結んで「観光客3千万人時代」を目指すソウルの重要な水上交通手段として位置づける狙いである。 <船着き場の位置>
ソウル市、早朝労働者のための「自律走行早朝同行バス」運営開始…最先端交通で市民生活を照らす

交通ニュース

2024/01/25 1,107

ソウル市、早朝労働者のための「自律走行早朝同行バス」運営開始…最先端交通で市民生活を照らす

2024年下半期に早朝労働者に合わせたカスタマイズ型自律走行車を運行予定、最も必要とされているところに交通政策ノウハウを適用 始発の時間を早めてほしいとの市民の声に積極的に答え、始発よりも早い3時30分頃より運行することで利便性アップ 1分でも早く出勤するために、毎日早朝、バスの始発に乗り込む乗客がいる。環境美化員、警備員などの早朝の出勤にバスを利用し、誰よりも早く朝を準備する人たちのために、ソウル市は自律走行の先端技術を組み合わせ、迅速な移動をサポートしつつ利便性も高めた「自律走行早朝同行バス」の運営を2024年に開始し、市民の生活と同行する交通政策を推進する。 ソウル市は、早朝時間帯労働者の交通公共機関による移動の利便性を高めるための「自律走行早朝同行バス」を、2024年下半期に運営開始すると発表した。 「自律走行早朝同行バス」は、ソウル市の有する自律走行の成果と配車・路線管理などハイレベルなバスサービスまで、優秀な政策ノウハウを組み合わせた新しい公共交通サービスである。 特に今回の事業は、オ・セフン(呉世勲)市長の弱者同行交通政策において「庶民中心の公共交通機関の利便性増進」という重点目標があるだけに、最も必要とされているところに自律走行の創造産業を適用し、社会的弱者階層までのすべての市民が先端的な公共交通機関革新を体感することができるように企画された。 運行時間は現在、市内バスの正式な始発である3時50分~4時よりも早い3時30分頃となる展望である。3時30分~4時頃、市内バス初発運行前に自律走行バスを先に運行させ、配車間隔を空けずに市内バスの初発を利用できるようつなぐ方法である。これまで、より早い時間帯に初発を運行してほしいとの市民の声がコンスタントに寄せられていただけに、初発が約30分早くなる効果があるため早朝出勤の不便を解消できるものとみられる。 早朝同行バスの全景 自律走行バス運行の全景 一方ソウル市は、今後2025年にも早朝の時間帯の利用ニーズと混雑度などを総合的に把握し、路線の選定を拡大していく計画だ。