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プレスリリース

  • ソウル市のスマートシェルター、 効率性・経済性を備えた合理的な事業モデルを作る

  • プレスリリース SMG 550
    • スマートシェルター、未来型の交通インフラのテストベットとしての役割…公共交通サービス・市民の満足度の向上に大きく貢献できると期待
    • 今年のテスト設置以降、来年に民間投資事業へと転換などを検討…非予算の運営・税収増大に効果
    • 従来の中央バス停に比べて利便性が高く、相対的に格安…交通福祉に高い効果
    • 確保済みの今年度予算を投入して真剣に推進、公共施設運営の透明性・共益性に焦点
    • フィージビリティスタディ・公共管理を通じて収益構造を評価…民間投資事業の公正な施行の土台になると期待
    • 2020年の10ヵ所→2023年の373ヵ所へと段階的に拡大…未来交通システムを導入する時期を短縮

    市民向けの交通福祉と先制的な未来交通システムの実現を掲げ、ソウル市が今年10月から本腰を入れて導入を目指している「スマートシェルター」。効率性と経済性の向上を基に、より合理的に運営される見通しだ。 <最先端のバス停、「スマートシェルター」の導入に拍車…段階的な手順を経て非予算民間投資など事業モデル検討を推進> ソウル市は、従来の時代遅れのバス停から脱し、最先端のICT技術を採用して新しく披露する「スマートシェルター」が、段階的な手順を経て非予算民間投資事業として施行できるように、事業モデルの検討を進めていると明かした。 ソウル市が導入する「スマートシェルター」は、バス停に様々な便宜施設(自動停車システム・空気清浄機・エアカーテン・防犯カメラ・冷暖房機・スマートフォン用のワイヤレス充電・Wi-Fiなど)が組み合わされた未来型バス停で、開設より15年が経過したことから現状に合わないバス停の改善及び公共交通サービスの向上に大きく貢献できると期待されている。 10月からテストモデルに対する取り組みをスタートした「スマートシェルター」は、周辺現況や利用現況などを踏まえて弘大入口(ホンデイック)駅・合井(ハプチョン)駅・往十里(ワンシムニ)広場など10ヵ所を対象にテスト設置に入った。今年までは公共交通サービスの定着に向けてソウル市がテスト設置を担当するが、来年からは社会基盤施設に対する民間投資法の推進手続きにより、予算を投入せず民間投資事業に転じるなどサービスを拡散する方案などを検討している。 <未来の交通システムを導入する「テストベッド」…確保済みの今年度予算を投入、投入する予算に比べて交通福祉に高い効果> 今年、テスト設置する「スマートシェルター」は、未来の交通システムを導入するための実験的なプラットフォームとして、いわばテストベッド(Testbed)の役割をすると思われている。乗降人員・路線・規模・機能によって設置できる様々なオプションと形態があり、費用も約2.5億から様々に適用できる。 特に、便宜機能が全くなく、1ヵ所に当たり8メートル規模のシェルターを3つ設置した現在の中央バス停の場合、あらゆるスマート機能と交通情報を提供するための総合システムが採用され、最大60メートルでシェルターの規模が大きいという点から、2.5億~6億ウォンという「スマートシェルター」の設置費は、民間事業者が1ヵ所当たり約2.5億~3億ウォンの事業費を投じたことを踏まえると、従来の中央バス停に比べると相対的に格安と言えるもので、これから民間投資事業の合理的な施行の礎として活用される予定だ。 それだけでなく、今後の拡大設置に備えて、全ての「スマートシェルター」において遠隔のメンテナンス・運営・管理できる「シェルターサーバーと統合管制システム」と中央バス停でバスが停車する位置を知らせる「バス自動停車案内システム」まで含まれ、未来交通システムの導入時期をより縮めることができる。 <世界で初めて総合サービスを提供する「スマートシェルター」…ソウル市、公共交通の先進都市としての位置を確立> ソウル市は、中国(北京)の自動運賃徴収システムの構築(2006年)を皮切りに、エジプト(カイロ)の都市鉄道のコンサルティング(2017年)に至るまで、17か国に交通インフラを輸出するなど安全かつ便利な交通システムを備えていることで海外からも高く評価されている。 「スマートシェルター」により、さらなる跳躍を経て未来の交通インフラを先制的に構築し、世界的な「公共交通の先進都市」としての位置を確固たるものにする契機になることを期待する。また、スマート時代に合致すると同時に、障害者などの交通弱者向けのカスタマイズ型サービスを提供することで、公共交通の公共性をさらに強化できる。 それに加えて、マスク着用の義務付け・徹底した防疫消毒・ホームドアの頻繁な開放・換気措置などを行い、光プラズマ空気殺菌機と体温測定器・抗菌LED照明などの施設も用意するなど、新型コロナウイルスへの心配を減らせて安全に利用できる環境の構築に集中する。 一方、ソウル市は、現在の10ヵ所でのテスト設置を経て、来年からは民間投資事業を通じて「スマートシェルター」を段階的に全面拡大する予定だ。1年目の120ヵ所、2年目の126ヵ所、3年目の127ヵ所など3か年計画の策定を検討している。これを受け、2023年には373ヵ所となり、37倍増加する見込みだ。 ソウル市のファン・ボヨン都市交通室長は、「市民を優先的に配慮する交通環境をモットとして、市民向けの交通福祉を提供する予定だ。先端のIT技術と情報を基にしている『スマートシェルター』を通じて、グローバルレベルに相応しい公共交通システムを構築し、市民の高まった期待に応えられるよう最善を尽くす」と述べた。 テスト設置デザイン


    現場設置のシミュレーション鳥瞰図 (室内型シェルター1個・室外型シェルター2個が組み合わされた形態)


    鳥瞰図 (室内型シェルター1個・室外型シェルター2個が組み合わされた形態)


    側面図


    室内型シェルターの内部

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