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  • ソウル市の「スマートポール」さらにワンランク進化、電気自動車・ドローンの充電まで可能に

  • ソウル市総合ニュース SMG 1,399
    AI防犯カメラ、公衆Wi-Fi、IoT(モノのインターネット)などの先端ICT技術が組み合わさった、いわば「賢い街路灯・信号」ともいえるソウル市内の「スマートポール」が、さらにワンランク進化した。 道路沿いの駐車場には、電気自動車を急速充電できるスマートポールが設置され、市民の誰もが素早く便利に電気自動車を充電できる。パンポチョン(盤浦川)一帯には、ドローンを充電・着陸できるステーションが搭載されたドローンスマートポールが設置される。周辺道路のリアルタイム交通量分析、不法駐・停車の啓発など、ドローンを活用した多様な公共サービスを試みる計画だ。すべてのスマートポールは、AI防犯カメラ、公衆Wi-Fiなど既存のスマートポールの持つ機能は基本として搭載されている。 ソウル市は、このようにいっそう高度になった「スマートポール」2種(電気自動車充電スマートポール・ドローンスマートポール)を2021年末まで5か所に全10基、テスト構築する。 「電気自動車充電スマートポール」は、道路沿いの街路灯に、1時間以内で電気自動車の充電を完了させることができる急速充電機能など、様々なスマート機能を融合させたスマートポールだ。周辺の条件に応じて電気自動車充電機能だけでなく、監視カメラ、公衆Wi-Fi、IoT、都市案内機能を追加で搭載させることで、市民の安全、利便性、福祉の向上を図る予定だ。市は、電気自動車の利用者が便利に充電できるよう、駐車場を対象地に選定した。電気自動車の充電所不足問題に対応する新たな解法を提示して、環境にやさしい都市に転換するための基盤が構築されることが期待される。 「ドローンスマートポール」は、スマートポール上段にドローンが着陸できるステーションと充電機能が搭載され、監視カメラ、Wi-Fi、流動人口センサーなど周辺環境カスタマイズ型スマート機能が追加されたスマートポールだ。ソウル市は、ドローンスマートポールを活用してさまざまなサービスを試験的に施行する計画だ。例えば、近隣の主要道路のリアルタイム交通量の確認、不法駐車の啓発、河川沿い環境の改善、安心帰宅支援サービスなどにも活用できる。 またソウル市は、これとは別途に、2021年末までに4つの自治区(クロ(九老)区、トンジャク(銅雀)区、カンドン(江東)区、チョンノ(鐘路)区)に211基のスマートポールを追加設置する。これにより、2021年末にはソウル市内のスマートポールは全247基に増えることとなる。ソウル市は、3月にはソウル広場、スンニェムン(崇礼門)、チョンゲチョン(清渓川)沿い一帯など6か所に、各場所に合わせた機能を搭載したスマートポールを26基設置して運営中である。

    ドローンスマートポールサービス(例)

    ドローンスマートポールサービス(例)

    ドローンステーション・充電パッド、ドローン(移動型カメラ)、監視カメラ(固定型カメラ)、統合結合型都市案内、 さまざまなスマート機能を多重適用、交通・安全・市民の利便性を改善させるためのスマートシティインフラとして活用

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