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  • ソウル市、50+総合支援政策を通じて中壮年層を支援

  • ソウル市総合ニュース SMG 3,266

    ソウル市は人口の21.9%(219万名)を占める50歳~64歳層のため「50+総合支援政策」を発表(2016年6月1日)し、50+世代のための差別化された支援体系を構築してきた。政策の施行を開始した2016年には総計75,752名の中壮年層が相談・教育等のサービスを利用し、2017年からは50+相談センター、50+人生学校、50+社会貢献職、50+世代コミュニティのあわせて4大プログラムを通じてさまざまな支援が提供される予定だ。

    ① 相談・設計サービスを提供する「50+相談センター」

    50+相談センターには利用者と年代の近い50+コンサルタントとモデレーターが常駐し、仕事・経済状況・家族・人間関係等、第2の人生を準備するための総合的な経路設計を手助けしている。2016年において、約380件の50+コンサルタントとの1対1相談により6,941名が支援を受けた。ソウル市は相談サービス対象者を2017年には10,000名、2020年には30,000名まで拡大する予定だ。

    ② 中壮年のための教育プログラム「50+人生学校」

    2017年3月より50+西部キャンパスと50+中部キャンパスにて「50+人生学校」が開講する。50+人生学校は、力量ある50+世代が寄り集まって自主的に活動を計画し、推進できる力をつけるための参加型人生再設計教育である。教育課程は人生再設計学部、キャリア模索学部、日常技術学部等の3つの学部に分かれ、学期制で運営される。2017年1学期受講生の募集規模は総計2,971名であり、2016年には127課程で4,572名が教育課程を修了している。

    必修入門課程は両キャンパスで共通して運営され、地域資源及び基盤を活用する教育課程は各キャンパスごとに独自で運営される。西部キャンパスはソウル革新パークと連携し、第三セクターと地域、海外ボランティア、世代間統合等の社会参加をテーマにした講座を開設・拡大させ、中部キャンパスはソウル創業ハブ、上岩メディアセンター等と連携しメディアと創業・雇用創出に特化したプログラムを運営する予定だ。2017年9月に南部キャンパスが竣工されると、教育履修人数が7,000名以上増加すると予想され、6つのキャンパスが運営される2020年には毎年25,000名の卒業生が送り出されることになると期待される。

    2017年には50+キャンパスが3箇所、センター4箇所等が運営され、ソウル市の4つの区にセンター4箇所を追加設立する予定で総計11箇所のインフラが拡充される。2020年までに50+キャンパス6箇所、センター19箇所等がみな建設されればソウル市の全ての区に50+専用施設が拡充されることとなる。

    ③ 地域社会のための「50+社会貢献職」提供

    50+社会貢献職は引退後の相対的に時間的余裕が生じた中で、これまでの経験を生かしながら地域社会でやりがいのある仕事をし、適度な収入を得られるような職である。2016年には1,575個の社会貢献型の働き口を提供し、平均2.2:1の高い競争率を記録した。ソウル市は2017年以後毎年1,000個ずつ増やしていき、2020年には5,000個の50+社会貢献職を発掘・支援する計画だ。

    ④ 中壮年層の活動を応援する「50+世代コミュニティ」支援

    コミュニティ活動の支援対象は毎月ごとに選定し、選ばれたチームにはキャンパス内の遊休空間を活動空間として提供し、活動費の一部(50万ウォン以内)を支援することで、50+世代に不足している人間関係の回復を通じて活気に満ちた第2の人生を生きる手助けをしている。キャンパスごとに進行する事業として2016年には127チーム、1,274名が支援を受けた。今後も50+当事者による「サークル」「同好会」等の自発的に構成されたコミュニティの支援を強化する予定であり、2017年には200のチーム、2020年には300のチームを支援する計画だ。

    ソウル市は2017年には14万名、全ての区に50+専用施設のインフラが完成される2020年には50+世代の4名のうち1名にあたる約50万名がソウル市とともに第2の人生を準備するものと分析している。

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