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プレスリリース

  • ソウル市、3月から遊覧船に乗って「ノドゥル島」へ、50年ぶりに航路復元

  • プレスリリース SMG 302
    • 3月6日からノドゥル島行き遊覧船の運航開始…汝矣島-盤浦大橋-ノドゥル島に水~日の夜1回
    • 100年の憩いの場、70年代の江辺北路建設で砂浜が消え絶えた航路を復元
    • 複合文化空間の建設、使われていなかった船着き場「月明かりのドゥル」のリニューアルに続きアクセス性向上の転機
    • 23日、「月明かりノドゥル」正式オープン、120万の市民の願い乗せ漢江に願い燈を浮かべるイベントも

    3月から遊覧船に乗ってノドゥル島に行けるようになった。ソウル市は100年以上、市民の憩いの場として親しまれながら、江辺北路の建設により砂浜が消えたことで絶えたノドゥル島への航路を半世紀ぶりに復元すると発表した。 ソウル市は3月6日(土)から1日1回、ノドゥル島行きの遊覧船を運航する。水曜日から日曜日まで、夜7時半に汝矣島(ヨイド)を出発し、盤浦(パンポ)大橋を回ってノドゥル島に到着。約15分間停泊し、汝矣島に戻るというコースだ 市は、ノドゥル島を市民のもとへ返すべく、2019年、ノドゥル島を自然・音楽・本と憩いのある文化複合空間へと蘇らせた。また、今年初めには、長年使われていなかった船着き場を展望デッキや休憩所、小規模なステージを兼ねそろえた水上文化空間「月明かりノドゥル」に変身させ、遊覧船の運航を推進してきた。 全面的な空間の変化とアクセス性の向上により、長い間、市民が訪れることがなかったノドゥル島が、市民がいつでも一息つき、楽しむことができる生活の中に息づく場所として蘇る転機となればと市は期待を寄せる。 ソウル市の公共美術プロジェクト「ソウルは美術館」を通して1つの芸術作品として生まれ変わったノドゥル島船着き場は、巨大な人工月「月明かりノドゥル」と共に運航される船の水上関門となり市民を迎える。 「月明かりノドゥル」は、満月をイメージした直径12mの円形の公共美術作品だ。4万5,000個の穴を通り抜ける光や風を、川の揺らめきと共に全身で感じられる。展望デッキからは川水や緑色の漢江鉄橋、63ビルなどを一目に眺めることができ、夕暮れ時は茜色に染まる絶景が広がる。 また、夜になると「月明かりノドゥル」の穴から差し込む光が1つの月暈を作る。水面に輝く「月明かりノドゥル」は30分ごとに月の満ち欠けを表現する5分間のライトアップが行われ、索漠とした都市の風景の中、時の流れを生き生きと感じられる作品となる。忙しい日常生活の中で、ほんの一時立ち止まり、癒しが必要な市民たちにとって、新たな希望と芸術的感性を呼び覚ます夜の風景となるだろう。 ソウル市は本格的な遊覧船の運航開始に先立ち、ノドゥル島の船着き場に到着する初めての船を迎えるイベントを23日(火)夜に行う予定だ。また、今年1月から市民に公開してきた「月明かりノドゥル」を正式に開放する。 市民の新年のメッセージを込めた120個の「願い燈」を漢江に浮かべるイベントも開催される。願い燈は3月1日(月)まで見ることができる。この1ヶ月に渡り寄せられた380個余りの市民からのメッセージの内容は主に新型コロナウイルスに関するものだった。 遊覧船は株式会社イークルーズの「ミュージッククルーズ船」で、夜7時30分から汝矣島第一船着き場(永登浦区汝矣東路280)から出発し、盤浦大橋周辺の月明かり虹色噴水を回って夜8時10分頃、ノドゥル島船着き場(龍山(ヨンサン)区譲寧(ヤンニョン)路445)に到着する。 ノドゥル島では乗船、下船いずれも可能だ。ノドゥル島で降り、漢江の夜景を楽しむもよし、遊覧船に乗って汝矣島に行くこともできる。ノドゥル島から汝矣島の船着き場までの所要時間は約10分。乗船予約などの問い合わせは株式会社イークルーズ(☎02-6291-6900、www.elandcruise.comr)まで。 ソウル市のユ・ヨンシク文化本部長は、「ソウル市は『ソウル市は美術館』事業を推進し、公共美術が本来の役割を果たせるよう最善を尽くしている」としながら、「『月明かりノドゥル』の開放や遊覧船の運航も行なわれ、世界的な文化芸術の島への発展を夢見るノドゥル島が市民により身近な場所として生まれ変わる転機となることを期待している」と語った。

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