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プレスリリース

  • ソウル市、199万㎡の「国際交流複合地区」都市管理計画樹立に着手

  • プレスリリース SMG 531
    • 総合的な観点から土地利用、歩行、交通、景観など、体系的な都市管理ガイドラインを策定
    • アンケートや説明会など、市民との疎通を通じて雇用・地域経済の活性化を目指す…市民が共感できる計画を
    • 年内に都市管理の方向性設定、2020年に地区単位計画(案)を策定し決定、告示予定

    ソウル市が、COEX~蚕室運動場一帯に造成される予定の「ソウル国際交流複合地区(SID:Seoul International District)」(199万㎡)に対する都市管理計画の樹立に着手する。土地利用、歩行、交通、景観などに関する、体系的な都市管理のためのガイドラインを策定するもの。 ソウル市は、COEX~蚕室運動場一帯の主要事業が可視化されたことを受け、これまでの事業推進内容などを踏まえた新たな都市管理案を策定し、「国際交流複合地区」を総合的な観点から検討することで、急激な都市変化に対応し中身をさらに強化したい考え。 ソウル市は、2014年~2016年にかけて、COEX~蚕室運動場一帯に対する「国際交流複合地区造成計画」を発表し、計画を具体化させた。 現在、国際交流複合地区の主要事業である永東大路複合乗換センター、現代自動車GBC、オリンピック大路の地下化など、道路改善や漢江・炭川の整備などが具体化されつつある。 超高層ビルが建立される予定の現代自動車GBCは、2019年下半期の着工を目標に、建築の認許可手続きを進めている。 スポーツ・文化複合施設として建設が計画されている蚕室総合運動場は、2018年にオリンピックメインスタジアムの基本計画樹立と設計公募を終え、現在は基本設計を準備中。大規模な展示コンベンションの建設などが提案された民間投資事業についても、公共投資管理センター(PIMAC)で提案内容を検討し、中間点検を終えた段階である。 多様な鉄道路線が計画されている永東大路複合乗換センターは、公共交通ハブとして基本計画を樹立後、基本設計を進めており、2019年末の着工を目標にしている。 オリンピック大路などの道路改善、漢江・炭川、炭川人道橋などの基盤施設も、2018年に基本計画の樹立などを終え、基本設計を行っている。 ソウル市は、「ソウル国際交流複合地区(SID)」の造成に伴う、▲用途・密度など土地利用、▲大規模な歩行需要増加に伴う歩行・自転車走行環境の改善、▲主要道路、漢江、炭川沿いの景観改善と隣接地域の高さ管理、▲交通需要の増加に伴う交通改善対策など、合理的な都市管理案を設ける計画。 永東大路の鉄道新設と地上広場の造成により、大規模な歩行需要の増加が見込まれる中、歩行環境と歩行・自転車通行体系の改善に取り組む。 オリンピック大路の地下化などに伴う地区単位計画区域の変更とあわせて、国際的な環境認証制度であるLEED NDの予備認証内容も反映する計画。 また、屋外広告物の自由表示区域指定に伴う景観ガイドライン、旧ソウル医療院の敷地への公共住宅建設など、政策環境の変化に合わせた対案も設ける。 国際交流複合地区の「都市管理計画」は、2年間にかけて策定される。1年目の2019年には、都市変化のモニタリングや主な懸案について対案を検討し、都市管理の方向性を設定する。2年目の2020年は、細部の地区単位計画(案)を策定し、都市管理計画の手続きを進め、決定・告示する予定。 ソウル市は、1段階の利用者アンケート、2段階の都市管理計画(案)説明会などを経て、ソウル市民の意見を広く聴取する予定。ソウル市における雇用の土台づくりと地域の発展について、ソウル市民や地域住民と疎通し、合理的な都市管理案を設ける計画。 ソウル市東南圏事業課のキム・チャンファン課長は、「具体化されつつある個別事業を『ソウル国際交流複合地区(SID)』の総合的な観点から検討しシナジー効果を発揮できるよう、土地利用、交通、建築、環境などを踏まえた体系的かつ総合的な都市管理ガイドラインを設ける」とし「国際交流複合地区を、未来の経済力を生み出す国際業務の中心地、そして世界的な名所にするために最善を尽くしたい」と話す。

    ソウル国際交流複合地区の地区単位計画区域と主な敷地

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