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経済ニュース

  • ソウル市、革新企業1,000社に「技術実証テストベッド」を開放

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    技术实证试验台

    2019年1四半期に新しく立ち上げた韓国の技術創業企業は59,000社余り。これは統計作成以来史上最高値である。そのような中でソウル市が「テストベッドソウル」を宣言した。ソウル市政のすべての現場を、ブロックチェーン・フィンテック・人工知能(AI)のような革新技術で生まれた試作品やサービスの性能及び効果を試して事業性を検証する「テストベッド」として開放する。地下鉄・道路・ハンガン(漢江)の橋・市立病院・地下商店街などの公共インフラから行政システムに至るまで市政全般に適用する。 適用する対象は、ソウル所在の中小企業及びベンチャー企業で開発した商用化直前の商品またはサービス。ソウル市本庁、ソウル交通公社、ソウル施設公団など投資機関及び出捐団体、事業所の各施設や現地において最大1年間適用して試すことができ、実証事業費として最大5億ウォンまで支援する。 実証を通じて性能や安全性が検証された商品には「性能確認書」を発行する。これは後に各企業で韓国内外の販路を拡大する際に活用できる。さらに2020年から全機関・部署別に「革新商品購入目標制」を取り入れ、「積極行政免責制度」を適用するなど、ソウル市が購入先となって積極的に公共購入する計画だ。 これに関し、「新技術受付所」((www.seoul-tech.com)、検索バーに「新技術受付所」「ソウルテック」「seoultech」で検索)がソウル技術研究院内に2019年6月からオープンする。これは「テストベッドソウル」に参加を希望する企業が365日24時間いつでも申し込みできるオンラインプラットフォームである。 ソウル市は、2019年を「テストベッドソウル」の構築元年とし、2023年まで総額1,500億ウォンを投資して、1,000社以上の革新企業の成長をサポートする。 「テスト都市ソウル」は、①オンラインプラットフォーム「新技術受付所」による24時間常時受付 → ②専門評価委員会の公平で迅速な(8週間以内)評価 → ③最大1年間のテストベッドを提供及び「性能確認書」発行 → ④実証を通じて安全性と性能を検証した商品・サービスの公共購入拡大の順で推進する。 第一、テストベッドソウルは、▴実証のチャンスと事業費の支援を受けられる「R&D支援型」と、▴実証を行う場所のみ提供する「機会提供型」の2つのタイプで推進する。「機会提供型」の場合、既存の大企業と中堅企業も参加でき、革新技術の活用可能性を高めるものと期待される。 第二、企業が「新技術受付所」で参加を申し込んだ場合→産業・技術別専門家によって構成された評価委員会が2段階(書類・面接)の審査を通じて商品の革新性と安全性などを総合的に検討し、→最終参加企業と商品・サービスを決める。ソウル市は、公平で専門的な評価のため、フィンテック、人工知能(AI)、バイオなどの7分野200人による専門審査委員を構成して評価委員会を営む計画だ。 第三、最終的に選ばれた企業は、商品とサービスが実際に使用される現場の所管部署(需要先)とともに計画を立てた後、最長1年間現場実証に入る。担当部署では商品を使用しながらその性能や異常の有無などを点検・記録し、実証期間が終わり次第、その結果を評価して「性能確認書」を発行する。 各企業ではこの「性能確認書」で商品の不十分な部分を補って性能をアップグレードしたり、後に韓国内外の販路の拡大に活用できる。また、テスト期間中でも購入を申し出る韓国内外のバイヤーがいれば、実証現場を見学できるよう計らうなど、実証現場をマーケティングの場として活用できるようサポートする。 第四、実証を済ませた商品については、ソウル市が購入先となり、初期市場の形成と販路を支援する。購入文化を積極的に拡大するため、行政的な手続きを改善するとともに、テストベッド博覧会(9月)やスタートアップ・ピッチングデー(毎月)のようなイベントを開催して革新製品を広報する。

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