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環境/エネルギーニュース

  • ソウル市、建材一体型太陽光発電の普及を支援

  • ソウル市総合ニュース SMG 1,258

    ソウル市が外壁、窓、屋根、カーテンウォールなど今まで太陽電池の設置が困難だった建物の外部を活用する「建材一体型太陽光発電(BIPV:Building Integrated Photovoltaic System)」の普及に取り組む。 ソウル市は民間の建物に「建材一体型太陽光発電」を設置する際の補助金を最大80%まで支援する試験事業を開始することを明らかにした。合計10億ウォンが投入される。 特に今回の試験事業で新技術型、デザイン型、一般型など募集分野を多様化して太陽光分野の新技術の開発を誘導し、建築デザイン改善方策などを研究・分析することで、「建材一体型太陽光発電」をソウル市の主要太陽光事業の一つとして位置づけさせるという目標を持っている。 「建材一体型太陽光発電」は太陽電池を建物の外装材として使用する次世代の太陽電池だ。建物の屋上に限られていた従来の太陽光モジュールからさらに発展し、窓、外壁、屋根など建物の様々な空間に設置ができる。環境にやさしい新再生エネルギーの生産だけではなく、都市の美観改善にも効果がある。 また、太陽光技術と建築技術が融合・複合する必要がある先端産業で、ドイツやアメリカのような太陽電池の先進国でもまだ商用化され始めた初期段階だ。ソウル市は建材一体型太陽光発電の民間普及を率先して推進し、関連産業の成長と世界市場のリードに向けての第一歩とする計画だ。 これを受けてソウル市は、試験事業の参加者を2月26日(水)から3月20日(金)まで募集する。支援対象はソウル所在の民間建築物の所有者、または所有予定者だ。適格性を持つ参加企業とともに提案書を作成して申請する形となっている。 「建材一体型太陽光発電」は建物の外壁に設置するという高度な技術力が必要なため、ソウル市は公正な外部審査を経て参加企業の適格性の有無を慎重に検証する計画だ。3月末まで選定し、4月から事業に着手して年内に設置を完了するという目標だ。その後、効果を分析して普及を拡大する。 支援の優先順位は①新技術型、②デザイン型、③一般型の順であり、支援金も該当する基準によって差等支給される。 一方、ソウル市はソウル型建材一体型太陽光発電の普及活性化に向けて、建築専門家と太陽光専門家などで構成された協議体を運営する計画だ。 試験事業と参加者の募集に関する詳しい内容はソウル市ホームページ(https://www.seoul.go.kr)のお知らせから確認できる。

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