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文化/観光ニュース

  • ソウル市、地方自治体初の「ユニバーサルデザインセンター」をオープン

  • ソウル市総合ニュース SMG 835

    地方自治團體首座「通用設計中心」開幕

    ソウル市は、差別のないデザイン福祉を担当する専門機関「ソウル特別市ユニバーサルデザインセンター」をトンデムン(東大門)デザインプラザ(DDP)にてオープンした。地方自治体における設置は初めてのこと。今後当センターは、建築・都市・空間デザインなどの各分野において経験かつ学識を持つ専門家によって構成・運営される。 ソウル市は、過去10年間を通じて基盤を築いてきたユニバーサルデザインをソウル全域に適用することで、性別・年齢・障害の有無・国籍などにかかわらず、誰も差別されないデザイン福祉の実現を目指している。 それで2021年からは、ソウル市が新築または改・補修するすべての公共建築物や施設にユニバーサルデザインの適用を義務化し、「センター」が最適な改善方法を専門的にコンサルトする。そして、そこで蓄積した経験・マニュアル・事例などを、後には他の事業でも積極的に共有するという計画だ。 さらに、障害者や外国人などの多様な市民および各分野の専門家の生の声を政策に反映するため、「専門家諮問団」と「市民参加団」も設ける。ユニバーサルデザインについて市民に正しく認識してもらい、より積極的な市民参加を促すため、関連教育や広報・キャンペーンなども繰り広げる。 また他の公共機関や各民間施設にもユニバーサルデザインを適用するため、産学官民による協力事業にも積極的に取り組む計画だ。 そしてソウル市は、新型コロナウイルス感染拡大防止による急速な社会の非対面化に伴い、高齢者や障害者のような社会的弱者の苦悩が深まりつつあることを考慮し、このような市民の視線で見て設計するユニバーサルデザインを、ポストコロナ時代の新しい基準とすることを目標としている。 ソウル市は2020年12月22日(火)15時、YouTubeで開所式の録画動画を公開し、そこでソ・ジョンヒョプ(徐正協)ソウル市長権限代行が「ソウル市ユニバーサルデザイン都市宣言文」を発表する。この宣言文には、ユニバーサルデザインの哲学をソウル市の行政の全分野に広め、ポストコロナ時代の基準として定着させるためのソウル市の決意と約束が記載されている。また新型コロナウイルス感染症の長期化に踏まえ、センターの役割とソウル市の公共デザイン政策の方向性について紹介する動画を制作し、「ソウル市ユニバーサルデザインセンター」のYouTubeチャンネルで公開する予定だ。 (https://www.youtube.com/channel/UCkCYJO6q41I_XLSKHevXlpw) 「ソウル市ユニバーサルデザイン都市宣言文」には、「市民一人ひとりが尊重される人中心の都市ソウル」を目標に、▲コミュニケーションと参加の機会を提供する ▲実践的デザイン文化を広める ▲包容性のあるデザインの基準を確立し、それを広める ▲誰もが安全かつ便利に利用できる空間を造成するなどの内容を中心に盛り込まれている。 そしてユニバーザルデザインの政策スローガンである「誰もが享受する明日」を宣布するとともに、ソウル市公共デザイン政策の方向性について紹介する予定だ。

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