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プレスリリース

  • ソウル市、世界各地の都市との連帯を基に ポストコロナ時代に備えて「インターネット国際会議」開催

  • プレスリリース SMG 686
    • 6月1日~5日、「CAC(Cities Against Covid-19)グローバルサミット2020」を開催、全てのセッションが無観客の遠隔会議で進行される
    • ソウル市の公式YouTubeアカウントを通じて韓国語・英語で生中継…「非対面(Untact)」方式で世界とつながる
    • 気候・環境、文化などポストコロナ時代に備えて10分野の協力課題に対し、都市政府の関係者や専門家が交えて議論
    • 朴元淳(パクウォンスン)市長―『銃・病原菌・鉄』の著者のジャレド・ダイアモンド教授、「パンデミック以降の人類の未来」に対して対談
    • 「都市政府市長会議」で都市と都市の間で発生する感染病の対応に向けて国際機関の設立を提言、「ソウル宣言文」を採択

    ソウル市が、新型コロナウイルスの拡散による危機を克服した後の大転換の時代に備え、6月1日(月)~5日(金)の間、「CAC(Cities Against Covid-19)グローバルサミット2020(AC Global Summit 2020)」と題したインターネット国際会議を開催する。約120人の世界各国の都市の市長と世界の有識者、各分野の専門家などが参加し、5日間、集団的知性による議論を行う。 ある特定の分野に限らず、新型コロナウイルスの拡散により影響を受けている全ての分野が対象となり、グローバル都市の対応能力を共有するための初めての試みだ。観客のない遠隔会議で進行され、非対面(Untact)方式を取り入れた形で世界をつなぐ。本会議では、英語と韓国語の同時通訳が提供される。 防疫はもちろん、気候・環境、文化、公共交通、スマートシティなど、10分野におけるポストコロナ時代の協力課題に対して、都市政府の関係者及び専門家らが知恵を絞って討論する。遠隔教育、都市回復力と持続可能性、ガバナンスなどをテーマにした議論になる予定だ。潘基文(パンギムン)前国連事務総長も祝辞映像を送り、今回の国際会議に対して支持するメッセージを伝える。 6月2日(火)、朴元淳市長は、モスクワやジャカルタなど40余りの世界各国の都市の市長が参加する「都市政府市長会議」を開催する。都市政府の役割と連帯の必要性を強調し、感染病対応に向けた国際機関の設立を提言する計画だ。さらに、「ソウル宣言文」も採択する予定だ。基調演説を通じて、「パンデミック時代の都市危機を克服するためのソウルの提言」を発表する。3日(水)の気候・環境セッションでは、「ソウル型グリーンニューディール」に対するビジョンも提示する。 また、4日(木)、朴市長は、ピューリッツァー賞を受賞した『銃・病原菌・鉄』の著者であり、世界的文化人類学者でもあるジャレド・ダイアモンド(Jared Mason Diamond)教授と一対一で対談する。パンデミック以降の人類の未来と都市の対応について議論する予定だ。 この国際会議の全てのプログラムは、ソウル市の公式YouTubeアカウント(韓国語・英語)を通じて、韓国語と英語の同時通訳で生中継され、世界中の人々が同時に視聴できる。世界105か国・1億3800万の視聴者を有しているグローバル衛星放送の「アリランTV」でも送出される。YouTubeの生中継は、ソウル市の公式YouTubeアカウント(韓国語: https://www.youtube.com/seoullive、英語: https://www.youtube.com/seoulcityofficial)を通じて、中継日程に沿って視聴できる。生中継が終わった後も、VODでいつでも映像を視聴することができる。 ソウル市は、今回の国際会議の開催に向け、市庁の多目的ホールに「遠隔会議スタジオ」と大型のLED画面を設置した。海外の参加者らは、市長の執務室や自身の書斎など、どこでも遠隔会議に参加できる。 ソウル市は、こうした内容を柱とする「CACグローバルサミット2020」が、「CAC共有・協力・連帯」というテーマを基に15のセッションで開催されると明かした。サミットの代表スローガンは、「Together We Stand」だ。 初日の6月1日(月)には、前夜祭の「プレサミットデー(Pre-Summit day)」が開かれる。イリア・ベイリャコフ(ロシア)氏、スーザン(ネパール)氏、アンコード(英国)氏など、韓国に住んでいる外国人インフルエンサーが新型コロナウイルス拡散防止に必要な生活防疫指針を紹介し、自国の友達と遠隔会議を通じて話し合うなど自由な雰囲気で進行される。 2日(火)には、「都市政府市長会議」が開催される。朴市長が基調演説し、「ソウル宣言文」の採択とともに、大陸別の主要都市における新型コロナウイルスの拡散に対応した事例を発表する。 3日(水)~5日(金)には、10分野に対するセッション別の議論が集中的に行われる。ソウル市の各分野の政策を総括する公務員も数多く参加し、ソウル市のS-防疫に関するノウハウを積極的に共有する。 3日(水)の気候・環境分野のセッションでは、「気候変動によって触発された新型コロナウイルス危機、危機以降の社会の大転換に対する考察」をテーマに朴市長、梨花女子大学校のチェ・ジェチョン寄付講座教授、「道徳経済学」の著者のサミュエル・ボウルス(Samuel Stebbins Bowles)氏の発表と討論が続く。 4日(木)には、朴市長とダイアモンド教授が「ポストコロナ時代、転換を語る」と題したテーマを基に1時間30分間、遠隔対談を行う。朴市長はソウル市庁の多目的ホールで、ダイアモンド教授は米国の自宅の書斎で遠隔対談に参加し、パンデミック以降の人類の未来を展望する時間になると期待する。 最終日の5日(金)には、朴市長など本サミットの主な参加者らがグローバルサミットの成果を総評し、今後の課題に対して議論する「総合対談」が開かれる。ICT技術を活用して都市が新型コロナウイルスの拡散に対応した事例、安全なプロスポーツ競技の運営に向けた防疫対策なども議論される。 ソウル市は、今回の国際会議で「革新企業IR(Investor Relations)」を催し、有望企業の投資誘致を全面的に支援する。IT基盤の非対面企業、医学・医療機器企業など新型コロナウイルスが拡散してから注目を浴びているバイオ医療、非対面分野の革新企業の約20社を世界に紹介する。 ソウル市は、今回の「CACグローバルサミット2020」を通じて、防疫だけでなく社会の全ての分野において「グローバル標準都市」として跳躍できる契機にしたいという目標を掲げている。それに加え、「スマートシティソウル」、「安全特別市ソウル」、「グリーン都市ソウル」というソウルの都市ブランドを固める計画だ。 朴ソウル市長は、「新型コロナウイルス拡散という局面に立たされた私たちは、ひとつにつながった世界に住んでいるのだと改めて思い知らされた。今回のサミットの代表スローガンのTogether We Standを通じてもうかがえるが、世界中に広がっている新型コロナウイルス危機を乗り越えるためには、協力と連帯のほかに残された道はない。『CACグローバルサミット2020』は、新型コロナウイルス危機を克服し、ポストコロナ時代の新たな秩序に備える必要がある時期に催されたグローバル連帯と協力の場だ。ソウル市はS-防疫を紹介し、社会の全ての分野にわたって新たな標準都市としてのビジョンを世界と共有する。新型コロナウイルスの拡散によって触発された大転換の時代、世界が知恵を絞り議論することで新たな都市の標準を定立するスタートラインにしたい」と述べた。

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