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文化/観光ニュース

  • ソウル市、ソウル未来遺産の保存に必要な修理費及び広報物の制作を支援

  • ソウル市総合ニュース SMG 1,313

    ソウル市は、近・現代のソウル市を知ることができる有・無形遺産「ソウル未来遺産」を保存・管理するため、2019年上半期に引き続き、下半期にも小規模な修理及び環境の改善に必要な修理費を最大1,500万ウォンまで支援し、広報が必要な未来遺産に対しては広報物を制作するなど必要に応じた支援を行う。ソウル市は、未来遺産を保存するための実質的支援を通じて消滅・損傷する可能性のある未来遺産を末永く保存できるようサポートする計画だ。ソウル未来遺産とは多くの市民がともに作り上げた共通の記憶と感性が刻まれた近・現代ソウルの遺産であり、ソウル市は現在まで461の有・無形遺産をソウル未来遺産として選定した。 ソウル未来遺産は法律によって管理する文化財とは違い、近・現代文化遺産の価値を市民自らが悟って保存することが原則であるため、都市開発などの社会環境の変化によって消滅・損傷する可能性が高い。したがってソウル市は、未来遺産の機能の維持及び持続可能な保存・活用のため、最小限の支援が必要であるという専門家のアドバイスや政策シンポジウムでの意見などを参考に2018年からオーダーメイド型支援事業を推進している。 上半期にはオーダーメイド型支援事業において未来遺産15か所を選定、小規模な修理及び環境の改善を支援した。また、24か所の未来遺産に対する25種類の広報物を制作・支援した。2019年の下半期も同様、支援申込みを受付け、所有者に施設の管理能力がない場合や営業条件が劣悪な零細企業に対して小規模な修理及び環境の改善を行う。上半期のオーダーメイド型支援事業に選ばれなかった民間の未来遺産の所有者または管理者の申込みを受付けて支援する対象を選定、1か所につき1,500万ウォン以内の修理費を支援するという計画だ。 また、経済的な理由で広報活動ができずにいる古い店や、歴史・文化的な価値を広く知らせる必要のある建築物など支援が必要な未来遺産には絵ハガキ、パンフレット、説明板などの各種広報物を制作・支援する。 2019年下半期の「未来遺産オーダーメイド型支援事業」は、9月4日(水)まで、未来遺産の所有者または管理者が訪問または郵送で申込書を提出すれば、その中から支援対象を選定する予定である。申込書と申込みに関する詳細については、未来遺産ホームページ(futureheritage.seoul.go.kr)でダウンロードできる。その他、不明な点や質問などあれば、ソウル市文化政策課未来遺産チーム(82-2-2133-2549)に電話で問い合わせる。

    2019年上半期未来遺産小規模修理及び環境改善の事例

    2019年上半期未来遺産小規模修理及び環境改善の事例
    4・19革命記念図書館の
    電気及びボイラーの修理(前後比較写真)
    ナムサヌォン(南山院)講堂の
    断熱リフォーム(前後比較写真)

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