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経済ニュース

  • ソウル市、コロナ禍でも海外直接投資で歴代最高の実績…2年連続100億ドルを突破

  • ソウル市総合ニュース SMG 699
    新型コロナウイルス感染症により、グローバル投資への意欲が低迷している状況の中、2020年のソウル市の海外直接投資(FDI)は2年連続で100億ドルを突破し、歴代最高値を記録した。 国際連合貿易開発会議(UNCTAD)によると、2020年の世界FDIは新型コロナウイルス感染症の影響により、前年比42%減少した8,500億ドルと集計され、これは15年ぶりの最低水準である。反面、ソウル市のFDIは従来の歴代記録である2019年の101億ドルを上回り、最高記録(102億ドル)を更新した。
    対ソウル海外直接投資(FDI)の状況(申告基準、百万ドル)
    対ソウル海外直接投資(FDI)の状況(申告基準、百万ドル)
    < 対ソウル海外直接投資(FDI)の状況(申告基準、百万ドル) >
    2020年の全国FDIのうち、ソウル市の投資申告額は全体の49%に該当する規模で、ソウルがグローバル投資拠点都市として韓国の外資誘致をリードしていることが明らかになった。 2020年、ソウルのFDIが増加した主な要因はサービス業分野の躍進で、前年比132%増加した金融・保険業の投資、99%増加した米州地域の投資拡大、第4次産業革命による本格的な産業構造の改編で、前年比40%上昇(73億ドルを記録)した新産業分野の投資である。 特に米州地域の場合は2020年と比べ99%増加した43億8千ドルを申告し、投資拡大が目立っている。これはK-防疫による安定的な投資先としての認識、広範囲な自由貿易協定(FTA)ネットワーク、高い対外的信用力などの肯定的な要因が可視化したものだと分析されている。 ソウル市は、2021年にはFDIの拡大でソウルの有望スタートアップがスケールアップできるように、最大5千万ウォンの雇用補助金の支援、有望企業の海外博覧会への参加支援など、多角的な方法を通じてスピーディーな投資誘致活動を展開する計画である。

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