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プレスリリース

  • ソウル市、「民間のMICE企業のオンライン化」において 全ての段階を支援、ニューノーマル時代に備える

  • プレスリリース SMG 469
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    新型コロナウイルスの感染拡大が招いたパンデミックにより、国家間の移動制限を避けられないことから、国際的な対面ビジネスが柱のMICE産業は前代未聞の打撃を受けている。ソウルの場合、今年の上半期に予定されたMICE行事の90%が全面キャンセルまたは延期され、産業そのものが崩壊しかねないという危機に直面している。
    ※MICE産業は、ビジネスミーティング(meeting)・インセンティブ旅行(incentives)・ コンベンション(convention)・展示(exhibition)を含む複合産業で、2.8万人(全国基準)の産業従事者を持ち、5兆5千億ウォン以上の売上を有する代表的な高付加価値産業だ。
    ソウル市は、民間のMICE行事のオンライン化を全面的に支援する方針だが、コロナ禍を乗り越えてポストコロナによるニューノーマル(New Normal)時代におけるMICE産業の変化に先制的に対応するためだ。オフライン中心の支援政策から脱し、オンラインとハイブリッド(オンラインとオフラインの同時開催)まで拡大する。 下半期からは、行事をソウルに誘致するためのコンサルティングから、参加者を募集するための海外広報はもちろん、ウェビナー(Webinar、ウェブとセミナーを組み合わせた造語)・仮想展示プラットフォームなどシステム・コンテンツ制作まで全ての段階において支援を行う。特に、オンライン・オフラインで同時開催する場合、支援金を従来の120%まで引き上げる。 これとは別に、グローバル行事へと成長する可能性がある、または革新性を基盤にする展示や企画案に最大1億ウォンを支援する。計32の展示会及び企画案の選定を完了した。冷え込んだ展示業界には新たな跳躍の足掛かりとなり、ソウルの展示多様性と競争力を同時に確保するという趣旨を持っている。 これからオフラインで開催されるMICE行事の場合、「安全」を最優先にできるように防疫ゲート(防疫ゲートを通らないと入場不可)・顔認証体温測定器・サーマルカメラ・専門の衛生や防疫サービスといった防疫インフラを新たに支援する。感染病の予防と危機状況の対応に向けた案内書の制作も完了した。海外からの参加者には安心保険の加入支援と24時間対応する外国語相談のコンシェルジュサービスを国内で初めてスタートする。 ソウル市とソウル観光財団(代表取締役 イ・ジエソン)は、こうした内容を柱とする「ソウル型革新MICE支援対策」を発表した。単発性の支援ではないMICE業界のファンダメンタルズを変えることができるより抜本的な支援策を実施することで、新型コロナウイルスの感染拡大による打撃から速やかに回復し、ニューノーマル時代にふさわしいグローバル競争力を高めることが目標だ。 今回の対策は、3つの柱を持っている。①オフライン(On-site)行事中心の支援策をオンライン(Virtual)・ハイブリッド(Hybrid)行事にまで拡大 ②成長段階別の32の展示会を選定・支援 ③「安全」と「防疫」に重点を置くオフライン行事のための行事場所・参加者・主催者の支援強化だ。 第一に、従来のオフラインのMICE行事と同じく、7月からは外国人参加者が50人以上のオンライン行事もソウル市の費用支援をもらえる。オンライン行事はオフライン行事(最大2億ウォン、平均2千万ウォン支援)の80%、オンライン・オフラインで同時開催する行事は従来の支援金の120%まで引き上げられた金額をもらえる。 こうした支援を通じて、「2020大韓皮膚科医者会の国際学術大会(12月)」、「2020国際医療美容コンファレンス(11月)」など30余りの国際会議がオンライン・ハイブリッド方式で開かれる予定だ。 第二に、公募を通じて4つの成長段階別に選定した計32の展示(企画)には、1千万ウォン~1億ウォンの支援金(革新及び危機対応戦略の実行費・広報マーケテイング)とともに、コンサルティング・防疫・人材などを総合支援する。2~4段階の展示の場合、今後3年間の発展計画を総合的に審査して選定する。 1段階(パイロットMICE):バイオ・医療、文化コンテンツ、スマートインフラなどソウル市が力点を置いて進めている未来有望産業分野の新規展示企画案(10件)を発掘、これから実際の展示に発展できるように支援する。 2段階(次世代有望):今年、ソウルで開催される小規模展示会(「コリアペットショー2020(10月)」、「VRエキスポ2020(12月)」など)の中から、今後の発展可能性に重点を置く審査を通じて10の展示会を選定した。 3段階(国際化):ソウルで4回以上開催された展示会で、国際的行事へと成長する可能性がある10の展示会を選定した。代表格として「2020国際病院医療産業博覧会(10月)」、「第15回ソウル国際食品産業展(11月)」などを挙げられる。 4段階(グローバル):30以上の海外参加メーカーを含めて計300以上のメーカーが参加し、海外バイヤーの参加者が1000人以上のグローバル行事1個(「ソウルカフェーショー(11月)」)を選定した。 第三に、これから開催されるオフライン行事も、参加者と行事場所の安全を徹底的に守れるよう行事場所・参加者・主催者の状況に合わせて支援する対策を用意した。 行事場所(ソウル MICE Safe Zone):行事場所に空間の殺菌・防疫ゲート・サーマルカメラ・マスク及び手指消毒液などを支援して、防疫を徹底的に行えるようにする。 主催者:感染病の予防と危機状況の対応に向けた「ソウル開催MICE行事の感染病対応の安全運営案内書」の制作を完了し、各自治区などを通じて行事を主催者に提供する。 案内書には、行事段階別(計画~開催~終了)に確認が必要な事項と関連主体別(主催者・行事場所・運営者・参加者)の対応要領が盛り込まれている。 参加者:ソウルで開かれるMICE行事に参加する外国人には、安心保険の加入費支援と24時間対応のコンシェルジュサービスに構成された「ソウルMICE安心ケア」を始めて支援する。従来の海外参加者に支援される「ソウルMICEウエルカムキット(些細なお土産・ソウルに関する広報物)」に加えて、より安全な滞在ができるように支援するためだ。 ソウル市のジュ・ヨンテ観光体育局長は、「MICE産業が世界的に低迷している中、ソウルの民間企業がグローバルMICE産業の全般で起きている変化を先制的にけん引して、グローバル競争力を備えられるように、ソウル市がMICE支援のシステムを改変した。K-防疫のおかげで防疫模範国として名高いこの頃、『安心して参加できる、最適のMICE都市』としてのソウルのイメージを引き上げる必要がある。世界のMICE市場は、新型コロナウイルスが終息すると回復傾向に転じるだろう。その市場をリードして、世界最高のMICE都市として進んで行きたい」と述べた。

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