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ソウル市総合ニュース

  • ソウルメトロ、B2S工法を自社開発

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          (ソウルメトロ-コン・ソンヨン技術本部長、ドイツのフォスロ社-技術営業首席部長Rick Calusinski)

         ソウルメトロ(ソウル地下鉄1~4号線)は、列車の運行を中断せずにバラスト軌道をコンクリート軌道に変更するB2S工法を自社開発し、その技術をシンガポールの都市鉄道に適用するため、10月30日、ドイツのフォスロ(Vossloh)社と「B2S工法シンガポールプロジェクト」の了解覚書(MOU)を締結した。

         B2S工法は枕木を固定させる軌道用コンクリートパネルを作り、レール締結装置を締結した後にレールを取り外さずに、バラストと枕木だけを取り除くという迅速で簡単に施工できる革新的な技法である。従来のバラスト軌道は、保守作業時に一定の期間列車の運行を中断しなければならないのに比べ、B2S工法は、地下鉄を運行しながら軌道が保守できる。
    またB2S工法は、他の工法で問題となる道床の沈下がなく、軌道線型を確保しやすいため、安全な施工と優秀な品質が保障できるというメリットがある。地下鉄1~4号線の全路線の軌道改良に必要な工事費のうち、約1,000億ウォンが節減できる。

         ソウルメトロが自社開発したB2S工法は、2007年にヨーロッパ連合及びドイツの海外特許を取得した。また、釜山交通公社1号線及び韓国鉄道公社果川(クァチョン)線の軌道構造の改良に使用されるなど、国内外において技術力を高く評価されている。

        ※ ソウルメトロ運行区間のバラスト道床200kmにB2S工法を適用して工事する場合、従来に比べ、工事費を1kmあたり約5億ウォン(従来の工法では1kmあたり24億ウォン、B2S工法では1km当たり19億ウォン)を節減できる。

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