メインコンテンツに移動
  • ソウル市ニュースレター購読 刊行物
  • visiting seoul?
T T

プレスリリース

  • セビッドゥンドゥンソム、新たな名前「セビッソム」として 15日(水)に全面オープン

  • プレスリリース SMG 3,871
    • – ソウル市、カビッソム·チェビッソム·ソルビッソムとイェビッソムから成る「セビッソム」の全施設を10月15日にオープン
    • – 世界最大規模の人工島であり、世界初の水上コンベンション施設として、公演·会議·展示会など多目的に利用可能
    • – 昨年9月、ソウル市と(株)暁星が「セビッソム」運営正常化に合意した後、一部オープンを経て全面オープンに
    • – 延べ面積9,995㎡で3つの人工島から成り、水上コンベンションホールやレストラン、カフェなどを運営
    • – 漢江の歴史写真展、市民写真公募展、社会的企業主催のフリーマーケットなど多彩なオープンイベント
    • – 16時にイェビッソムで行われる開場式には、朴元淳市長や(株)暁星の李相雲副会長、市民など約500人が参加
    • – ソウル市、「観光客1千万人時代の代表的な観光名所としては無論、グローバルなランドマークとして成長できるよう努力する」

    漢江(ハンガン)盤浦(バンポ)大橋の南端に位置する世界最大規模のフローティング·アイルランドであり、世界初の水上コンベンション施設として注目を集めているセビッドゥンドゥンソムが、「セビッソム」という新たな名前で15日(水)全面オープンする。セビッソムを成している3つの人工島(カビッソム、チェビッソム、ソルビッソム)の中で、先にコンベンションホールやレストランなど一部の施設をオープンしたカビッソムとチェビッソムの残りの空間、そしてこれまで市民に公開されていなかったソルビッソムが全面オープンする。

    < 延べ面積9,995㎡、3つの人工島… 水上コンベンションホール、レストラン、カフェなど運営 >

    「3つの輝く島」という意味の「セビッソム」は、延べ面積9,995㎡(約3,000坪)で、▲コンベンション施設やカフェなどがある「カビッソム」▲レストランがある「チェビッソム」▲水上レジャー施設がある「ソルビッソム」の3つの島が、それぞれ橋でつながった形だ。また▲メディアアート・ギャラリー「イェビッソム」が隣に位置している。

    • 3つの島の中で最も大きい「カビッソム(some gavit、赤)」は5,478㎡(3階建て)の広さで、各種のカンファレンス、ファッションショー、メディア発表会、結婚式などが開かれる700席規模の水上コンベンション施設に加え、レストラン、パブ、カフェなども利用できる多目的複合文化施設空間になる予定だ。
    • 「チェビッソム(some chavit, 青)」は、3,419㎡(3階建て)の広さで収容人数は約1,700人。「青春」や「フェスティバル」をテーマに食・芸術・文化を楽しめるよう、漢江を眺めながら公演鑑賞や食事ができるオープン型の多目的空間としてつくられる。さらに、建物の周りはLED床照明や水上庭園が整えられ、美しい景観を演出する。
    • – 「ソルビッソム(some solvit, 緑)」は、1,098㎡(2階建て)の広さで展示場や水上レジャー施設など複合文化空間として利用される予定だ。
    • 隣接施設のメディアアート・ギャラリー「イェビッソム(some yevit)」は、346㎡の広さで大学生などアマチュアアーティストの発表空間や各種の展示場、発表会場、公演場などとして常時利用される。

    < 漢江の歴史写真展、市民写真公募展、 社会的企業主催のフリーマーケットなど開場イベントが盛沢山 >

    これに関してソウル市の漢江事業本部は、15日(水)16時から18時までセビッソム内のイェビッソムで「漢江の新たな文化をセビッソムがつくります」というスローガンを掲げ、「セビッソム開場式」を開催し、市民のための多彩な行事を催す考えを明らかにした。

    開場式には朴元淳(パク・ウォンスン)市長をはじめ、運営会社の(株)暁星(ヒョソン)の李相雲(イ・サンウン)副会長など主な関係者や市民など約500人が参加する予定だ。

    まず、「ソルビッソム」では10月13日(月)から11月16日(日)までの約1ヵ月間、過去から現在に至るまでの漢江の美しさを観ることができる写真展『苦盡甘來、漢江の昨日と今日』と、先月市民が撮影した写真を公募した『セビッソム写真コンテスト』の受賞作展示会が開かれる。

    「チェビッソム」では14あまりの社会的企業が参加する『セビッソムで楽しむ心温まるフリーマーケット』が開催される。

    フリーマーケットでは社会的企業が用意するエコバッグや買い物袋、ファッション工芸品、各種の生活用品、薬草などとともに、アルムダウン・カゲ(美しい店)とグッドウィル・ストア、そして(株)暁星が寄贈した製品が販売される予定だ。

    また、米国プロ野球テキサス・レンジャーズの秋信守(チュ・シンス)のサイン入りバットやリズム体操の仁川アジア大会金メダリスト孫延在(ソン・ヨンジェ)のサインが入ったボール、リボン、こん棒などをはじめ、プロゴルファーの朴仁妃(パク・インビ)、柳簫然(ユ・ソヨン)、李貞妍(イ・ジョンヨン)、白圭貞(ペク・ギュジョン)などのサインボールやパター、帽子なども販売される予定。販売による収益金は全て「グット・ウィル・ストアー」に寄付され、障害者の就労や自立を支援するために使われる。

    5日(水)~16日(木)の2日間、「セビッソム」のレストランを訪れる人を対象にワインやデザートを無料で提供するなど、特別プロモーションも行われる。

    ビュッフェレストラン「chavit cuisine(チェビックイジーン)」では、夕食時にワインが無料で提供される。イタリアンレストラン「Ola!(オラ)」では、昼食時はデザートでティラミスが、夕食時には4人分以上注文するとリコッタチーズサラダが提供される。

    ⃝ 「CNNカフェー」では飲み物を2杯以上注文するとアメリカンコーヒー1杯、またはクッキーが無料で提供される「2+1イベント」が、「Vista Pub(ヴィスタパブ)」ではハイネケンビール1杯を注文するともう1杯もらえる「1+1イベント」が行われる。

    < 昨年9月ソウル市と(株)暁星が「セビッソム」の運営正常化に合意した後、一部オープンを経て全面オープンへ>

    一方で、2007年に市民のアイデアから始まった「セビッソム」は、2009年9月に着工し約2年間の工事の末、2011年9月に竣工されたものの、運営会社の選定や運営上の問題で一旦出入禁止になっていた。しかし2013年9月、ソウル市と「セビッソム」の筆頭出資者である(株)暁星が運営正常化に合意したことで全面オープンすることになった。

    「セビッソム」は、市民の意見を収集するためのサイト「千万想像オアシス」に市民が投稿した「フローティング・アイランド」のアイデアがきっかけとなった。総事業費1,390億ウォンは全額民間投資によるもので、(株)暁星の系列会社 (株)フローソムが20年間運営した後、ソウル市に寄付採納する予定だ。

    ソウル市と(株)暁星による「セビッソム」の運営正常化に向けた協約には▲30年間の無料使用期間を20年間に短縮し、10年間は有料使用すること▲事後的寄付採納を認めること▲運営遅滞補償金の92億ウォンをセビッソムの公共性確保のために全額投資することなど、これまでソウル市の監査過程で指摘された問題点を改善する内容が盛り込まれている。

    これまでソウル市は全面オープンに先立ち、市民が展望スペースを利用できるよう2011年5月にロビー、屋上、各島の架橋とデッキを先にオープンした。そして運営正常化に合意した後である5月にはカビッソムの一部施設を、7月にはチェビッソムの一部施設を段階的にオープンした。

    5~6月にカビッソムの1階にはCNNカフェとイタリアンレストラン「Ola!」が、2階にはFICコンベンションが、3階にはビスタパブなどが相次いでオープンし、7月にはチェビッソム2階の水上ビュッフェレストランが開店した。

    < セビッソムの沿革 >

    2007年 2008年 2009年 2011年 2014年
    計画策定 3月:デザイン確定 3月:事業着手
    9月:工事開始
    5月:外部の展望スペースの
    一部オープン
    9月:竣工
    5月:カビッソムのオープン
    7月:チェビッソムのオープン
    10月15日:全面オープン

    ⃞ 世界初の水に浮かぶ人工島は、1951年ドイツのハノーファーで浮遊体を利用し水上に庭園を設置した「フローティング・ガーデン(Floating Garden)」だ。ドイツのロストック市、オーストリアのムーアインゼルの人工島など似たような事例はあるものの、公演や会議など、多目的空間として利用できる施設としては「セビッソム」が世界初であると同時に、世界最大級である。

    セビッソムに関するより詳しい内容は、セビッソム・ホームページ(www.somesevit.co.kr)や電話(☎707-8849)で確認することができる。

    ⃞ ソウル市ハン・クキョン漢江事業本部長は、「昨年9月(株)暁星とセビッソムの運営正常化に合意した後、公演・展示・コンベンション施設を兼ね備えた複合水上文化空間として生まれ変わる準備を整えた」とし、「ソウル観光客1千万人時代を率いる代表的な観光名所としてのみならず、グローバルなランドマークになれるよう、市民や観光客など多くの人々の関心や訪問を期待している」と話した。

ソウルでの日常 ソウルで ウェブトゥーンと一緒に