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  • サンアム(上岩)、世界で初めて5Gと融合した「自律協力走行テストベッド」に

  • ソウル市総合ニュース SMG 2,318

    ソウルのサンアム(上岩)DMCが運転者なしに自動車単独で走行する「自律協力走行」技術のテストベッドとなる。
    5Gなど、現在活用されているすべての種類の車両通信ネットワークについて実証することができる世界初のテストベッドとして、早ければ2019年の下半期からサンアムDMCの主要拠点を循環する「無人自律走行バス」をテスト運営する計画だ。

    サンアムDMCは、トンネルやロータリー交差点などのさまざまな道路形態を備えているため、テストベッドとして最適である。また、自律走行関連業界を対象としたアンケート調査においても、最も選好される地域という結果が出た。ソウル市は走行環境、自律走行への適合性と容易性などをベースに、専門家や協力業者などの関係者の意見を総合的に検討して選定した。

    <道路に感知センサーや超高速通信ネットワークを設置して、車両-道路と車両-車両間の交通情報をリアルタイムで交換>
    「高度自律協力走行テスト地区」は、道路インフラに感知センサーと超高速通信ネットワークを綿密に設置し、車両-インフラと車両-車両間のさまざまな交通情報をリアルタイムで送受信しあえる道路環境に造成される。
    右折時の死角にいる歩行者、バック及び急停止車両などの突発的な危険が発生した際に、車両と道路に設置されたセンサーがこれを感知し、超高速通信ネットワークを通じて情報をリアルタイムで周辺の車両に提供する。
    まるでスマートフォンのように無線ネットワークを通じていつでもどこでも周囲と双方向につながる「コネクティドカー(Connected Car)」のV2X(Vehicle to Everything)技術を加えることで、車両センサーでのみ周辺の環境を認識していたこれまでの自律走行の限界を克服し、安全な都心走行環境を具現するものと期待される。

    <5Gなど、現在活用されているすべての車両通信ネットワークを実証可能な世界初のテストベッド>
    とくに、自律協力走行は正確な交通情報をリアルタイムで送受信するため、高速かつ安全な通信ネットワークは必須である。ソウル市はサンアムDMCで現在活用されている全種類の車両通信ネットワークを実証できるよう、5Gはもちろん車両とさまざまなモノをつなぐ移動通信ネットワーク「C-V2X」、無線LAN方式の通信ネットワーク「Wave」など融合車両通信ネットワークインフラを構築する。

    <2019年下半期、サンアムDMCの主要拠点を循環する「無人自律走行バス」テスト運営によって常用化を実証>
    ソウル市は、このような自律協力走行インフラをもとに、早ければ2019年末から運転者のいない「無人自律走行バス」をテスト運営する。デジタルメディアシティ駅(6号線)を起点にサンアムDMC内の主な拠点を1日2~3回循環するバスで、無料で運行される予定だ。
    また、テスト運行を通じて無人自律走行バスを実証し、実証に成功したら、将来的に公共交通機関が行き届かない地域において「スマートフォンで呼ぶバス」などの形で常用化する方案を具体化する予定だ。

    サンアム(上岩)、世界で初めて5Gと融合した「自律協力走行テストベッド」に

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