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[2015] 市長挨拶

  • 「オズの魔法使い」のように 子どもたちの夢を支えます。

  • [2015] 市長挨拶 SMG 885

    第93回子どもの日記念行事

    日付 2015年5月5日| 場所 ソウル市庁多目的ホール

    皆さん、こんにちは。暖かい心の持ち主であるブリキの木こり、パク・ウォンスンと申します。皆さんとともに童話の中に出てくるおとぎの国「オズ」に行きたいという気持ちで、ブリキの木こりの仮面をつけてみましたが、いかがでしょうか。私にかなり似合ってますよね。「オズの魔法使い」でドロシーを愛するブリキのように、私も皆さんを心から愛しています。皆さん、私の愛を受け取ってくれますよね。

    愛する皆さん、そして尊敬する保護者の皆様、お会いできて嬉しいです。今日は第93回目の子どもの日です。心からお慶び申し上げますとともに、今日一日が、一際楽しく幸せな子どもの世界となりますようお祈り申し上げます。

    先ほど、ソウル特別市子ども賞と青少年賞を受賞した皆さん、心からお祝い申し上げます。立派な子どもに育てられた保護者の皆様にもお慶び申し上げるとともに、御礼申し上げます。また、皆さんが「夢のツリー」に書き込んだ夢について話し合いましたが、私は皆さんのこのような様々な夢が叶う日が来ることを願っております。なので私の夢は、皆さんの夢を実現させることです。皆さんが夢を実現できるように、私が傍で応援し、力になっていきたいと思います。

    今日のこの場には、厳しい環境の中でもあきらめずに夢に向かって努力する人、不自由な体にもかかわらず希望を持って前向きに生きる人、自分のことより周りを気遣い常に他人に奉仕する人、自分の得意なことを磨き将来の科学者を夢見る人など、非常に素晴らしく、心暖かく、夢のために頑張っているお子様たちが集まりました。

    私も皆さんのような年頃から「夢」がありましたが、夢は変わっていくものです。子どもの頃には「詩人」になるのが夢でした。詩人の目で世の中をもう少し明るく、美しく描いてみたいという夢がありました。大人になるにつれて、我々の社会で弱い立場にある方々を守る「人権派弁護士」になりたいと思い、実際長い間、人権派弁護士として活動しました。また、それ以降は我々が住むこの社会をもう少し美しく幸せなものにしたいという夢を抱き、市民運動に参加しました。「市民運動家」として活動しながら、我々社会に幸せな変化をもたらすために頑張りました。そして今、このように「ソウル市長」となり、皆さんをはじめ、一千万人の市民の夢と幸せのために頑張っております。今日、この場に立ってみますと、ソウル市長になって本当に良かったと思います。この場にいなければ、皆さんの澄んだ目や、皆さんの澄んだ目から伝わる輝かしい希望の夢を見ることはできなかったでしょう。

    皆さんも私がソウル市長になって良かったと思いますよね。皆さん、今心に抱いている夢に向かって突き進んでください。現実が厳しく辛いものであっても、夢をあきらめないでください。そしてともに夢に向かって頑張ってください。お母さんやお父さん、友達とともに夢に向かって頑張ってください。夢と夢が集まれば、いつかは必ず皆さんが望む夢を実現できると思います。

    ソウル市も皆さんの夢を実現させるために頑張っています。特に皆さんが健康で幸せに成長できるよう、より良い環境づくりに取り組んでいます。

    そこで週に5日間は学校で勉強し、休みの週末を活用して、単純に「遊ぶ土曜日」ではなく「驚く土曜日」にしようと、ソウルの様々なところで設けられた色んな空間で友達と遊び体験できる、多彩な文化プログラムを行っています。

    また、ソウル市は皆さんの遊び場をより安全で、冒険心を育み、創造性あふれる場に変えるために努力しています。「蜘蛛の糸を操るスパイダーマンのような動きができる遊び場」や「迷路でかくれんぼができる遊び場」、「空を飛ぶ気分を味わえる遊び場」など、皆さんが本当に楽しめる空間をつくっていきます。また、「訪問遊び場」を企画して直接遊び場を皆さんのところに持って出向く予定です。この遊び場は、最初から最後まで皆さんの意見を取り入れ、皆さんの要望に沿った遊び場を皆さんとともにつくったという意味で大きな意義を持ちます。皆さん、いかがですか? 楽しみですよね?

    ソウル市は今後も「オズの魔法使い」のように、皆さんの夢を支えていきます。カカシには「脳」を、ブリキの木こりには「心」を、ライオンには「勇気」を与えたオズの魔法使いのように、ソウル市は皆さんの夢を全力でサポートしてまいります。「家に子どもがいないのは、地球に太陽がないのと同じだ」というイギリスの諺がありますが、私もまさに皆さんが地球にとっての「太陽」の存在だと思います。皆さんこそ、この世にいなければならない、最も輝く生命体、最も尊い存在です。皆さん、今日一日、自由に遊び、多いに楽しんでいってください。5月5日だけではなく、365日が子どもの日となるよう、ソウル市も最善を尽くしてまいります。子ども達が安全で幸せに暮らせるソウルをともにつくっていきましょう。皆さん、愛しています。ありがとうございました。

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