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希望日記

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  • 雇用大長征‐雇用こそ、最高の成長、最高の投資です

  • SMG 1176
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    ソウル市民の皆さん、お元気ですか。こう挨拶されると戸惑う方もいっらしゃるでしょう。市民の多くが元気だといえる状況ではないからです。だから、こう挨拶します。市民の皆さん、大変でしょう?

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    1.皆さんの雇用は大丈夫ですか。

    就職できずに悲観的になって自ら命を絶つ20代の若者もいます。

    ハンガン(漢江)の奇跡を起こした100万人を超えるベビーブーム世代は、現役引退後、再就職どころか行き場所すらなく、山や公園を徘徊しています。また、結婚して出産・育児のために退職した女性の再就職はいまだに夢のまた夢です。リストラによって一瞬にして職を失った一家の大黒柱は、今日も家に帰れず通りや路地をうろうろしています。

    経済成長は雇用創出につながっていません。成長の果実が全体に行きわたらず、雇用創出につながっていないのです。「雇用なき成長」「労働なき成長」の時代は、社会の格差を悪化させています。貧困と不平等は社会的犯罪につながっています。私たちの周りには、雇用で、貧困で、不平等で、将来が不安で、将来に希望を持てない生活で苦痛を受けている人があまりにも多すぎます。

    私たちはとても残酷な時代を生きています。職なき生活は大きな苦痛です。雇用なき福祉は偽物です。雇用なき経済は見かけ倒しに過ぎません。雇用は食べていくための出発点です。個人と家族が生存いくための源です。幸福の最後の砦です。経済的・社会的分配と貧困から抜け出し、不平等を解消する最たる手段です。

    生存のために働く権利は、人間の最も基本的な権利です。

    従って、職なき生活や不安定な雇用が与えるリスクから包括的に保護し、守ってあげることこそ、国の最も基本的な義務であり、社会が存在する理由です。

    ソウル市民の皆さん。

    本日、私たちは市民とともに「雇用大長征」を開始します。時代的使命と市民の切実な願いに「雇用大長征」で応えようと思います。この時代最大の課題は、何と言っても雇用です。雇用こそ最高の成長であり、最高の投資であり、最高の福祉であり、最高の幸福のカギです。

    もちろん、ソウル市の政策手段には限界があります。

    雇用問題の解決に必要なソウル市の権限と財政は非常に制限されており、この問題は私たちにとって手に余る難問です。それでも、私たちは本日から「雇用大長征」を開始します。雇用をつくる道を、ソウル市が先頭に立って歩き始めます。一つでも多くの働き口を見つけ、一人でも多くの人に職場を提供するために全力で取り組んでまいります。

    ソウル市は、この深刻かつ危機的な状況に、疲弊した民生に、将来に不安を抱く市民にこれ以上背を向けることはできません。

    職なき生活、貧困と不平等に戦いを挑む覚悟です。ソウル市政の最優先課題に雇用創出を掲げ、その旗を高く掲げようと思います。本日よりソウル市のすべての市政は、一に雇用、二に雇用、三に雇用です。

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    2.雇用の現場で雇用創出の先頭に立ってまいります。

    ソウル市民の皆さん。

    これまでのソウル市の雇用政策は、財政支援を通じた公共労働就職斡旋や職業訓練といった直接公共雇用支援事業が中心だったのは事実です。従って、毎年約20万の雇用が創出されてきたにもかかわらず、市民がそれを体感できなかったのです。

    ソウル市は今後、「雇用大長征」を通じ、経済や産業、観光、文化、都市再生、民間投資、社会的経済など、質の良い雇用創出の基盤を構築し、雇用創出を市政全体に広げてまいります。また、民間企業の雇用創出をめぐる構造的問題の解決にも市の力量を集中させる計画です。

    ソウル型有望産業であるR&Dやバイオ、医療、MICE、観光及び都市型特化産業の育成、SOC投資、産業団地中心の都市再生といった分野はもとより、民間投資など市政の全分野を網羅し、雇用創出戦略を策定してまいります。若者や女性、高齢者、低所得階層など各対象・各領域の特性に合わせた雇用創出経路を把握し、どうすればより多くの質の良い雇用を創出できるのか。現場の声に耳を傾け、実行可能な政策にしてまいります。

    何よりも就職難で困難を抱えている若者のために、ミスマッチの解消や個別の就職支援など雇用基盤の充実に向けた総合対策を策定し、集中的に支援していく計画です。

    また、雇用政策事業の進捗状況と成果を公開し、継続的に意見を聞いてまいります。

    さらに、ソウル市だけでは解決できない、雇用創出の支障となっている法的・制度的規制があれば、中央政府や国会などに積極的に見直しを要請してまいります。

    市民の皆さん。

    雇用問題はソウル市だけの力では決して解決できません。今すぐ財政を投入したとしても雇用が増えるわけではありません。雇用創出は、産業や金融、租税といった経済政策による総合的な支援と規制緩和といった政策的取り組みによって企業投資が活性化してこそ実現します。

    そのためには、何よりも雇用創出に向けた民間企業との連携が欠かせません。そこでソウル市は、雇用創出に向けた官民ガバナンスを構築し、産業界や経済界など各界の代表や専門家らが参加する「官民合同会議」の運営を通じ、最も効果的な雇用創出対策を策定していく計画です。

    市民の皆さん。

    ソウル市の限界は火を見るよりも明らかです。中央政府ほどの力はありません。企業が今すぐ採用できる雇用にも限りがあります。それでもソウル市は敢えて挑みます。この選択がどんな結果をもたらすか、現時点では誰も予測することはできません。もしかしたら、何の成果も得られないかもしれません。それでもソウル市は大長征を始めます。

    「啐啄同時」という言葉があります。

    鶏の雛が卵の殻を破って生まれ出ようとするとき、雛は中から殻をつつき、親鶏が外から殻をついばみ、互いに協力し合ってこそ殻を破って外に出ることができるという言葉です。雇用も同じだと思います。殻を破って外に出ようという内部の力と、外から破ってあげる外部の環境が合致してこそ、クリエイティブなベストの結果、最高の結果が生まれるのです。

    本日より私は「雇用大長征」の先頭に立ちます。雇用創出の現場の最前線に立ちます。雇用創出のためなら、どこへでも飛んでいき、できることは何でもしてまいります。現場で市民と企業の声に耳を傾けます。

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    3.働くことができ、夢を抱くことのできる幸せな雇用、一緒につくっていきましょう。

    市民の皆さん。

    ここに、働きたい人たちがいます。

    ここに、働き汗を流して幸せを見つけたい人たちがいます。

    ここに、就職して貧困から抜け出したい人たちがいます。

    ここに、就職してしっかりした「ネ・イル(私の仕事)」で「ネイル(明日)」に希望を抱きたい人たちがいます。

    ソウル市はそんな方々を応援します。

    ソウル市は、一緒になってそんな方々の明日を築いてまいります。

    ソウル市は、辛く、寂しく、険しい道を歩んでいらっしゃる方々とともに歩んでまいります。

    働きたいのに働けない人のいない「雇用特別市ソウル」を目指します。働きたい人はみな働ける「雇用特別市ソウル」を目指します。雇用によって貧困と不平等を解消し、夢と明るい将来を抱ける人生を生き、人生の真の主人公になれる「みんな幸せな人生特別市ソウル」を目指します。

    その道、その夢、その希望を現場で見つけます。

    辛く険しい道かもしれません。しかし、みんなで協力し合えば、できないことはありません。

    みんなでつくりましょう。みんなで分かち合いましょう。

    みんなで歩けば道ができ、みんなで抱く夢は現実になります。

    皆さん、ともに頑張りましょう。

    ありがとうございました。