資料基準日:2017年1月2日

宮中のおやつ「宮中トッポッキ」

宮中トッポッキは、その昔、王子・姫のおやつや王様の食膳に出された料理で、牛肉とお餅と野菜を炒めた栄養たっぷりの料理です。普通のトッポッキとは違い、赤唐辛子を使わないことから、「醤油トッポッキ」とも呼ばれています。

宮中トッポッキ

  • チャプチェに似た味で、春雨の代わりにお餅が入ったものです。ボリュームがあるのでお食事にもできますが、子どもたちのおやつに最適です。
  • お餅とお好みの野菜だけで簡単に作れる料理です。ぜひ家でも作ってみてください。

色とりどりの贅沢な韓国伝統料理「クジョルパン(九節板)」

クジョルパンは、器や料理の美しさから、食卓を贅沢で豪華なものへと変貌させます。八角形でできた木の器の真ん中に小さな八角のお皿があり、その周りを8つのお皿が取り囲みます。

クジョルパン

  • ミルジョンビョン(小麦粉の薄いクレープのようなもの)は、スプーン一杯ほどの量をフライパンに薄く引き焼き上げます。小麦粉の生地が水っぽいほどうまく焼き上がります。
  • 九節板の中央のお皿にミルジョンビョンを置き、準備した8種類の食材を同じ色が向き合うように盛り合わせます。
  • 九節板を食べる時は、一枚ずつお皿にとって食べるようにします。
  • 8種類のおかずから食べたいものを選び、ミルジョンビョンで包んで食べます。

雨の日には何と言っても「海鮮チヂミ」

ジメジメした暑さの梅雨。海鮮チヂミは梅雨定番の人気メニューとして親しまれています。卵と小麦粉で作ったパンケーキのような韓国料理。いろんな具材を入れて食べれるので、ピザに似ているともいえますね。

海鮮チヂミ

  • カガミガイやイカ、海老を細かく切って湯がいた後、ボールに各種海産物を入れ小麦粉をよく揉みこみます。
  • フライパンに生地を薄く引き、その上にネギや海産物をのせ、お好みで卵や唐辛子をのせ焼き上げます。

来客へのおもてなし料理「チャンチクッス(韓国風素麺)」

チャンチクッスという名前は「チャンチ(お祝い)の時に食べる料理」という意味から由来したもので、韓国では昔から、結婚式や誕生会、還暦のお祝いなどで、素麺のように長生きしてほしいという願いを込めて、お客様をもてなしてきました。

チャンチクッス

  • 食べる直前に素麺を茹で、冷水でしっかり洗った後水気を切ると、柔らかく歯ごたえのある麺になります。ズッキーニの代わりにキュウリやキムチをのせることもあります。炒めた牛肉のミンチと一緒に食べるのもいいでしょう。
  • 素麺を器に入れ、にぼしスープを注いだ後、ズッキーニなどの具材をのせ、醤油、ニンニク、ネギ、唐辛子の粉、ごま油などで作った特製ダレで味付けして食べます。

庶民に愛される中華料理「チャジャンミョン(ジャージャー麺)」

チャジャンミョンは、野菜や豚肉をチュンジャンというソースと一緒にフライパンで炒めた特製ソースを麺の上にのせて食べる料理です。 韓国では家で気軽に出前をとって食べることができるため、たくさんの人から親しまれています。

チャジャンミョン

  • チャジャンミョンといっても、カンチャジャン、三鮮チャジャン、四川チャジャン、チェンバンチャジャンなどバリエーションが豊富です。
  • たくわんと玉ねぎを一緒に食べるのが一般的
  • 1960年代に入り、チャジャンミョンの大衆化に伴い庶民のための料理として定着するようになりました。
  • 中国にもチャジャンミョンという料理はありますが、韓国のものとは見た目や味が異なります。

辛いスープがやみつきになる「チャンポン」

チャンポンは、チャジャンメンと一緒に韓国人の間で人気のある料理です。チャンポンはシーフード炒めや肉炒め、各種野菜、肉汁などで作られるスパイシーな麺料理です。

チャンポン

  • チャンポンは旬の野菜を多く使います。
  • 麺は小麦粉を練った太めの麺を使用、スープの具材は、豚肉、ナマコ、サザエ、イカ、海老などの魚介類や玉ねぎ、にんじん、白菜、キクラゲなどが使われます。
  • 最近の韓国風チャンポンは、赤色を帯びていますが、1970年代までのチャンポンは、白く濁った色をしていました。

甘辛ソースがたまらない人気中華料理「タンスユク(酢豚)」

タンスユクとは、豚肉を食べやすい大きさに切り、コショウやショウガで下味を整えた後、片栗粉や卵の白身を着せ、お酢、醤油、砂糖、片栗粉、水などで作ったソースで炒める料理です。ソースにはお好みでパイナップルやピーマンを入れます。

タンスユク

  • タンスユクがポピュラーな料理になったのは、阿片戦争以降で、外国人が韓国国内に入ってきたもののお箸が使えず、フォークで食べやすい料理が作られるようになりました。その時に、豚肉を食べやすい大きさの四角形に切ったタンスユクが開発されたといわれています。

甘辛味の鶏肉料理「カンプンギ(甘辛から揚げ)」

味付けをした鶏肉に小麦粉や片栗粉をよく揉みこみ、油で揚げた後、唐辛子、砂糖、醤油などで作ったソースで炒めた料理です。 中華料理の酢豚に似た料理で、韓国の大衆料理として親しまれています。甘辛い味なので大人も子供も楽しめます。

カンプンギ

  • 食材や調理法の現地化を通じて作られた料理であるため、韓国でしか食べられない独自の中華料理です。
  • 油を使った料理ですが、強火で短時間炒めることで、食材の持つ栄養素の破壊をできるだけ防ぎます。