資料基準日:2017年1月2日

屋台料理の代表格「トッポッキ(餅の辛味煮込み)」

トッポッキは、韓国で最も人気のある屋台料理です。辛いトッポッキ(韓国餅を程よい大きさに切り、牛肉や各種野菜と一緒に辛味で炒めた料理)や焼き餃子(フライパンで焼いた餃子)をほかほかのおでんと一緒に食べるのが、屋台の定番メニューとして人気を集めています。女子高生にも人気。

トッポッキ

  • 韓国では非常に大衆的な料理として広く知られていますが、最近では、韓食の世界化により、各国の代表的な料理に肩を並べる、旨みのある栄養たっぷりの料理として、高く評価されるようになりました。今では高級料理として認められる場合も少なくありません。

アメリカのソーセージに似た「スンデ(豚の腸詰)」

トッポッキとの相性抜群のスンデは、屋台料理の代表格として親しまれています。豚の腸に春雨などの食材を入れ、豚の血液で味や色を出し、じっくり蒸した料理です。

スンデ

  • 豚の肝臓や肺などと一緒に売られています。
  • 具材によって、イカスンデ、もち米スンデなどがあり、地域の特産品ではピョンチョンスンデ、アバイスンデなどが有名です。

冬場の人気メニュー「おでん」

魚の身をすり潰し、塩、砂糖、でん粉、みりんなどを入れたものを練り合わせ様々な形で蒸したり、焼いたり、揚げる料理です。冬場の屋台料理として昔から人気のある料理で、大根やイワシでダシを取った汁におでんを入れてアツアツに煮込んだものを醤油に漬けて食べるのが一般的です。

おでん

  • 消化しやすく、たんぱく質が豊富に含まれた食品です。
  • 腐りやすいので必ず冷蔵保管するようにしましょう。

庶民の思い出の味「おこげ」

その昔、まだ、お菓子やパンなどのおやつがあまり普及していなかった時代、おやつとして親しまれていたのが「カマチ」または「ノルンバプ」と呼ばれるおこげでした。昔ながらのお釜は、ご飯を炊くと、お米が水を吸収し、お釜の底には水がほとんど残っておらず、必ずと言っていいほどお釜の底にはご飯が引っ付いていました。

おこげ

  • 底に引っ付いたご飯にお湯を注いだものを「ヌルンジご飯」といい、そのお汁を「スンニュン」といいます。
  • ヌルンジは、最近でも韓国のポピュラーな料理として親しまれており、市販のヌルンジを買って食べたり、家でヌルンジを作って食べたりと、その人気は未だ衰えません。
  • ヌルンジの味と香りを添加した様々なお菓子や飴なども開発されています。

健康を考えた国民的おやつ「ポンティギ(米菓子)」

ポンティギはアメリカのポップコーンに似た傘模様の揚げ料理です。カロリーが低く、女性に人気のおやつです。主な種類として、お米、とうもろこし、餅などのポンティギがあります。

ポンティギ

  • 1960~1970年代、市場などに小型のポンティギ機を持ち込み、ポンティギを売る商人が登場しました。
  • 容器の蓋を開けると、ポンという大きな音が鳴ることからポンティギと呼ばれています。

糸のような甘い味の「クルタレヨッ(蜂蜜飴)」

お菓子の一つで、穀類や芋類などのでん粉を含んだ穀物を麦芽で発酵させて作った粘っこい食品です。仁寺洞の名物であるクルタレは、アーモンド、ピーナッツ、クルミと蜂蜜を混ぜ合わせた韓国の伝統的な飴です。

クルタレヨッ

  • このクルタレは、手作業で作られた糸のように細長い16,384本以上の糸からなります。
  • その中に、アーモンドやピーナッツのような堅果類を入れ、糸を巻くことからヨンスヨムとも呼ばれています。

冬場の人気メニュー、フーフー冷やして食べる「ホットク」

ホットクは黒砂糖、シナモン、ゴマ、ピーナッツを小麦粉の生地で包み焼き上げた韓国のおやつです。

ホットク

  • 小麦粉ともち米、黒ゴマとイーストで作ったホットクの生地で砂糖の入った餡を包み、鉄板の上で揚げるように焼き上げます。
  • 黄色い焦げ目が付くまで、ヌルゲ(ホットク用のターナー)で平たく押さえつけ、一度裏返しにした後、表面に茶色い線ができるまでじっくり焼きます。

思い出のお菓子「タルゴナ(カルメ焼き)」

タルゴナは1970年代から1980年代にかけて、子どもたちに親しまれたお菓子の一種です。砂糖を溶かしてベーキングソーダで作ったタルゴナは、今でも仁寺洞(インサドン)や新村(シンチョン)の現代デパート近辺で見ることができます。

タルゴナ

  • おたまに砂糖を入れ、火で溶かし、液体になったところにソーダを少量入れ、膨らませます。
  • 鉄板に注いだ後、丸いヘラで抑えながら平たくします。
  • 平たくなった砂糖が固まる前にお好みの型に入れます。

韓国の伝統的なお酒「マッコリ」

マッコリは、無形文化財に指定された韓国の伝統的なお酒です。親から子、孫へと受け継がれてきたマッコリ。韓国の伝統的なお酒といえばやっぱりマッコリですね。

マッコリ

  • 韓国で歴史の最も古いお酒で、とぎ水のように白くにごっており、6~7℃とアルコール成分は少ないのが特徴です。
  • マッコリの醸造は、もち米、粳米、麦、小麦粉の加熱から始まり、沈殿物を乾燥させた後、麹と水を加え、一定の温度で発酵させます。
  • 甘味、酸味、炭酸などの味がうまく絡み合い、旨みを引き出します。昔から、汗をかきながら一生懸命働いた後の喉の渇きを潤してくれる農酒として親しまれてきました。

伝統的な冬の飲み物、乾いた喉を潤す「シッケ(甘酒)」

シッケは、麦芽粉から抽出した水にご飯を入れて発酵させたもので、甘味としょうがのさっぱりした味が特徴の韓国の伝統的な飲み物です。

シッケ

  • 抗癌物質を分解する薬用効果の高い成分が豊富に含まれています。体の中で食べ物を発酵、分解してくれるので消化に良く、食べ過ぎた後に飲むと一石二鳥です。
  • シッケは、市販で売られている繊維飲料よりも豊富な食物繊維を含んでいます。
  • また、体が冷えている時は温かく、熱い時は冷やすなど、体の体温を調節してくれる効果があります。

韓国の伝統茶「スジョンガ(水正果)」

スジョンガは、別名「スジョングァ」とも呼ばれており、しょうがを煮詰めた水に砂糖を入れ、冷たくした後、干し柿や松の実などを浮かべたもので、干し柿の甘味とシナモンやしょうがの刺激が特徴の独特な香りを持つ韓国の伝統茶です。

スジョンガ(水正果)

  • 水に漬けたお菓子という意味からとって付けられた名前で、お正月に飲む伝統茶としてシッケと共に昔から親しまれてきました。
  • 製造法が簡単で、誰でも気軽に作ることができます。
  • しょうがとシナモンを同じ鍋で煮込んでしまうと、お互いの味が消され、味が薄くなってしまうため、別々に煮込んだものを合わせるようにしましょう。