中核政策ニュース

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  • 朴元淳法施行から6カ月…市民81%「清廉度向上に効果あり」

    SMG 1266
  • - ソウル市、「公職社会革新対策」関連世論調査の結果を踏まえ、成果と限界と課題を提示

    - 市民73%「市民の信頼度向上にプラスの影響」、市職員82%「清廉度向上に効果あり」

    - 公務員の犯罪件数7分の1に減少、市民による公職者不正行為ホットライン通報は10倍に

    - 中国天津市、吉林省、山東省の機関がベンチマーキングのためにソウル市を訪問

    - 法的拘束力が弱く、実行に限界..市は制度見直しと職員の参加誘導に重点

    「朴元淳法」施行から6カ月…市民81%「清廉度向上に効果あり」

    職務関連の収賄の事実にかかわらず、1千ウォンでも受け取ったら処罰することなどを柱とするソウル市の公職社会革新対策、いわゆる「朴元淳法」が施行から6カ月になりました。 ソウル市は、2014年8月に「ソウル市公職社会革新対策」(いわゆる朴元淳法)を発表、10月に「公務員行動綱領」と「懲戒規則」を見直し、2015年3月に「細部実行計画」を取りまとめ、いわゆる「朴元淳法」の施行を本格的に開始しました。

    革新対策

    • ① 公益・私益利害衝突防止制度の新設
    • ② 不正請託撲滅システムの構築
    • ③ 公務員金品授受ワンストライク・アウト制の強化
    • ④ 平常時の安全管理及び官僚の責任強化
    • ⑤ 退職者の不正な再就職など、いわゆる‘官フィア’撲滅対策

    73%「市民の信頼度向上にプラスの影響」、81%「公職社会清廉度向上に効果あり」

    ソウル市が市民1千人を対象に電話アンケート調査を実施(3月22~23日)した結果、73.1%が「市民の信頼度向上にプラスの影響を与える」と答え、81.7%は「公職社会の清廉度向上に効果がある」と答えました。

    * 認識度アンケート調査実施(3月22~23日、市民1千人対象)

    公務員の犯罪件数が7分の1に減少、市民による汚職ホットライン通報は10倍に

    この6カ月間でソウル市の公務員行動綱領に違反した件数は7分の1(35件→5件)に急減し、腐敗撲滅に対する強い意志が犯罪率低下に実質的に貢献しました。

    ソウル市の公務員1,933人を対象に今月実施したアンケート調査でも、82.3%が清廉度向上の効果が見込まれると答え、81.3%が朴元淳法の施行によってソウル市の公職社会の緊張度が以前にも増して高まったと答えました。

    汚職に対する市民の関心と監視の目が強くなりました。ソウル市が朴元淳法施行対策の一つとして、市民が通報しやすいように「元淳氏ホットライン」を開設(’14年9月30日)して以来、汚職通報件数が10倍(38件→384件)になったことがそれを立証しています。

    ※ 「元淳氏ホットライン」通報件数の現況 (’15年3月16日現在)
    通報メニュー 甲の不当行為 汚職通報 不正請託登録 公益侵害通報 退職した公務員の不正な便宜提供通報
    ‘14.10~’15.3 384 153 131 3 96 1
    ‘14. 4~’14.9 38 0 16 0 22 0
    ‘13.10~’14.3 72 0 56 0 16 0

    朴元淳法に関する政府及び他市道、海外のベンチマーキングが相次いでいます。中国政府が腐敗撲滅を強く推進するなか、天津市規律監察委員会(’14年9月23日)、浙江省監察団(’14年10月16日)、山東省会計監査庁(’15年3月13日)が、ソウル市の腐敗撲滅革新対策をベンチマーキングしようとソウル市を訪れました。

    ソウル市は、「朴元淳法」の施行から6カ月を迎え、これまでの成果と今後の課題を提示するとともに、市民の期待に応えるべく公職社会のあり方を率先して示し、朴元淳法の定着に向けて全力で取り組んでいくと3月31日に発表しました。

    ソウル市は今後、朴元淳法のさらなる成果創出を目指す一方、引き続き政府に呼びかけて制度見直しを実現するとともに、職員の自主的かつ積極的な関心と参加を引き出し、朴元淳法の限界克服と定着に重点を置いて取り組んでいく計画です。