希望日記

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  •  ソウル市最高のビュー、 みんなで満喫しましょう。
    [朴元淳の希望日記136]

    SMG 661
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     私が市長に就任した当時、市長室は西小門(ソソムン)庁舎にありました。忙しい毎日でしたが、窓からは徳寿宮(トッスグン) や英国大使館、聖公会、そして遠くに仁王山(イノァンサン)までが一望でき、とても眺めのいい部屋だったことを思い出します。頭を悩ませる問題があっても、その景色を見ると心が洗われるような気がしたものです。

         市長室が新庁舎に移され、私はその美しい景色を見ることができなくなりました。あの景色を一緒に移すことができなかったことが本当に残念でした。そこで、市民の皆さんにもあの景色を楽しんでいただきたいと思ったのです。西小門庁舎の13階に、小さな展望室を設け、市民の皆さんに開放することにしました。

         徳寿宮の春、夏、秋、冬。かつて西小門庁舎の穴場と言われていた庁舎1棟の13階に、約30坪の広さの展望室が明日4月13日(土)オープンします。 ここからは四季折々に変化する徳寿宮と貞洞(チョンドン)一帯の美しい風景が一望できます。ソウル市は、ここを憩いの場として利用できるよう椅子やテーブルを置き、窓を展望に適した窓に交換しました。

         これまでも、西小門庁舎の建物のうち、厚生棟の講堂や売店、トゥラク(カフェ)などは市民に開放されていました。しかし、業務エリアである1棟庁舎内を開放するのは今回が初めてです。展望台を訪ねるには、ロビーから13階までノンストップの専用エレベーターを利用すると便利です。展望台の利用可能時間は、週末及び祝日の午前9時から午後6時までです。

         さらに利用客の便宜のため、コンシェルジュ(接客係)を2人配置する予定です。また、ソウル歴史博物館の協力を得て、貞洞の変化を楽しめるようにしました。これは、1900年代の国際交流及び外交の中心地であり、かつ、新聞の発祥地でもある貞洞の当時の写真を展示するものです。展示される写真は、貞洞一帯に立ち並んでいたロシア、アメリカ、イギリスなどの西洋建築様式の外国公使館、貞洞教会、梨花学党、慶運宮(キョンウングン、徳寿宮の昔の名前)などが写されたものです。

         600年の歴史のある都ソウルの魅力や、昔の宮廷の風情とロマンに溢れた愛の貞洞通りが一望できる、ソウル特別市ならではの魅力、これからは市民のみなさんと一緒に満喫したいと思います。