希望日記

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  • ソウル・花のまちづくり
    [朴元淳の希望日記121]

    SMG 597
  •      このたびソウル市は、コンクリートに宣戦布告しました。今春から、索漠とした都会のコンクリートを草花や木で美しく飾るという、市民主導の新しいグリーン文化運動「ソウル・花のまちづくり」キャンペーンを、一年を通して大々的に行っていきます。

         「ソウル・花のまちづくり」のキャンペーン期間中にはさまざまなプログラムが行われます。

         植木日は一日で終わってしまいますが、木を植えるのに適している3月20日から4月20日までの間を「植木月」に指定します。この1か月の間に、ソウルのあちこちで多彩なイベントを行います。そこでは、負担のかからない花壇を作ったり、植木鉢に花を植えて飾ったり、ベランダに植木鉢を置いたりすることによる市民参加を促します。

         三清洞(サムチョンドン)通りや大学路(テハンノ)などのように人気のある通りや観光スポットなどの10か所に「花がある商店街」を造成する予定です。商店街の人々の協力のもとに「私たちの商店街は、私たちの手で」という緑化運動を推進し、店の前に植木鉢を並べたり、街路樹の周りに花を植えたり、道路沿いに花壇を作たりといったことを実践しています。北村(プクチョン)韓屋村では、韓国花卉協会と協同で「韓国の花を育てる」運動を推進して地域の商圏の活性化に役立たせる予定です。また、通学路沿いにも花を植え、学校の塀の代わりに花壇を作り、屋上に花を植えたり畑を作ったりもします。

         そして試験的事業地では、企画から実行まで専門家によるメンター制度を導入し、オーダーメイド型の「緑のまちづくり」運動を始めます。環境造景発展財団とともに「ローズアーチづくり」を推進し、同時にごみの不法投棄場所になっている地域内の小さな空き地を緑化する事業も進めます。

         「街路樹を養子にしよう(adopt a tree)」というプログラムも推進していきます。これは、道路沿いにグリーンベルトを造成し、その後、市民に無料で木を配布して管理を任せるものです。

         花のまちをつくっていくための啓蒙活動も行っていきます。スマートフォンやウェブ上のゲームで「木育て」ゲームを提供します。これは仮想の木を育てるゲームです。企業のロゴの着いている肥料やウォーターポンプアイテムを使うとその度に広告費がプラスされ、貯まった広告費で実物の木を植えるという方法です。スマートフォンで「TREE PRANET(ツリープラネット)」を検索すればダウンロードできます。

         今後、都会の索莫を象徴する灰色のコンクリート製の橋脚や歩道橋、そしてトンネルの出入り口を美しい花で飾っていきます。京義(キョンイ)・京春(キョンチュン)線の鉄道廃線跡や、地上に露出している地下鉄区間、漢江沿い、安養川など市民の視界に入りやすい場所、市民によく利用される場所にも花を飾る予定です。

         自発的に緑化運動に参加する優良な地域及び優良な団体に対しては賞も授与します。

         イギリスでは「花咲く美しいイギリス」(Britain in Bloom)キャンペーンが毎年行われます。その期間中は、イギリスの各地から2100ものコミュニティが参加して、イギリスを美しい花で飾ります。ソウルでも同じようなことができるでしょう。色とりどりの花が咲き、青々と木々が立ち並ぶ、ソウルをそんな美しい都市にしませんか。